※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[251]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:10:22 ID:qlzM/3TI 鈴仙「(まずいわね。……皆の士気が大分落ちかけてる)」 ――パルメイラスにとって値千金のゴールは、コリンチャンスにとってまさしく地獄の失点だった。 これまで築いてきた2点のリードを容易く崩したパルメイラスの最終兵器・『ブースターシュート』。 誰しもが、この脅威の連携シュートを防げず圧倒されており、打開策は見えない。 妖夢(観客席)「(……さあ。どうするの、鈴仙? 無力な自分を、頼れない仲間達を前に、貴女は仲間に失望する? それとも、自責の念に押し潰される? それとも、もしかして……まだ、立ち上がれるの?)」 鈴仙「……………」 鈴仙は無心となって、状況を整理する。鈴仙は強くない。 能力的にも決してリオカップでは最上位クラスとは言えず、FW能力は佳歩の方が高い。 精神的にも強くはなったが、森崎や中山には遠く及ばず、カリスマ性もない。 自信があるとしたらただ一つ。自分は――この程度の逆境は何度も経験して来て、 その度、どれだけ無様でも、もがき続けて来たという事実。それ位だろう。 ネイ「レイセン。君は……君たちはよく頑張った。だけど、俺達はもっと頑張ってるんだ。 だから――同点だけじゃ済ませない。これから逆転して、勝って見せる」 鈴仙「ネイ君……」 ――いや、それにしてもここブラジルの地で何度も試され続けたネイを始め少年達には 遠く及ばないかもしれない。実際、彼らは鈴仙よりも強い気持ちを抱いていた。 では、自分しか出来ない事は何か? 今の自分に出来る事は何か? 考えた末に鈴仙は――。
[252]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:14:44 ID:qlzM/3TI スッ……。 鈴仙「(――って、止め止め。夕べの練習でも分かったじゃない。考えない事も大事って。 そして、今はきっと余計な考えるべき時じゃないわ)」 ――考えても考えても、答えが出なかったので、別にいいやと思った。 結局、都合の良い御託を並べても、自分達はまず、前に進まなければならないのだから。 士気を上げるべき行動をとるべきなのかもしれない。 ヒロイックな言動で、仲間の闘志を引き立てる必要があるのかもしれない。 しかしそれにしたって、鈴仙は口がそれ程上手くないのだ。 鈴仙「(薬売りのバイトだって、よく失敗してたし……)」 タッ、タッ、タッ。 佳歩「鈴仙さま……」 反町「(静かな闘志を感じる。いつもは色々と気にかけてくれるけど。 この静けさこそが、キャプテンの本来の一面……なのか?)」 てゐ「クールに決めてるつもりかな? 全く、キャラじゃないっつーの」 穣子「そういうてゐちゃんは嬉しそうだけどねぇ〜」 ――だから結局、皆を活気立たせる代わりに、鈴仙は誰よりも速くキックオフに備える。 仲間達はそうした鈴仙の決意を感じ取って、同じように静かな闘志を燃やし始める中。 ――鈴仙は次の攻撃をどうするかだけ、簡潔に仲間に告げた。
[253]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:16:26 ID:qlzM/3TI 鈴仙「今更遅攻は言ってられないわ。負けるもの。だから、基本は速攻。 そして、キックオフ直後の攻撃の中核となるのは――」 A:「CFWの佳歩。ドリブルで正面突破するのよ」 B:「左サイドハーフのお燐。今こそあんたのサイドアタックの出番よ」 C:「右ウイングハーフのアリスさん。お得意のドリブル劇場で1点をもぎ取って頂戴」 D:「私とてゐのワンツーよ。『ブースターシュート』を決められた借り、返さないとね」 E:「一瞬でも閃光のように! ここは私のキックオフシュートよ!!!!!!!」 F:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:440/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *トニーニョのガッツが300を切りました。以降回復するまでガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
[254]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:18:52 ID:Cqm6j4Gc B
[255]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:21:14 ID:MRzPsqT+ B
[256]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:24:46 ID:??? エースにめっちゃ叱れるやつ懐かしいなw
[257]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:48:53 ID:qlzM/3TI B:「左サイドハーフのお燐。今こそあんたのサイドアタックの出番よ」 鈴仙「――あんたの出番よ、お燐」 お燐「へっへっへ。あたいのサイドアタックの出番だね?」 鈴仙「うん。今日はなんか不調っぽいけど、チャンスメークの為の突破力はかなり高いと思うし。 決めるのは私か佳歩がやる事になると思うけど、ボール運びだけは宜しくね」 お燐「あいよ。運びものは火車の得意分野さ、今度こそ任せといてよ」 鈴仙の呼びかけに、お燐は素直に答える。 彼女の楽観的な性格はこの状況において大きなプラスだった。 コーチ「(……この試合は奇しくも、鈴仙の精神力が大いに試される場となったな。 自分と相棒の切り札を自在に操る敵に、点差をじわじわと詰められる事は苦しかろう。 ――しかし。この状況で勝つ事が出来れば、彼女は――いや、彼女達はより一層成長出来る)」 エベルトン「(ネイもトニーニョも、息が上がってんじゃねぇか。ったく、これでようやく同点とは不甲斐なさ過ぎるぜ。 ……お二人で仲良しは結構な事だが、それだけじゃあ限界は間近だぞ?)」 両チームの監督が互いに試合の状況を静観する中――コリンチャンスとパルメイラスの明暗を分けるキックオフが今、始まる。
[258]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:50:03 ID:qlzM/3TI ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「コリンチャンスのボールで試合開始です! ボールをフォローした反町選手は……ボールを左サイドにバックパス! これは……お燐選手のサイドアタックです! サイド際での人間離れしたドリブルはこの試合は何度か失敗していますが、 恐らくはその実力は大会でも屈指! コリンチャンス、お燐選手を起点として最期のチャンスを作れるか〜〜〜!?」 サトルステギ「今日は全然シュート撃てなくてイライラしてるんだ。せめてボールはもらうぜ!」 ネイ「(……このプレーが全力を出せる限界、だな)――俺の愛は止められないぜ!?」 タッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! お燐「早速来たね。でもさとり様が光を掴んで頂くためにも、あたいは決して負けられないのさ!」 先着2名様で、 ★お燐→ドリブル 54 (!card)(!dice + !dice)+(サイドプレーヤー+2)=★ ★サトルステギ→タックル 53 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ ネイ→タックル 54 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→お燐、ドリブル突破! =1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に (反町がフォロー)(てゐがフォロー)(トニーニョがフォロー) ≦−2→パルメイラスボールに。 【補足・補正・備考】 お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。 お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。 サトルステギのマークがダイヤ・ハートの時、「エクスプローシブタックル(+2、吹飛4)」が発動します。 ネイはスキル・ファンタジスタにより、ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とします。
[259]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/27(木) 00:55:32 ID:??? ……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 >>247-248 ブースターシュートの決定率が半端ないですね…。 本スレサンパウロ戦の鬱憤を晴らすかのような勢いです。 >>256 私的にはキックオフシュートと言えば一瞬でも(ryですねw
[260]森崎名無しさん:2017/07/27(木) 00:56:11 ID:??? ★お燐→ドリブル 54 ( ハート2 )( 5 + 5 )+(サイドプレーヤー+2)=★
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24