※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[248]森崎名無しさん:2017/07/26(水) 23:33:54 ID:??? うーむ、まるでパルメイラスの引きに補正がかかっているようだ
[249]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:07:16 ID:qlzM/3TI ★トニーニョ→ブースターシュート 65 ( クラブ6 )( 3 + 6 )=74★ ★穣子→オータムスカイラブブロック 62 ( ハート6 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=69 つかさ→ブロック 56 ( スペード3 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)+(反転ブロック+6)=70★*減衰! ★トニーニョ→ブースターシュート 65 ( クラブ6 )( 3 + 6 )+(減衰-1)=73★ ★さとり→パンチング 61 ( ハート2 )( 2 + 3 )+(光を掴みます!+3)=69★ ≧2→トニーニョの『ブースターシュート』がコリンチャンスゴールに突き刺さる! ギュウウウウウウウウンッ! 穣子「あ、あれーっ!? 届かない!?」 つかさ「ここは私が! ――ッ、外したっ……!」 実況「ネイ選手とトニーニョ選手の『ブースターシュート』は、前半戦終了前と同じ精度と スピードでコリンチャンスのブロッカーを翻弄します! 遺されたのはさとり選手のみですが……!?」 さとり「読めない。彼らの複雑な友情が……読めない!」 ブンッ! ――ズバァァァァァァ! ……ピピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! コリンチャンス 2 − 2 パルメイラス
[250]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:08:57 ID:qlzM/3TI トニーニョ「はぁ、ハァ。決めたぞ……!」 ネイ「ナイッシュー、トニーニョ……! でも俺達、ちょいと疲れ過ぎたな……タハハ」 実況「ゴ〜〜〜ル! 後半24分。トニーニョ選手とネイ選手の『ブースターシュート』が、 またしてもコリンチャンスのゴールに突き刺さった。突き刺さってしまった〜〜!! パルメイラスはこれで同点! 逆転勝利の道筋を掴む、値千金のゴールです!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」 「すげー! 同点だ!」「このまま逆転だー!」「がんばれうどんちゃん!」「サトリ サトリ(まずは挨拶程度)」 穣子「う、うえぇぇぇっ……そんな。そんなのって無いよぉ……?!」 静葉「貴女が落ち込む事じゃないわ穣子。……これはきっと、上手く土台ができなかった お姉ちゃんのせいなのよぉ〜♪」チャキッ 穣子「そういうお姉ちゃんが一番落ち込んでるじゃん!? 死なないでぇー!?」 反町「(くそっ。俺は何もできなかった……!)」 アリスさん「もはや妬ましさすら感じないわ……私はここにいなくても良い魔法使いなのよ……」 さとり「…………(――私は何をしているの。このままじゃあ、また光を掴むどころか、地獄行きじゃないの……!)」 お燐「(さとり様。ポーカーフェイスに徹してるけど、実はめっちゃ悔しがってるんだろうなぁ……)」 佳歩「私が、決められなかったせいで……!」 てゐ「あ〜あ。もうちょっと上手くボールキープ出来てればねぇ(……やっぱ、本気出すしかないか)」 つかさ「守れなかった……!!」
[251]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:10:22 ID:qlzM/3TI 鈴仙「(まずいわね。……皆の士気が大分落ちかけてる)」 ――パルメイラスにとって値千金のゴールは、コリンチャンスにとってまさしく地獄の失点だった。 これまで築いてきた2点のリードを容易く崩したパルメイラスの最終兵器・『ブースターシュート』。 誰しもが、この脅威の連携シュートを防げず圧倒されており、打開策は見えない。 妖夢(観客席)「(……さあ。どうするの、鈴仙? 無力な自分を、頼れない仲間達を前に、貴女は仲間に失望する? それとも、自責の念に押し潰される? それとも、もしかして……まだ、立ち上がれるの?)」 鈴仙「……………」 鈴仙は無心となって、状況を整理する。鈴仙は強くない。 能力的にも決してリオカップでは最上位クラスとは言えず、FW能力は佳歩の方が高い。 精神的にも強くはなったが、森崎や中山には遠く及ばず、カリスマ性もない。 自信があるとしたらただ一つ。自分は――この程度の逆境は何度も経験して来て、 その度、どれだけ無様でも、もがき続けて来たという事実。それ位だろう。 ネイ「レイセン。君は……君たちはよく頑張った。だけど、俺達はもっと頑張ってるんだ。 だから――同点だけじゃ済ませない。これから逆転して、勝って見せる」 鈴仙「ネイ君……」 ――いや、それにしてもここブラジルの地で何度も試され続けたネイを始め少年達には 遠く及ばないかもしれない。実際、彼らは鈴仙よりも強い気持ちを抱いていた。 では、自分しか出来ない事は何か? 今の自分に出来る事は何か? 考えた末に鈴仙は――。
[252]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:14:44 ID:qlzM/3TI スッ……。 鈴仙「(――って、止め止め。夕べの練習でも分かったじゃない。考えない事も大事って。 そして、今はきっと余計な考えるべき時じゃないわ)」 ――考えても考えても、答えが出なかったので、別にいいやと思った。 結局、都合の良い御託を並べても、自分達はまず、前に進まなければならないのだから。 士気を上げるべき行動をとるべきなのかもしれない。 ヒロイックな言動で、仲間の闘志を引き立てる必要があるのかもしれない。 しかしそれにしたって、鈴仙は口がそれ程上手くないのだ。 鈴仙「(薬売りのバイトだって、よく失敗してたし……)」 タッ、タッ、タッ。 佳歩「鈴仙さま……」 反町「(静かな闘志を感じる。いつもは色々と気にかけてくれるけど。 この静けさこそが、キャプテンの本来の一面……なのか?)」 てゐ「クールに決めてるつもりかな? 全く、キャラじゃないっつーの」 穣子「そういうてゐちゃんは嬉しそうだけどねぇ〜」 ――だから結局、皆を活気立たせる代わりに、鈴仙は誰よりも速くキックオフに備える。 仲間達はそうした鈴仙の決意を感じ取って、同じように静かな闘志を燃やし始める中。 ――鈴仙は次の攻撃をどうするかだけ、簡潔に仲間に告げた。
[253]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:16:26 ID:qlzM/3TI 鈴仙「今更遅攻は言ってられないわ。負けるもの。だから、基本は速攻。 そして、キックオフ直後の攻撃の中核となるのは――」 A:「CFWの佳歩。ドリブルで正面突破するのよ」 B:「左サイドハーフのお燐。今こそあんたのサイドアタックの出番よ」 C:「右ウイングハーフのアリスさん。お得意のドリブル劇場で1点をもぎ取って頂戴」 D:「私とてゐのワンツーよ。『ブースターシュート』を決められた借り、返さないとね」 E:「一瞬でも閃光のように! ここは私のキックオフシュートよ!!!!!!!」 F:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:440/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *トニーニョのガッツが300を切りました。以降回復するまでガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
[254]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:18:52 ID:Cqm6j4Gc B
[255]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:21:14 ID:MRzPsqT+ B
[256]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:24:46 ID:??? エースにめっちゃ叱れるやつ懐かしいなw
[257]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:48:53 ID:qlzM/3TI B:「左サイドハーフのお燐。今こそあんたのサイドアタックの出番よ」 鈴仙「――あんたの出番よ、お燐」 お燐「へっへっへ。あたいのサイドアタックの出番だね?」 鈴仙「うん。今日はなんか不調っぽいけど、チャンスメークの為の突破力はかなり高いと思うし。 決めるのは私か佳歩がやる事になると思うけど、ボール運びだけは宜しくね」 お燐「あいよ。運びものは火車の得意分野さ、今度こそ任せといてよ」 鈴仙の呼びかけに、お燐は素直に答える。 彼女の楽観的な性格はこの状況において大きなプラスだった。 コーチ「(……この試合は奇しくも、鈴仙の精神力が大いに試される場となったな。 自分と相棒の切り札を自在に操る敵に、点差をじわじわと詰められる事は苦しかろう。 ――しかし。この状況で勝つ事が出来れば、彼女は――いや、彼女達はより一層成長出来る)」 エベルトン「(ネイもトニーニョも、息が上がってんじゃねぇか。ったく、これでようやく同点とは不甲斐なさ過ぎるぜ。 ……お二人で仲良しは結構な事だが、それだけじゃあ限界は間近だぞ?)」 両チームの監督が互いに試合の状況を静観する中――コリンチャンスとパルメイラスの明暗を分けるキックオフが今、始まる。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24