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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[31]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 19:20:33 ID:nlhgDxHE コーチ「シュートブロックも気になるの。前半はまだ、サトルステギがシュートを撃ってくれる事もあったが、 あのエベルトンは中々鋭い。そして選手にも頭の良いのが居る。 きっと、後半戦はさとりさんの能力を看破して、ミドルシュート中心で攻めて来る事が予想されるゾイ」 さとり「(あのブースターシュートに動けなかったのは失敗でした。 PA外でも遜色なく動けるように見せたかったのですが……)」 お燐「(人の心を読めるGKが居る筈だ!……って前提自体が、フツーに考えたらメチャクチャだけどね)」 つかさ「(ミドルシュートでしたら、私の出番ね)」 穣子「(私はブロックだけじゃなく、オータムスカイラブもある。臨機応変にがんばらないと!)」 コーチ「攻撃面では、特に言うべき事はないかのう。鈴仙のシュートをアレクセイが防いだのはビックリじゃったが、 あれはまあマグレじゃろう。数をこなせば必ず優位に立てる。 あと、キーガンは恐るべきブロッカーじゃが、恐らくクリアのような空中戦には弱い。 じゃから、言う事があるとしたら、後半戦はポストプレイやスルーも使っていけ、とか位か」 佳歩「(ポストプレイ……フィジカルの無い私には無理だなぁ。鈴仙さまに頼っていかないと)」
[32]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 19:25:33 ID:nlhgDxHE それから、各ポジションごとに的確に所見と課題を述べていく姿はまごうこと無き名将。 仲間達は彼のアドバイスを真剣に聞き入り、そして後半戦の指針を練っていく。 鈴仙「(こうしてみると、お師匠様――永琳様を思い出させるような佇まいね、あのコーチ。 没落する前はあんな風に、チームのブレイン役として皆を支えていたのかしら?)」 白く伸びた髪や髭も相まって、悟りを開いた賢者のようにも思える老人の意見を反芻しながら、 鈴仙もまた、後半戦に繋がる提案をすべきか否か、考えを馳せていた。 鈴仙「(たぶん、前半戦のままでも充分戦えると言えば戦えると思うけれど。 それでも、色々と考える余地だってある筈よ! コーチの言ってる課題は主に、 『中盤の支配力を増加させることで、前線へボールを送り、トニーニョ達の攻撃を未然に防ぐ』 ってトコに掛かってると思うから、そうなるような『何か』が思いつけば良いんだけど……)」 中盤の支配力を高める、と一口に言っても色々な方法がある。 強力な選手をMFに入れるのか、とにかく中盤の人数を増やすのか、その両方か。 また、中盤に拘らずとも、微修正が出来る所は色々と考えられる。 鈴仙「(よし。ここは…………)」
[33]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 19:31:18 ID:nlhgDxHE ――色々と考えてみた結果、鈴仙が提案した内容は……。 A:前半戦の布陣のまま、後半戦に突入する。 B:前半戦の布陣のままだが、お燐を左SMFに置き、左サイドの突破力を高める。 C:前半戦の布陣のままだが、反町とてゐの場所を入れ替え、『インビジブルデューパー』を狙いやすくする。 D:ボランチを静葉とてゐの2人にし、3−5−2のフォーメーションを取る。 E:鈴仙はOMFに下がる。佳歩を1トップとした4−5−1のフォーメーションを取る。 F:鈴仙はOMFに下がる。加えてDFにニータ(必殺ブロック持ち)を加え、佳歩を1トップとした5−4−1のフォーメーションを取る。 G:その他 B+Cの場合はこちらで フォーメーション案もあればご自由にどうぞ 鈴仙のガッツ:830/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *BとFが選ばれた場合、ライアは交代します。(Bの場合、SBには必殺タックル持ちのミャージが入ります。) *ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。 *前スレ>>698より、反町はパスカットフラグを習得しています。 (JOKERの場合、負けてもフラグまでは習得できるので。アナウンスが遅れてすみません) (参考:今の陣形) コリンチャンス 4−4−2 −H−J− H鈴仙 J佳歩 −−−−− −−I−G I反町 Gアリスさん F−−−− Fライア −−E−− Eてゐ B−−−C Bお燐 C静葉 −A−D− Aつかさ D穣子 −−@−− @さとり
[34]森崎名無しさん:2017/07/17(月) 19:35:04 ID:L2ZkdY/w B
[35]森崎名無しさん:2017/07/17(月) 19:37:05 ID:epZAZsm6 B
[36]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 19:52:24 ID:??? すみません、所用でちょっと外出します(汗) 今から2時間後くらいには更新再開したいです。
[37]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 22:24:34 ID:??? B:前半戦の布陣のままだが、お燐を左SMFに置き、左サイドの突破力を高める。 鈴仙「……確かに中盤の補強とミドルシュート対策は必須だけど、フォーメーションを弄る程ではないわ」 コーチ「ふむ。ではこのままの布陣で後半戦に臨むのか?」 鈴仙「いえ。少しだけ変えます。具体的には……お燐。彼女をライア君に代わり、サイドハーフに置きます」 お燐「ええっ、あたいをですかい? ――ま、サイドバックよか慣れてるし、別に良いんだけどさ」 さとり「……成程。確かにサイド際でのお燐のパス力は、ライア君の『ピンポイントパス』をも凌駕しますし、 突破力で言えば申し分無いでしょう。――オーバーラップに失敗した以外では、試合から消えてましたしね?」 お燐「うぐっ。痛いトコを突いてくるなぁ、さとり様は」 コーチ「分かった。ではライアは交代させ、空いた場所にお燐さんを入れよう。 そしてサイドバックには――ミャージ。お前さんの『パワータックル』に期待してるゾイ」 ミャージ「おう! 頑張るぜ!」 ライア「後は任せたぞ。俺達初期メンバーの意地、代わりに見せてやってくれよ!」 鈴仙の提案は受け入れられ、交代となったライアはミャージに後を託す。 佳歩「……さて。となるとフォーメーションはこんな感じですね」
[38]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 22:25:59 ID:??? コリンチャンス 4−4−2 −H−J− H鈴仙 830/990 J佳歩 680/850 −−−−− −−I−G I反町 870/870 Gアリスさん 800/800 F−−−− Fお燐 730/730 −−E−− Eてゐ 640/810 B−−−C Bミャージ 700/700 C静葉 830/830 −A−D− Aつかさ 900/900 D穣子 780/880 −−@−− @さとり 825/825 鈴仙「そうね……(パスを連発してたし、てゐがちょっと疲れてるみたいね。 後は大技を出した佳歩もか。後は、大体元気そうだから……まだまだ大丈夫そう)」 てゐ「――ま。さっきのシュートにはビビったけど、ウチらの方が上手く出来るしね。 どんどんボール回してこうぜ〜」 ――騒然と始まったハーフタイムも、何時の間にか落ち着いていた。 後半戦まで残り数分。試合の趨勢は誰にも判らない。
[39]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 22:27:10 ID:??? 〜パルメイラス・控室〜 エベルトン「次のキックオフだが……どうするつもりだ、言ってみろよ」 トニーニョ「――攻撃の主体をサトルステギのダイレクトシュートだけでなく、 俺のミドルシュートも増やしていきます。しかし、それだけではマークに阻まれる。 なので、ネイやオルヘスのドリブル突破や、サトルステギのポストプレイを織り交ぜます。 守備については……キーガンに任せるしかない。 ただ、俺もキャプテンとしてMFに下がるよう適宜指示を出していきます」 エベルトン「フン……それじゃあダメだ。50点だな」 トニーニョ「……! 失礼ですが、どの辺りが問題でしょうか。 守備面において、何か具体的な策でもあれば……」 エベルトン「ターコ。守備はそれしかねぇよ。俺が問題視してるのは攻めの部分だ。 攻撃にはオルヘスも混ぜろ。それと、サトルステギのダイレクトはダメだ。 好条件のねじ込みでも無い限りは、まず入らねぇ。 ――もしも織り交ぜるんだったら、……オルヘスのシュートだ」 サトルステギ「なにィ!?」 オルヘス「!?」 ――後半戦に懸けているのはパルメイラスの一同も同じであるが……、 横暴さに辟易しつつもその手腕は確かである監督のエベルトンは、 何時もの事ながら優等生のトニーニョと反りが合わない。 しかも今回、監督が投げかけた提案は不可解なものだった。
[40]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/07/17(月) 22:36:12 ID:??? エベルトン「俺の見立てじゃ、あのGKにPA内で勝負を挑む事は無謀だ。 だったら、PA内のサトルステギより、PA外のオルヘスの方が勝負になる。 ネイやサトルステギは攪乱役に徹して貰うぞ」 トニーニョ「なっ……!」 ネイ「うーん……」 サトルステギ「むぐぐ……!」 ――もしもここで、森崎のように勝ち汚い選手であれば、あらゆる可能性を検討できたかもしれない。 また、ネイがもう少しだけ直感型の選手であれば、彼の懸念について確信を持てたかもしれない。 しかし、こうした場面においてトニーニョは真面目で、かつ、常識にとらわれがちだった。 トニーニョ「(本当に良いのだろうか。この監督の指示を信じても……)」 そのため、トニーニョは悩んだ。果たして本当に、エベルトンの指示は妥当なのか。 エベルトン「(『敵のGKはPA内限定で心が読める可能性がある』……だなんて、軽はずみには言えねえしなぁ。 もっとも、言った所でルール3を適用されるのがオチなんだろうが)」 もっとも、当の監督本人も説明しかねている部分はあるのだが、そうした所は選手には見せないのだが。 彼の指示に対して、パルメイラスの選手達は――。
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0ch BBS 2007-01-24