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【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[714]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 19:35:33 ID:n+VvQgck >>712 ごく普通のタックル時に起きた反則なので、ディウセウは不幸でしたね… >>713 全力でのぶつかり合いの結果のため、特に不正はありませんね。 ★アリスさん シュート 52 ( スペードQ )( 5 + 1 )+(軽傷未治療-2)=56★ ★マズルカ セーブ力 55 ( ハート6 )( 1 + 3 )=59★ ※マーク不一致のため、自動的にゴールになります。 ≧1→アリスさんのシュートがサントスゴールに突き刺さる! マズルカ「しまった! 逆方向に飛んでしまった……!」 マズルカは決死の覚悟でジャンプをし……そして、その後すぐに狼狽した。 彼はアリスさんが放ったシュートとは真逆の方向に飛んでいた。 ズバアッ! ……ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! コリンチャンス 3 − 1 サントス
[715]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 19:37:02 ID:n+VvQgck 実況「決まった〜〜! ゴ〜ル! コリンチャンス、試合終了直前に決定的な3点目!! これで試合は3−1となり、サントスがここからロスタイムを含め5分足らずで逆転するのはかなり厳しくなりました! サントス、今のPKは痛かった。痛かったぞーーーーーーーー!!」 ――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! アリス「決まったわね……あいたた」 フラリ……バタッ。 鈴仙「アリスさん、大丈夫!? 選手交代して休んだ方が……!?」 アリス「大丈夫よ、安心したら痛みがやって来ただけ。……それに、ここから応急処置をしても、 終わる頃にはもう試合が終わってしまうわ。だったら、私が立ち続けた方が良い」 静かながらにもガッツを湛えてそう言い切るアリスさんの横顔は、とても頼りがいがあるように思えた。 彼女もまた、孤独との(一方的な)戦いを経て、人知れず逞しく成長していた。 鈴仙「アリスさん……。私、アリスさんって良くキャラが掴めないし、 普段何考えてるか分かんないし、突然怒り出すかと思えばなんか重いし……。 だから、正直言って苦手だなぁ……って思ってたけど。というか、今もそうだけど……。 ――でも、アリスさんが色々と凄いんだってのは、今日の試合で良く分かったわ」 アリス「鈴仙……」 その成長が今まで理解されず、周囲との孤立を進めていたアリスさんだったが、 これまでのプレー、そして今のゴールで少なくとも鈴仙は分かった。彼女の中に秘められた熱さを。 鈴仙「――ほら、後ろを見て。私だけじゃない、皆もあんたの凄さを分かって褒めてくれてるわ」 鈴仙はそう言ってアリスさんを起き上がらせ、そのまま後ろを見るよう促した。 するとそこには……。
[716]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 19:40:08 ID:n+VvQgck 先着1名様で、 ★アリスさんはここに居ても良いんだ→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→穣子「おめでとう」静葉「おめでとう」反町「……おめでとう」アヤソフィア「おめでとさんです」 コーチ「めでたいのう」鈴仙「おめでとう」アリスさん「ありがとう」 陽一に、ありがとう、神主に、さようなら、そして、全てのアリスさんに、おめでとう(※BADENDです) ダイヤ→穣子「アリスさ〜ん、ナイスシュート!!」アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですね」 アリス「み、みんな……」ウルウル アリスさん、仲間達の称賛に囲まれ充実したリアルを過ごす! ハート・スペード・クラブ→ザガロ「頑張れディウセウ……! お前がナンバーワンだ……!」反町「(あいつ…異様な雰囲気だ!)」 チームメイトはアリスさんよりもサントス勢の動向に気を取られている!
[717]森崎名無しさん:2016/08/28(日) 19:46:26 ID:??? ★アリスさんはここに居ても良いんだ→ ダイヤ2 ★
[718]森崎名無しさん:2016/08/28(日) 20:32:12 ID:??? カードもアリスさんの友達だ!
[719]森崎名無しさん:2016/08/28(日) 20:40:44 ID:??? 幸運の女神はひたむきに努力する者に微笑むっていうからな その一方で、幸運の女神は己の強さに奢る者を嫌うとか
[720]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 21:40:34 ID:n+VvQgck ★アリスさんはここに居ても良いんだ→ ダイヤ2 ★ ダイヤ→穣子「アリスさ〜ん、ナイスシュート!!」アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですね」 アリス「み、みんな……」ウルウル アリスさん、仲間達の称賛に囲まれ充実したリアルを過ごす! 穣子「アリスさ〜ん、ナイスゴール! カッコ良かったよ〜!!」 静葉「……貴女のプレーに賭ける姿勢。ある程度は見習いたいわ」 反町「(アリスさんってやっぱり、熱い人なんだな……。 皆から慕われたいが為にキャラを作ってたんじゃないか、と疑ってた自分が恥ずかしいよ)」 アヤソフィア「まさしくフィールドのアーティストですな。観客全員が貴女の美技に酔ってますよ」 鈴仙「――ほらね。皆だって、貴女の事を歓迎しているでしょ?(サントス勢に気を取られて皆無視、とかじゃなくて良かった……)」 内心でホッとしながら、鈴仙はそうアリスさんを元気づける。 鈴仙はアリスさんの心の闇をそこまで理解してはいなかったが、 自分もどちらかと言えば気難しい方である(特に昔は)ことは認識していたため、 多少の共感や同情心は持っているつもりだった。 アリス「…………」 鈴仙「アリスさん?」 アリス「……称賛……自身に対する評価……懐かしい……何もかもが懐かしい……」 鈴仙「(晴れやかな顔で泣いてる……)」 ……あくまで多少であって、未だ鈴仙はアリスさんの心が分かる気はしなかったが。 それでも、今のPKは鈴仙がアリスさんをもっと知りたいと思えるきっかけとなった。……たぶん。 *鈴仙のスキル・アリスさん操作のフラグが進行しました。
[721]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 21:42:13 ID:??? ザガロ「も、もうだめだぁ……おしまいだぁ……!!」 ガタ、ガタガタ……!! そしてその頃、ザガロは生まれて初めて心の底から震えあがっていた。 敗北への恐怖と決定的な挫折に、恐ろしさと絶望に涙すら流していた。 これまではチームの副キャプテンとして、そして大企業の社長として絶対の自信を持っていた彼も、 実力面、戦術面から敗北を繰り返したことで揺らぎ。 そして今、試合終了直前での覆しがたい点差を突きつけられ、そのプライドは粉々に打ち砕かれていた。 ザガロ「逃げるんだぁ……あいつらは伝説のコリンチャンス人なんだ……勝てるはずがないょ」 観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」「なんなんだぁザガロー!」「あれだけ威勢を張ってこれかー!」 「死ねー! 今すぐ宇宙のゴミとなってしまえー!」「グミでも食って生きてろ!」「ザガーロ社長バイバーイ!!」 当然そんな弱腰な態度が観客に歓迎される訳が無い。 これまでザガロの剛腕に期待していた観客達も騙されたと手の平返しで彼を糾弾し始める。 比較的穏健派だったディウセウとは違い、ザガロは力をもって敵を押し込んで来た。 そのため、一度その力に疑問を持たれると――彼には、何も残されていなかった。 ディウセウ「ザガロ……すまねえ、オラのせいで」 ザガロ「ディウセウ……!」 ディウセウとて、決して褒められた立場では無かった。 今の失点の原因を創ったのは勿論として、自身やブローリンを軸としたオーバーラップは奏功せず、 間接的にではあるが、何度もピンチを招いて来た。現にザガロ程当たりは強く無いにせよ、 キャプテンとしてディウセウの責任を問う声は客席からも充分聞こえてくる。 そんなディウセウに対し、ザガロは息も絶え絶えに、泣きながらこう言った。
[722]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 21:44:15 ID:??? ザガロ「た……たのむ。コリンチャンスを……コリンチャンスを倒してくれ。頼む。サントスの手で……倒して……!」 フラリ……ドサッ。 サラレギ「しゃ、社長ーー!」 ディウセウ「でぇじょうぶだ。ちょっとめまいがして倒れただけだ。体力には問題ねぇ。ザガロはこのまま戦わせる」 周囲のサントスメンバーがザガロを救護室へと運ぼうと駆け寄るのをディウセウは制する。 ザガロの意志を汲み取ったディウセウは……誰に対するのでも無く、こう決意した。 ディウセウ「おめぇは正直厄介だと思ってたけど……サントス人の誇りは持っていた。 オラにも少し分けてもらうぞ、その誇りを」 ガレリ(ベンチ)「フフ。地獄に行ってもこんなお涙頂戴の茶番のショーは見られんぞ」 ブローリン「ガレリィ……」 ガレリ(ベンチ)「俺達がリオカップで優勝し、ブラジルに王国を創るのはきっともう終わりだ。 だが、もう一つの目的は叶えさせて貰うぞ、ザガーロ社長……」 ――そして、その光景を後ろから嘲笑と共に見守る影がいた。 この地球の命運は、もう間もなく始まるであろう最終決戦を前に、いよいよ誰にも分からぬものとなりつつあった。
[723]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/08/28(日) 21:45:40 ID:??? ――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「さあ! 恐らくはこの試合最後となるであろうキックオフです! 後半27分に辛うじて意識を取り戻したザガロ選手がボールをフォローします!」 ザガロ「ディウセウ……たのむ!」 バシュウッ! 実況「そしてザガロ選手はボールを後方に……いや! 違う! これは……!」 ディウセウ(2倍)「うおおおおおおおーーーーーっ!!」 ダダダダダダッ! 鈴仙「……え!?」 アヤソフィア「これはこれは……最後にドデカイ花火を打ち上げてくれますねぇ」 実況「これは……オーバーラップ! ですがこれは、先陣を切ってボールをフォローしたディウセウ選手だけではありません!」 ブローリン「この俺が2点差くらいで死ぬと思っていたのかぁ!!」 ダダダダッ! 静葉「(サントスの攻撃手段はCFザガロによる単独突破と、CBのディウセウ、もしくはブローリンによるオーバーラップ。 これまではその三者のいずれかが一人で攻撃していたけれど……今は違う!)」
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0ch BBS 2007-01-24