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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[835]森崎名無しさん:2016/02/09(火) 22:45:13 ID:??? 剣の意志に導かれた先が枠外とはなあ
[836]森崎名無しさん:2016/02/09(火) 23:16:16 ID:??? サルサノ「守護神より放たれし聖なる楯よ、今こそ魔の光を反らせ! シンクロ召喚! 禁忌ゲシュマイディッヒ・パンツァー!!」 トニーニョ「サルサノの超常現象だな。ヤツに必殺シュートを打つと、何故か高確率で枠外になる」 ネイ「あいつは、素の実力はレナート以下なんだけど、ゲシュマイディッヒがあるからな〜」 妖夢「うそでしょ…」 勝手に枠外シーンを作ってみた。サルサノの口上は、遊戯王とガンダムSEEDから。
[837]森崎名無しさん:2016/02/10(水) 00:24:10 ID:??? トリシューラはやめるのですボクたち!
[838]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:42:26 ID:??? こんばんは、今日はほんの少しになりますが更新します。 >>834 乙ありがとうございます。 この結果は妖夢でなくても泣きそうですねw >>835 今後の展開を示唆しているのかもしれませんね。 >>836 サルサノ君は本編ではリオカップ前に戦力外通告を食らっていたので、 このスレでは活躍して欲しいと思っていましたが、こうした形で活躍するとは意外でしたねw >>837 元ネタ分からず調べましたが、これ使えるならサルサノ君メオンよりは使えそうですね…
[839]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:43:41 ID:??? ★妖夢→待宵反射衛星斬 64 ( クラブJ )( 6 + 1 )=71★ ★サルサノ→パンチング 55 ( クラブ3 )( 4 + 6 )=65★ ≧2→妖夢の『待宵反射衛星斬』がパルメイラスゴールを切り刻む! ※カードの合計が14で、かつマークが同じの為、枠外となります。 ……私は間違い無く、自らの意思に、本能に、欲求に任せるまま、ボールを撃ち抜いた。 撃ち抜いた、筈だった。 バギュルルルルルルルルルルルルルルルッ! サルサノ「――くっ、取れん……!」 ボールは文句なしの勢いと速度でGKのサルサノを抜き去った。 少なくとも、蹴り損じでは無い。しかし、私はここで強い違和感を覚えていた。 妖夢「(……勢いが衰えない。いや。――衰え、無さ過ぎる……!)」 ボールの弾道が伸びやか過ぎる。 私のシュートは明確な意思を持って、ゴールネットに収まるのを拒んでいる。 ……まるで、ボール自体が生きているかのように。 ――ゴオオオッ! 妖夢「……何故だ」 ―――オオオオオオオオッ……。……ピッ、ピィィィィィィィィッ! これがもし、真に我が剣の意志だと言うならば、一体この結果は、何を意味しているのだろうか。 それとも単に、剣の意志を読み切れない、私の未熟さ故の結果なのだろうか。 理由はともあれ、このシュートはゴールバーをも伸びやかに突き抜けて、徒花となって天を舞った。 慌てて鳴り響いた審判のホイッスルが、唖然とするスタジアム中に鳴り響いた。
[840]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:46:05 ID:??? 実況「あ……ああ〜〜っ!? なんという事でしょうか!? 妖夢選手のシュートは、なんと、なんと……枠外! ゴールバーを大きく外れて天高く飛び去っていきました! 前半終了間際で、パルメイラスのゴールキックです!!」 観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア……!?」「な、なんだ……!?」「ここで宇宙開発かよ。ふざけんなー!」 「ヨームが失敗したのか!?」「マジかよ。絶不調だな!」「妖夢って案外た……いやよそう。俺の勝手な(ry」 ……実況の戸惑いや観客の野次は気にならない。 ただ私は、何故自分のシュートが決まらなかったのか。それが不思議でならなかった。 妖夢「(……おかしい。私は強くなった。試合開始当初にあった緩みも、何度も自分を律して封じ込めた。 なのに。なぜ……どうして……!?)」 ストラット「……戻るぞ、ヨーム。ホイッスルが鳴るまで得点を諦めるな」 タッ! 明らかに狼狽していたのだろう、ストラット君がはっきりと厳しい声で私を叱咤する。 しかし、彼はそう言ったものの……残すはロスタイムのみとなった前半に、 ついぞ先程以上の得点機は訪れなかった。 トニーニョ「……まさしくこれは青天の霹靂だ。今の内に攻めるぞ、ネイ!」 ネイ「おうさ、トニーニョ!」 バシッ、バシッ、バシッ! 翼「へぇー。やるね、君たち。ちょっとだけ面白いよ?」ニコッ 新田「つ、翼さん。ニコッってやってる内にネイ達、通り抜けてますけど……」
[841]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:48:01 ID:??? ロスタイムの大半、私のお蔭でボールを得たパルメイラスは、 ネイとトニーニョの二枚看板をフルに活用してボールを中々手放さず。 ドトール「――これ以上、『ドライブシュート』は撃たせん!」 ズザアアアアアアアアアッ、バチイイッ! トニーニョ「くっ……! まあ良い。……サトルステギッ!」 ドトールが辛うじてボールを奪えたのも束の間、 FWのサトルステギがボールをフォローして攻勢は途切れず……。 サトルステギ「オルヘス、景気づけだ! いっちょ高いの頼むぜ!」 オルヘス「……ああ。分かった!」 バシイッ! サトルステギ「ようし。やっと一発目か。そーれ、『ダイナマイトヘッド』ォ!」 バッ、グワァァァァァァッ……! アマラウ「って、させるか! ――『コンドルクリア』ーーーーっ!」 グルンッ、グワッシャアアアアアアンッ! ――アマラウ君が最後に根性のコンドルクリアでサトルステギを止めた時点でもう手遅れ。 クリアされたボールが敵陣に着くや否や、審判は口に付けたホイッスルを大きく鳴らし――。 ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!
[842]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:55:06 ID:??? 実況「お〜〜っとここでホイッスルだ! 前半が終了して1−0! パルメイラス、試合開始当初は総崩れすら危惧されており、 確かに試合開始直後はサトルステギ選手の独断専行もありましたが。 しかし、彼らもまた誇り高きプロの卵! 懸命にボールを繋ぎ、点差を抑えました! サンパウロもまだまだ余力を残しているとはいえ、パルメイラスにも期待できそうです!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」 妖夢「(……惨めだ)」 スタジアムの多くは、このやや予想外のスコアに驚きながらも歓迎の意を表していたが。 ――少なくとも私にとっては、当初の想定よりも大きく不本意な結果で、 ひとまず試合の前半戦を終える事となった。 サンパウロ 1 − 0 パルメイラス 前半終了!
[843]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 00:59:44 ID:??? 〜サンパウロ・ロッカールーム〜 ロベルト「……俺からは、特に何も言う事は無い。いや、言う必要は無いと考えている。 後半は、各自自身が持つ課題が何で、解決するにはどうすべきかを考えて行動しろ」 ……ハーフタイムが始まり、ロッカールームで待っていたのは監督の冷やかな一声だった。 サングラス越しに隠れた視線からは表情が読み取れないが、 これだけの実力差がありながらも、1点のリードしか奪えていない現状に怒っている事は明らかだと私は思った。 翼「――さて。ロベルトはそう言っているけれど。俺達は少しだけミーティングをしようか。 前半のどこが良くて、どこが問題だったかを各自で考えて、少し意見交換してみよう」 黙して何も語らぬロベルト監督を引き継いで、翼君がハーフタイムミーティングの指揮を執った。 サッカーにおいては時折狂気を見せる彼だが、少なくともおおよその日常生活においては、 彼は石崎君が褒め称え、新田君が頷くような模範的な好青年である事は間違いない。 今この場においても、口調や雰囲気は落ち着いているように見えた。 妖夢「………………」 ――そして、この場で最も落ち着かないのは恐らく私だった。 私の脳裏にはまだ前半最後のシュートミスが色濃く残っていた。 弱さを自覚し、努力してそれを封じ込めてもなお、こうして吹き出る私の迷い。愚かさ。未熟さとも言うべきか。 ……それらが最後のシュートを枠外へと追いやったと思うと、私は自分自身が情けなくなる。 妖夢「(――駄目だ。私は、強くなければならないのに……)」
[844]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/10(水) 01:06:17 ID:5CRQTP4U ――弱い。 如何に封じ込めようともどこかから現れて、自分の心を支配しようとするこの二文字。 それから逃れようと、私は試合前のように思考を研ぎ澄ませようとするが……。 ぐちゃぐちゃに凝り固まった頭の中は、どう頑張ってもクリアになりはしなかった。 翼「……じゃあ、まずは皆の意見を聞こうかな。皆は、この前半戦で何か気付いた事はあるかい?」 そして……翼君が優等生的な声で全員に対してこう呼びかけた時。 弱さに抗い続けていた私は――つい衝動的に、こんな行動を取っていた。 A:「……まずは、私の失態について謝罪させて欲しい」大きく頭を下げた。 B:「……それよりも、後半戦にどう攻めるべきかを議論しよう」前では無く先を見据える事にした。 C:「……どうして、どうしてこうなった……」自身への怒りと動揺に震えていた。 D:「………………」言葉が出ないが、目頭が熱くなって来た。 E:「サルサノ君。彼は常人には判断できない力を持っている。要注意だ」サルサノが凄かった事にする。 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24