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【芸人】私の巫女様13【散華】
[224]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/20(月) 03:57:19 ID:??? 試合中の反則プレーによって相手に重症を負わせる――と言うのはストレスが掛かるもの。 トラウマになってないといいんですが……。 橘 風華 (空手部――と言うか不良やってた時は人を蹴り壊す経験積んでても、 悪意のない相手にやると心にクル、ものなのですかね) キィッ、とバスが停まる。 病院前のバス停に到着したようだったので、いそいそと降りる私達。 そのまま病院の受付へ歩を進め、宮永さんの部屋を確認する。 看護師 「お見舞いですか? お名前と関係を教えていただけますか」 君代 命 「名前は、宮永 咲さんで――関係は……」 黒咲 明堂 「被害者と加害者だ」 言いよどんでいたところ、ズバッと斬り込んだのは黒咲さん。 表情は固く引き締まり、神妙な雰囲気でした。 看護師 「加害者? あっ……(察し) ええと、諏訪社中学校の黒咲さんですね?」 先に伝えられていたのか、部屋番号は問題なく教えてもらえた私達。 どこか薬臭いエレベーターに乗り、部屋のある階へ向かいます。
[225]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/20(月) 03:58:28 ID:??? 君代 命 「ここが病室ですか」 橘 風華 「今時の病院って、病室の扉開いてるんですね?」 カーテンで仕切られた病室。 布一枚でしか仕切られていないものですから、会話が聞こえてしまいます。 聞こえてきたのは――少し幼い声、これは―― チャ・ザ神 (宮永 咲 嬢の声ですねぇ、話している相手は清澄中キャプテンでしょうかぁ) 宮永さんが話してるんですか……。 宮永 咲 「私も、全国に行かなきゃいけない理由があったから。 部長がそうだったように、私にも――!」 君代 命 (……気まずぅい!!) ―――――――――――――――――――――――――――――――― どうする? A 立ち止まって話を盗み聞きする B 立ち止まらず、そのまま話しかける ―――――――――――――――――――――――――――――――― 先に【2】票入った選択肢が採用されます。 (IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。
[226]森崎名無しさん:2017/11/20(月) 07:55:45 ID:ghAuYT0w B
[227]森崎名無しさん:2017/11/20(月) 11:21:29 ID:FqYTOPPs B
[228]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:29:17 ID:??? , ィ /:::/ /:::::::/ 〈:::::::::::/一ァ__ /^\:>:::::/:::::::::::::::::く_ /二ニ=- えっマジ? /_::::/´二二二` \:::く´ /´ /イ / ・`Y´・ ヽ\ Y___ そこでB選んでくる? _」八 人 ノ N」 __/ {ハ{ ` ´ ` ´ u}ハ }\ 咲ちゃんの過去を暴きに行かないの? ーヽ くニ二三) ノーく/ ,>ーr---r<._ _/l| ノoヽoフoヽ l| \_ 【混乱する作者も居た――】 /:l| lレ〈 o__o 〉、l| l|:\ (_/ / ) ̄ ̄ ̄ ( \ \_) (\__/ /≧=rュ=≦ \ \__/) `^ /丶 _」_人_」_ /ヽ. ^´ {_\, ---- 、/__} (__/ \_) ゼノ・コキュートスのHELLを討伐できたんでぼちぼちやりましょう
[229]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:31:50 ID:??? ごめんマニアックもう一回殴ってみる
[230]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 01:49:56 ID:??? \ ∨\ \ ∨::::〉─〈::::〉 ⌒〕ix 〈ヽ /乂/ ̄≧s。::::::\ \ ∨》// \::::::〕 \ 俺様が死にかけたり .::/ / ( .∨::| / / 八 〈\ __\ .V:| ∨ ∨/ 俺様が死にかけたりしたが ′ハ{ \〉 / _ 〉 〉 V | |八〉 ィ刋 ノヽ / } なんとか倒せたぜ | 八 _ ィ´ J / ′ ` J / / { ……なんで集中砲火されてんだ? 八 ) ハ __ / 乂 __ / .人 < ノ / / /-_.∧ / ノ ≧s。 / / \ /-_-_-_∧ 【「敵対心上昇」のせいです――】 _ ‐ニ ̄ /〕iト. __ r〈 〈 》 -_{-_-_-_-∧  ̄ /-_-_r 〕iト. ∨/ ) ./-_-_∧-_-_-_-_} /|-_-_-/-_-_-_-\∨/ /-_-_-_-_∧-_-_-_-_ / -_-_-_{-_-_-_-_-γ\-_-_-_-_-_-_ ∧-_-_-_-_ -=≦ /-_-_-八-_-_-_-_-(::::::::\-_-_-_-_-_-_》-_-_-_-_
[231]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 02:37:09 ID:??? B 立ち止まらず、そのまま話しかける ―――――――――――――――――――――――――――――――― 君代 命 (イヤだめだ、盗み聞きなんて! "公平" じゃない!) カーテンの前で立ち止まれば、宮永 咲の話が聞けたかもしれない。 ――けれども、それは公平ではないから成さない。 チャ・ザ神の巫女として、不徳を行うことは憚られた。 チャ・ザ神 (よう言うた! それでこそ私の巫女ですねぇ!) 橘 風華 (あれっ、立ち止まらないんですか。 他人の心象風景を把握しておくことは、その人を誘導するのに役立つんですけどね) 黒咲 明堂 (人の心にズカズカ乗り込むなんて、ゴメンだね) 一柱と二人の内心はこんなもんであったとか―― ホントのところ、どうかなんてのは神ならぬ巫女の身である、 君代 命にはわからないところであったが。 とにかく盗み聞きはしないことに決めた一行。 カーテン越しに声をかけることとした。 宮永 咲 「――全国で会いたい人がぁ……」 君代 命 「宮永さん居ますか? 諏訪社中学校の君代 命です」
[232]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 03:13:07 ID:??? 宮永 咲 「い……るんですけどぉ……」 竹井 久 「……その前にお客さんみたいね、咲」 (重要な話の前だったのに、立ち止まらず話しかけてきた。 気づかなかった? それとも気付いて尚無視した? どっちかしらね) シャッ、と軽い音はカーテンが引かれる音。 竹井 久の手によって開かれたそれは、質素な寝間着に包まれた 宮永 咲の姿を隠す役目を終え、君代 命たちの前に被害者の姿を見せる。 君代 命 「……ど、どうも」 宮永 咲 「あ……ど、どうも」 オドオド 君代 命 (……これが宮永 咲? あの空の支配者が、これ?) それは鬼気迫る表情で空に飛ぶ姿。 風を読み、空をねじ伏せ、黒の騎士が放つ "飛燕" を飛び越す。 空の支配者。 リンシャン カイホウ 峰の上に咲く花―― "嶺上開花" 図書室ででも、静かに文学の世界に浸っている方がよっぽど似合うその姿は。 目の前の文学少女然とした弱々しい姿は、"嶺上開花" とはイコールで結ばれない。
[233]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2017/11/24(金) 03:44:54 ID:??? 橘 風華 「どうもこんにちは――しばらくぶりですね、宮永さん」 ニコ (こっちが素ですか、これはリードしてあげないと会話にならなそうですね……) 黒咲 明堂 「……久しぶりだな、宮永 咲」 宮永 咲 「……!」 オドオドとしていたのも、黒咲 明堂――加害者だ――が話すまで。 放課後の日暮れ、静かな図書室にいそうな弱々しい少女は、もういない。 峰の上に咲く花――嶺上開花がそこにはあった。 宮永 咲 「黒咲、さん、ですね」 (私と同じ "咲" だ……私の背中を蹴りつけ、地面に叩きつけた人――!) 黒咲 明堂 「ああ、黒咲。 黒咲 明堂だ。 なんだ、私は口がヘタだからな――ここに来た用を終わらせてしまうぞ」 人に威圧感を与える容姿。 誤解ではなく、黒咲 明堂は他社を威圧する存在だ。 大柄で、眼光鋭く、人を思った発言なんてしない。 女性らしい豊かな胸のラインこそ魅惑的だが、鍛えられた身体―― 肩や足に付けられた筋肉の鎧が、暴力の臭いを感じさせてしまう。 それを隠すことすらせず、場合によっては行使することも厭わない。 他者を傷つけてきた彼女が発する言葉は――
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0ch BBS 2007-01-24