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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[742]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:04:40 ID:e7uEBtCg 嫉妬というか対抗意識を燃やしているアリスさんを尻目に、佳歩は説明を続ける。 佳歩「第一の理由。それは、フラメンゴのチームとしての特長にあります。 来生さんやチルノさんの加入で少しは改善されましたが、 フラメンゴはタテのライン――カルロスさん、サンタマリアさん、ジェトーリオさん――がしっかりしている反面、 ヨコのライン――そのほかの選手さん達の実力については、隙があります。 もちろん、グレミオやサントスの選手さんよりは強いんでしょうけど……でも、実力差は大きいです。 ワンツーを使って広く攻める事で、この隙のある選手さんを動かさせる。これによって、攻撃チャンスが広がると思います」 てゐ「ふうん。でもさ、そんなに上手くいくかな? だってワンツーだったらさ、多くの人がパスカットに向かいやすいワケだよ。 幾らモブ選手が弱点だって力説しても、それを補うようにカルロス君が入って来たら、結局意味無いんじゃない?」 佳歩「その弱点を克服できる手段を持っている。それが私がこの作戦を推す理由その二になります。 そしてその手段とは――鈴仙さまです」 鈴仙「わ、私っ!?」 佳歩「はい。鈴仙さまのプレーには、相手のタイミングを歪ませる力――狂気の瞳の能力が籠っています。 今回の作戦。鈴仙さまを中心としたワンツーをFW・MFの全員で行う事により、 フラメンゴの主力選手を弱体化させ。そして、第一の理由で述べた比較的弱い選手の隙を突く。 そして、バイタルエリアに着いてからは、数を活かしてシュートを連発する。 ドリブルではなく、あくまでシュート主体で削っていく。私の作戦の終着点はここになります」 穣子「お、おお〜……? なんか全然良く分からなかったけど、佳歩ちゃんってすっご〜い! うん、この作戦にしようよ!」 静葉「せめて少しは理解する努力をしなさい、穣子……。 ――それはさておき、鈴仙はどっちの作戦をとるつもりなのかしら? アリスさんが提唱した、ジェトーリオ君の反則を誘発させつつ、ドリブルゴールを狙う作戦。 佳歩ちゃんが提唱した、名無し選手との実力差と鈴仙の才能を活かした、シュートチャンスを増やす作戦。 どっちが正解って訳でも無いと思うけれど、このフラメンゴというチームには、どっちが有効だと思った?」
[743]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/09(木) 01:07:28 ID:e7uEBtCg 鈴仙「え、ええ〜っと……(どうしよう。私も穣子と同じ状態になってた……)」 サッカーはブレインを信条とするアリスさんと、元々頭の回転が早く、アルゼンチンで大胆さを身に着けた佳歩。 どちらの作戦も決して鈴仙にとって見劣りはしない。 後は鈴仙が、今回の局面においてどうするべきと考えたのか。それが大事な場面となっていた。 鈴仙「(長々と解説はあったけど、前半だって失敗したワケじゃないし。 別にこのまま後半を迎えるって手も、普通にアリだしね……う〜ん、どうしようかな)」 ジェトーリオの反則誘発を見越した、アリスさんとアヤソフィアによるドリブル主体の作戦をとるか。 主力選手以外に着目した、中盤のワンツー突破及び、FW・MFによるシュートラッシュ作戦をとるか。 それとも、これまで通り真っ直ぐ攻めていくか。 鈴仙が下した決断は……。 A:特段の作戦変更は必要ない。これまで通り真っ直ぐ攻める。 B:アリスさんの反則誘発・ドリブル主体作戦を採用する。 C:佳歩のFW・MF特攻・シュート主体作戦を採用する。 D:いや、ここは私に良い考えが…(自由選択枠) 鈴仙のガッツ:950/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。 *今日の更新はここまでにします。
[744]森崎名無しさん:2017/02/09(木) 01:14:20 ID:u++A6sjE C
[745]森崎名無しさん:2017/02/09(木) 03:17:32 ID:5S42J3cg C
[746]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/10(金) 01:02:01 ID:??? すみません、今日は更新をお休みします。
[747]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:12:04 ID:pRYJ2TQM すみません、金曜土曜と夜に更新しようとして寝落ちしてました(汗) 今日もこれから外出するので一判定分のみになりますが、更新再開します。 C:佳歩のFW・MF特攻・シュート主体作戦を採用する。 鈴仙「……そうね。ここは佳歩の作戦を採用しましょ」 佳歩「――は、はいっ!」 アリスさん「わ、私の自我が全否定された……!」 鈴仙「……いや、してないってば。ただ、前半戦を見ていると、佳歩のシュートやアリスさんのドリブルじゃ、 どうしてもフラメンゴの守りを突破できていなかったから。 だから、後半戦は個人技よりもチームプレーで押し切る方が良いかなって。そう思ったのよ」 てゐ「なるほどねぇ。にしても全員かぁ。失敗したら大変そうだけど、上手く行ったら大分爽快だろうねぇ。 佳歩もよく、こんな大胆な作戦を思いつくようになったよ」 つかさ「やっぱり、海外での修行で一番成長したのはあの子ですよね……」 佳歩「勿論、失敗した時のリスクは大きいです。なので、私も実は、少し怖いんですが…。 でも、強い敵に勝つ為には多少のリスクは承知しないとダメだと思うんです」 静葉「……私としては、アリスさんの作戦も良かったと思うけれど。でも、そう決めたのならば、全力でやらせて貰うわ」 鈴仙「……ありがとう。それじゃ、後半戦も」 穣子「うんっ、頑張るよ〜!」 ――そうして、コリンチャンスは後半戦に大きな賭けに出る事を決意しハーフタイムを終えた。
[748]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:13:32 ID:pRYJ2TQM 【敵チームハーフタイム】 サンタマリア「……総括すると、苦戦する事はあれど、前半戦は概ね順調だったと言えるか」 ジェトーリオ「うんうんっ、この僕の活躍のお蔭でねぇ〜!」 サンタマリア「お前は早速審判から厳重注意を食らっていただろうが。 前半最初の大型シュート――『ラビットダイブ』の脅威にいち早く気付けたことは評価できるが、 やはり少し、慎重になるべきだ。俺が敵チームに居れば、まず間違いなく、お前の反則誘発を狙うだろう」 ジェトーリオ「はいはーい、分かってますよーだ」 カルロス「サンタマリアは、前半最後のタックルは素晴らしかった。もしもアレが防げなかったら、 俺達は同点で前半を終えていた公算が高い。 それ以外にも、お前を中心にチームを良くまとめてくれていた」 サンタマリア「よせよ、お前らしくもない。……それにカルロス。俺が何と言おうが、 このチームのキャプテンはお前だ。プレー面で活躍してくれたのは本当にありがたいが、 それだけじゃない。土壇場での精神的支柱になるべき選手は、お前なんだ。 だから、その……」 カルロス「お前の言いたい事は分かっている。……試合以外の事に気を取られるな、だろう? 何度もお説教を食らっているからな。だが、そこは安心して欲しい。 実際にボールを交えて分かったんだ。……アーサーは、俺の知ってるアーサーじゃなかった。 それなら俺は、いつも通りのカルロス・サンターナになれる。と」
[749]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:14:46 ID:pRYJ2TQM サンタマリア「カルロス……」 コリンチャンスと違い、フラメンゴのハーフタイムは穏やかだった。 場を掻きまわすジェトーリオは厳重注意を受けて謹慎。 カルロスは宣言通りプレイでは抜群の実力を見せた上に、試合開始までの迷いはないと言い切ったため、 サンタマリアにとっての懸案事項は無くなりつつあった。 来生「なぁなぁー、ハットトリックとハットリ君って似てね?」 チルノ「キスギは知らなかったのー?ハットリ君がサッカーで3点決めてばっかりいるから、 ハットトリックって名前が出てきたんだよ! ふふん、あたいってば雑学王ね!」 大妖精「そうやってまことしやかに嘘をつくのはやめた方が良いよ、チルノちゃん……」 サンタマリア「ぐっ……!(そういえば、こいつらが居るのを忘れてた! いや、キスギも点を決めているし、後の二人もしっかりゴールを守っているから、 あまり文句を言い辛いというか……しかしそれが却ってつらいというか……)」 ――が、結局この試合になって新たな懸案が3人程出現している訳なので、 マイナスがゼロになっただけなのかもしれなかった。 試合中共に駆けた愛用の点滴台をさすりながら、彼は新しい胃薬の封を開けた。
[750]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:15:53 ID:pRYJ2TQM ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「さあ、後半戦はコリンチャンスのキックオフでスタートです! ボールをまず取ったのはキャプテンの鈴仙選手! ですが……何やらコリンチャンスの様子がおかしいぞ!」 鈴仙「皆! 作戦通り、思いっきり攻めるのよ!」 佳歩「はいっ!」 アヤソフィア「さーてと、私はフォロワーにでも回りますかね」 アリスさん「(私の自我……私のアイデンティティ、私の人格……)」ブツブツ 反町「(アリスさん、地味にハーフタイムで自分の作戦が通らなかった事を気にしてるなぁ……めんどくさい)」 静葉「行くしか……ないわね!」 ダダダッ……! カルロス「これは……!」 サンタマリア「愚かな!全員で攻め入る気か……! いやしかし、これはもしかすると……!」 実況「コリンチャンス、FW・MF全員での集団特攻! ボールを持つ鈴仙選手を先頭に、 選手全員がフィールドを幅広く移動し、攻撃の幅を広げていきます!」
[751]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/02/12(日) 13:17:36 ID:pRYJ2TQM てゐ「――鈴仙! 吐き出す爪楊枝はないけど私も本気さ! ここは早速、私らのコンビっぷりを見せつけてあげようじゃんか!」 鈴仙「てゐ。その言葉、信じるよっ!」 バシュウウウッ! 実況「そしてさっそく、鈴仙選手は本来DMFの筈のてゐ選手にパス! てゐ選手は前進しながらワンツーリターンの構え!」 カルロス「くそっ……やるしかないか。タルーツ、行くぞ!」 タルーツ「あ、ああ!」 バッ! ババッ! 先着2名様で、 ★鈴仙→ワンツー 54 (!card)(!dice + !dice)= てゐ→ワンツー 56 (!card)(!dice + !dice)+(本気モード+1)=★ ★カルロス→パスカット 53 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)= タルーツ→パスカット 52 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→鈴仙とてゐ、ワンツー成功! =1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に (アヤソフィアがフォロー)(反町がフォロー)(アリスさんがフォロー) ≦−2→フラメンゴボールに。 【補足・補正・備考】 鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。 カルロスのマークがダイヤで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動します。
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0ch BBS 2007-01-24