※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【熱戦烈戦】鈴仙奮闘記37【超激戦】
[815]森崎名無しさん:2016/09/11(日) 02:52:07 ID:JLBG3QG6 A
[816]森崎名無しさん:2016/09/11(日) 13:25:39 ID:ZiitMKfU E 決まってはいるが、投票します。 これ程の深夜に開始されては、中々参加もできません。 どうか次回以降、ご再考を願います。
[817]森崎名無しさん:2016/09/11(日) 18:16:21 ID:??? 乙でした。 更新のタイミングなどは、作者さんのやりたい時間にするのが一番だと思いますよ。 更新が来て読めるだけで嬉しいものです。
[818]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/11(日) 19:23:43 ID:??? 投票ですが、多くの皆さまにご協力いただきありがとうございます。 まだ10票は入っていませんが、現時点でAが過半数の6票を取りましたので、Aで進行します。 今日はプロット等を詰めていくので更新せず、人気投票の結果発表を以下のスレにて実施する予定です。 (発表開始は深夜〜になります) http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1455897713/ >>806 乙ありがとうございます。 チルノ「あれでしょ? よく判らない事言って判ってるフリしてるだけでしょ?」…的な感じかもです。 彼女らと対決するのはまだ大分かかりそうですね… >>807 乙ありがとうございます。 フラメンゴはカルロス、ジェトーリオ、サンタマリアともに必殺シュート持ちですからね。 今回はAになったので、撃たせる前に決めるor止める+ブロッカーの数で勝負、という戦術になりそうです。 >>808 乙ありがとうございます。霊夢と魔理沙については今後どうなるかは色々考えていますね。 個人的には魔理沙にはカッコ良く魅せて欲しいと思ってますが、 カグヤファンに必殺シュート止められちゃったりしてるので、ちょっと不安ですw >>814 仲間の章は意外性を狙ったストーリーにしたいと思ってるので、 予想を良い感じで裏切れればと思ってます。 >>816 「最近の投票速度的に、短時間で10票も入るかな?」という思いと、 「大事な投票だから、3票or4票決で決めるのもちょっと…」という思いから、 10票多数決制を取りつつ、多くの人が投票できるようたっぷり時間を取って、0時開始としました。 しかし、今回は結果的に、想像以上に深夜帯に投票してくださった方が居り、かつAに票が偏ったため、 朝〜夕方以降に投票したい方が不利となってしまいました。 次回もこの位の投票が見込めるならば、18時投票開始などを検討してみようと思います。ありがとうございました。 >>817 乙ありがとうございます。 最近は仕事も遅く、かつ書くのに時間もかかっているので、更新できてもどうしても深夜0時を過ぎてからになっています。 本当はもっと人が居そうな時間帯にできればいいのですが、ご了承頂くと助かります。
[819]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:43:48 ID:xfnCvXu6 佳歩ルートについて、プロットが纏まったので更新していきます。 なお、仲間の章は以下の流れで進行します。(反町ルートと同じです) 【仲間の章 進行表】 オープニング ↓ 練習フェイズ(全4回) ↓ ↑ イベントフェイズ(全4回) ↓ 全練習・イベント終了 ↓ 試合 ↓ エンディング ↓ 鈴仙の章へ
[820]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:47:24 ID:xfnCvXu6 A:佳歩、てゐ、つかさの章(アルゼンチン編) ストーリー:永遠亭の仲良し兎、佳歩とてゐとつかさの三人は異国の地でパスカルと再開し、懐かしい思い出を語り合う。 しかし、パスカルが持つ、ディアスの「相棒」としての覚悟は彼女達の想像を超えていた。 そんな中起こった「偽ディアス異変」を乗り越え、三人がそれぞれ選んだ「道」は……。 〜オープニング〜 −魔界・神綺の居城− 魅魔「……あんたとした事が遅れを取るなんて。相当大事が起きたみたいだね」 新チーム・リトルウイングズの運営を任された魅魔は、鈴仙達を諸外国に送り出して以降は、 諸外国を漫遊し、ライバルとなる諸外国。そして全幻想郷代表の戦力を調査する任務を充てられていた。 その期間は本来、鈴仙が合流した仲間達とリオカップを勝ち抜き、優勝の栄冠を掴むまでであったが、 ……突然の連絡が入った為に、彼女は本拠地である魔界への帰還を余儀なくされていた。 神綺「正直、異界の神の実力を侮っていたわ。夢子ちゃんが一撃で倒される位はまだ予測できてたけれど。 私が支配するこの世界において、この私にここまで肉薄するだなんてね」 全身に深い傷を負いながらも、神綺は泰然とした笑みを浮かべている。しかし、旧知の中である魅魔は察知していた。 その笑みの裏には、敵と、そして何より自分自身への烈しい憤怒が隠されている事を。 魅魔「突然、あんたが連絡をして来た時はビビったよ。まさかあの女神が、あんな真正面から戦いを仕掛けて来ただなんて! しかもそれは単なる陽動で、我々の計画のキモを盗みに来たのが主目的だったなんて。 無敵の女王にして死の女神、ラミアーの母たるヘカテー神が純狐に興味を示している事は知っていたけど、 あの誇り高き神が純狐の為にこそ泥まで仕出かすとは、誰が想像できるって言うんだい!」 魅魔もまた、神綺から聞かされた状況を知り狼狽していた。 八雲紫の――その内部に月の狂気を湛えた――妨害はある程度予想していたが、今回の件は彼女の想像を超えていた。 魅魔「霧雨魔理沙。そして森崎有三。この二人は、我々プロジェクト・カウンターハクレイの趣旨の為に。 そして何より、我々の勝利の為に。鈴仙・優曇華院・イナバと同じ位外せない存在として見ていた。 しかし、彼女達はもう居ない」
[821]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:48:47 ID:??? 神綺達プロジェクト・カウンターハクレイの上層部は、あの全幻想郷代表選抜大会の終了時、 霧雨魔理沙と森崎有三の身体を回収していた。 それは将来、彼女達の身体機能を復活の上、鈴仙達と競わせた後共闘させる事により、 結果としてチーム力の底上げと戦力強化を狙ってのものだった。 神綺「……こうなると、既存のメンバーの強化がますます必要になって来る訳よね。 ねぇ魅魔。各派遣選手の状況について、報告は上がってる? 折角の機会だし、現状を教えてよ」 それが今や見込めないとなると、鈴仙達初期メンバーの活躍がますます必要不可欠だ。 神綺はやや機嫌を取り戻した風で、魅魔にそう尋ねた。 魅魔「そうだね。まず鈴仙だが、今の所やや伸び悩んでるフシもあるが……。 それでも、無事にリオカップの第二回戦を突破した。 フランスに派遣した秋姉妹に反町。後アリスさんの成長がそこそこ上手く行ってたのが大きいようだね。 イギリス、イタリア、メキシコも概ね順調だ。ただ……」 神綺「――アルゼンチンが不安、なのね? 大丈夫、分かっているわ」 しかし、神綺の問いかけに対して魅魔は若干言葉を濁した。その意図を神綺は分かっていた。 魅魔は苦々しげに続ける。 魅魔「……因幡てゐ、佳歩、そしてつかさ。彼女達は鈴仙を一番慕ってはいるが、同時に個々の実力では下位ランクだ。 あたしとしては、だからこそアルゼンチンで個人技を磨いて欲しいと思っていたが……。 まだ駄目だ。伸びてはいるが、これからの戦いを考えると、ハッキリ言ってついていけなくなる」 勿論、彼女達とて怠けている訳では無いのだが……とも魅魔はフォローを入れる。 神綺「なるほどね。……でも、私は大丈夫だと思うけど」 しかし魅魔とは裏腹に、神綺は彼女達についてさして心配に思っていないようだった。 魅魔「何故だい? まさか無根拠にそう思い込んでる訳じゃああるまい」
[822]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:51:05 ID:??? 自分の憂慮が流されたようにも感じ、魅魔は少しだけむっとした様子でその理由を聞き返す。 そう聞かれた神綺は少しだけ黙って、 神綺「――そう言えば、悪い知らせばかりで、良い知らせの方を伝えて無かったわね」 ふと、そんな事を呟いた。 魅魔「それは、霧雨魔理沙と森崎有三がヘカーティアの手に堕ちた、 というニュースの埋め合わせになる程度に良い知らせなのかい?」 神綺「うーん、そこまで良い知らせじゃないかしら。 だけど――少なくとも、貴女の心配事が消える程度には、良い知らせだと思うわ」 神綺はそこで切って、声のトーンをやや低くして次を伝えた。 神綺「……八意永琳がね、新たなスタッフを紹介してくれたのよ。 ヘカーティアと純狐を見張る必要がある自分に代わって、私達の計画。 プロジェクト・カウンターハクレイに協力してくれる人物をね」 魅魔「なんだって……? あたしは、そんな事初耳だよ」 神綺「だって、貴女ったら私が最後まで伝えるよりも先に、電話を切ってここまで来たんだもの。 ちょっとせっかち過ぎると思うわよ〜?」 魅魔「うぐぐ……。ま、まあ良いさね。で、どんな人物なんだい、そいつは? そいつの存在がどうして、あたしの心配事――アルゼンチン派遣メンバーの成長に繋がるって言えるんだい?」 少し恥ずかしそうにしている魅魔を尻目に、神綺はその質問に対して簡潔に応えた。
[823]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:55:36 ID:??? 神綺「その人物は――彼女は、月の賢者にして、八意永琳が最も信を寄せる部下。 そして彼女はこう言った。『アルゼンチン派遣メンバーは、必ず成長を遂げるだろう』ってね」 魅魔「前半については分かった。……しかし、後半は何だい? こう言って……それから、どうしたんだい? それとも何か? そいつが『成長を遂げるだろう』って言ったから、その通り成長を遂げるとでも思ってるのかい?」 魅魔はからかうようにそう返した。しかし彼女とは対照的に、神綺は真剣な様子だった。 神綺「ええ、そうよ。佳歩達の修行が失敗しそうな事態を前に、『彼女』は、『修行は成功する』と言った。 ……だから、この修行は必ず成功するのよ」 魅魔「……あたしだって、月の賢者の力は認めてる。だけど、それは通らないね。 幾ら八意永琳でも、アカシックレコードを書き換えるには相応の手間を要するんだ。 それなのに、彼女の部下風情が何の手間もなく、そう易々と運命を改変できる訳が――」 神綺「出来るのよ。……それが、永琳が自分の代わりに彼女を呼んだ理由でもあるのだから。 神代において、言葉のみで運命を捻じ曲げ神をも殺した叛逆の女神。 それが、永琳が放った切り札。……恐らくはもう、自身もその場に出向いている筈よ」 魅魔「………!」 神綺は念を押すように、そう頷いた。魅魔はこれ以上反論のしようがなかった。 そして、このやり取りとほぼ時を同じくして――。
[824]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/09/19(月) 00:58:22 ID:??? ***** ――シュウウウンッ、スタッ。 ??「……久しぶりだ、この穢れた地上も」 アルゼンチンの山奥に、白い光が落ちる。 その光の中心で、美しい銀髪を編み上げた、細身の女性が小さく呟いた。 白いベストの背に片翼をはためかせ、片手を口に当てた恰好のまま、その女性は滑るように街へと歩いていく。 ??「さて。私の役目は既に果たしたけれど……折角の機会だ。 役目ついでに、私も幻想郷のやり方を真似させて貰おうか。その位遊んでも、八意様はお怒りはしまい」 その途中、彼女は無表情の中、少しだけ悪戯っぽく唇を歪ませ、 ――誰にも聞こえないながらも、確かにこう宣言した。 ??「因幡佳歩。貴女は解決できるかしら? 私が主犯となって創り出す『異変』。――『偽ディアス異変』を……」 第三章 プロジェクト・カウンターハクレイ 海外修行編 ――佳歩・てゐ・つかさの章――
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24