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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[386]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/20(火) 01:01:19 ID:R4BWz/Cg 佳歩「(そんなの……どれでも私だし、どれでも私じゃないよ)」 ヒトとはそう簡単な一行で表せる程単純な生き物ではない事を佳歩は知っている。 しかし、知りつつも、不器用な佳歩には思い浮かんだ三行のうち、一行分の行動しかできない。 だから――しっかりと考えた上で、佳歩はこの状況を打開する為に、こう動いた。 A:「でーーい! とりあえずはガタガタ言わずキックオフです、ディアスさん達!」 B:「……で。それがどうしたんですか? 私達は試合に勝ちたいだけです。ね、ディアスさん達?」 C:「パスカルさん、てゐ様、つかさちゃん。まずはディアスさん達を安全なところへ!」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *A〜Cの選択肢について、選択肢に対応した必殺技を佳歩が習得します。 (どの技も、今後のフラグ習得により習得可能です(Cだけコンビ技なので、ちょっと難しいかもです)) Aの場合:華麗で強引なドリブル(1/4でドリブル+4、吹飛2)※華麗なドリブルが進化 Bの場合:ラビットダイブ(空シュート+8)300消費 Cの場合:ルナティックスツートップ(パス+3の連続ワンツー、要鈴仙)80×2消費
[387]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 02:58:32 ID:PWbhOHGM C
[388]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 03:11:52 ID:iEVNJhUc B
[389]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 03:46:36 ID:9TJCsUGc B
[390]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 07:35:09 ID:??? 我々アルゼンチンサッカー協会は、ジュニアユース大会での敗北を重く見ていた。 天才ディアスが居るにも関わらず、一体何故我々は日本に……イタリアに敗北したのか? 本編のジュニアユース編ではアルゼンチンはイタリアに勝っていますよ ワールドユース編でアルゼンチンはイタリアに負けています
[391]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 12:59:46 ID:??? GKもディアスということはGKが常にオーバーラップ・・・?
[392]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 20:04:07 ID:??? 要は16スレ目の埋めネタみたいなことをやっちゃったんだね、バルバスは
[393]森崎名無しさん:2016/12/20(火) 23:37:25 ID:??? ひょっとしたらバルバス監督、ワールドユース敗北後の未来から来た可能性が微粒子レベルで存在している…? それにしても、作品世界内で民主化して10年もたっていない国のえげつない事、 コピー化が成功してたら口封じにディアスは消されてたんじゃなかろうか。
[394]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/21(水) 01:09:31 ID:iIOEheyk B:「……で。それがどうしたんですか? 私達は試合に勝ちたいだけです。ね、ディアスさん達?」 佳歩の感情は叫びたかった。今の良いように弄ばれるだけの周囲に対して反抗したかった。 一方で佳歩の理性は、そうする事に何の意味も無い事をハッキリと理解していた。 そして、少なくともこの場においては――佳歩の理性が、感情を制した。 佳歩「……で。それがどうしたんですか?」 バルバス「……!」 佳歩は不敵な笑みを作ってにっこり微笑んだ。 年端も行かぬ少女のそれにも関わらず、バルバスはその背後にある賢しさを読み取り、僅かにたじろぐ。 佳歩「貴方達が色々と酷い事を企んでいるのは分かりました。 そして、これまでの私の経験は全て、仕組まれた物であった事も……。 ――だけど、そんなの関係ない! 私達は試合に勝つ。ピッチの上に立った以上は、それだけです」 佳歩はそれだけ決然と言い放つと、クルリと後ろを向き、 そうして項垂れている二人のディアスに対して、利発な笑顔を見せてこう言った。 佳歩「……自分がどんなヒトで、どんな事に憧れてて、どんな風になりたいか。 ――そんなのは、幾ら考えても考えても、答えなんて出ないものです。 だから、そんな難しい問題の解決は後回し。 今は目の前にある、ずっと簡単で、ずっと面白い問題にチャレンジしてみませんか?」 ディアス?「面白い問題……? 何だよ、それ……」 勿論、今の佳歩の声掛けが何を意味するのか、二人の偽ディアス達には分からない。 佳歩「――この試合を最後まで続ける。そして勝つ! 最初に言ってた、どっちがホンモノかニセモノかを決める勝負は、良く分からなくなった。 だけど、勝負とはそれ自体が大事だと思うんです!」
[395]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/21(水) 01:10:34 ID:iIOEheyk ディアス?「勝てば官軍だ、とでも言いたいのか? ……ハッハァ……ハァ……。まるで、本物のディアスみたいな事言うじゃねえか」 この場においては最大級の賛辞ともとれる言葉を呟いたディアス?の言葉を佳歩は否定する。 ――そして代わりに、こう宣言してみせた。 佳歩「それは違います。それに、私は私です。他の誰にもなれません。 ……でも、言うなれば。試合とか勝負って、「自分らしさ」を証明する場所なんじゃないかと思います。 自分らしく戦って、自分らしく勝つ。もしかしたら負ける。 そんな濃厚な経験を通じて、私は、自分らしいサッカーを目指し、考え続けます!!」 そして、佳歩はサッカーを通じて考え続ける事を決意した。 その在り方は、鈴仙とは似通っているようで違う。 鈴仙は悩みつつも、周囲を巻き込みながら互いに影響し合い成長していった。 一方の佳歩は、周囲に流されず、自分自身をあくまで突き詰め続ける。 しかも、その方法は中山のような行動では無く、「考える」事によって。 ディアスと呼ばれていた少年「だったら……佳歩。俺達からのお願いだ。教えてくれ。 お前らしいサッカーとは、一体どんなサッカーなのかを……」 ディアス?「俺達はこれから、どんな風にサッカーをすれば良いのか……教えて……くれ……」 佳歩「はい、わかりました! ……だから二人は、ベンチで休んでいてください。 私、絶対に勝ってみせますから」 体力の限界が来た偽ディアス達は、幼いながらも凛とした佳歩の横顔に全てを託す。 両チームともに控え選手はいない。元々バルバスの研究の為に組まれた試合ゆえに、 調査を終えた今となって、改めて試合に参加する者も居なかった。 とにかく、これで10対10となった試合は、いよいよ最終局面へと移ろうとしていた。
[396]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/12/21(水) 01:12:20 ID:iIOEheyk サグメ「(……考えすぎで直情的。これが八意様から聞いていた、因幡佳歩の在り方だった。 しかし……今の彼女は明らかに違う! 彼女は、自分の在り方をより特化させ、 前線で思考を巡らせ勝負に出られる、よりタフで厄介な選手へと成長した!! そして彼女は、その思考と勝負強さで、ディアス達を引っ張ろうとしている!)」 この結果に、試合を見守るサグメは驚いていた。 八意永琳の命を受け地上に降り、アルゼンチン側にオーバーテクノロジーのきっかけを与えた。 そして、今回の異変の『黒幕』として、バルバス達『実行犯』側を操作していた。 これらの目的は、佳歩達アルゼンチン派遣組の成長を促す為だけでは無い。 中山が鈴仙に、鈴仙が佳歩に宿した『力』。狂気とも評される、この『力』の正体に迫る為でもあった。 サグメ「(……因幡佳歩。彼女の力は本物だと分かった。後は――)」 ――そして、この結果を受けたサグメは満足気に頷いてから。 サグメ「(――彼女『達』についても、少し試練を与えなくてはね) ……私達の計画は失敗した。恐らく、このままではアルヘンチノスが勝つでしょうね」 ……発言により運命を逆転させる事のできる能力を持つ彼女は。 ここで一つ、試合の優勢を握ったアルヘンチノスの運命を逆転させてみる事にした。 *両チームのディアスが退場しました。補充は無く、残りの試合は10対10で戦います。 *佳歩がFWとして成長し、「ラビットダイブ(空シュート+8)300消費」を習得しました。
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0ch BBS 2007-01-24