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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[49]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 13:53:09 ID:??? そう言って流れて来たのは、今度は通常の実戦練習の光景だった。 ディウセウのポジションはCBで守備の要。昨日見た大人しそうな大柄の少年と並んで、 ザガロへのセンタリングを防ぎにパスカットしようとジャンプしていたのだが……。 ディウセウ「それっ!」 フワーーーーッ、 バシイッ! 鈴仙「え……?」 ――ディウセウは、空を飛んでボールをカットした。 大ジャンプでは無い。実際に『空中を飛翔して』、ボールをカットした。 アヤソフィア「……これは、彼がスウェーデンの科学トレーニングで身に着けた『舞空術』だそうです。 流石に毎回毎回は飛べないっぽいですが、調子が良いとこうして最大30秒間、空中を浮遊できます」 鈴仙「……こいつ、妖怪か何か?」 アヤソフィア「そう思って戸籍やら家庭状況やら色々調べました。普通の人間でした。 純粋に、スウェーデン式トレーニングが彼の体質に合致していたと。そう思うしかないですね。 あっ、ほら! 次見てください、次!」 そう言われて画面をもう一度見てみると、ディウセウはカットしたボールをキープしていた。 体格の割りに器用なドリブルで、並み居るタックラーを回避する腕前は中々だったが、 他に特筆すべき技術は無く、精々が中の上程度の実力。と、思った矢先に――。
[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 13:54:55 ID:??? グスタポ「喰らえ、ディウセウ!」 ズザアアアアアアアアアアアアッ! ディウセウ「――お。こりゃあ中々マズいな! それっ!」 タッ! シュピンッ! ……タッ。 鈴仙「き、消えたっ!? 消えるフェイントとかそんなんじゃなく、物理的に消えた!?」 グスタポ「畜生、後少しだったのに!」 ディウセウ「へっへへー。わりいな!」 ごく当然の如くに言葉を交わし合うチームメイトとは真逆に、鈴仙は腰を抜かしていた。 アヤソフィア「スウェーデンのヤードラット地方に古くから伝わる技術らしいです。 どうやら、仲良くなった科学トレーニングの技術スタッフから独学で勉強したとか」 鈴仙「一体どんな国なのよ、スウェーデンって……」 映像はまだ少しだけ続いていた。 場面は代わって自主練習。ザガロとディウセウが互いにぶつかりあうシーンだった。 ボールとかも無いので、もはやサッカーとあまり関係なかった。(強いて言えばフィジカル練習か)
[51]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 13:56:43 ID:??? ザガロ「いくぞディウセウ!」 ディウセウ「うおおおお〜〜〜っ!!」 バリバリバリバリッ! バギイッ、ドゴオッ! 秒間に数十連発のラッシュが繰り広げられる中、鈴仙はディウセウが時折赤いオーラを纏う事に気付いた。 そして、そのオーラがある時、ディウセウの戦闘力はザガロを圧倒していた。 これまた先の舞空術レベルにおかしい現象だったが、これに似た現象に、鈴仙は覚えがあった。 鈴仙「全幻想郷選抜大会で見せた、森崎の不可解なファインプレー時も、こんなんだったような……」 アヤソフィア「察しが良いですね、鈴仙さん。ですけど、森崎有三の本気程に、 ディウセウ君の身体能力の向上は緩やかです。大体素の戦闘力から1.5倍から4倍程度かな。 私はこれを勝手に、かいお……『ブラジル王拳』と名付けました」 鈴仙「酷いネーミングね……」 アヤソフィア「だって、他に良いのが思いつかなかったですもん。 文句あるなら、鈴仙さんから何か出して下さいよう」 鈴仙「うーん……。短時間に限り自らの身体能力を向上する技だから。 ――『百倍神拳(ワンハンドレットパワー)』とか、どうかしら」 アヤソフィア「……もう二度と、鈴仙さんのネーミングセンスには期待しない事にします。 というか、なんで100倍にインフレしてるんですか」
[52]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 14:06:26 ID:??? 映像は何時の間にか終わっていた。 恐らく、先の二人の衝突の衝撃でカメラが破壊されてしまったのだろう。 鈴仙とアヤソフィアは半分茫然としながら、もう半分では暢気にサントスチームの戦力を整理していた。 スウェーデン式のトレーニングでパワーアップしたFWのザガロ。 そのザガロ以上に劇的なパワーアップを遂げたCBのディウセウ。 その他スウェーデン式トレーニングで総合力・持久力を鍛え上げられた選手達。 なお、スウェーデン本国から派遣されたCB・GKも居たが、 練習風景を見る限り、彼らの実力はあくまで中堅クラスだった。 鈴仙「……まぁ。確かにディウセウ君は色々と凄かったけど、私達だってパワーアップした 反町君や秋姉妹、アリスさんも居るんだし。戦力的にはこっちの方が上かしらね」 アヤソフィア「そうですね。ゴールキーパーのガレリ君はそこそこ以上のGKでしたが、 それでも、実力的にはメオン君に一回り劣る感じでしたし。 ここから『実はあの目立たない選手が伝説の超サッカー選手でした!』……的なふざけた展開が無い限り、 私達が圧勝できると思いますよ」 鈴仙「それもそうよねぇ。最初はどうしようかと思ったけど、逆に安心したかも。情報提供ありがと」 慌てふためいていたアヤソフィアも、冷静な実力差を考察すると大分冷静になっていた。 確かに人間離れした種々のプレーは一見恐ろしいが、それを言えばそもそも自分だって人間じゃないか。 そう思った鈴仙はアヤソフィアと暢気な雑談を交わして、そのまま穏やかな午後を送るのだった。 ――そして、鈴仙は後に後悔する事となる。 これだけの機会を与えられていながら、あの悪魔の存在に直前まで気付けなかった事を。
[53]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 14:09:57 ID:9TZvDKbw <<<鈴仙の章A・基礎練習フェイズその2>>> 鈴仙「――さて。サントスの試合は明日ね! 今日は調整だからチームとしての練習は無いけれど。 それでも私に出来る事を、ケガしない程度でやっていこうかしら」 今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。 A:ドリブル(54) 上がりにくい B:パス(54) 上がりにくい C:シュート(55) とても上がりにくい D:タックル(52) 上がりにくい E:パスカット(51) 普通 F:ブロック(47) 上がりやすい G:せりあい(53) 上がりにくい H:フラグの開発をする。(更に選択) 所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、低シュート(10/20)、タックル(10/20) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[54]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/03(日) 14:12:40 ID:??? ……と、言った所で外出するので一旦ここまでです。 今の練習が終わり次第、早速サントスの試合に移りたいと思います。 また、紹介が漏れてましたが、リベリオ君もきちんと所属し、 ドリブルやパスにおいて、技の追加等やや強化が入っています。
[55]森崎名無しさん:2016/07/03(日) 14:20:20 ID:cbW0E0rI E
[56]森崎名無しさん:2016/07/03(日) 14:58:17 ID:cHGkRqsE E 乙ロットー!
[57]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/04(月) 07:46:25 ID:5V3MgnUk E:パスカット(51) 普通 鈴仙「最近、パスカットがちょっと心もとないし。穴を埋める為にも練習しておきましょうか」 鈴仙はゆっくりと時間をかけ、パスカットについて基礎を固める事にした。 先着1名様で、 ★鈴仙のパスカット練習→!card★ と書き込んでください。数値・マークで分岐します。 JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収) 13→+2! 2〜12→+1! 1→効果が無かった。
[58]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/07/04(月) 07:50:55 ID:??? >>56 乙ロットありがとうございます!
[59]森崎名無しさん:2016/07/04(月) 07:55:21 ID:??? ★鈴仙のパスカット練習→ ダイヤ2 ★
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0ch BBS 2007-01-24