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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[68]森崎名無しさん:2016/11/02(水) 00:39:52 ID:??? ★つかさの競り合い特訓→ 4 + 3 = つかさの浮き球補正特訓→ 2 + 2 =★
[69]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/03(木) 01:58:45 ID:??? ★つかさのパス特訓→ 1 + 1 =2 つかさのタックル特訓→ 6 + 1 =7★ ★つかさのパスカット特訓→ 5 + 6 =11 つかさのブロック特訓→ 1 + 4 =5★ ★つかさの競り合い特訓→ 4 + 3 =7 つかさの浮き球補正特訓→ 2 + 2 =4★ つかさ「(ブロック一点特化では限界がある。昔、中山さんやパスカルさんが仰ってくれた 私の長所――背の高さを生かした空中戦を伸ばしてみましょう!)」 つかさの選手としての総合力は佳歩やてゐと比べても大きく劣る。 これまではその穴を根性溢れるブロック一芸で埋めようとして来たが、 これだけでは自分達が相対する『世界』という舞台では通用しない。 そう考えたつかさは、今回はスイーパーとしての機動力を高める特訓に励んだ。 つかさ「(フィジカルやパスカットのような、これまで穴だった分野は大きく改善する事が出来た! 欲を言えば、空中戦の素養をもっと磨きたかったけれど……。次に期待するしか無いわね)」 特訓の成果としては、一部で輝く部分はあったものの全般的に成功とは良いがたい。 しかし何でも思い悩んでしまう佳歩とは違い、つかさは悩まない。 冷静沈着な彼女はもう、次の練習をどう成功させて行くかに目を据えていた。 *つかさのパスが+1されました。44→45 *つかさのタックルが+1され、フラグを習得しました。48→49 *つかさのパスカットが+2され、更にスキル・パスカット+3を習得しました。45→50 *つかさのブロックが+1され、フラグを習得しました。52→53 ※フライングブロックは前スレの時点で習得済みでしたので、次回更新時反映させます *つかさの競り合いが+1され、更にスキル・競り合い+3を習得しました。45→49 *つかさがスキル・ど根性のフラグを習得しました。
[70]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/03(木) 01:59:49 ID:??? すみません、今日はあまり書けませんでした。 明日は休みなので、また更新出来ればと思います。 >>67 乙ありがとうございます。このフレーズ勢いがあるので好きです。
[71]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 00:48:07 ID:??? 〜練習フェイズA〜 【佳歩一行、ディアスと仲良くなる…?】 −アルヘンチノス・練習場− ディアス「おいパスカルー。こいつらなんかとじゃれてないで、俺とコンビプレイ練習しようぜー。 お前が居なくてヒマな時に考えた技案が 743 個位あるんだよ」 パスカル「……すまんな、ディアス」 佳歩「むぐぐ……」 てゐ「(ま〜たこれだよ。ったく……)」 ――佳歩達一行が妹紅と出会ってから暫く経って。 アルヘンチノスのサッカーコートでは、佳歩がディアスを見つめて歯ぎしりをしていた。 ……最近では、よく見慣れた光景だった。 ディアス「大体さ、考えてみろよ? 世界トップの俺とトップクラスのパスカルがより強くなるのと、 世界だと辛うじて控えかモブで出番アリかな? ……っていうこいつらをマシにするの。 どっちがチームの為になると思うよ? 昔お世話になった話は聞いたけど、情に流されるのはプロらしくないぜ?」 ディアスが不機嫌そうに言葉を並べ立てるに合わせて、佳歩の表情は厳しくなる。 天才特有の実力無き者への傲慢と、相棒を取られた私怨が混じって辛辣なディアスに対し、 直情的で熱くなりやすい佳歩が、大人しく黙っていられるワケが無い。
[72]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 00:53:17 ID:??? 佳歩「た、確かに……。確かに私達、ついついパスカルさんに頼ってるかもしれません。 今だって、色々教えて貰おうとしてたし。……だけど、言い方ってものがあると思います! プロのサッカーが実力主義なのはよ〜く分かってますけど、チームワークだって、決して蔑ろにしちゃいけないと思います!」 ディアス「チームワークぅ? ハ、お前らの言ってるのはグダグダの馴れ合いの事だろ? それぞれが最高のパフォーマンスを見せるのと、だべって仲良しこよしは別次元だ!」 パスカル「ま、まあやめろよ、二人とも……」 佳歩・ディアス「「パスカル(さん)は黙ってろ(て)!」」 パスカル「す、すまん……」 ……争いとは総じて、同レベルの者同士の間で起こるものであるから、 そうした意味では二人は似た者同士であるのかもしれないが。 何はともかく、佳歩とディアスとの亀裂は決定的な物となっていた。 ***** −練習後・COCINA DE MOKOU− 妹紅「ふうん。天才ディアスと佳歩が対立ねぇ」 ホカホカの焼き鳥が入った皿を渡しながら、妹紅は平和そうに繰り返す。 練習を終えた後の夜、佳歩達は今や行きつけとなった妹紅の焼き鳥屋で、ディアスとの関係についてぶちまけていた。 てゐ「どーすりゃいいかねぇ。確かにディアスが聖人じゃなくって、 むしろ多くの凡人にとってはムカつく奴だってのは思うけど。 これじゃ、折角の海外修行の意義が半分パァだよ」
[73]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 00:55:13 ID:??? 佳歩「別に良いんです! 幾ら天才だからってあんな理性の欠片もない。 傲慢と嫉妬の権化みたいな人のプレーなんて、参考にする必要ないです! あの人にはもう、鈴仙さまや永琳さまの爪の垢を煎じて飲ませたいです!! ――妹紅さん! 水割りウイスキー抜き、もう一杯ください!」 つかさ「それって単なる氷水じゃないかしら……」 妹紅から差し出された水を呷るように飲むと、佳歩ははぁと大きく溜息をつく。 幻想郷では全く見た事も無かった佳歩の憤り具合に、 つかさは目を白黒させながら、手に持った タブクリア のグラスを傾けつつ呟いた。 つかさ「――でも確かに、佳歩ちゃんが怒りたくなる理由も分かるわ」 妹紅「ふうん。私達一般市民からしたら、ファン・ディアスなんてお国の英雄って印象しかないけどね。 チームの中ではそんなに暴君だったりするのかい?」 すっかり焼き鳥屋の店主が板についた妹紅は、前客のグラスを拭きながら、 片手間につかさやてゐと言葉を交わしている。 つかさ「暴君って訳ではないんですが……彼、チームでも孤立しているんです。 ううん。孤立って言い方はおかしいかしら。 彼にはパスカル君も居るし、チームを率いてもいるのだから。 だけど実際は、彼自身が、壁を築いてしまっているというか」 てゐ「ディアス君が辛辣なのは、私達や佳歩に限った事じゃない。 パスカル君は例外だけど、それ以外の奴がヘマをしたら酷く馬鹿にするし、 実力を示せない奴には信じられないくらい冷酷だ。 メチャクチャな命令や我儘はしないけれど、嫌われても仕方ない事は沢山してる」 妹紅「ふむふむ……。確かにそれは佳歩が怒りそうな奴だな。 真っ直ぐで一本気な佳歩だもの。そもそも孤立だなんて状況、許すはずもないし、 その上暴言まで吐いてくるようだったら、反論してぶち壊してやりたいと思うだろうね」
[74]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 00:56:52 ID:??? 佳歩「そ、そうですよ! こんなの、許されちゃいけないです!」 佳歩は酔いつぶれたようにだんまりだったが、急にガバりと起き上がって力説を始めた。 佳歩「いくら天才だって、いくら凄い選手だからって、何をしても良いワケがありません! 皆は黙っているかもしれないけれど、そんなの、やっぱりダメだと思います! だって、だって。鈴仙さまもそうでした! あの方は自分がどれだけ実力をつけても慢心せず、むしろ皆との結びつきをより強めようとしていました。 だからディアスさんだって、あんなんじゃなくって、もっと謙虚になれば良いのに……! パスカルさん以外にも、信頼できる仲間を作っても良い筈なのに……!!」 グラッ……バターン! 佳歩「ぐ、ぐう……。もう、飲めましぇぇん……」 そしてその瞬間、再びその場で寝ころんでしまった。 妹紅「ありゃりゃ……完全に酔いつぶれちゃったよ。 さっきから、水割りのウイスキー抜きやらカルーアミルクのカルーア抜きやら、飲み過ぎるから……」 つかさ「ごめんなさい妹紅さん。私達、佳歩ちゃんを連れて帰りますね?」 てゐ「お勘定は任せな。こういう時に備えて、貯金はしっかりしてたかんね。 ……ほい。 970 アルゼンチンペソで良かったね?」 妹紅「ああ、ありがとう。……気を付けて。この辺は最近、悪質なスリ泥棒も出るらしいからね」
[75]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 00:58:42 ID:??? −歓楽街・外− 佳歩「……ううん……す、すみません二人とも。私、とってもはしたない所を……」 妹紅の店を出て幾許もないうちに佳歩は目を覚ました。 元々酒は一滴も飲んでないため、顔も赤く無く、表情はしっかりとしている。 つかさ「気にしないで、佳歩ちゃん。あなたは間違った事は言っていない……と、私は思うわ」 てゐ「佳歩は頭は良い筈だけど、突っ走りがちなのは分かってるからね。 ディアスの事でも勝手に色々考えて悩んで、そんでもって間違ってる!って思ったんだろ? そうやって色々思える事は、年よりの私にゃできない事だ。自信を持ちな。 ……まあ。オトナになるにはTPOってのを弁えんのも大事だけどね」 佳歩を慰めながら、てゐとつかさは佳歩の両肩を持って夜の街を歩く。 まだ遅い時間では無いとは言え、少女三人の夜歩きは危険だ。 一刻も早く寮へと戻るべく、その足並みは早い。 タッタッタッ……。 天パの男「ハッハァ! 悪いな、横通るぜ!」 寮へと向かう狭い道――近道だ――を進む時、横を一人の男が通って行ったが、 眠たげな佳歩の介抱で必死なてゐとつかさは意に介さない。 人通りの少ない道の筈だが、常にゼロではあるまい。こうして誰かと道を同じくする事位あるだろう。 ……彼女達がそう考えるのは不思議では無かった。 ――しかし、この時佳歩達はまだ知らない。自分達の脇を通り抜けた盗人を巡って、 ちょっとした困難と、新たなる友情の萌芽が待ち受けている事を。
[76]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/04(金) 01:02:39 ID:??? …と、言った所で今日の更新はここまでにします。 タブクリアって知らなくてググりました。昔はこんなんあったんですね…(ゆとり並感) 本日もお疲れ様でした。
[77]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/11/05(土) 01:10:31 ID:??? 今日は付き合いでお酒が入ったので、更新をお休みします。 明日は更新できると思います。
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0ch BBS 2007-01-24