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【やっぱりこの人】私の巫女様12【たらしです】
[28]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/07(火) 01:44:54 ID:??? ボランチくん 「弘世 菫……?」 (なぜこんな所に、自力で長野へ?命を追いかけてきた? 『男と勘違いした、そんなつもりはない』 とか言っていたが、やっぱり命のそばに居たいのか) 自分のプレーが実況に何か取り上げられるほどのものではない、 と自覚しているボランチくんは、解説に座る弘世 菫の存在に注視していた。 ボランチくん (弘世 菫については気になるが、それよりはこの試合だ。 真正面からやって俺たちは勝てない。 どんなプレーでもやって、相手の穴を探すしか無いんだ) 【風越中】は"福路 美穂子"以外に危険なプレーを出来る選手が居なかった。 【平盆中】はそもそもサッカーの技術が低かった。 【花真瀬中】は余りにも守備がお粗末すぎた。 【清澄中】は"センターライン以外"が小学生レベルだった。 ボランチくん ("有栖 桃子" "剣立 一馬" それに命) この3人を有する諏訪社、何か1つは諏訪浜に通用する物があるはず。 それを、探る。 ボランチくん (俺が勝てなくて構わない。 チームが、命が勝てばそれでいいんだ) 滅私奉公そのもの、ボランチくんが今日もゆく。
[29]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/07(火) 01:46:33 ID:??? 今日はここまで
[30]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/11(土) 23:16:00 ID:??? 実況 「さぁ、諏訪浜のディフェンダーを紹介しましょう! 諏訪浜、諏訪社ともに強力な選手を有するポジションです!」 弘世 菫 「確かにな。 諏訪浜の"三浦 大輔"と言う選手もいいと聞いたな。 それに"君代 命"もいいぞ、小学生時代にかなりやられた」 実況 「そうですね、でもお楽しみは後にとっておきましょう! さすがチャンピオンチーム、ディフェンダーにも個性豊かな選手がそろっています! 背番号4―― "飛ぶサイドバック" 吉見!」 吉見 「I Fly!」 弘世 菫 「サイドバックなのに跳躍力が武器とか、何を考えてこの位置なんだ…… と言いたくなるのは分かるが、縦のスピードもあるしサイドバックが適当になるのか。 その代わり対人能力に不安を残すのは……やっぱりどうなんだ?」 実況 「攻撃型サイドバックですから、そこは……。 次に行きましょう、背番号5! "怪物" 寺原!」 寺原 「(今やその名前も過去のものだけどな)」 大矢監督 (コイツはどうしてこうなっちまったんだお)
[31]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/12(日) 01:37:27 ID:??? 弘世 菫 「三浦 大輔には劣るが……必要最低限の実力は備えてるセンターバックだ」 (ハッキリ言ってしまえば穴だけどな) 実況 「ご多分に漏れず、彼にも飛び道具があります! まだ得点はありませんが、ついに決まるのか?」 吉村 (いやーないっしょ) 内川 聖一 (ないだろ) 寺原 (なんかスゲーバカにされてる気がするんだが……) 大矢監督 「アイツ、プレーのスケール感だけはスゲーけど 大事なときにプレーが乱れたり技術的な部分が 何年も改善されないとか、問題点が多すぎるお……」 相川 「早熟の天才だったんじゃないっすかね?」 大矢監督 「お前もそう思うかお? 俺もそう思ってるとこだお」 チームメイト、解説、監督に至るまでこき下ろされる寺原という男。 彼は何だったのか、なぜこうなったのか、答えられるものは誰もいない。
[32]森崎名無しさん:2016/06/12(日) 06:11:35 ID:??? チームメイト、解説、監督に至るまでボロクソにsageられる寺原って一体…
[33]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/12(日) 16:22:30 ID:??? イェイ!イェイ!イェイ!ウォウ!ウォウ!ウォウ! −=≡ ∩ ∩ −=≡ .ヽ(*^○^*) / −=≡ ( / −=≡ ( ⌒) −=≡ し し' >>32 期待しただけ裏切られたというか そもそも生え抜きでもなんでもないんですけど
[34]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:10:06 ID:??? 推奨BGM:リーゼントブルース https://www.youtube.com/watch?v=Zi4r_Xr2REk 実況 「さぁお待たせしました! 諏訪浜の誇る"番長"! 昨年の全国大会にも出場! 針の穴も通すパスコントロール、狙いすましたパスカット! ドリブルだってそう簡単には通しません、間違いなく長野No.1センターバックでしょう! ――さぁ! 大きな声で言ってみましょう!」 諏訪浜応援団 「ミウラー! ダイスケ!!」 ウオオオオッ、と野太い歓声がスタジアムに響く。 女性の声も無い訳ではないが、男の声ばかりで聞こえてこない。 ビリビリと耳が響き、思わず耳を塞いでしまう。 君代 命 「凄い歓声!」 橘 風華 「人気あるんですよ三浦さんって、特徴的で実力もありますから!」 諏訪浜のキャプテン、三浦 大輔――特徴的な髪型"リーゼント" アダ名は番長、時代を錯誤したような姿とキャラクターが男性人気を上げている。 諏訪浜応援団 「Go Go Let's Go♪ 跳ねろフィールドボールを奪取♪ 決まってるぜ リーゼント♪ 勝利だ三浦♪」
[35]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:18:14 ID:??? ___ ,r'ニニニヾヽ、 / \ //ニニニヽ、 ("´ ̄ ̄ヾ)) /_____\ ((/ ̄ ̄`゙`) | 、ィ_ノと)' |/-━ ━-\| (つ(_,,ア |!三浦 大輔 i| ` イ_/ ./ -=・- -=・- \. \_Y |! 「オッシャー! いくで!!」 .ヽ、 ' ( / `゙(__人__)'" \ / ` / \ \l i| |! l/ / l|l \ \ 、i|,/⌒ヾ、|!;, / / |l \ ヾ `ー一'´ ィ / i ヾ、 ``"´ / ゚ |! Y ィ |! 。 ,. ' 、/ ヾ ´ ' ` ゚, i!`| ゜、l! i|!; ゚ ゜ 。 ヾ从ソヾ、, ;;ソ'人゚;,ィ~;;へ、ィヘ;;´ンy∧从/∨ゞ〆´ ,., _..〆 ..:::ソ ..:_::ノ .::j .:::ノ`ソ´::ゝ .::::...ヽ _.:::` 彼の一声で、どこか弛緩していた諏訪浜イレブンが引き締まっていく。 少なくとも、彼がキャプテンとしてチームを掌握していることに疑いはなさそうだった。 弘世 菫 「センターバック、と言う括りでは長野で一番警戒している選手だ。 高い技術、粘り強い1対1……攻守にスキがないぞ。 やや高さに不安はあるが、諏訪社にそれを活かせる選手が居ないのがな……」 鎌瀬 一 「ハハハ、僕ならドリブルで抜けるね!」 守社 早居 「私だって出来ますよ、それくらいはね……ククク」 ジェシー・メイビア 「いや、それはユーたちだから出来るだけでは?」 (と言う事は"ミス・ジーニアス"もドリブルで仕掛けられるのか)
[36]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:44:10 ID:??? 実況 「対する諏訪社のディフェンスを紹介していきましょう! ここ数試合やや崩され気味ですが、守りの堅いチーム! その理由はこのディフェンスラインにあります!」 弘世 菫 「……GKがヒドイ上に、FWも守備に興味が無いと来た。 必然ディフェンダーが良くなきゃ"守りのチーム"なんて呼ばれないさ」 実況 「剣道部から転向した異色すぎる経歴! 左センターバック "サムライディフェンダー" 橘 風華!」 橘 風華 「"剣術部"なんですけどね……」 黒崎 明堂 「オマエ、プレーに一言も言及されてないじゃないか」 プークスクス 橘 風華 「そりゃ活躍してませんしね、当たり前なんじゃないですか?」 明堂さんが笑いをこらえながら風華さんを煽りますが、 どこ吹く風という対応……。 決勝の実況なのに、プレーに言及がないってのはどうなんでしょう。 鎌瀬 一 「選手というよりは、女の子としての評価が高そうだよね」 ジェシー・メイビア 「清純そうな長い黒髪、小さい体躯、分け隔てない態度はミーも好きだ」
[37]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:57:46 ID:??? 池田 華菜 「諏訪社はおっかない奴ばっかりだったけど、アイツだけは優しかったし!」 福路 美穂子 「そうね、彼女はいい人そうだったわ」 深堀 純代 「……」 コクコク 有栖 桃子 「ふーちゃんいいわねー、目立ってるじゃない。 ちくしょー、これならもっとか弱いアピールしとけばよかったわ」 実況 (選手としては目立つところはないけど、 雑誌とかでの人気は高いんだよな……ま、そりゃ絵に描いたような "ヤマトナデシコ" って感じだしそうもなるか」 隣りに座る"弘世 菫"とはまた違う、より女性らしく守ってあげたい"ヤマトナデシコ"。 選手として取り上げるとこはなくとも、 なんとか取り上げろ――と頼まれていただけにコールにも力が入る。 実況 「右センターバックの"黒崎 明堂"さんとともに諏訪社の中央を固めます! か弱くとも、頭脳で補うプレーが身上! この試合ではどう守るか注目です!」 フィールドに満ちる、生暖かい感じの声援を聞いて首を傾げるものも居たが。 黒崎 明堂 「……か弱い? 風華が?」 クビカシゲ
[38]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 02:04:54 ID:??? 実況 「左センターを守るのはこの人、何度も長野のFWを沈めてきました! この人もまた異色の経歴、空手部出身だ! "諏訪浜のエアマスター 黒咲 明堂"!」 ザワ…… ザワ…… 黒咲 明堂 「くくっ、嫌われたもんだね」 橘 風華 「嫌いじゃないんでしょう? それが」 黒咲 明堂の紹介と共に、ざわつくスタジアム。 "宮永 咲"を破壊した前節のプレーはまだ記憶に新しく、 ブーイングに至らないまでも、ヒールとしての立場を確立してしまっていた。 黒咲 明堂 「ナメられてるよりは、恐れられてた方がやりやすいもんさ。 ――だろう?」 橘 風華 「むやみに敵を作るのは感心できませんけどね、私は」 黒咲 明堂 「お前みたいな八方美人、私はやりきれる気がせんな」 橘 風華 「"やれ" と言われれば出来る、そんな明堂さんが嫌いじゃないですよ」 黒咲 明堂 「褒められてもやらんぞ、猫かぶりなんて奴はな」
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0ch BBS 2007-01-24