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屁理屈推理合戦withキャプ森
[152]森崎名無しさん:2017/01/09(月) 19:32:04 ID:??? 乙です…… すみませんソリマチ卿信徒のサバトはこちらでよろしいでしょうか?
[153]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:01:17 ID:MGYyPwiA こんばんは。ゲームを始めていきます。 ですがその前置きの文章が長くなってしまいましたので、暫く文章を投下しています(汗) 出題文とかはまたまとめて出すので、文章に興味ない方はもう暫しお待ちください。 >>149 乙ありがとうございます。ソリマチ卿人気が凄いですね…w >>150 ダース・ソリマチアス卿「コーホー」(←言いたい事が言えてない) >>151 乙ありがとうございます。 強キャラっぽいですがゲーム盤の難度自体は低めなので、 「ソリマチ卿って案外大したことなくね?」ってならないか心配です(爆) >>152 乙ありがとうございます。 キャプ森キャラが魔女(魔術師)になるのが面白いかな?と思いソリマチ卿を出しましたが、 まさかここまで信徒が出来るとは思いませんでしたw
[154]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:03:34 ID:MGYyPwiA ソリマチ卿「……俺はもう、誰にも縛られない。ベアトリーチェ、貴様にもな! そして俺は――この魔力で、新世界の神。いや、魔王となるのだ! 全ての記憶、全ての存在、全ての次元が言いたい事を言えるユートピアを作りあげるのだ! くくくくく! くわーーーーーーーーーーーーっひゃっひゃっひゃっひゃ!!」 ベアトリーチェ「おのれ、ソリマチ卿……!」 自身の無限の魔法に加え、生来の毒の魔法にも覚醒してしまった今のソリマチ卿には敵わない。 そう悟ったベアトリーチェは、惨めにも金色の蝶の姿のまま、逃げ延びるしかなかった。 ベアトリーチェ「だが……ソリマチ卿の思想は危険だ。誰もが言いたい事を言える世の中だと? そんな世の中が実現すれば、魔女やゲームどころではない。社会秩序の崩壊だ! 野放しにしてはおけぬ!」 しかし、全人類が言いたい事を言える世界を魔法で作り出そうとしているソリマチ卿は、 この世界の秩序を乱すのみならず、人類滅亡すら招き得る恐れがある。 故にベアトリーチェは――。 ベアトリーチェ「こうなれば……仕方あるまい。この妾をも倒した『奴』の力を借りるしか……!」 その高いプライドを捨ててまで、ある『ウィッチハンター』に助けを求める事を決意した。
[155]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:05:01 ID:MGYyPwiA 〜南葛中・宿舎〜 森崎「ぐが〜、すぴぴ〜」 ……ここは東邦学園の宿舎からそう離れた場所ではない、南葛中の宿舎。 日向との決戦を控え、最後の特訓を積んだ森崎は僅かながらの休息を取っていた。 ベアトリーチェ「……森崎。森崎よ! 妾の声に応じよ!!」 森崎「ぐが〜、ん。そのイラつく声は……いや、流石に夢か……」 故に、人としての姿も保てぬ状態で、如何にベアトリーチェが呼びかけようとも、森崎は一向に起きる気配がない。 ベアトリーチェ「ええい、この非常時に……! ならば仕方ない、魔法を使うか……」 元はと言えば自分の誤算により引き起こされた異変であるが、傲慢なる魔女はそうした細かい事は気にしない。 ベアトリーチェは森崎を起こす為、なけなしの魔力でごく小さな魔法を使った。 ――ジリリリリ! ジリリリリ! 目覚まし時計に黄金の鱗粉を振りまくと、時計の針が早回しのように進んでいき ――そして、目覚まし時計のベルを鳴らす。 時そのものを加速させる事はできずとも、手を触れずに時計の針を進める程度は造作もない。 森崎「うわっ! やべっ、寝坊した!」 ベアトリーチェ「ようやく起きたか、この寝ぼすけが」 森崎「……姿は見えぬが声は聞こえるぞ。その声は……テメエ。ベアトリーチェだな」 ベアトリーチェ「ほう! 良く覚えていたなぁ森崎。くひひひひ!! そうだよ妾だよ妾ァ。 可愛い黄金の魔女サマが、お前を起こしに来てやったんだよぉホラホラ喜べよォ!」
[156]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:06:39 ID:MGYyPwiA 先の戦いで大きな痛手を負ったベアトリーチェだったが、 同時にあの戦い以来森崎の実力を認め、一方的なライバル心を抱くようになっており。 今日の晩も、ソリマチ卿ではなく自分が出題者として、森崎にリベンジを果たしたいと思っていた。 そうした彼女の内心もあり、ベアトリーチェは嬉しそうに森崎を煽るが。 森崎「……クソッタレ。まだ死んでなかったのかよ。 誰が喜ぶか、幻想になったとはいえ、翼を嬉々として殺したようなヤツをよ」 森崎としては、ベアトリーチェは翼を殺そうとした、単なる残酷な魔女にしか過ぎない。 無論彼女が先のゲームの終盤で見せた粘り強さや執念はある程度評価していたが、 それはあくまで敵としての視点であり、こうして馴れ合う為のものではない。 ベアトリーチェ「あ、あんときの事は悪かったよォ。 でも、ちょっと派手にやった方が魔女を信じてくれるかなーって思ったんだもん。 ポケットから鉛筆が無くなったとか、目覚まし時計が勝手に鳴ったとか。 そんな手品みたいな魔法を持ち出しても、信じてくんないだろぉ?」 森崎「……『鉛筆が無くなるのはポケットに穴が空いていたから』だし、 『目覚まし時計が勝手に鳴るのは、単に俺の設定ミス』だからな。 ――だが、そういう事を言っているんじゃない。 俺が言いたいのは。魔女のお前にとっては人の生死はゲームかもしれないが。 人間の俺達にとっては、その生死が一番大事だって事なんだよ」 ベアトリーチェ「む、むぅ……ニンゲン達の価値観位、妾も分かっておる。だが……」 魔女のベアトリーチェと人間の森崎では、根本的に視点がズレていた。 無限の魔女にとっては、人の生死はチェスの駒と同じで、ゲームが終われば何度でも蘇る。 しかし、魔法の使えぬ人間にとっては、一度きりの人生をただのゲームと切り捨てられる訳がない。 故に、二人の口論は平行線。 ゲームを楽しみ、魔法を認めて貰う事が最優先で、人の生死など二の次と平気で話すベアトリーチェと、 野望を求めて毎日を一生懸命に生きている森崎が交じり合う可能性は無かった。
[157]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:08:07 ID:MGYyPwiA ベアトリーチェ「……妾は、そなたとは良きライバルになれると思ったのだがなァ」 森崎「何がライバルだ。ライバルになりたかったらサッカーでも始めやがれ」 ――しかし、今はそうした口論をしている場合ではない。決然と、ベアトリーチェは本題を切り出す。 ベアトリーチェ「――だが。今は少なくともそなたに共闘を頼みたいのだ! ……凶悪なる毒の魔術師が生まれてしまった。奴はゲームを望んでおらぬ。 奴の狙いは世界の秩序の崩壊。そうなれば、魔女も人間も、生きる場所が無くなる!」 森崎「へぇ。そりゃいいや。そいつのお蔭で、てめえみたいなゲーム脳で頭薔薇庭園の魔女が消えるんだったら、 その魔術師さんの方を応援してやるぜ。てか第一、信じられるかそんな与太話」 ベアトリーチェ「与太話などでは無い! 現に脅威はすぐそこにまで迫って来ておる!」 とはいえ、敵視され一切信頼されていないベアトリーチェの発言に、森崎は耳を貸そうとしない。 これも魔女の新たな策略かもしれないのだ。一度彼女の甘言に乗せられている森崎は慎重だった。 しかし、丁度その時だった。 ドオオオンッ! 森崎「な、なんだよ次は……!?」 ベアトリーチェ「……魔術師だ。ヤツが来たのだ!」 南葛中の宿舎を揺るがす地響きとともに、森崎の部屋に大きな穴が空いた。 その穴の先には――ベアトリーチェの言う通り、凶悪な表情をした毒の魔術師が、 かつての無限の魔女がそうであったように、夜の世界の王者として君臨していた。
[158]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:09:29 ID:MGYyPwiA ソリマチ卿「ほう……そんな所に逃げ隠れていたのか、ベアトリーチェ。惨めだな」 ベアトリーチェ「貴様……ソリマチ卿! 妾を追って来たのか!?」 ソリマチ卿「当たり前だ。貴様が再び力を取り戻した際、 俺様の『言いたい事を言い放題ユートピア』の障害となるかもしれんからな。 危険因子は、芽のうちに摘んでおかねばなるまい」 ゴオオッ……! ソリマチ卿はそう言うと邪悪な笑みを浮かべながら、空中に毒々しい色の球体を編み出す。 ソリマチ卿「毒魔法レベル59。『ポイゾナスドライブ』だ。この魔法を受ければ、 半径10キロメートル内は死の毒に満ち溢れるだろう……! くっくっく。たまんねえぜ!! 貴様らは青酸カリのように甘ァいアーモンド臭に溢れて死ぬんだ!」 森崎「いやいや……! そんな魔法を使われたら俺が死ぬだろう! ベアトリーチェ、お前が撒いた芽だろう、何とかしろよ!」 ベアトリーチェ「それが出来るなら、もうやっておるわ! 増長した魔術師を倒すのは、森崎。 この妾をも制してみせたウィッチハンターたる、そなたにか出来ぬのだぞ!」 森崎「倒すったって、どうすれば良いんだよ。俺にかめはめ波でも打て、ってか?」 ベアトリーチェ「違う! ……そもそも、あやつの魔術師幻想を繋ぎとめているのは、 不可能状況での殺人によるもの。その真相を人間とトリックで説明すれば、 遡ってあやつの魔力は立ち消える! 要は、妾の時と同じという事よ!」 ソリマチ卿「ホウ……? 貴様、この俺様相手に『魔女のゲーム』で勝負するというのか?」
[159]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:11:12 ID:MGYyPwiA ベアトリーチェの発言に、ソリマチ卿は何らかの興味を示したらしい。 彼は毒の魔法を一旦中止して、森崎の下へと降り立った。 森崎「――知らねえけど、どうせやるしかないんだろ。やらないと俺はこの宿舎を破壊し尽すとか、言っちゃうんだろ?」 ソリマチ卿「成程。どうやらあの小五月蠅い蠅から聞いているようだな。 俺の魔力の源泉を。それを止めるというのか……くくくくっ! 愚かな!」 そして、かつての森崎とベアトリーチェとの対峙と同じように、 二人の間を隔てるように一台のチェス盤が置かれる。 局面は序盤にも関わらず黒番の不利。盤面中央に白のクイーンが鎮座している一方、 黒はルーク、ビショップ、ナイトの駒が既に1枚ずつ脱落していた。 ソリマチ卿「見るが良い。この俺様が構築した、圧倒的な赤き真実を。 そして屈服するが良い。ベアトリーチェをも超えた、俺様による完全不可能犯罪の前にな!!」 ベアトリーチェ「……期せずとも勝負が始まったか。森崎! そなたが何と言おうとも、このゲーム、妾がそなたのサポートとして補佐をさせて貰おう。 そして必ず勝つのだ! さもないと魔女幻想やゲームどころでは無い! ソリマチ卿の魔力により、この世界は破滅してしまうぞっ!!」 森崎「世界がどうとかは知らねえが。俺はまだ死ねねえんだよ。ベアトッ! この戦いが終わったら、俺が説教たんまりかましてやるから、覚悟しとけよ!」 ――かくして、些か不格好ではあるが。 世界の崩壊を賭けた、魔女と人間による奇妙な共同戦線がここに張られたのだった。
[160]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:14:48 ID:MGYyPwiA Episode 2 Resurrection of the golden witch 〜黄金の魔女の復活〜 第一の晩 開始 −魔術師の出題(幻想描写は>>144-147)− 【日向小次郎、若島津健、吉良耕三は、反町一樹により殺害された】。 しかし、【反町一樹の殺害の直前、日向小次郎は東京、若島津健は岐阜、吉良耕三は埼玉に居た】が、 【反町一樹は、殺害時、東邦学園の宿舎の自室から一歩も動いていない】。 加えて、特記事項として【日向小次郎、若島津健、吉良耕三の3人は、反町一樹の殺害の翌日、生存していた】。 魔術師側はこれを、「魔術師が3人を魔法で自室に召喚・殺害し、その後反魂の魔法で3人を蘇生した」と主張する。 人間側は、「魔術師の魔法」以外の方法により、今回の状況を再現できる仮説を提示し(仮説は、【赤き真実】に抵触しないこと)、 以て魔術師の主張を否定する必要がある。 −ルールまとめ− ・人間側(=参加者)は、魔女(=GM)に対し、「復唱要求(=事実の確認)」および、 『青き真実(=魔法を否定するための仮説)』を放つ事ができます。 (復唱要求ならば、要求したい内容を「」に入れて書き込みを。 青き真実ならば、事件の一連を示した内容を『』に入れて書き込みをしてください。) ・魔女は、参加者の「復唱要求」に対し、【赤き真実(=絶対的な事実)】にて復唱することができます。 ただし、魔女は「復唱要求」に応ずる義務はなく、応じない理由を示す義務もありません。 ・魔女は、参加者の『青き真実』に対し、【赤き真実】にて否定する義務があります。 否定の方法は魔女の裁量に委ねられますが、ここで『青き真実』を否定できない場合は、魔女の敗北となります。 ・人間側は、魔女の【赤き真実】に対し、打ち出せる『青き真実』が出なくなった場合、 リザイン(=投了)を表明することにより、敗北となります。 ※実際にこうなりそうな場合は、GM側にて正解の進行を描写しようと思います。 ・(新ルール)どうしても謎が解けない場合、助言役(ベアトリーチェ)にヒントを貰う事ができます。 ヒントが欲しい場合は、「ベアトにヒントを聞く」と書き込みして下さい。ヒントを書いていきます。 (ヒントが要る方と要らない方に別れた場合、ヒントが要らない方は申し訳ないですがスルーして下さい。)
[161]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/01/09(月) 21:16:04 ID:MGYyPwiA −これまでの赤字−※これまでに出ていた内容と、誤解が無いよう書き方を変える場合があります。 【日向小次郎、若島津健、吉良耕三は、反町一樹により殺害された】 【反町一樹の殺害の直前、日向小次郎は東京、若島津健は岐阜、吉良耕三は埼玉に居た】 【反町一樹は、殺害時、東邦学園の宿舎の自室から一歩も動いていない】 【日向小次郎、若島津健、吉良耕三の3人は、反町一樹の殺害の翌日、生存していた】
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0ch BBS 2007-01-24