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【秋空模様の】鈴仙奮闘記36【仏蘭西人形】
[137]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/17(日) 01:04:43 ID:h/arxO1s そして、反町が投票した先は――。 A:「じゃがバター屋さん」だ! B:「絵画展覧会」だ! C:「お化け屋敷」だ! D:「人形劇発表会」だ! E:その他 文化祭でやりたい事があれば自由に選んでください。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 ――――――――――――――― …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 明日には練習パートに入れると思います。
[138]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 01:11:16 ID:WoTun+Vw A 乙です
[139]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 01:12:46 ID:4yOuIf5w E 実は俺、一度ライブやってみたかったんだ 乙なのです
[140]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 05:24:44 ID:yJqRkC7A A
[141]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 07:27:28 ID:??? >139 公式でドラムやってたね反町
[142]森崎名無しさん:2016/04/17(日) 09:32:10 ID:??? E お化けの人形が料理を出してくれる店内に絵画が飾られたじゃがバター屋さんをやろう
[143]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/18(月) 00:28:26 ID:K+ij1i0A こんばんは、今日も少しですが更新再開します。 >>138 乙ありがとうございます。 >>139 乙ありあとうございます。そう言えばライブも楽しそうでしたね。 >>141 日向がギターやってる端っこに反町出てましたね… >>142 流石にそれは欲張り過ぎって怒られそうですねw
[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/18(月) 00:29:49 ID:K+ij1i0A A:「じゃがバター屋さん」だ! 反町「……じゃあ。『じゃがバター屋さん』で」 反町がそう宣言した途端、穣子の表情がぱあっと華やいだ。 穣子「うんうん。やっぱそうだよね! 時代は芋こそナンバーワン! 一樹君、やっぱり分かってるっ、大好きっ!!」 反町「ははは……(でも、じゃが芋って、そこまであんまり秋っぽくない気もするけど……。 芋だったら何でも良いのかな、穣子さんって……)」 反町は余計な事を言わないように、薄く微笑み返す。 この時内心では、穣子の屈託無い素朴な笑顔に心を奪われて、 ホームルームという場を忘れて、彼女を抱きしめてしまわないよう必死だった。 ピエール「……では、決まりだな。文化祭の出し物はじゃがバター屋さんだ」 パチパチパチパチ……。 反町のそんな内心の葛藤は上手く見過ごされて、ホームルームはつつが無く終了し、 生徒達はそれぞれが個人練習に向けて準備を始めていく。 穣子「――ありがとね。一樹君。私のために……」 反町「そ、そんな事無いですよ。俺だって、出店とかちょっといいなって思ってたし……」 穣子は普段の明るさを少しだけ潜めて、反町に感謝の意を告げていた。 穣子はどうも、反町は自分の為に本心を曲げて賛同してくれたのではないか、と考え、 そんな反町に対し申し訳なさを感じているようだった。 反町がそんな事は無いと否定しても、穣子は「ごめんね」と「ありがとね」を交互に繰り返して、 何というか、普段のからっとした雰囲気とは違っていて、少しだけやりづらい。
[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/18(月) 00:31:54 ID:K+ij1i0A ――そんな風に考えていると、穣子は不意にこう切り出した。 穣子「あのね。もしも一樹君が、どうしても大切な人達の中から、「だれか」を一人だけ選ばないといけない時は。 その時は、……………その。わたしを……選んで、くれるのかな」 反町「(え…………?)」 その問いかけはどこか意味深で。反町は思わず立ち止まり、穣子の真剣な表情を凝視してしまう。 だが――彼女がそんな表情をしているのはほんの数瞬の事で。 穣子「――ごめんね、何でもない。それじゃ一樹君。練習頑張ろうね!」 タタタタタタッ……。 反町「(穣子さん。今の問いかけは一体……何を、意味していたんだろうか)」 穣子はいつもの元気な笑顔を取り戻し、そのまま駆けていった。 反町は先程の問いかけの意味を聞きただす事もできず。 ただ、内心にその疑問を反芻させる事しかできなかった。
[146]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/04/18(月) 00:35:55 ID:K+ij1i0A ―――― そして一方その頃。不良がたむろすると言われている校舎裏の一角では、 気弱なアモロが不良集団のリーダーに対し、報告を行っていた。 アモロ「……という訳で。文化祭の出し物はじゃがバター屋さんになったそうだよ……」 ナポレオン「フン。くだらねー学校。くだらねー先公どもめ。俺達が目指すモノは、そんなんじゃねぇだろうが」 そのリーダーの名を、アモロは知っている。 ――ルイ・ナポレオン。 フランスJr.ユースのストライカーにして、ピエールの良きパートナーでもある。 元々乱暴な気性ではあったが、その高い実力とサッカーへの情熱により、 代表の中心人物であった彼はしかし、このスクールの体制を否定しており。 こうして、落ちこぼれの不良生徒を集めたグループのリーダーとして君臨していた。 アモロ「でも……皆楽しそうにしているよ。ナポレオンも良ければ、皆と一緒にやろうよ。 じゃがバター屋さん……って、あ痛っ!」 ナポレオン「ふざけんな。俺がやりたいのはサッカーだ。 それも、今学校でやってるような、お利口さん向けの学者サッカーでもねぇ。 現実を見据え、現実と戦う為のサッカーだ。 ……この学校のやり方に。この学校のサッカーに、俺はウンザリしてるんだ」 ナポレオンはアモロの腹を蹴って、地面に這い蹲らせる。 彼は不良を集める一方、アモロのような気弱な生徒を、暴力によって自身の配下としていた。 ……そして、ナポレオンはアモロの情けない態度。腑抜けた内容の報告に対して 不機嫌に舌打ちをしてみせると……不良達に対して、こう宣言した。 ナポレオン「――やっぱり気に入らねぇ。……ぶち壊しにしてやろうぜ。アイツらの文化祭をよ」 *穣子の好感度が上がりました。
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0ch BBS 2007-01-24