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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[978]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 23:04:53 ID:RKSUVCP+ 職員「どうした。早く飲め。私はただ、真実が知りたかったのだ」 鈴仙「(どうして過去形なのよ……)」 しかし、鈴仙が躊躇していると職員は身体をわさわさと震わせて明らかに不快感を示すため、 どうしても飲まない訳には行かなかった。 鈴仙「(……しょ、所詮は遅れた地上の人間が作った薬品よ。 月の叡智たる永琳様の薬をよく治験している私にかかれば、この位余裕だっての!) え、えーーい!」 ゴク、ゴクゴク…… 鈴仙「ま、まずいっ!?」 ――(元)月の民としての誇りに掛けて、鈴仙はこの薬を一気に飲み干した。 すると、鈴仙の身体にはある変化が訪れて……?
[979]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 23:06:00 ID:RKSUVCP+ 先着1名様で、 ★新薬の効果→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→鈴仙「私は……超レイセンだ!」とてつも無い効き目でスキル習得! ダイヤ→凄い効き目だ! 必殺フラグを一つ所得。(どの分野のフラグかは更に判定) ハート→元気が出てきた! 次の練習時で判定値に更に+3。※フラグ開発時は影響なし スペード→全体的に固くなった! ブロック+1。 クラブ→何故か爆発した! 最大ガッツ−20。 クラブA→鈴仙「赤い血の流れる身体が欲しいよう」鈴仙、肉体が崩壊する。能力値がランダムで−1。
[980]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 23:06:33 ID:??? ★新薬の効果→ ダイヤQ ★
[981]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 23:18:03 ID:??? 気になって元ネタ調べたが悲惨だな、じきにソイレントシステムかジェノサイドームあたりも出てきそうだ 果たして鈴仙は生き残れるのか!?
[982]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 23:19:47 ID:RKSUVCP+ ★新薬の効果→ ダイヤQ ★ ダイヤ→凄い効き目だ! 必殺フラグを一つ所得。(どの分野のフラグかは更に判定) 鈴仙「(あ……あれ!? 何だかスゴい頭がスッキリして来た!?)」 薬を飲んで数分後、鈴仙の頭は雲が開けた如く明晰になった。 これまでの不安がスッと解け去り、集中力が増し、 今の自分なら色々と思いつく事が出来るような気がする。 職員「自然を理解し、その謎を解き明かすのが我らの役目だ……」 そんな不吉な事を言いながら、職員は鈴仙に起きた変化を観察している。 暫くは簡単な問診や検査が続いたため、この時鈴仙はやや暇だった。 鈴仙「(そうだ。折角頭が冴えてるんだから、今の内に色々と新技の構想とか考えておこっと)」 そして自分自身も、この異様な場に慣れて来た事もあり、 鈴仙の明晰な思考はサッカーの方向へと次第に向き始めた。 そんな中、鈴仙が考えていた内容は――。
[983]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/18(木) 23:21:13 ID:RKSUVCP+ 先着1名様で、 ★新薬の効果2→!dice★ と書き込んでください。数値によって習得できるフラグが分岐します。 6=シュートフラグ 5=ドリブルフラグ 4=パスフラグ 3=タックルフラグ 2=パスカットフラグ 1=競り合い(クリア)フラグ
[984]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 23:22:36 ID:??? ★新薬の効果2→ 2 ★
[985]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 23:22:43 ID:??? ★新薬の効果2→ 1 ★
[986]森崎名無しさん:2016/02/18(木) 23:48:03 ID:??? ハリネズミみたいなのが仲間になりそうだ・・・ アルカイザー的な何かがひらめき道場として使ってそう
[987]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:27:19 ID:LsKf1KU2 ★新薬の効果2→ 2 ★ 2=パスカットフラグ 鈴仙「(そうね。今なら必殺パスカット、『アキュラースペクトル』の精度をもっと上げられるような気がする……!)」 *鈴仙がパスカットフラグを習得しました。(経験値:10/20ポイント) ***** 職員「……治験は終了だ。給料はSCコリンチャンス宛てに振り込んである」 鈴仙「あ、ありがとうございました……」 鈴仙がパスカット技について構想を練り始めてから数十分後。 機械のように職員は短くそう告げて、鈴仙のアルバイトは終了した。 そのまま職員は鈴仙を入口前まで丁寧に案内してくれたので、 道すがらに鈴仙は思い切って、こんな事を尋ねてみた。 鈴仙「あの。……私が飲んだ薬って――何だったんですか?」 職員「…………」 すると、職員はピタリと足を止め、恐ろしい顔で鈴仙をみやる。 もしかして、聞いてはいけない事を聞いてしまった気がして、 鈴仙は不安に駆られてしまうが……職員は、あっさりとこう答えた。 職員「……テアニンだ」 鈴仙「え、……テアニン? それって、お茶とかに含まれてるアミノ酸の……?」 職員「そうだ」
[988]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:28:25 ID:LsKf1KU2 すんなり薬の中身を教えてくれたのも意外だったが、その成分についてはもっと意外だった。 施設の名前とか、周囲の雰囲気とか、職員の台詞回し等から、 すっかりここが悪魔の施設だと考えてた鈴仙は、 人間の臓物やら麻薬成分やらが入っているとか言われても驚く気は無かったが、 その平和的な内容に逆に驚いてしまう。……いや、別に喜ぶべき事なのだが。 職員「この研究所では、自然由来の成分の、人体における効果について研究している。 そして近年、茶葉にのみ多く含まれるテアニンが、リラックス効果や集中効果を高めるという報告が出ている。 だから、その濃縮サプリメントを治験する必要があった」 鈴仙「……はぁ。ですけど、テアニンにしては穏やかじゃない色と味してませんでした? どっちかって言うと、ヒトのプラセンタ的な何かみたいな」 職員「あれは飲みやすさを考慮して、研究所の方で着色・風味加工をしたのだが。 ……口に合わなかったならば、謝罪する」 鈴仙「べ、別にそんなお辞儀しなくて良いですけど……。じゃ、じゃあ。研究所で蠢いてた謎な生物は!? あんなん、私今まで見た事ないですよ!?」 職員「あれは我々とは別の部署が収集している、絶滅危惧種となった海洋生物のサンプルだ。 確かに、民間では見かけない種も居るが」 鈴仙「そ、そうっすか……(――考えてみれば、幻想郷に海って無いし。 月の静かの海にも、基本は穢れたる生命が住まう事は無かったし……私が知らないのも、当たり前かぁ)」 鈴仙は最終的に、ぶっきらぼうながらも意外と律儀な職員に出口まで見送られてバイトを終えた。 鈴仙「(う、ううーん。私は良い発想を得たし、研究所は別にマトモな所で良かったのに。 どうしてこうも腑に落ちないのかしら。何というか、『生命科学研究所』って言うからには、 モンスター化した職員とか、ヤバイ思考の所長とかが居て欲しかったような……)」 ――円満にバイトを終え、多額の収入を得た筈の鈴仙は……しかし何故か、最後まで首をかしげていた。
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0ch BBS 2007-01-24