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【芸人】私の巫女様13【散華】

[55]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/09(日) 05:03:41 ID:??? 鳥　市浦（とり　しうら）のようにフィールド全体を包み込む得体のしれなさも。 鎌瀬　一のような、プレーと姿勢だけでチームの雰囲気を作り出すことも。 どちらも　できない。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　　 ＿＿＿＿＿_ 　　 　 ／　　　　　　　　＼ 　　 ／　　　 　　　　　　_ノ 　／　／＼/＼＿＿_ノ＼ 　| ／　　　-━　 ━-　　＼ 　 |　　　　-=･-　 -=・-　　|　　今日もリーゼントに命をかける！ 　 |　　　　 　（__人__） 　　 | 　　/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　キャプテンスキル持ちやぞ 　　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　そうでもないと一瞬で空中分解するチームや 　.　＼　“　　／＿＿|　 | 　　　　＼ ／＿＿＿__ノ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 今日の対戦相手、諏訪浜中のキャプテン――”ハマの番長”と同等のキャプテンにも成りえない。 少なくとも今は、まだ。 君代　命 「けれど――私にしか出来ないことだってある」 彼女は、長野県大会を戦って確信したことがあった。 君代　命 （私は――”剣立先輩”のような例外を除いて。 　相手の得意分野で攻めて来られても、全て有利を取れるほど強いと言うこと！ 　エースと１対１を繰り返しても、決して負けないのが私！）
[56]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/09(日) 05:15:40 ID:??? そうなれば、相手エースの放ったシュートを押さえ込むのが自分の仕事。 たとえツインシュートだろうと、 地面に叩きつけられた高回転シュートだろうが――！ ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_...:::::::::::::::::::::..._　　　　 　 　 　 　 　 ／／／ ＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　 　 　 ／／／ ＼＼＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,　　　　　　 　 　 ／／ 　 ＼＼＼　　　　　　　　　　 　 　 _....-―-:::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,　　　　　　　 　 ／／ 　 　 ＼＼＼　　　　　　　　 　 ,..::::::::::::::::::::{::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::}　 　 　 　 　 ／／／ 　 　 　 　 ＼＼　　　　　　　 ,::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::'　　　　　　／／ 　 　 　 　 　 　 ＼　　 　 　 ,::::::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::::::ﾞ:::::::::::::::::::::::::::/　　　 　 ／ 　　　　　　　 　 　 　 　 　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::}::::::::::::::::::::;: ' 　　　　　　　　　　 　 　 　 ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::::::!:＿_::::　'" 　　　　　 　 ＿-―- ､ 　　 ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　 _.............._　　　　 　 　 　 　 　 ＿＝￣　　　 ヾ　 　 ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:' ..::´::::::::::::::::::::｀::::､　　　　　　　　　　 　 　 - ￣　　　　　 　 /'　　　　 `　､::::::::::::::::::;::: ' ,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //　　　 　 　 　 ｀　　 ´　　.,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,　　　　　　 　　　　　　　　　 ,ｲ/　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,　 　 　 　 　 　　　　　　　　 ,ｲ/　　　　　　　　　 　 ,.　'" 　￣ `　 ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::; 　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲV　　　　　　　 　 　 ,. ´　 　 　 .）　　　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::/　　　　 　 　 　 　 ,.ｲ,V　　　　　　　 　 　 /　　　　 　 /　　　　　 '::::::::::::::::::::::; '　　　　 　 　 　 　 ,.ｲ/V　　　 　 　 　 　 　 .′　　　 　,.'　　　　　 　 '::::::::::::;:: '　　　　　　 　 　 　 ,ｲ＞'"　　 　 　 　 　 　 　 {　　 　 　./ 　 　 　 　 　 }ｰ　"　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 ',　　　 　 { 　 　 　 　 　 .'　　　　　　　 　 　 ＼　　 　 　 　 　 ／／　　 　 　 　 　 　 　 ,　 　 　 乂　　　　　　/　　　 　 　 　 　 　 ＼＼ 　 　 ／／／　　　　　　　　　　　　　　、　　　　｀ ｰ-−,. ′　　　　　　　　　　 　 ＼＼＼ 　 ／／／　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `　　 .＿_,.　 ''"　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＼ ／／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼＼ ／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼＼ ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼＼ 君代　命 「――ボールが分裂したぁっ！？」
[57]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/09(日) 05:17:12 ID:??? 一旦ここまで うん こうもっと因縁とか作りたかったのだけどね 無理だったの ゆるして
[58]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/09(日) 05:50:20 ID:??? 清澄のキャプテン――竹井　久のように。 個性豊かな1年生軍団を戦える集団にまでまとめ上げ、 育成にまで気を回す余裕など持ち合わせていない。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　＿＿ 　　／:.:.:.:.:.:.:＼ 　/:.:.:.:.:.:.:.:,.:.:.:.:ヽ 　l:.:.!／!／"‐-i:.:.|　　　トーシロ集団を準決勝まで導いたわよ 　!:.:|○　　 ○ﾉ:.:! .　 )ゝ"_ー __ｼ:.:ﾉ　　　コネ、指導力、キャプテンスキル！ .　"'<´|:ヽ/:|ヽ'｀゛　　　コネ、指導力、キャプテンスキルって感じで？ 　　　ｿﾆﾆﾆﾘﾉ .　 　 |: : : : ; iヾ .　 　 |ﾌ〜~Ｊ : : : : l　　　　　:::::::::::::::::/: / : : : :..l!ヽ､　　　 ' 　　/: /　　それ以外にもあるんだけどね ﾍ_:_:_ｨ＼ヽニﾆ=- ／ :ノ /: : :ヽ　 `　　- ' ==< ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ うっかり抜けてたので補足 清澄の武井さんも十分に傑物です――
[59]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/10(月) 03:03:16 ID:??? 君代　命 「分裂……分裂するシュート……！？」 いや――ボールは一つ。 "ボールを多数に見せかける"　ことは　怪異"オカルト"　で出来たとしても、その規則は破られない。 だとすれば。 君代　命 「空気抵抗！」 （無秩序かつ強烈な回転によって、短い時間で大きくランダムな変化をしているんだ。 　変化量が安定しないせいでむしろ網膜に残り、ボールが増えたように錯覚する！） 分身魔球の正体をほぼ一瞬で見抜いた彼女は、基本通りボールの正面に回り込む。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rー―　-　.. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j: : : : : : : : : ｀: .＜ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,＞-――　- ミo: : : : :＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 } V ､: : : :ヽ　　あら♥ 　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　/　　　　　　ﾚﾍ!ヽィ-' 　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　 i　　ﾄ､　　 　 ',　　　　　i　　　　やっぱり命ちゃん 　　　　　　　　　　　　　　　 '　 {　 i!斗-ヽ- 　 |　　i　　　| 　　　　　　　　　　　 　 　 　} i .',　 | ＼{　,ｨf=ミ､! ｜　　 |　　　　"目"　がいいわねぇ 　　　　　　　　　　 　 　 　 /ハ .＼{　}　　　泛ｖ》　　八　　| 　　　　　　　　　　　　　　　{{　}､ {八〈 　　　　 / 　 /　　　 ， 　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヾ | ＼　ヽ ー　　/　　/ 　i　 　 ， 　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　＞--/　　 ﾑx　 　 　 ', 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　 / rxx／　 ／///}　 　 　 ', 　　　　　　　　　　　　　__ 彡　　／　 }／　,イ: : :｀:.＜　　　　　､ 　　　　　　　　　　　／　　　 , ∠r＜ /／__／: : : : : : ＼　　　　＼ 　　　　　　　　　　/　／__∠ /__ ン＿__{{: : : : : : : : : : : :.i　　　　　ヽ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
[60]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/10(月) 03:07:40 ID:??? 高雄 「目？ 　私は彼女のいい所は、足と体幹だと思ってるのだけど……」 愛宕 「それもすごいけどぉ……。 　やっぱり目がいいのが命ちゃんのスゴイところだと思うのよねぇ」 愛宕、高雄の重巡姉妹が語る”君代　命”の強み。 どちらも正であり、どちらも彼女に無くてはならない要素。 引き絞られ、精密かつ高速でパスを放つ強靭な"体"。 外見こそ小さく、ほっそりとした少女らしい身体だが。 その実鍛えられており、彼女のロングキックの距離、威力を文字通り支えている。 それはシュートブロックにも通じる、確かに体重はない。 愛宕、高雄のオカルト"怪異"にも支えられた重量級のブロックはこなせない。 それなら――盾を用意すればいい。 彼女たちのように分厚い装甲"甲鉄板"がなくとも、盾を構えれば代わりになる。 では、盾はなにで賄うか――君代　命は　"脚"　を用いた。 スッ――と利き足の右を上げ、シュートに備える。 村田　乙女 （面妖な、とぅいんばずーかを右足一本で止める気でしょうか） 筒香　嘉智 （揺れるシュートを点で捉えて止める気か？　そんなの無理だろ！） ブレて増えるシュートの分身に惑わされず、右足一本でシュートを止める。 飛来する矢を、槍で突いて落とすかのような所業に挑む。
[61]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/10(月) 03:09:55 ID:??? 一旦ここまで―― なんでこんな長くなってるのばかばか
[62]森崎名無しさん：2017/07/10(月) 03:34:16 ID:??? 書く前に大体決める→書くまでにいろいろ思いつく→書いててもいろいろ思いつく →手が止まる→ここで何か思いつく→改良案を模索する又は破たんに気づく →消す→最初に戻る というインフェニティループが完成している可能性？
[63]森崎名無しさん：2017/07/12(水) 00:46:20 ID:??? 書く内容の取捨選択って難しいですよねー 最初から最後までのストーリー全体を考えて、その中で今のシーンはどのくらい重要か？ って観点から考えれば良いと思うけど、それが出来たら苦労しないですし（笑）
[64]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/12(水) 02:01:26 ID:??? >>62　>>63 書きたかったこと ・命ちゃんの身体能力 ・チャ・ザ神の巫女であるアドバンテージ ・諏訪浜ツインバズーカとの因縁 ここを書くだけ！書くだけだから！ 現実 →・高雄姉妹とのつながり 　・各校のキャプテンとのキャプテン観の違い 　・ なんで増えるの！（ﾊﾞｼｨ 明日辺りに更新できると思います（かきかけ）
[65]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2017/07/14(金) 04:29:22 ID:??? 君代　命 「いくら増えようが――ボールは一つ！」 盾は用意した。 後は飛来する矢弾――ボールを見極めるだけ。 受け止めるのが君代　命なら、見極めるのは―― チャ・ザ神 （ほい命ぉ、眼を貸しますよぉ） 君代　命 （ありがとうございます、チャ・ザ神様！） ――チャ・ザ神の異能"オカルト"だ。 チャ・ザ神の巫女である彼女だけが可能な、視界をチャ・ザ神から借りることにより、 常人では見えぬもの――幽霊とか――も見える彼女の怪異。 高速でブレて分身するサッカーボールも、 神の目にかかれば、せいぜいが揺れるシュートにまで落ちる。 君代　命 「見えた――撃ち落とす！」 揺れて落ちるシュートに右足をぶつける！ ガゴッ！　と重機がぶつかったような鈍い音と共に、君代　命の体が揺れた。 先読　富留 「なにその音ぉ！？」 橘　風華 「パワー負けしてるんですよ命さんが！　体重で命さんを支えるんですよ！」

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0ch BBS 2007-01-24