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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[132]森崎名無しさん:2017/04/20(木) 00:37:15 ID:??? 乙でした
[133]森崎名無しさん:2017/04/20(木) 20:08:47 ID:??? カルロスが割と空気だった
[134]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/20(木) 23:47:13 ID:??? 鈴仙「……辛勝、だったわね」 佳歩「だけど、勝ちは勝ちです。私達、次に進めるんですよ!」 力強い佳歩の言葉に押され、鈴仙もまた改めて勝利を実感する。 そしてそれは、態度こそ三者三様であれこそ、他の鈴仙の仲間達も同じだった。 反町「(勝った。俺も、ゴールを挙げる事が出来た……!)」 穣子「なんだかサッカーが上手くなった気がするよ、お姉ちゃん!」 静葉「けれど、未熟さも目立ったわ。まだまだ特訓は欠かせないわね」 てゐ「う〜ん、折角だからもうちょい活躍したかったかなぁ」 つかさ「(チルノ……彼女がやってみせたような猛烈なプレーに、私はまだ追いつけてない!) もっと、熱くなるぞおおおおおっ!!」 アリスさん「(私のボールくん……誰にも渡さないわ……ウフフ……)」 アヤソフィア「……くだらない」 ……しかし、最初から今まで自身を「鈴仙の仲間」と認めない彼女だけは違っていた。 鈴仙「――なんだか不満そうね。前の試合の時からそうだったけど」 未だ見えぬ思惑のまま、コリンチャンスに入団し鈴仙と共にサッカーを続ける女性。 アヤソフィア・シェマリーは、辛辣な表情で観客席とフィールドを見比べている。
[135]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/20(木) 23:49:20 ID:??? アヤソフィア「別に。ただ……そうですね。虚しいな、って思いまして」 鈴仙「虚しい……?」 しつこい鈴仙に対し、彼女は普段のようにおどける事もなく、淡々と語り始める。 アヤソフィア「……強者は讃えられ、弱者は容易く排斥される。 しかし、その強者と言えども永久に愛されず、次の強者が現れると排斥される。 そんなの、虚しいって思いませんか? ……残酷だって、思いませんか?」 鈴仙「ちょっと意外。あんたって、そういうのを喜んでそうだと思ったのに」 アヤソフィア「ええ。昔は好きでしたよ。だけど……何だか色々あって、考えが変わりましてね」 自嘲気味にアヤソフィアは笑ってみせる。普段の底の見えない営業スマイルとは違う、 彼女自身の本心がそこにあるようだった。 アヤソフィア「それより。私と違って優しくてトモダチ沢山の鈴仙さんはどう思います? 遊戯であれ、社会であれ同じ。弱者は強者に蹂躙され、強者は弱者に堕ちる事を怯える。 お優しいアナタなら、私の発言を理解できるのではないですか?」
[136]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/20(木) 23:50:25 ID:OcKsSqhQ 鈴仙「(こいつ……いきなり何を言ってるの? でも――あいつは嫌らしい言い方だけど、 一応真面目に、私の答えを聞きたそうにしてる……ような気がする。 ここは、真面目に答えてあげるべきなのかしら?)」 アヤソフィアの虚無的な問いかけに対し、鈴仙は――。 A:「弱肉強食。それが世の中でしょう? 今さら何を言ってるのよ」 B:「そうね。でもだからこそ、弱者は努力し、強者は自分を律する事が出来ると思うの」 C:「そうね。でも……仲間がいれば、そんなに辛いって気分はないかな」 D:「私はサッカーで世界を平和にするの! だから私に任せりゃ、そんなの無問題だわ!」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[137]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/20(木) 23:52:02 ID:??? 今日の更新はここまでにします。 >>132 乙ありがとうございます。 >>133 カルロスはこれから見せ場がある予定です。
[138]森崎名無しさん:2017/04/20(木) 23:54:35 ID:TNRegumg B 乙なのです!
[139]森崎名無しさん:2017/04/21(金) 00:11:11 ID:??? B 「大したことない」の流れも今となっては懐かしいね…… どんなものでもいずれ廃れる、でも今も動いてるスレがある喜びを今は最大限に噛み締めよう 酔っぱらい懐古の乙ですー
[140]139:2017/04/21(金) 00:12:44 ID:EVqxDjI6 下げちまったよ、お恥ずかしい…… 改めてB
[141]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/22(土) 00:24:25 ID:??? すみませんが、今日は疲れたので更新をお休みします。 東方新作の日焼けしたチルノから日焼けした来生的な何かを感じたのは私だけでしょうか。 日焼けしたチルノの正体は、実はアルゼンチン出身のチルノのそっくりさん説を推しておきます >>138 乙ありがとうございます! >>139 乙ありがとうございます。 射命丸が案外大したことなかったのももう3年以上前になりますね… 本スレが終わった中、ここで外伝を書き続けるのも中々しんどいのかもしれません。 語りたい事は色々ありますが、やっぱりそれは作中で書きたいので、もう暫くは動いていたいと思います
[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/04/22(土) 21:42:11 ID:??? B:「そうね。でもだからこそ、弱者は努力し、強者は自分を律する事が出来ると思うの」 鈴仙「……あんたの言ってる事は、間違いじゃないよ」 鈴仙は自分なりに誠実に考えながら、アヤソフィアに対する答えを紡いでいく。 鈴仙「私だって、最初は強くなかった。だから色んな人にバカにされてたし、正直悔しかった。 だけど……だからこそ。バカにされたくない。胸を張れる自分になりたいって思う事ができた」 アヤソフィア「ほう。それであなたは、胸を張れる自分になれましたかな?」 鈴仙「そりゃあ、まだまだよ。前に幻想郷であった大会では活躍できたけれど、 あれはゴールじゃないし。それでも、昔よりは生き生きとしてる自信はあるけどね」 アヤソフィア「それは何よりです。強者への撞着か、あるいは嫉妬か。 それが弱者を努力させる原動力である事は間違いないですからね。 しかし、その後はどうです? 仮に強者になろうとも、それは安寧の地ではない。 表面上は華やかな礼賛を受けるでしょうが、その裏、常に自身を脅かす者の存在を恐れなくてはならない。 そして、もし一度でも失敗してしまうと、「案外大したことなくね?」など、 これまでの礼賛をひっくり返して余りある程の罵倒を受ける。……あなたは、それを耐える覚悟がおありだと?」 鈴仙「うーん。これは私がまだ強者になってないから、単なる理想論かもしれないんだけど。 私は、あんたが言ってる、礼賛とか罵倒ってのは。逆に、自分を律する為に役立つかなぁ、って思うの」 アヤソフィア「自分を律する……?」 鈴仙「強いからこそ、自分を磨き続けたい。強いからこそ、失敗しても、泣かずに強く前を向きたい。 強いからこそ、自分を活かしてくれる仲間や周囲の人達に感謝したい。 あんたが言うような、力を失う怖さがあるからこそ。人は、常に前に進められると思うんだ」
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0ch BBS 2007-01-24