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【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
[668]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 00:15:18 ID:mxpWWSlA サルサノ「(止まる止まる止まる止める止まれ止まらない)」 全力で飛んだにも関わらず尚シュートの速度に追いつけないという事実で、 サルサノの表情を悲痛に歪ませ。 ――ズバシュウッ! ……ピッ、ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 前半27分。佳歩の渾身の『ラビットダイブ』は、光の如き速度で、 パルメイラスのゴールネットを突き破ってみせた。 コリンチャンス 2 − 0 パルメイラス
[669]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 00:17:05 ID:mxpWWSlA 実況「決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル! コリンチャンス、いいタイミングで貴重な2点目を挙げる事が出来ました!! パルメイラスの守備の要に真正面から対決し、勝ち得た1点は大きい! 窮地に立たされたパルメイラスの逆転劇にも目が離せません!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 「なんだ今のシュート!?」「ストラットの『メガロオーバー』並か……?」「ですよねー」 妖夢(観客席)「(今のシュートは強力だが……でも。私の『真・待宵反射衛星斬』の方が強い。 私の力は、鈴仙にも、鈴仙なんかを慕う人達にも負けていないんだ……!)」 翼(観客席)「あれだけ上手いダイブシュートが出来るなんて、凄いなァ(ま、空中センスは俺の方が上だけどね)」 新田(観客席)「(あの技……俺でも練習すれば、出来るか……?)」 アヤソフィア(記者席)「はぁーあ。もう2点差ですか。なんか、つまらない試合になっちゃいましたねぇ」 カルロス(観客席)「(――一見するとコリンチャンスが優位だが、まだ分からない。 ネイとトニーニョの調子は決して悪くない筈だし。 何よりあいつらはまだ、何枚か隠し玉を抱えている筈だ……)」 エベルトン「チッ、キーガンのバカ野郎。この大舞台で腰が引けてやがらァ」 コーチ「(因幡佳歩……彼女のシュートは強力だが、一方で、威力的にはこれが彼女の限界でもあるように感じる。 一方で、鈴仙のシュートは失敗こそしたが、まだまだポテンシャルが数多く残されているな……)」
[670]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 00:18:27 ID:mxpWWSlA 佳歩「えへへ……やりましたよ、鈴仙さま!」 鈴仙「ええ。ホントにでかしたわ、佳歩!」 思いっきりダイブしてみせた佳歩は、汚れた身体を払いながら真っ先に鈴仙の方へと向かう。 素直さと純粋さを残しつつも、自らの仕事を全力で果たすその横顔はまさしく一流の点取り屋。 彼女はこそまさしく、鈴仙と肩を並べられるFWと言えた。 鈴仙「(佳歩の決定力は本当に凄くなったわ。昔はセカンドストライカーが主だったのに……。 ――と。いつまでも感慨に浸っている場合じゃないわね。 キャプテンたるもの、こういうシーンで一言言っとくのが大事なんだし)」 ――それはそれとして、鈴仙には周囲の士気を高めつつ、次のキックオフに向けての指針を下すという、 キャプテンとしての大事な仕事があるのを忘れていなかった。 鈴仙はこの場面で投げかけるべき一言を考えて……。 A:「佳歩、この1点で満足しちゃ駄目よ。FWは貪欲じゃなきゃね!」無難に佳歩を励まして終わる。 B:「皆も佳歩に続くのよ! 前半で3点差が目標ね」佳歩を褒めつつ、攻撃意識を高める。 C:「てゐ。さっきのパスは本当に凄かったわ。これはあんたが持って来た1点よ」てゐを褒めてみる。 D:「今のは私のナイスアシストだったわね……うん。頑張ってた、私」自画自賛する。 E:その他 挑発したい、50点差を狙いたい場合はこちらで 鈴仙のガッツ:700/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[671]森崎名無しさん:2017/07/16(日) 00:20:13 ID:wdxiT/bM C
[672]森崎名無しさん:2017/07/16(日) 00:20:44 ID:FoY8gaEo C
[673]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 00:32:39 ID:mxpWWSlA C:「てゐ。さっきのパスは本当に凄かったわ。これはあんたが持って来た1点よ」てゐを褒めてみる。 鈴仙には佳歩の鮮やかなシュートと同じくらい、いや、ある意味ではそれ以上に褒め讃えたい選手がいた。 鈴仙「……てゐ。さっきのパスは本当に凄かったわ。これはあんたが持って来た1点よ」 てゐ「えっ、私? 今鈴仙、私の事褒めてる?」 鈴仙「褒めてるよ。そりゃ確かに、普段はぞんざいに扱ってるかもしんないけどさ。 ……あんたのプレーに助けられてるのはしょっちゅうだし」 その選手――鈴仙の悪友であるてゐは心底意外そうにおどけているが、 鈴仙はこのゴール……いや、これまでの前半戦通して、てゐが多くの役割を果たしている事を知っていた。 佳歩「確かに、てゐ様は凄いです。今日もボランチとして、ネイさんのパスを防いだり、 パワフルなボールキープを見せたり、そしてあの凄いパス……! 大活躍でしたよ!」 てゐ「ちょ、佳歩ちゃんまで? 冗談きっついなぁ……」 今しがたゴールを挙げた佳歩すらも、鈴仙に続いててゐの功績を褒め称えるのだから、 普段は素直になれないてゐも少しは照れくさそうに困惑する。 果たして、このいぶし銀のパートナーは結局、鈴仙の声掛けに対してどう答えたかと言うと……。
[674]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 00:33:51 ID:mxpWWSlA 先着1名様で、 ★てゐの反応→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→てゐ「そういえば『オリジンデューパー』があれば、『インビジブルデューパー』ももっと強くなるんじゃ…」 ダイヤ・ハート→てゐ「…………」黙ってガッツポーズ。てゐとのコンビプレイ経験値が+5! スペード・クラブ→てゐ「分かってないなぁ、鈴仙ちゃん。私は別に裏方で良いのさ」謙遜?している! クラブA→ねゐ「ヒャッホー! レイセンに褒められたー! うーれしー!」(※人違いです)
[675]森崎名無しさん:2017/07/16(日) 00:34:59 ID:??? ★てゐの反応→ クラブ2 ★
[676]森崎名無しさん:2017/07/16(日) 00:43:03 ID:??? 危ねぇw惜しい気もするけど
[677]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 01:10:58 ID:mxpWWSlA ★てゐの反応→ クラブ2 ★ スペード・クラブ→てゐ「分かってないなぁ、鈴仙ちゃん。私は別に裏方で良いのさ」謙遜?している! 鈴仙達の称賛について、普段の皮肉屋は受け入れ方が下手くそだった。 てゐ「分かってないなぁ、鈴仙ちゃん。私は別に裏方で良いのさ」 鈴仙「……む。折角人が褒めてるのに、素直じゃないわね」 てゐ「ふーんだ。1万年も生きてたら素直じゃなくなるに決まってんじゃん。 それより鈴仙も頑張りなよ。このままだとFWとして佳歩ちゃんに負けちゃって、 ダイビングヘッドからのねじ込みしか取り得がない、どっかのディフェンシブフォワードみたいになっちゃうよ〜?」 鈴仙「うぐぐ……ホントにムカつく奴なんだから!(……ま、これがてゐの味でもあるんだけどね。 それと――気付いてるのか分かんないけど、顔若干赤くなってるし)」 反町「(なんだか不当に引き合いに出され、理不尽に悪口を言われたような気がする……)」 てゐはあまり嬉しそうでない風を装い、鈴仙に対してケチすらつけてくる。 勿論、これが本心からの拒絶で無いという事は鈴仙も分かっているので、 別に嫌な気分になる訳ではないのだが、……思う。 鈴仙「(てゐも、もうちょっと素直になってくれれば良いのに。 でも……もしかしたら、私を慕ってくれる佳歩とかに遠慮して、わざと距離を置きたがってるとか……? ――いや、それはないか。だっててゐだし)」 子供っぽい外見の割に年長者を気取る少女は、鈴仙のそんな思いに対して敢えて無視するように、 ぷいと背中を向けて次のキックオフに備えていった。 *特に何もありませんでした。
[678]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/16(日) 01:12:07 ID:mxpWWSlA ――パルメイラスの方について、特段言及する事は少ない。 サルサノの失意も、キーガンの自身に対する静かな怒りも、誰もが想像できるものだったからだ。 トニーニョ「……前半終了直前だ。そこで1点を決める」 サトルステギ「おっ! となるといよいよ俺の『ダイナマ……」 ネイ「――悪いなサトル。次こそ『ブースターシュート』だ。お前はねじ込みに備えてくれ」 サトルステギ「ちぇーっ。ま、お前らのシュートの方が決定率は高いんだろうしなぁ。 あの紫ちびっ子(さとり)にはリベンジしたくてたまんねーけど」 オルヘス「俺も。あの女性(静葉)にはもう負けられない……!」 キーガン「……勝負を大事にするのも良いが、感情に引きずられて正着を見失うようでは、プロ失格だ。 俺は、トニーニョとネイのシュートに期待すべきだと思う」 次に取るべき手段について、感情的な側面から異論を放つ者こそ居れども、 彼らはサッカーに人生を捧げたプロ。中心たるべき選手が一喝をすると、それ以上のスタンドプレーには走らない。
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0ch BBS 2007-01-24