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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[914]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 02:35:43 ID:??? ……と、言った所で今日の更新はここまでにします。 明日は試合後のイベントを挟みつつ、妖夢の章完までやれればと思っています。 皆さま、本日もお疲れ様でした。
[915]森崎名無しさん:2016/02/14(日) 03:34:40 ID:??? シュート自体は他に決まってるからまだなんとかなるさ。 ただ、運が...
[916]森崎名無しさん:2016/02/14(日) 05:50:27 ID:??? 奇跡は二度も三度も起きない。 サルサノ……。大真面目に、ゲシュマイデッヒ・パンツァーをシンクロ召喚出来るんじゃ……。
[917]森崎名無しさん:2016/02/14(日) 07:47:17 ID:??? グロロー これはもう切腹しかあるまい〜〜!
[918]森崎名無しさん:2016/02/14(日) 20:58:45 ID:??? 今からでも遅くない、聖徳王と娘々は半人前を斬り捨てて サルサノをスカウトすべきだ。それでいろいろと(オカルトやファンタジック的な意味で) 鍛え上げれば、サビチェビッチとまではいかなくてもシューマッハぐらいは いけるはず。 余談だけどシューマッハ程度の腕で、コインブラやカルロスたちを零封(キャプつば4) できるとはどうしても思えない。この試合を見ていてシューマッハも ゲシュマイデッヒ・パンツァーをシンクロ召喚出来るんじゃないかと思ってしまう。
[919]森崎名無しさん:2016/02/14(日) 21:25:16 ID:??? マジでゲシュマイディッヒ・パンツァーをシンクロ召喚したんじゃね?
[920]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 21:48:35 ID:??? こんばんは、ゆっくり&文章中心となりますが更新再開します。 >>910 集いし力が拳に宿り鋼を砕く(拳で防ぐとは言ってない) >>912 キーガンさんに続いてサルサノさんが誕生し、ブラジル代表GK入りする可能性が微レ存ですねw >>913 この試合に限っては決定率0%ですね… >>915 結果だけ見れば2ゴールで上々ですが、妖夢自身が納得できるかは別な話ですね。 >>916 ポスト2回として考えても1/166ですから、奇跡に近いレベルだと思います。 >>917 こうなるとあまりのショックでマジでやりかねないですね…
[921]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 21:54:26 ID:??? >>918-919 まさかサルサノさんがここまで評価される流れになるとはw コインブラやカルロス零封って森崎で漸く出来るかできないかのレベルですよね。 まあ4のコインブラ君カルロス君は2や本スレ程の強選手じゃ無いですが… ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★妖夢→待宵反射衛星斬 64 ( スペードA )( 4 + 3 )=71★ ★トニーニョ→低いクリア 55 ( ハート2 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=63 キーガン→ブロック 52 ( ダイヤ9 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=59★ ★サルサノ→パンチング 55 ( クラブK )( 6 + 1 )=62★ ≧2→妖夢の待宵反射衛星斬がパルメイラスゴールを切り裂く! ※シューターのカードとキーパーの数値の和が14となったため、ポストとなります。 ゴオオオオオオオッ! トニーニョ「――相変わらず、凄いスピードだ……!」 キーガン「すまん、取れん……!」 サルサノ「も、もう万事休すだ……!」 パルメイラスで守備に出たメンバーは、総じて私が繰り出したシュートに絶望していた。 空中に飛び出して右脚を真剣の如く振り抜いて、速度のみに特化した私の奥の手、 『待宵反射衛星斬』は先程の失敗を黒く塗りつぶすように、絶対の速度と精度をもってゴールを抉ろうとしていた。 ……しかし。
[922]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 21:55:59 ID:??? ガイイイ………ン! 妖夢「……!?」 あり得ない音が起きた。完璧な私が決して上げる事の無い金属的で無機質な音。 そしてそれは私にとって、恐怖と絶望の象徴とも言える音だった。 実況「えっと……こ。これは、ゴールポストだ! 妖夢選手、必殺のシュートを放ったは良いが、 なんと……なんと! ボールを思い切りポストに当ててしまった〜〜!」 ストラット「!? ……全く、しっかりしてくれよ!」 グワァァァッ、バシュウウウウウウウウウッ! サルサノ「……ぐっ!(駄目だ。ヨウムのシュートでバランスを崩してしまった以上、俺では……!)」 ズバァァァァァァァァァッ、ピピィイイイイイイイイイッ! 実況「……幸いにも零れ球自体は味方のストラット選手がボレーシュートでねじ込みを図り、 サンパウロFCは駄目押しの7点目を挙げる事は出来ましたが……。 ――しかし。しかし! 妖夢選手、どうしても今日はパッとしません!」
[923]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 21:57:16 ID:??? 妖夢「……う、う。ああ……?!(ど――どうして。どうして! どうして、こうも決まらないの!? 私は何も間違っていない。辛い特訓もこなして強くなったのに。 なのにどうして、私はまだ過去のような失敗を繰り返すの……!?)」 着地した私は、素に帰って泣き叫ぶのを辛うじて堪えるので精いっぱいだった。 バビントン君の優しい言葉を省みず、完璧を誓った結果がこうだとしたら、 私はなんて滑稽な道化なのだろうか。考えると泣くのを通り越して笑いすらこみ上げて来る。 ストラット「――結果的には俺達のゴールは変わり無い。 それに、一流のFWがポストに悩まされるのは決して恥ずかしい事じゃない。 シュート機会が多くなる以上、畢竟、ポストやミスキックの回数は増える」 ゴールを挙げたストラット君は、ハットトリックを喜ぶよりも先に私の隣で小さくそう呟いた。 ……明らかに動揺していた私を叱咤しても逆効果だと捉えたのだろうか。 彼が叱咤では無く、冷静に語り掛けるのは珍しかった。 妖夢「私は、また迷惑を掛けてしまった……」 無意識に私はこう呟いていた。 ここで罪悪感を述べようが、チームメイトに謝罪しようが、今後の奮起を誓おうが意味など無く、 プロサッカーの世界においては、失態の穴埋めは次の結果で行う物だと知っていながら、 私は自分自身を慰める為の言葉を並べずにはいられなかった。 翼「……………」 そんな様子を、翼君が笑顔のまま黙って見つめていた。 彼は再び私に失望しただろうか。それとも、単に次の作戦を考えているだけだろうか。 どちらにしても、彼の不安定な笑顔は私をこの上無く不安にさせていた。 新田「……あ、姉御! ポストなら俺も良く経験ありますって! こないだの紅白戦の時だって……」 妖夢「(――新田君。私を励まそうとしている……)」
[924]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/14(日) 22:00:49 ID:??? それに追い打ちを掛けたのは、皮肉にも新田君の気遣いだった。 彼はおどけたような笑顔で私の肩をポンと叩き、心の底から心配したような声を掛けてくれる。 ……私の所属するサンパウロFCは、概ね理想的なチームだった。 プロサッカー選手としての厳格さを持ちつつも、 不毛な馴れ合いに堕さない程度のフレンドリーシップを持つ選手が多く、 ――そのお蔭で、現に私は今、皆に助けられている。 妖夢「(――同じだ。あの時と……あの、皆に迷惑を掛けて、惨めで暗くてどうしようも無い、 幻想郷での、あの大会の時と、同じだ……!!)」 そして、そんなチーム環境は……私の心の奥底に封じ込めたトラウマを想起させるに充分だった。 ストラット君の穏やかさが、翼君の掴みどころの無い笑顔が、新田君の優しさが、申し訳なかった。 妖夢「(どこに行っても、何をやっても同じ。私は、弱いせいで、他人に迷惑を掛けてしまう……!」 藍「――妖夢。確率学的にもポストの確率は7%もあるんだ。そう決して珍しい数値じゃない」 幽々子「あらあら。妖夢ったら、相変わらずダメダメね〜。でも、ま。そんな所も可愛いんだけど」 橙「えっと……。よ、妖夢さんだったら何とかなりますよ! 頑張って下さい!」 妖夢「(違う。……違う、違う、違う! 私はあの時の私とは違う! 違うはず、なのに……!)」
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0ch BBS 2007-01-24