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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[968]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/17(水) 23:53:01 ID:KPOJ4iDY C:フェアプレイ精神フラグを開発する。(17/20) 鈴仙「今日は座禅でもしようかしら。そうしたら、きっと仕事とかで痛んだ心が癒されるかもしれないし……」 鈴仙はダンボールハウスの中で座禅を組んで心を無にし。 綺麗な気持ちでサッカーや日々の生活を行えるようにするべく、瞑想に励んだ。 先着1名様で、 ★鈴仙のフェアプレイ精神練習(?)→!dice★ と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在17ポイント)
[969]森崎名無しさん:2016/02/17(水) 23:58:17 ID:??? ★鈴仙のフェアプレイ精神練習(?)→ 2 ★
[970]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 00:34:27 ID:RKSUVCP+ ★鈴仙のフェアプレイ精神練習(?)→ 2 ★ →2ポイント増加!(現在17→19/20ポイント) 鈴仙「(……む。むむ。これは何やら、シバ神の宮殿とかが見えて来たわね。 あとちょっとでサハスラーラ・ヨーガ位なら開きそうな……)」 夜通し必死に瞑想を続けた鈴仙は、人や妖怪をも超越した神の力に目覚めそうになるが……。 ピューッ……。 鈴仙「へっくしょん! ……うう。今の時期ならブラジルは初夏って聞いてたのに。 夜はまだまだ寒いじゃないのよぉ……」 ――コリンチャンス選手寄宿舎もとい集合ダンボールハウスの隙間から吹き付ける風のせいで、 鈴仙は後一歩でその機会を逃したりしていた。 鈴仙「(――でも。大分心が落ち着いて来た気はする。 これなら、サッカーの試合みたいに切羽詰まった場でも、心を落ち着けさせる事が出来そう。 ……後は、その精神を実践に行かせるか、かしら)」 とは言え。その副産物として、静謐かつ無欲な精神を抱く為の基礎を得た事は大きかった。 かつて友人である寅丸星から学んだフェアプレイの精神という物を、鈴仙は理屈ではなく心から理解しつつあった。 *鈴仙のフェアプレイ精神フラグの経験値が2ポイント上昇しました。(現在17→19/20ポイント)
[971]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 00:36:13 ID:RKSUVCP+ 〜11月1週・イベントフェイズ〜 −鈴仙の一日・絶望編− チュン、チュンチュン…… コーチ「おーい、起きろォ。でないと襲われるぞォ……グヒヒ」 鈴仙「むにゃむにゃ……後5分……。――って、襲わないでくださいっ!?」 コーチ「ワシは紳士じゃから襲わんよ。じゃが、回りのならず者はどうかな。……グヒヒ」 鈴仙「……ご忠告、感謝します」 鈴仙がブラジル・サンパウロのスラム街に来てから、本日で3日目の朝を迎えた。 魅魔に連れられやって来た、夢のようで悪夢のような一日目のショックは和らいでいたが、 だからと言って鈴仙が住まう寄宿舎という名のダンボール小屋の生活は、どこまでも絶望的だった。 コーチ「なーに言うとる。クラブハウスから徒歩0秒の寄宿舎とか。 ますますサッカーに専念するに相応しい環境じゃろい」 と言うのはやたらと鈴仙に親しげなあのコーチ兼監督を自称する謎の老人だが、 バーの入口脇に鎮座する、犬小屋以下のダンボールハウスを寄宿舎と言い張るのは勿論、 碌にサッカーの出来ない環境でこんな事をのたまうのだから、ますます意味不明だった。 そして、そんな鈴仙の視線を気にせず、彼はコーチらしく鈴仙に今日一日の指示を出した。 コーチ「さて。今日のスケジュールを説明するゾイ。 今日は……えっと。朝から社会奉仕活動。昼に個別強化練習。 そして夜は地域住民との触れ合いセレモニーへの参加じゃの。 くーっ。流石過去の名門チーム! サッカーに地域活動に大忙しじゃのう!……グヒヒヒ」
[972]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 00:37:32 ID:RKSUVCP+ 鈴仙「……要するに。朝は短期のアルバイト、昼は自主練タイム、夜はバーで接客業って事ですよね。 昨日と全く同じじゃないですか」 はぁ、と溜息をもらす鈴仙だったが、同じ事を昨日やっていただけあって、少しは耐性がついていた。 というか、この位予測はついていた。もう多少の事があっても驚かない心算でいた。 そして、そんな鈴仙の態度なぞお構いなしに、コーチはボサボサの白髪をボリボリ掻きながら、 コーチ「グヒヒ……違う、違うぞォ。今日は奉仕活動の内容が違うゾォ。 あ、ちなみにワシもこんなその日暮らしじゃが、パンツだけは毎日使い捨てとるゾイ。 セレブにとって、パンツは消耗品じゃからな。……グヒヒ」 ――と、九分九厘は無駄な情報をフケと一緒に撒き散らしてくる。 鈴仙はもはや辟易とした様子だったが、奉仕活動の内容が違うというのは微妙に気になった。 鈴仙「パンツは心底どうでも良いですけれど。今日はどんなバイトなんですか?」 コーチ「おっ。気になるかァ。……ええぞ。教えてる。今日のお前のバイ……じゃなかった。 地域奉仕活動の内容は……」 鈴仙「(自分でバイトって認めてるじゃないのよ……)」
[973]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 00:39:26 ID:RKSUVCP+ 果たして。コーチが答えたバイト……では無く地域奉仕活動の内容は。 A:新聞配達(最大ガッツが上がる……かもしれない。※現在既に高いので、殆ど上がりません) B:土木工事(ドリブル、タックルが上がる……かもしれない) C:訪問販売員(パス、パスカットが上がる……かもしれない) D:ガードマン(ブロック、競り合いが上がる……かもしれない) E:新薬の治験(判定で色んな事が起きます) F:その他 自由選択枠 やりたい仕事があれば出来る範囲で聞き入れてくれる…かもしれません。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[974]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 00:42:05 ID:RKSUVCP+ ――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 イベントフェイズは、大体こんな感じで1回につき選択・判定各1回程度で、 1〜2日で終わるよう、ややアッサリ目に進めて行こうと考えています。 もう少し更新出来そうなので、スレタイを引き続き募集します。 【】鈴仙奮闘記35【】 の形で考えて下さると幸いです。 次スレでは鈴仙の章その1をやりつつ、もしスレが余れば人気投票の結果発表をやりたいと思っています。
[975]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 01:15:29 ID:Tck0Cn8o E
[976]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 01:20:18 ID:YSrOtBBU E
[977]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 23:03:24 ID:RKSUVCP+ E:新薬の治験(判定で色んな事が起きます) ***** 〜サンパウロ市内・生命科学研究所〜 職員「なんだ、遅かったじゃないか。さぁ治験を始めよう」 鈴仙「あ、はい……」 ――今日を生きる為のアルバイトの会場として、 鈴仙が連れられた場所は、サンパウロ市内にある清潔な研究施設だった。 『生命科学研究所』と看板のあったその建物の内部は美しい光が差し込み、 屋内にも関わらず青々とした木々が生い茂り、 鈴仙がこれまで月でも幻想郷でも見た事の無いような生物が蠢いている。 ……そこではあらゆる生命が、極彩色の絵具の如く、不自然に輝いていた。 鈴仙「(治験なら師匠ので慣れてるし、給料も多そうだからラッキーって考えていたけど。 よくよく見ると、異様な雰囲気の所ねぇ……ここ)」 冒頭で無機質な声で受付を行った職員を始め、 ここに居る者全てが全体的に人間では無い、妖怪的なオーラを纏っているような気がする。 耳を澄ませると、「何故こんな事に……」「そんな目で見ないでくれ!」「家に帰りたい……」などと、 狂気的な悲鳴やうめき声が聞こえて来そうだったので、鈴仙は意識して気にしないようにした。 職員「科学は決して悪魔の学問ではない」 最初に鈴仙を受付した職員は、鈴仙を施設奥にあるこじんまりとした個室へと案内すると、 そう言いながら鈴仙にフラスコに溜まった液体を差し出した。 人の肉をすり潰して発酵させたような、どす黒く澱んだ赤色の薬品を見て、 鈴仙ははぁ……と、溜息を吐く。正直に言って、積極的に飲みたい代物では無い。
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0ch BBS 2007-01-24