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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[374]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/16(金) 00:35:31 ID:??? ★佳歩→ラビットテイル 62 ( ハートA )( 5 + 3 )=70★ ★ボルダベリ→ブロック 50 ( ハート8 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=64 ペルシー→ブロック 50 ( スペードJ )( 6 + 3 )+(人数補正+2)=61 ソリージャ→ブロック 50 ( スペードK )( 2 + 4 )+(人数補正+2)=58 陸→ブロック 51 ( クラブJ )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=59★ ★ガルトーニ→パンチング 59 ( ハートK )( 4 + 2 )=65★ ≧2→佳歩の「ラビットテイル」がイーグルラヴィゴールに突き刺さる! 佳歩「考える。だけどとりあえず先に動く! それが私らしさですっ!」 バッ、シュウウウウウウウウウウウウウウウッ……! 陸「アチョ〜! ……って、もう通り過ぎてるアル……!?」 佳歩は色々と考えた結果、無心でシュートを放った。 意識と無意識が相反する状況下でのシュートは、しかし正確なキレと速度を持って、 イーグルラヴィのDF達を寄せ付けない。 ガルトーニ「くそっ! 分かってたよ、取れない位ーーー!」 バァァァッ! 実況「ガルトーニ選手、パンチング〜〜! だがとどかない! そして……!」 バシュウウウウウウウウウッ! ピピィイイイイイイイイイイイイッ!! アルヘンチノス 2 − 0 イーグルラヴィ
[375]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/16(金) 00:38:09 ID:??? 実況「決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル! 佳歩選手の『ラビットテイル』が、 イーグルラヴィのゴールに突き刺さりました〜〜〜!! これで後半5分で2点差です、アルヘンチノス!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」「ですよねー」 佳歩「やった……! やりましたよ、皆!」 パスカル「ああ。よくやってくれた。この1点は大きいぞ!」 てゐ「佳歩ちゃんもすっかり安定感溢れる選手になったねぇ」 つかさ「私も負けてられません……!」 佳歩の仲間はそれぞれに鮮やかなゴールを祝福してくれる。 佳歩は照れくさい笑みを浮かべながらも、しかし自身を卑下せず、 自信を持った表情で改めて力強く宣言しようとし――。
[376]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/16(金) 00:40:28 ID:??? 佳歩「でも、まだまだ油断はできませんよ。時間はまだまだ残っています。 きっと、相手チームのディアスさんだって、これからきっと本気を出すに決まっ、て……」 ディアス?「……限界、か……?」 グラッ……バタリッ。 井沢「……? あん? おい、どうしたよ天才サマ? さっさと起きろ……って、ええっ!?」 ディアス「……あっちの方が先だったか。ヘヘッ。でも……俺も……やっぱ……つれぇわ……」 グラッ……バタリッ。 パルス「ディアス? ……ディアス!? おい、しっかりしろ!」 実況「あ〜〜〜っと、これは一体どういう事でしょうか〜〜〜〜〜!? 佳歩選手がウイニングランを決めている最中に、両チームのディアス選手が一斉に倒れました!」 佳歩「えっ……?」 ――その宣言は、唐突すぎるディアス達の異変により、掻き消されてしまった。
[377]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/16(金) 00:42:25 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 佳歩の章の試合はこの辺りでクライマックスのつもりです。 明日は飲み会があるので、更新できません。 本日もお疲れ様でした。
[378]森崎名無しさん:2016/12/16(金) 00:52:03 ID:??? ポストじゃないのかな?
[379]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/16(金) 01:04:02 ID:??? >>378 すみません、ポストですね…完全に見落としてしまってました。 以前あった反則の判定漏れと同じく、今回も流しでお願いします。
[380]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/19(月) 00:33:34 ID:??? パスカル「ディアス! どうしたんだよ、お前らしくもない!」 パスカルは真っ先にディアスへと駆け寄って、その肩を揺さぶった。 本来急病人に対してすべき対応では無かったかもしれないが、 今のパスカルには、それを考慮する冷静さは失われていた。 ディアス「……ハハ。ディアス……か。そういや、そうだったな……」 パスカル「? 何を寝ぼけた事を言ってるんだ! しっかりしろ、ディアスーー!」 パスカルにとって、ディアスはサッカーにおいてのみならず、 これまでの私生活においても欠かせない無二の親友だった。 例え別れがあるとしても、もっと先の事になると信じていた。 しかし、ここで力なく倒れる彼は、今にもパスカルの元を離れていきそうで――。 ズルッ……。 パスカル「ディアス……? いや、違う。お前はディアスじゃない!!」 そもそも、『本当の』ディアスはとっくの前からずっと、 パスカルの傍には居なかったという事実は、あまりにも皮肉めいていた。 ディアスと信じられていた少年「…………」 つい先ほどまでディアスと信じられていた少年の頭から、天然パーマのかつらがずり落ち、 パスカルはようやく気付いた。この少年は、自分の親友とは全然違う。 背の高さも、肌の色も、声も――。髪型以外は、全然別人だった。 サグメ(監督席)「(……試合終了までは持つと思っていたけれど。 まあ、良いわ。こうなれば、私達は真実を彼女の前に示すまで。 ――『彼』がきっと、全てを話してくれるでしょう)」
[381]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/19(月) 00:36:14 ID:??? パスカル「俺は……今まで全く気付けなかった! お前がディアスじゃないなんて、これっぽっちも思いもしなかった!」 てゐ「いや、思えよ……。そもそもが伝聞でしか知らなかった私らはしゃーないとして、 身長も肌も声も違って分からんって、本当に無二の親友なワケ?」 つかさ「でも。そう言えば、パスカルさんって天パのCちゃんとディアスさんとの区別すらついて無かったわね……」 ウサギC「さんこう:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1477741789/31」 てゐ「アレ伏線だったんかい……。で、でも。それでもやっぱりおかしいよ。 パスカル君はまあ目が節穴だったとしても。他のアルヘンチノスの奴らとか、 この試合を実況してるヤツとか観客とかだって、とっくに分かってた筈じゃない! そいつらはどーして、今まで隠してたんだよ!?簡単にはできないよ。 皆がグルになって、私達に偽者を本物のディアスだと思わせるなんて!」 ??「……それも含めて、私には説明する義務がある」 そして、そんなてゐの疑問にも答える者が現れた。 彼はこの時を待っていたかのように、不在のアルヘンチノス側の控室口からグラウンドに現れ、 そうして倒れる二人のディアスを一瞥すると。 バルバス「私はアルゼンチン代表監督のディエゴ・バルバス。今回の異変の――言わば、『実行犯』だ」 大柄でひげ面、サングラスを掛けたその男は、佳歩達に向かって真実を語り始めた。
[382]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/19(月) 00:42:53 ID:??? …と言ったところで短いですが、今日の更新はここまでにします。 次々回くらいには試合再開できると思っています。本日もお疲れ様でした。
[383]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/20(火) 00:49:33 ID:R4BWz/Cg ディアスと思われた少年「皆。今までありがとう。それと……ごめんなさい」 佳歩「ディアス……さん?」 バルバスが口を開こうとした時、天パのかつらを外した背の高い少年が立ち上がった。 その瞳には覇気がなく、どこにでもいるような、気弱な子どものそれであり。 少なくとも、大胆不敵なる天才ディアスの面影は全く消え失せていた。 ディアスと思われた少年「特にパスカル……さん。本当にごめんなさい。 俺の事、相棒だと思ってくれてたのに……なんて言ったら良いのか……。 俺、ディアスにはなりきれませんでした」 パスカル「……謝らなくても良いさ」 何を言えば良いのか分からないのは、パスカルも同じだった。 微妙な沈黙が流れる中、バルバスは今度こそ語り始める。 バルバス「――彼は。そして向こうで未だ倒れているディアス?もまた、 アルゼンチンが国費を投じて創ろうとした、ディアス・コピーのひとつだった」 佳歩「ディアス・コピー……?」 てゐ「まーた、いかにも胡散臭そうな単語が出てきたねぇ」 バルバス「我々アルゼンチンサッカー協会は、ジュニアユース大会での敗北を重く見ていた。 天才ディアスが居るにも関わらず、一体何故我々は日本に……イタリアに敗北したのか? その疑問に対し、我々は、『ディアスが11人居れば優勝していた』との答えを出した。 それこそが、今回の計画の始まりだった……」 つかさ「めちゃくちゃです……。サッカーは個性の違う11人が揃って初めて、大きな力になるのに」
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0ch BBS 2007-01-24