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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[546]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:10:39 ID:XBjtUS2g カルロス「……アーサー……アーサー……!」 サンタマリア「――目が怖いぞ、キャプテン。少しは落ち着いてくれ。 (あの三人は遅刻か? 全く、どれだけマイペースなんだ……)」 ジェトーリオ「サンタマリア大丈夫ぅー? 俺が代わりに胃薬飲んどいてあげよっか?」 一方で、鈴仙達コリンチャンスと同じタイミングでフィールドに出たフラメンゴにも一波乱があった。 カルロスやジェトーリオについては、もはや特筆すべき問題ではない。 サンタマリアにとって解せないのは、昨日聞いた『ナトゥレーザ(自然)』のコードネームで呼ばれた、 フラメンゴの助っ人3人組が未だに姿を見せない事である。 最初はまたジェトーリオに騙されたか、とも思ったサンタマリアだったが、 監督もまた、今日のミーティングにて助っ人の存在を明かし、その上で未だ不在な点について 首をかしげているのだから、恐らく嘘では無い。 だからきっと来るはずだ、と思っているのだが、……試合開始1分前になっても、彼らはまだ来ない。 サンタマリア「……来ないものを嘆いても仕方ない。カルロス、そろそろコイントスの時間だぞ」 カルロス「あ……ああ。すまない……」 カルロスはサンタマリアの声で漸く我に返り、そのままセンターサークルへ向かう。 鈴仙「あんたがカルロス・サンターナね……今日はよろしくね」 カルロス「ああ。君のうわさはかねがね聞いているよ。 レイセン……異国から来た少女だが、とても優秀なストライカーだと」 一旦アーサーモードから抜け出したカルロスは、冷静さを取り戻したようで、 鈴仙に対しても紳士的に振る舞ってくれる。メオン、ザガロと挑発的な面々が続いた中で、 彼の穏やかさは鈴仙的にもありがたかった。
[547]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:16:08 ID:XBjtUS2g 審判「それでは、コイントスを」 鈴仙「はい(……とりあえず。今日の試合は少なくともカオスな事にはならなさそうね……)」 アリスさんの通報もあって最初は警戒していた鈴仙も、カルロスと実際に接する事で安心感を抱きつつあった。 カルロス以外のメンバーも普通そうな風体の少年ばかりで、鈴仙は穏やかにコイントスを始める事が出来た――。 が、鈴仙の心が穏やかなのはこれまでだった。 天パの妖精「……」 ビッ。タン、ツーーーッ、スーーーーーーーーッ……。 鈴仙「……え? セグウェイ?」 一人の少年が、二人の少女を肩に乗せて観客席からフィールドに降り立った。 彼はとても滑らかな動きでここまで来たため、セグウェイに乗っているのかと鈴仙含む周囲の者は勘違いしたが、 彼はなんと、サッカーボールの上に乗ってここまでやって来たようだった。そして――。 天パの妖精「ハッハァーー! ヒーロー登場だぜェ!」 ふんわりフェーブの妖精「最強のDFが来てやったわ!! これでもう安心なさい!!」 ストレートの妖精「ふ、二人とも……。遅刻してるんだから、前口上は後にしようよ……!」 鈴仙「こ、この声は……」 ――どこかで聞いた事のある、非常に頭の悪そうな笑い声を聞いた。
[548]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:18:05 ID:XBjtUS2g 佳歩「え!? もしかしてディアスさん!?」 てゐ「違うっしょ。ディアスはもちっと肌が……って」 つかさ「……そんな。あの子はまさか――!」 その笑い声を近々聴いた覚えのある佳歩、てゐ、つかさのアルゼンチン派遣組は、敏感に反応した。 ただし、佳歩とてゐは驚きと畏怖の感情を抱く一方、 つかさだけは自身のライバルとの邂逅に対し、感情の高ぶりを見せていた。 アヤソフィア「ナトゥレーザ……自然。自然……妖精。はぁ。こりゃとんでも無い連想ゲームでしたね」 鈴仙「自然……妖精。妖精……天パ……最強……うっ、頭が……」クラッ カルロス「おい、大丈夫か? 顔色が悪いぞ!」 鈴仙「ごめん。……今回の試合はこそは、常識に囚われた試合ができると思ってたから、つい……」 ――そこで鈴仙も察する。察してしまう。フラメンゴの助っ人の正体を。 実況「お〜〜〜っと! ここでフラメンゴ、あらかじめ選手登録されていた助っ人3人組が登場! 助っ人A! 天パの妖精・キスギ! 助っ人B! 最強の妖精・チルノ! そして助っ人C! 無名の妖精・ダイチャン! 試合開始直前となって、滑りこみ参戦だ〜〜!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」 「なんだこいつら!?」「あの天パ…噂の偽ディアスか!?」「いや、あれは地毛らしい。きっと本物だ!」 来生「ハッハァ! 南葛の点取り屋・ファン来生様の登場だ〜〜!」 チルノ「ハッハァ! こっちは妖精の点取り屋・ファンチルノ様だぞ〜〜!」 大妖精「チルノちゃんはDFだから、そっちに専念してね!? ……あ、GKの大妖精です」
[549]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:19:36 ID:XBjtUS2g ――『ナトゥレーザ』とは即ち、個人の名では無く。彼らの属性を指していた。 自然から生まれる妖精。人の身でありながらその生き方が妖精に近い来生。 フラメンゴのオーナー陣が、飛行機事故によりアマゾン奥地で漂着していた3人を発見し、 そのサッカーの才能を見出したのは、まさしく双方にとって僥倖だった。 鈴仙「なんてムリヤリな設定よぉ……!」 穣子「でも、三人とも生きててよかったねぇ……人間、死んだらオシマイだもんね。わかるよ〜」 反町「(穣子さんは神だし、来生はともかくチルノとかは妖精だから、色々と違うような……)」 勿論、真面目にサッカーがしたい鈴仙にとっては、こうした常識外の出来事は受け入れ難かったのだが。 しかし、鈴仙だけがこうした辛い思いをしている訳では無い。 サンタマリア「(お、俺はこんな非常識が皮を被ったような面々を加えてサッカーしないといけないのか……! だ、駄目だ。覚悟はしていてもやはり耐えられない……!)ぐ、グボハァー!!」 ジェトーリオ「ひいいっ! 大変だ、サンタマリアが吐血したー! 救護班、早くー!」 フラメンゴ側はフラメンゴ側で、ストレスが限界値を超えて倒れる者もいる。 とどのつまり、この状況についてコリンチャンス側もフラメンゴ側も立場は同じ。 そうならば、鈴仙が耳を幾らシワシワにしようとも試合は恙なく行われるべきなのだ。
[550]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 14:21:09 ID:XBjtUS2g 審判「……さあ、早くコイントスを」 カルロス「はい」 鈴仙「(え……? 今明らかに血を吐いてる人が居た気がするけど……? 気のせい、なのかな……。私の方がおかしいだけなのかなぁ……?)」 鈴仙は薄れゆく意識の中、辛うじてコイントスに参加した。 先着1名様で、 ★コイントスの結果→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→コリンチャンスボール スペード・クラブ→フラメンゴボール JOKER・クラブA→審判(ロベルト)「ここだ、ここでキャストオフだ!」鈴仙・サンタマリア「「」」プクプク *一旦ここまでです。続きは夕方〜夜頃に更新します。
[551]森崎名無しさん:2017/01/07(土) 14:23:15 ID:??? ★コイントスの結果→ クラブ9 ★
[552]森崎名無しさん:2017/01/07(土) 14:23:24 ID:??? ★コイントスの結果→ スペード2 ★ まさかの妖精三人組wwwこれは予想できなかったわ
[553]森崎名無しさん:2017/01/07(土) 17:51:29 ID:??? 乙です サンタマリア……生きろ
[554]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 22:56:33 ID:XBjtUS2g 更新再開します。 >>552 妖精を出そうと思ったのは単純にナトゥレーザからの発想ゲームでしたw あと、スレタイも地味に伏線だったと思います。(ディアス+偽ディアス+来生=天パ祭り) >>553 乙ありがとうございます。 サンタマリアの胃痛キャラが加速したと思います。
[555]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 22:57:49 ID:XBjtUS2g ★コイントスの結果→ クラブ9 ★ スペード・クラブ→フラメンゴボール 鈴仙「あっ……裏だった」 カルロス「では、俺達が先攻させて貰おう」 実況「コイントスの結果、フラメンゴの先攻でキックオフとなりました! 果たしてこの死闘を制すのは、一体どっちになるのでしょうか〜〜!?」 来生「それは勿論、この俺様だぜ! 17人抜きでゴール決めてやる!」 サンタマリア「そ、それって逆走してるじゃないか……ゴフッ!」 ジェトーリオ「ちょっとサンタマリア、点滴打ってるんだから無理しないで!」 鈴仙「(死闘って言うか、既に死にそうな人が居るわね……)」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! そして。……一抹では到底済まない数の不安を抱えながらも。 審判の無慈悲なホイッスルにより、コリンチャンスとフラメンゴの試合は始まった。
[556]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/07(土) 23:00:51 ID:XBjtUS2g ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ヨッチャン「ヒント神・ヨッチャンです。今回は鈴仙の章その3・リオカップ第三試合、フラメンゴ戦を紹介します! フラメンゴはテクモ版2・3でリオカップ編ラスボスを務め。 本スレでもサンパウロに次ぐ強豪として描かれただけあり、かなりの強敵チームです! このスレでは、カルロス君・サンタマリア君・ジェトーリオ君の強化は勿論、 来生君、チルノ、大妖精の加入、その他モブ選手の強化……等、更なる改造を施しています。 が、こちらも佳歩、てゐ、つかさの加入で強化されているので、難易度はそう高くないと思いますよ。 −−@−− @ラスレイ B−C−A Bサーノス H(ホントはC)チルノ Aビオン −−D−− Dジェトーリオ −−−−− G−E−J Gイシーズ Eサンタマリア Jファリヤ −−−−− −−−I− Iカルロス F−H−− Fタルーツ H来生 サントス:4−3−3 コリンチャンス:3−4−3 −H−J− H鈴仙 990/990 J佳歩 850/850 F−−−− Fアヤソフィア 800/800 −I−G− Iアリス 800/800 G反町 870/870 −−−−− −E−D− Eてゐ 810/810 D静葉 830/830 −B−C− Bミャージ 700/700 Cつかさ 900/900 −−A−− A穣子 880/880 −−@−− @ピュジェ 700/700
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0ch BBS 2007-01-24