※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
屁理屈推理合戦withキャプ森
[572]森崎名無しさん:2017/08/27(日) 23:29:26 ID:??? 『ストラットはもう一人のミアータに殺害された』
[573]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/27(日) 23:40:56 ID:??? >>572 森崎「畜生……だったらこれは!? 『ストラットはもう一人のミアータに殺害された』!」 ドオオオンッ! ミアータ「ダメね! 【ミアータは一人しか存在しない】! これはつまり、【ミアータ本人以外の誰もが、どの存在もが、ミアータの名を名乗る事は許されない】 と解釈して良いわよ。さっき出てた【ストラットは一人しか存在しない】も同様に考えて良いわァ!」 ――キィィィン、ズバッ! ミアータがもう何十本目になるか分からない短剣を出現させて、弾丸を縦に切り刻む。 ……にも関わらず、彼女は一切の疲れや焦りを見せない。 その姿は、まさしく閂。カティナチオという機構の具現するがごとく、 彼女は森崎の攻撃の全てを受け止めきっていた。 森崎「畜生……アイツは、無敵なのか……!?」 ミアータ「だから言ってるじゃなァアアァァァッい! 私が魔法で密室に入り!! それからストラットを殺して、魔法で密室を抜け出したんだってばァァァアァァァァァァァァッ! 魔法魔法魔法まほうッ! さっさと屈服すれば言いのにさァ!? くすくすくす……!」 森崎「(……いや。そんな事は無い。ある筈が、無いんだ……!)」 ――この窮地に来て、森崎は宿敵の口癖を思い出す。 『ゴールを奪えないゴールキーパーなど、この世にいるわけがない』。 それと同じで、リザインを取れない魔女など、この世に居る訳が無いのだと。 森崎はそう奮い立たせて、次の青を紡ぎ出そうとする。
[574]森崎名無しさん:2017/08/27(日) 23:51:52 ID:??? 『離れの祠の扉の鍵は外側からも開けることができた』
[575]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/27(日) 23:51:57 ID:Lxl+GgP6 森崎「(密室破りについては、単純だ。『ミアータはストラットよりも先に密室に入り、そこで潜んでいた』。 と言えればそれで終わりだ。だがしかし、魔女はそれだけでは許してくれねぇ。 この問題の真の論点は、核心はそこじゃないんだ。 『ではミアータはストラットを殺してから死体が発見されるまで、どこに潜んでいたのか? どこにならば、あるいはどのような方法を取れば、ミアータは存在する事が出来るのか?』 ……ここについて、これまでの赤で抵触しない方法を探し出して突く。 これが、アイツに勝てる唯一の方法だ。だが……)」 ……だが、それが難しいのだ。森崎がおよそ考え得る青き真実は、出し尽くした。 そしてその全てを、ミアータは確実に、赤き真実で潰し続けて来た。 ならば、一体何を手掛かりに、次の青を出せば良い? 森崎「(……そう。手掛かりは、きっとある筈なんだ)」 ――魔女はきっと、単なる読み当て合戦を森崎に強いてはいない。 これまでの赤から、あるいは幻想描写やその前置きの一端から、ミアータがどこに存在し得て、 そしてストラットを殺し得るかが、示されている筈なのだ。 森崎「何がカティナチオだ。そんなものは……この俺が……凌辱する!」 ミアータ「ウフフ……出来るモノならやってみなさいよぉおおおぉぉぉッ! ストラットみたく! 解いてみなさいよ! この『メガロゾーン密室』を! 『カティナチオマステリーウィッチ』の、私が作った謎をぉおおおぉぉッ!!」 ☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
[576]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/27(日) 23:53:59 ID:Lxl+GgP6 >>574 森崎「うおおおおおっ! 『離れの祠の扉の鍵は外側からも開けることができた』ッ」 ミアータ「無駄ァァァァァッ! 【離れの祠の扉の鍵は施錠時、外側からは開錠不可能】ッッ!」 森崎「そ……それがどうしたぁぁぁぁぁぁっ! まだまだ食らえぇぇぇぇぇえッ!」 ☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
[577]森崎名無しさん:2017/08/27(日) 23:56:45 ID:??? 「ミアータは人間である」
[578]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/28(月) 00:00:40 ID:St1n+F7s >>577 森崎「復唱要求、「ミアータは人間である」ッ!」 ミアータ「復唱を拒否するわ! だって私は魔女なんだもの! だけど、代わりに宣言してあげる! 【この事件には人間以外の一切の動物X及び自律機械Xは関与しない】と! 勿論、魔女と魔法は例外だけどねぇぇぇえぇぇぇぇぇッ!!」 ☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
[579]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/28(月) 00:07:16 ID:St1n+F7s …と、言ったところで今日のゲームはここまでにします。 ミアータ消失の謎が大分煮詰まってしまいましたが、 今回の謎の核心及びトリックのコアはここにあるので、諦めず青を出して頂ければ幸いです。 (どうしても難しければ、その旨コメントしてください。ヒントの量を増やす等措置を取ります) これからヒントコーナーや赤字まとめを投下するので、暫くお待ちください。
[580]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/28(月) 01:32:46 ID:St1n+F7s ************************************ 〜上位世界・黄金郷の魔女のテラス〜 ニネー「ちょ、ちょっと……森崎君が押されてるんだけど、大丈夫なんでしょうね……?」 ベアト「自らが駒が苦境に立って不安な気持ちも分かるが、落ちつくのだニネー卿。 ……とはいえ、こりゃあいよいよもって強敵だなァ、あのミアータって魔女」 ワルギリア「魔女として初めてゲーム盤を運営しているのだとは思えない程、 彼女の腕は冴えわたっています。 主要な論点を隠し、鋭い青字には絶妙な赤で返し、決して焦りを見せない。 ……そして、それ以上に、今回の密室幻想は堅牢です」 ベアト「【ミアータは、ストラットよりも先に密室に入っていた】。 ――『如何にして密室に入ったか?』の謎は、この赤で半分が解けるが、魔女は元よりこの部分は捨てている。 そして、密室幻想の半分以上を打ち破っても尚、もう半分にして今回のゲーム盤の核心の謎。 ……『如何にして密室に潜んでいたか?』については、ほぼ破られておらぬ。 閂の扉と足跡の謎も含めて、多くの謎を犠牲して、最後の幻想を完璧に守護しておるのだ」 ワルギリア「サッカーにおけるカティナチオとは、単にハイレベルなDFを並べるだけでは成り立たない。 選手間の緊密な連携と、それを指揮する選手が居て、初めて成り立つ物と聞いています。 ……そうですよね、ニネー卿?」 ニネー「……魔女のゲームとは関係ない、私のゲーム盤的なノリで今回の謎を説明すると、 ミアータの消失の謎というジェンティーレ君級の謎を、 閂の扉とか足跡みたいなバサレロ君とかトリノ君……イタリアユースのモブDF級の小さい謎がサポートし。 その全てを、カティナチオマステリーであるヘルナンデス君――魔女が、全体の実力を底上げしてるような。 そんな風に取れるのかしらね。……うう、話しているとイタリア戦の悪夢が蘇って来た。 松山くん、あんたはなんでそんな所でクラブAを引いてくるのよぉ……ぶるぶる」
[581]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/28(月) 01:34:14 ID:St1n+F7s ベアト「ふうむ。妾はサッカーには疎いが、まさしく今回の謎はニネー卿のゲーム盤における、 イタリア戦を再現している、とも言えるのかァ。……で、敵が強いのは分かったけどよォ。 結局森崎は、どうやってこの壁を乗り越えるんだ? ジェンティーレをロジックエラー疑惑でレッドカードにするとか?」 ワルギリア「そうですね。……繰り返しますが、今回の謎の焦点は、『ストラットの殺害前後、ミアータはどこに隠れていたか?』です。 隠れられるような秘密の扉、家具類、別の部屋類は全て赤で否定される中、 彼女は果たして、どこに存在し得るのか? ……これを証明できない限りは、『魔女は魔法で霞となっていた』、と 主張されても仕方がありません」 ベアト「手掛かりが見つかんないんだよなー。今回のゲーム。赤を掻い潜るって言っても、 そもそもの赤が多すぎるし。お師匠様だったら、どうやって解く?」 ワルギリア「さて。私でしたら……『チェス盤思考』を用いるでしょうかね」 ニネー「あっ、それ聞いた事あるわ。自分と相手が対峙してるチェス盤で、自分と相手の立場を入れ替えたら、 次に敵が打つべき手が見えてくる……ってヤツでしょ?」 ベアト「つまり、今回の場合、『自分が魔女ミアータの立場だったら、どのような真相を、どのような手がかりの下に配置する?』 ……って感じかァ。となると……ほうほうふむふむ。妾は少し分かった気がするぞ」 ニネー「ちょっと待って……んー。私も分かったような、気がする。 ――つまり、敵は森崎君を心理的ミスリードに嵌めたい訳だから……。 敵としては、心理的ミスリードを招くような描写や赤を沢山振りまきたい筈だわ!」
[582]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2017/08/28(月) 01:37:21 ID:St1n+F7s ワルギリア「良い考え方ですね、ニネー卿。そして、……それこそが、このゲーム盤の真髄であり、最も恐ろしいポイントです」 ベアト「うむ。普通の魔女なら、赤き真実や幻想描写でニンゲンを煙に巻く。しかし、彼女は違う。 彼女は――このゲーム盤の、文字通り全てを使って森崎を欺きにかかっておるのだ。 たった一つのミスリードを招く為だけに、この舞台を作ったのだと思うと……この妾とて、戦慄すら走る」 ニネー「この舞台ってのは、山奥の古めかしいホテルの、その更に古めかしい離れの小屋で殺人が起きたってヤツ? それで一体何を心理的にミスリードするって言うんだったら……成程、そういう事か」 ワルギリア「ええ。……ベアトの言う通り、今回の魔女は非常に周到で、非常に悪質です。 ニンゲンへ善意を振りまいていると見せかけて、それすらもミスリードの材料に使っている。 ……本当に、恐ろしい魔女です」 ベアト「森崎……そして、森崎を応援してくれるウイッチハンター達よ。 妾達からは、推理の助けとなるよう一つの赤を贈ろう。 【ミアータは、ストラットよりも先に密室に入っていた】。 ……これは、今回の謎のハラワタであるが、これのみを青で示しても、魔女はビクともしないであろう。 故に、魔女は一体どのようなミスリードを狙い、その結果どこに隠れ果せたのかについて。 その部分の青を、そなた達で示してやるのだ。これまでの赤字と共に、今一度推理を練るが良い。 ――妾が言えた立場ではないが。森崎を、この世界を、頼む……!」 ワルギリア「リザインには至りませんでしたが、今回の謎の核心を掠めた青は、既にいくつか出ています。 一度赤で否定された推理についても、もう一度深く考えてみてください。 そうすれば、きっと道が見えて来るでしょう」 ニネー「!cardや!diceで決められない勝負ってのも、大変なモンよね……。 でも、……森崎君の悪知恵なら、魔女の悪知恵にも負けない筈だし。そこは大丈夫……かな?」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24