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【やっぱりこの人】私の巫女様12【たらしです】
[33]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/12(日) 16:22:30 ID:??? イェイ!イェイ!イェイ!ウォウ!ウォウ!ウォウ! −=≡ ∩ ∩ −=≡ .ヽ(*^○^*) / −=≡ ( / −=≡ ( ⌒) −=≡ し し' >>32 期待しただけ裏切られたというか そもそも生え抜きでもなんでもないんですけど
[34]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:10:06 ID:??? 推奨BGM:リーゼントブルース https://www.youtube.com/watch?v=Zi4r_Xr2REk 実況 「さぁお待たせしました! 諏訪浜の誇る"番長"! 昨年の全国大会にも出場! 針の穴も通すパスコントロール、狙いすましたパスカット! ドリブルだってそう簡単には通しません、間違いなく長野No.1センターバックでしょう! ――さぁ! 大きな声で言ってみましょう!」 諏訪浜応援団 「ミウラー! ダイスケ!!」 ウオオオオッ、と野太い歓声がスタジアムに響く。 女性の声も無い訳ではないが、男の声ばかりで聞こえてこない。 ビリビリと耳が響き、思わず耳を塞いでしまう。 君代 命 「凄い歓声!」 橘 風華 「人気あるんですよ三浦さんって、特徴的で実力もありますから!」 諏訪浜のキャプテン、三浦 大輔――特徴的な髪型"リーゼント" アダ名は番長、時代を錯誤したような姿とキャラクターが男性人気を上げている。 諏訪浜応援団 「Go Go Let's Go♪ 跳ねろフィールドボールを奪取♪ 決まってるぜ リーゼント♪ 勝利だ三浦♪」
[35]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:18:14 ID:??? ___ ,r'ニニニヾヽ、 / \ //ニニニヽ、 ("´ ̄ ̄ヾ)) /_____\ ((/ ̄ ̄`゙`) | 、ィ_ノと)' |/-━ ━-\| (つ(_,,ア |!三浦 大輔 i| ` イ_/ ./ -=・- -=・- \. \_Y |! 「オッシャー! いくで!!」 .ヽ、 ' ( / `゙(__人__)'" \ / ` / \ \l i| |! l/ / l|l \ \ 、i|,/⌒ヾ、|!;, / / |l \ ヾ `ー一'´ ィ / i ヾ、 ``"´ / ゚ |! Y ィ |! 。 ,. ' 、/ ヾ ´ ' ` ゚, i!`| ゜、l! i|!; ゚ ゜ 。 ヾ从ソヾ、, ;;ソ'人゚;,ィ~;;へ、ィヘ;;´ンy∧从/∨ゞ〆´ ,., _..〆 ..:::ソ ..:_::ノ .::j .:::ノ`ソ´::ゝ .::::...ヽ _.:::` 彼の一声で、どこか弛緩していた諏訪浜イレブンが引き締まっていく。 少なくとも、彼がキャプテンとしてチームを掌握していることに疑いはなさそうだった。 弘世 菫 「センターバック、と言う括りでは長野で一番警戒している選手だ。 高い技術、粘り強い1対1……攻守にスキがないぞ。 やや高さに不安はあるが、諏訪社にそれを活かせる選手が居ないのがな……」 鎌瀬 一 「ハハハ、僕ならドリブルで抜けるね!」 守社 早居 「私だって出来ますよ、それくらいはね……ククク」 ジェシー・メイビア 「いや、それはユーたちだから出来るだけでは?」 (と言う事は"ミス・ジーニアス"もドリブルで仕掛けられるのか)
[36]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:44:10 ID:??? 実況 「対する諏訪社のディフェンスを紹介していきましょう! ここ数試合やや崩され気味ですが、守りの堅いチーム! その理由はこのディフェンスラインにあります!」 弘世 菫 「……GKがヒドイ上に、FWも守備に興味が無いと来た。 必然ディフェンダーが良くなきゃ"守りのチーム"なんて呼ばれないさ」 実況 「剣道部から転向した異色すぎる経歴! 左センターバック "サムライディフェンダー" 橘 風華!」 橘 風華 「"剣術部"なんですけどね……」 黒崎 明堂 「オマエ、プレーに一言も言及されてないじゃないか」 プークスクス 橘 風華 「そりゃ活躍してませんしね、当たり前なんじゃないですか?」 明堂さんが笑いをこらえながら風華さんを煽りますが、 どこ吹く風という対応……。 決勝の実況なのに、プレーに言及がないってのはどうなんでしょう。 鎌瀬 一 「選手というよりは、女の子としての評価が高そうだよね」 ジェシー・メイビア 「清純そうな長い黒髪、小さい体躯、分け隔てない態度はミーも好きだ」
[37]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 00:57:46 ID:??? 池田 華菜 「諏訪社はおっかない奴ばっかりだったけど、アイツだけは優しかったし!」 福路 美穂子 「そうね、彼女はいい人そうだったわ」 深堀 純代 「……」 コクコク 有栖 桃子 「ふーちゃんいいわねー、目立ってるじゃない。 ちくしょー、これならもっとか弱いアピールしとけばよかったわ」 実況 (選手としては目立つところはないけど、 雑誌とかでの人気は高いんだよな……ま、そりゃ絵に描いたような "ヤマトナデシコ" って感じだしそうもなるか」 隣りに座る"弘世 菫"とはまた違う、より女性らしく守ってあげたい"ヤマトナデシコ"。 選手として取り上げるとこはなくとも、 なんとか取り上げろ――と頼まれていただけにコールにも力が入る。 実況 「右センターバックの"黒崎 明堂"さんとともに諏訪社の中央を固めます! か弱くとも、頭脳で補うプレーが身上! この試合ではどう守るか注目です!」 フィールドに満ちる、生暖かい感じの声援を聞いて首を傾げるものも居たが。 黒崎 明堂 「……か弱い? 風華が?」 クビカシゲ
[38]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 02:04:54 ID:??? 実況 「左センターを守るのはこの人、何度も長野のFWを沈めてきました! この人もまた異色の経歴、空手部出身だ! "諏訪浜のエアマスター 黒咲 明堂"!」 ザワ…… ザワ…… 黒咲 明堂 「くくっ、嫌われたもんだね」 橘 風華 「嫌いじゃないんでしょう? それが」 黒咲 明堂の紹介と共に、ざわつくスタジアム。 "宮永 咲"を破壊した前節のプレーはまだ記憶に新しく、 ブーイングに至らないまでも、ヒールとしての立場を確立してしまっていた。 黒咲 明堂 「ナメられてるよりは、恐れられてた方がやりやすいもんさ。 ――だろう?」 橘 風華 「むやみに敵を作るのは感心できませんけどね、私は」 黒咲 明堂 「お前みたいな八方美人、私はやりきれる気がせんな」 橘 風華 「"やれ" と言われれば出来る、そんな明堂さんが嫌いじゃないですよ」 黒咲 明堂 「褒められてもやらんぞ、猫かぶりなんて奴はな」
[39]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/13(月) 02:34:22 ID:??? 今日はここまで 試合まだーってなってる?
[40]森崎名無しさん:2016/06/13(月) 20:05:01 ID:??? 晴れ姿ですからね。
[41]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/14(火) 22:51:51 ID:??? その後も橘 風華のいいところ探しのような実況が続こうか―― と言う所で、彼女が狙いすましたかのように"待った"をかけた。 弘世 菫 「諏訪社の強さは、彼女抜きにしては考えられないんじゃないか? "得点女王"剣立 一馬の得点パターンは"サイドからのクロス"が9割を占める。 そして諏訪社は、クロスボールを入れられた本数が驚異的に少ない。 ――わかってるだろう、諏訪社は"サイドが強い"チームだ。 それを、右サイドを、一人で支配している選手がいる」 もったいぶるように、弓を引き絞るように、意図的に間を置く。 ________________________________ ,. / ∠`ヽ 、‐= 、 / / / `ヽハ / // / '. / |─+ ミl / l| 弘世 菫 / .:,′ |_|_イイ |_ ' 「"諏訪社のシャープシューター" .′ | |《ん_ミ`¨¨`jハ_` | "右サイドの支配者" i | | ゞ-' ィ=r、`|_|! ……君代 命だよ」 | |└┬ー┘ ヒソ/ ′ | .′ | ' : | | l | l 小 _ i | | l | | | ト、 ` 人___| .′l | | | 丶. イ . / l| l | | | r‐ ´ l|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 弘世 菫の言葉と同時に、ドヨッ……と観客席が揺れた。 主にその出処は"諏訪社の対戦校"だったが。
[42]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/15(水) 00:06:14 ID:??? 鎌瀬 一 「結局僕ら、彼女のパスを1度も防げなかったね! ……ま、僕のドリブルは通用したわけだけど!ヒーローだからね!」 ハハハ! 守社 早居 (一度も抜けなくて悪かったですね……!) ウギギ ジェリド・メサ 「アイツ、次は汚名挽回だ!」 花真瀬中の面々が笑い、リベンジに燃え。 池田 華菜 「アイツ化けモンだったし!」 フギャー 福路 美穂子 「こらっ、人をそんな風に言ってはいけないわ華菜」 メッ 池田 華菜 「ご、ごめんなさい!」 文堂 星夏 「いや、でも抜ける気しなかったですよあの人」 池田 華菜 (……あれ? もう一人バケモノが居た気がするけど……誰だっけ?) ――みぃ♪ ――キヅケー
[43]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/06/15(水) 02:01:36 ID:??? 直接試合をした以外にも、君代 命に注視しているものが居た。 有栖 菜々子 「君代ちゃんは才能あると思ってたけど、 こんなMostro(怪物)に育つなんてねぇ〜……」 どこから持ち込んだのか、 色とりどりの果物を齧りながら零すのは"壊れた天才"有栖 菜々子。 赤、黄、白――甘い香りと弾ける色彩が、彼女を飾り立てる。 有栖 菜々子 「私の"ロングパス"をちょーっと違うけど継承してくれたし、 もう私のサッカーはおしまいなのかもしれないわねぇ〜……」 ドリブルは桃子ちゃんに託したしねぇ、とボロボロの足を見ながら思う。 もう体を動かすことは諦め、勉学に専念する時が来たのかもしれないと。 無理やり痛みをごまかさずとも、自分のようなプレーが出来る後輩がいる。 正直、もう少し教えたいことは――いや教えられることはあったが。 もう、自分が出る幕ではないと――しんらいのめでみていた ローマ 「彼女がアリスのチームメイト……のキャプテン? 身体はよく締まっているけど、小さくて頼りない感じね。大丈夫かしら」 懐疑的に見るのはローマ。 プレーを見ていない以上、外見で判断するしか無いので仕方ないが。 ――それでも、使い込まれたしなやかな身体までは見逃していなかった。 ローマ 「日本の選手に期待はしてないけど、アリスを下に持つ実力があるか確認してやるわ」
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0ch BBS 2007-01-24