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慢心せずして何がアイドルか!
[937]◆2pV1gRdG.o :2018/08/28(火) 23:33:23 ID:??? 怜さんがどう出るかカードに委ねます とびっきりの最強対最強→!card クラブかハートの5以下で既定路線から外れます
[938]名無しさん、見ちゃいました!:2018/08/28(火) 23:34:24 ID:??? とびっきりの最強対最強→ ハート2
[939]◆2pV1gRdG.o :2018/08/29(水) 23:55:30 ID:??? 竜華「……このまま尾行してても埒があかんな」 怜「竜華?何をそんなに真面目な顔をして」 竜華「須賀くん、勝負や!怜行くで!」ピューン 怜「竜華!?」 京太郎に向かって駆け出す竜華。 一体頭がおかしくなったのかと思いながら決して急がず徒歩で怜が追いかける。 視線の先では京太郎に迫った竜華がそろりそろりと更に距離を詰めていた。 怜「(いろんな意味で何やってんや…?)」 竜華「(怜!こっち来て!ささやき戦術手伝って!)」パチクリパチクリ 怜「(………いや、ちょっとうち外でそういうんは)」 竜華「(しゃあないか…。須賀くんに気づかれでもしたら台無しやし、うちだけで…)」 竜華「すーがーくん?どこにお買い物に行くん?」ギュー 京太郎「ハゥァッ」 京太郎「し、清水谷先輩?!一体どうしてここに?」 竜華「怜もおるで!」 京太郎「あっ本当だ…じゃなくてめっちゃ驚きましたよ!今日は2人で買い物ですか?」
[940]◆2pV1gRdG.o :2018/08/29(水) 23:56:44 ID:??? 竜華「いやその前にうちの質問に答えて?」 京太郎「俺の買い物はまあ、普通の買い出しですよ。無理言ってこっちに越してきてるんで」 怜「そういえば元々は清澄の辺りなんやったっけ」ヒョッコリ 竜華「そうなんや。まあ、その辺りは買い物しながら話すとして行こか?」 京太郎「えっ、いや2人は別の用事があったんじゃ?」 怜「別にあらへんよ」 京太郎「えぇ…?」 竜華「さあまずは八百屋や!」 なんで清水谷先輩があんなにやる気に…?と気になる京太郎ではあったが、美少女2人と買い物である。 断る理由は彼にはなく、そのまま諾々と竜華の後についていく。 代金まで払おうとしていたのは怜と京太郎のツインブロックによりなんとか阻止。 嬉しいけどちょっと疲れつつも八百屋、魚屋、肉屋と回り…。 竜華「うーっ、なんで須賀くんが荷物を持つんや…」 京太郎「俺の買い物ですし…でも、買い物は色々参考になりました、ありがとうございます」ペッコリン 竜華「う、うん」 京太郎「じゃあ俺は帰って飯を…」
[941]◆2pV1gRdG.o :2018/08/29(水) 23:57:44 ID:??? 竜華「ちょい待ち」 京太郎&怜「「え?」」 竜華「もちろんうちが作るで!お任せあれや!」バァァァァン 京太郎「(こうしてなぜか俺の家に2人が来ることになったのだった)」 京太郎「(……うおおおおお!!!!)」 女子は友人と何度か来たことがあったが、麻雀部部員は初。 しかも相手が竜華と怜ということでテンションが天元突破である。 家まで来てもらって料理してもらうのはどうなのかと思わなくもないがスルーしてしまうほどである。 竜華「もうちょっとでできるから待っててな〜」 京太郎「はーい」 怜「すっかり竜華のペースに慣れ切っとるなあ」 京太郎「ここ最近、色々ありましたからね…。でも、今日のあれとかは慣れないっすね」 怜「あれ……ぎゅーってくっ付くやつ?」 京太郎「おもちがね?こう押し付けられて、こう甘い感じのボイスが耳元で囁かれるわけですよ。 どこの催眠音声かよ!って感じで、いやおもちがあるぶん音声を超えてるというか… あれを素でやる清水谷先輩って色々勘違いさせてそうだよなあとか」 怜「(さすがにあんなのを誰にでもしてたら痴女ってレベルやないかなー。 そういや竜華、あれをうちにもやれとか言っとったなあ…)」
[942]◆2pV1gRdG.o :2018/08/29(水) 23:58:49 ID:??? 京太郎「まったくもっておもちの描く曲面の三次元的座標情報から得られる解析波形が」 怜「とう」ギュー 京太郎「ハゥァ」 何やらドヤ顔で話していたが、背後に回ってぎゅっとすると面白いように動揺する。 むくむくと悪戯心が湧き上がってくる。 竜華の事を何も言えんなあと思いながら、怜はふーっと耳元に息を吹きかける。こうかはばつぐんだ。 京太郎「あばばばばばばばば」 怜「須賀くーん?おもちよりも太ももの方が素晴らしいんよ…?」 京太郎「…冷静に戻れましたよ畜生!」 怜「ありゃ?」 竜華「二人ともー、そろそろ料理が出来るよ…って、何やってたん?須賀くんめっちゃ真顔やけど」 京太郎「囁きボイスって内容がダメならダメだと思いました」 竜華「……?」 首を傾げつつ、手早く食器の支度をこなす竜華。 京太郎は一応家主ではあるが、まるでお客のようである。 そしてそれは夕食中もであり…。
[943]◆2pV1gRdG.o :2018/08/29(水) 23:59:59 ID:??? 竜華「はい、須賀くん。あーんして♡」 京太郎「へへへ、あーん…」 怜「…」ジー 京太郎「ハッ…し、清水谷先輩!園城寺先輩もいますよ!」モグモグ 竜華「え?何か問題でもある?ほら、怜も。あーん」 怜「あーん」モグモグ 京太郎「マジかよ…」 当然のように受け入れる怜を見て、京太郎の心にあった僅かな抵抗も吹っ飛ぶ。 人前といっても園城寺先輩の前なら大丈夫なのではないだろうか、と。 竜華「はい、次は須賀くん!」 京太郎「あーん」 竜華「怜!」 怜「あーん」 楽し気に2人に延々と料理を食べさせる竜華。 彼女にとっては本当に楽しいひと時なのだろう。 端目から見ると鳥の雛のエサやりにしか見えないが本人たちはとても幸せそうであった。 そしてそんな夕食も終わり…。
[944]◆2pV1gRdG.o :2018/08/30(木) 00:01:13 ID:??? 竜華「さてご飯も食べたし…」 京太郎「あ、家の近くまで送りますよ。さすがに遅くなっちゃいましたし」 竜華「須賀くんに膝枕して耳かきやな!」 京太郎「やったあ!(えっ、なんで?!)」 竜華「あ、怜は須賀くんの後でええ?」 京太郎「(そして当然のように園城寺先輩にも…さすが清水谷先輩の慈愛は無限大だぜ)」 怜「……んー。うちは今日は竜華じゃなくて須賀くんな気分やな」 竜華「えっ」ガーン 京太郎「エッオレ」イケルケド まさかの怜の発言に京太郎にしようとしていた膝枕の態勢で固まる竜華。 以前「100均のクッションの方がマシ」とまで言った京太郎の膝枕に負けるとは…。 一体京太郎の太ももに何があったのか。知りたい気持ちをぐっとこらえる。 竜華「すっ、須賀くん…怜をお願いな…!体にちゃんと気遣ってあげてな…!」 京太郎「そ、そんな泣きそうな顔しないでくださいよ!たまには劣悪なクッションで寝てみたくなる時だってありますって!」
[945]◆2pV1gRdG.o :2018/08/30(木) 00:02:31 ID:??? 竜華「そんなんうちはあらへん…!とにかく須賀くん、耳かきや!おいで!!」ポンポン 京太郎「おまかせあれ!」 半ばヤケクソで膝枕に誘う竜華。 さっきから、いや9月頭からの竜華ワールドに飲み込まれていた京太郎は疑いもなく飛び込んだ。 ふかふかでありながら、適度な反発感。清潔な香りに、僅かに混ざる年頃の少女のフレグランス。 おもちマイスターである京太郎も満足な逸品であった。 京太郎「(ああ俺、今この瞬間に耳ズボされても許せるぜ…)」 竜華「ふふふ、かゆいところはないですかー」 京太郎「最高です!」 身も心も癒される竜華の膝枕。 明日が憂うことない土日というのも最高である。 許されるのならばこのまま寝てしまいたいところだが…。 2人を送っていかなければならないし、何よりも膝枕をしろと指名されているのである。 京太郎「えと、よろしくお願いします」 怜「相変わらず固いなあ」ペシペシ 京太郎「男ですから…」 怜「耳はデリケートにお願いな?男だからで済まへんこともあるんよ?」 京太郎「さすがにそこまで不器用じゃないですよ!」
[946]◆2pV1gRdG.o :2018/08/30(木) 00:03:56 ID:??? 竜華「……じー」 京太郎「いや、大丈夫ですから清水谷先輩も心配しないでくださいよ!」 竜華「親心や!」 怜「竜華はいつ須賀くん産んだん。ほら、須賀くんはよ」 グダグダになりそうなところで、怜からもう始めろと催促がかかる。 不器用ではないとは言いつつも緊張しながら、そっと耳かきを始める。 竜華に抱きしめられたときはその包み込むような柔らかさに癒されたが、こうして柔らかな肢体が膝にあるというのも癒し感がある。 「固い…」と呟いてる怜にはあんまり癒しはないだろうが。 京太郎「よ、よし…これで終わった…?」 怜「おつかれー」 竜華「流石須賀くんや!うちはできるって信じとったで!」 京太郎「(その割にめっちゃ見られてた気がするんですけど…) ありがとうございます。それよりほら、そろそろ帰らないと…」 京太郎の押し→!numnum 今夜は帰りたくないの→!card+!card 竜華たち<京太郎でまさかの土日お泊り それ以外でお帰りです
[947]名無しさん、見ちゃいました!:2018/08/30(木) 00:06:30 ID:??? 京太郎の押し→ 31 今夜は帰りたくないの→ ハートJ + ダイヤ10 (なんだか京ちゃんに新しい性癖をぶち込んでしまった気がする)
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0ch BBS 2007-01-24