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【契約書に名前】鈴仙奮闘記34【書いてみて】
[990]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:33:49 ID:LsKf1KU2 客D「おーい、バニーの姉ちゃん。踊ってくれよ! サンバだ!」 鈴仙「はぁ? わ、私そんなんできませんってば!」 また、鈴仙にはこうした無茶ぶりに答える義務があった。 当然、最初はこうやって断ってはいたが、自分は到底最後まで断り切れないと、 鈴仙はこれまでの経験則から察知していた。 客「「「「おーどーれ! おーどーれ!」」」」 鈴仙「こ、コーチぃ……。無理ですよ。私、踊れません」 そして、こうした場において自堕落なコーチに頼る事は無意味という事も、 鈴仙はブラジル来訪3日目にして既に学習していた。 実際、白髪で髭もじゃの中年は何もせず、むしろ鈴仙の尻を触りながら一緒にコールしている。 鈴仙「はぁ、分かったわよ。やりますよ、やりまーす!」 ……こうして、半ばヤケクソにサンバをこなそうとする鈴仙だったが、 正直未だにサンバが何かよくわかっていない。 そんな逆境の中、無謀にも行われた無茶ぶりの結果は……?
[991]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:35:18 ID:LsKf1KU2 先着1名様で、 ★鈴仙のダンス→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→鈴仙にはダンスの才能があった! スキルステップ(仮)のフラグを入手! ダイヤ・ハート・スペード→まあまあお茶を濁して終わる。 クラブ2〜6→鈴仙、コケて失笑を買う。(数値的な変動は無し) クラブA→露鈴兎(全裸)「ヒャッホーー! 全裸でサンバじゃーー!!」※BADENDです
[992]森崎名無しさん:2016/02/19(金) 00:36:06 ID:??? ★鈴仙のダンス→ クラブ7 ★
[993]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:37:37 ID:LsKf1KU2 ★鈴仙のダンス→ クラブ7 ★ ダイヤ・ハート・スペード→まあまあお茶を濁して終わる。 客B「何か微妙だったなー」 客A「ま、悪くは無いけどな。次までに鍛えとけよ!」 鈴仙「は、はいっ! ありがとうございます!(――ううっ。労働って大変だなぁ……)」 ――と、希望に応じて努力しても、決して認めてくれるとは限らないのが客である。 その事自体は薬売りの仕事で何度も実感している筈だったが。 やはり、こうした忙しい状況だと、鈴仙の心も繊細になり過ぎるのも無理は無かった。 ****** 鈴仙「――ありがとうございましたー!」 客L「……ありがと」 そして、鈴仙の務めが終わったのは、深夜12時を大きく回ってからだった。 最後の客を店前まで送り出し、鈴仙は後ろで何かの雑誌を読みつつ 鼻くそをほじっているコーチに向かって、業務の終了を宣言した。 コーチ「ほーい、お疲れさんじゃゾイ」 鈴仙「コーチも手伝って下さいよ……」 鈴仙の泣き言を無視して老人は鈴仙の耳をいじって遊んでいる。 こうした態度にも、もはや鈴仙には怒る気力すらせず、 がっくりと肩を落としながら悲嘆に暮れるしかなかった。
[994]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:38:43 ID:LsKf1KU2 鈴仙「私。なんでこんな事しなくちゃいけないんだろう……。こんなの、無意味だって。 早くサッカーの練習をしないと、私、中山さん達に――」 ――しかし、その中には単なる悲嘆に終わるべきでない箇所もあった。 鈴仙がそう弱音を吐いた時、コーチの眼が明らかに変わっていた。 コーチ「――全ての物には意味がある。いや、正確には。 全ての物に意味を見出せん奴は、何時まで経っても凡夫のままだよ」 鈴仙「……何ですって」 凡夫と切り捨てられた事に少しだけ腹を立て、鈴仙が不機嫌そうに応えるも、 コーチは目を座らせたままで、こう言い放った。 コーチ「接客は、一度にフィールド全体を見渡す技術が無いと成立せん。 接客が出来ん奴は、ゲームメイクも三流じゃ。 皿洗いは、単純な作業を如何に合理化・理想化できるかについて問われる。 往時の名FWは皆こぞって、単純なシュート練習を理想的にこなしておる。 ダンスは言うまでも無い、ドリブルやパスカットのテクニックの基本じゃ。 ……そんな事を考えながら、お嬢ちゃんは仕事が出来てるかのう?」
[995]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:42:30 ID:??? 鈴仙「…………!」 それは、普段のエロスケベジジイとは打って変わった、冷静だが老獪な将軍の表情だった。 そして、彼の急激な変貌に驚くべき事も無く――。 コーチ「………ぐう」 鈴仙「……客と一緒に呑んだ酒に酔いつぶれて寝てるし」 ……謎の老人は、そのまま大いびきを掻いて寝てしまった。 そのあまりの自由さに、鈴仙はもう泣き言を言っていた自分が馬鹿らしくなって――。 鈴仙「……はぁ。また明日も頑張る……しかないか」 ――そのまま、白い絶望を抱いたまま、バニースーツのままでバーの脇にある ダンボールハウスで睡眠を取る事にした。 今日は最低でも、明日は何とかなるかもしれない。 そう無根拠に信じる事が、鈴仙の心の慰めになっていた。
[996]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/19(金) 00:46:01 ID:??? ……と、言ったところでこのスレでの更新はここまでにします。 本当は練習フェイズまで行きたかったのですが、 残りレスが厳しいので、明日に次スレを立ててからにします。 >>981 既に永遠亭で体験してる説があるので多分大丈夫です>ソイレント&ジェノサイドーム >>986 そういや仲間になってましたね…。私は初見で行ってボコボコにされた思い出が強いです。 次スレのスレタイについても、もし追加であれば書き込んで頂ければ幸いです。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[997]森崎名無しさん:2016/02/19(金) 03:46:51 ID:??? 乙です 研究所を練習場所にすればいろんな技がすぐに思いつきそう デュラハンが叫び声挙げまくってそうだけど
[998]森崎名無しさん:2016/02/19(金) 21:31:12 ID:??? 【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[999]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/21(日) 21:04:25 ID:??? 新スレを立てました。 これからも拙作を宜しくお願いいたします。 【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1455897713/ >>997 遅くなりましたが、乙ありがとうございます。 今の鈴仙だったら返り討ちに合いますね…
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0ch BBS 2007-01-24