※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[718]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/03(金) 22:20:31 ID:zkOTkqxE ――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ! 実況「さあ、再びキックオフ! 前半5分、サンパウロのキックオフで試合再開です! 先程はコリンチャンスのMF・反町選手に手痛い先制ゴールを決められてしまいましたサンパウロ! ここは一秒でも早くこの点差を埋めたい所ですが……!?」 翼「(…………よし)」 先着1名様で、 ★サンパウロの反撃→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→リマ「さらばサッカー! さよならみんなリマ!!」腹にダイナマイトを巻き付けたリマが鈴仙に特攻! ダイヤ・ハート・スペード→ストラット「ヘイガールズ! どんどん来な!」ストラットが挑発している! クラブ→妖夢「私が行く……!」妖夢が強行突破に出る! クラブA→突然リマの身体が割れ、中から 岩見 が出現!
[719]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 22:22:46 ID:??? ★サンパウロの反撃→ スペード3 ★
[720]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/03(金) 23:07:26 ID:zkOTkqxE ★サンパウロの反撃→ スペード3 ★ ダイヤ・ハート・スペード→ストラット「ヘイガールズ! どんどん来な!」ストラットが挑発している! 翼「……ストラット、頼むよ」 バシッ……ポムッ。 ストラット「おうよ! ……ヘイ、ガールズ。さっさと俺からボールを奪わないと、大変な事になるぜ!? 俺の新技『インゲンスゾーンシュート』は、その名の通りingens=巨大なゾーンを射程範囲内に収めている。 つまりは、ここセンターサークルからでも、充分ゴールは決められるって事なのさ!」 実況「翼選手からボールを得たストラット選手は、シュート体制を作って相手を警戒させながら、 センターサークル付近でボールキープをし続けてコリンチャンスを挑発しています。 通常、ゴールから50メートル以上離れた位置でのシュートなど自殺行為に過ぎませんが、 これまでの試合で実際にキックオフゴールを量産しているストラット選手が行えば、 充分厄介な挑発行為と言えるでしょう。鈴仙選手達コリンチャンスはどうするのでしょうか!?」 鈴仙「翼君の次は、ストラット君!? 本当に挑発がお好きなんだから……っ!」 佳歩「ですが鈴仙さま。ここは我慢……ですよね!?」 鈴仙「(試合開始直後にしても、翼君はただ単に奇行をするだけじゃなく、 こっそりとサイドの選手を前に上げるとか、策を練っていた。だったら、今回も同じの筈よ!) ストラット君は、単なる目くらましにしか過ぎない!)……そうよ佳歩。辛抱強く、相手の隙を伺って!」 佳歩「了解ですっ!」 スッ。タタタッ……。
[721]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/03(金) 23:08:38 ID:zkOTkqxE 同じライン上のFWである鈴仙と佳歩は、互いにアイコンタクトで意思疎通を図りながら、 ストラットの動向を警戒する――無警戒には飛び出さないが、フリーで超ロングシュートは撃たせないよう、 最低限の距離は常に確保し続ける必要があった。 反町「(俺の前に居る新田は……出て来ないか。流石に二回連続は体力にも関わるからな。 となると、本命の攻撃手として在り得そうなのは、左サイドのマウリシオか、中央右サイド寄りの妖夢さんだ。 少し下がって、静葉さんの『オータムスカイラブ』の土台になれるよう、準備だな)」 静葉「(反町君が少し下がった。ここまでは作戦通りね)」 穣子「ちなみに私も『オータムスカイラブ』の準備はバッチリだよ、お姉ちゃん!」 パチュリー「(読み勝ったようね、鈴仙。だけど実際にボールを奪えなくては意味が無い) ――アリス。私は少し前に出て鈴仙の援護をするから、貴女は中盤の指揮をおねが……」 アリスさん「!!!?!!? い、今私の事……名前で呼んでくれた!?!? さん付けという、 どこか腫れ物に触れるような扱いでは無く、……まるであたかも友人であるかのように、 アリスと。呼び捨てで……私の事を呼んだ!?!?!?」 パチュリー「はぁ……(――昔、魔理沙の紹介で一緒に研究をした事もあったけど。彼女、こんなキャラだっけ?)」 てゐ「(私はいつも通り、いぶし銀的にフォローに徹するしかないねぇ)」 また、後方の仲間達もゴール直後の鈴仙の意向を汲み、ストラットの挑発行為にも焦れず、 中盤以降の布陣を盤石な物に組み立ててくれていた。 そしてこうなると――逆に苦しいのはストラットの方である。
[722]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/03(金) 23:09:55 ID:zkOTkqxE ストラット「(チイッ! 一人くらい血気盛んなヤツが上がってくれるかと思ってくれたが、 俺の下手な演技じゃあこの程度か!)」 ストラットはこの時、シュートを撃つ気は無かった。 大量の体力を消耗する必殺シュートを超長距離で放つ事は、ストラットであっても大きなリスクを伴う賭けとなるため、 試合前半の1点差の状況ですべきでない事は明白だ。彼の役目はあくまで囮。 コリンチャンス側が陣形を乱して攻めて来た場合に、そのスペースを突いてマウリシオか妖夢にパスをする事が、 当初のストラットの想定だった。 翼「――もう良いよ、ストラット。取りあえず俺に持って来て」 スッ………! そして、自らの目論見が失敗裡に終わった事をいち早く察した翼は、 中盤で指揮を振るうのを止め、妖夢の少し後ろの位置まで飛び出して、 敵陣――コリンチャンス側のゴールへと向かう。 ストラット「(不意打ちが失敗なら、真っ直ぐ攻めろってか……)」 キックオフから2分後の前半7分にして、サンパウロは正攻法へと舵を切った。 ストラットはボールキープを止め、佳歩のプレスを掻い潜ってから、 ストラット「……それっ、ツバサ!」 バシュウッ! 強いが正確な軌道のパスを前方へと出した。 鈴仙「……!(チャンス! サンパウロが焦れて動き出してくれた!)」
[723]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/03(金) 23:11:22 ID:zkOTkqxE ストラットのパスは決して下手な部類では無いが、しかしコリンチャンスも既に布陣は整えてある。 鈴仙の指示が功を奏したお蔭で、充分有利な勝負であると言えるだろう。 鈴仙は早速走って、コリンチャンス側中盤へとつながるパスをカットしようと走り――。 シュンッ! パチュリー「……手伝うわ」 その前に一瞬だけ、紫色の光が閃いた。 先着2名様で、 ★ストラット→パス 54 (!card)(!dice + !dice)=★ ★パチュリー→パスカット 56 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)= 鈴仙→パスカット 53 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→翼、パスキャッチ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (妖夢がフォロー)(てゐがフォロー)(佳歩がフォロー) ≦−2→コリンチャンスボールに。 【補足・補正・備考】 パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。 鈴仙のマークがダイヤで「ディスオーダーアイ(+3)」が発動します。 鈴仙のマークがハートで「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。 鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
[724]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 23:13:19 ID:??? ★ストラット→パス 54 ( スペード6 )( 5 + 4 )=★
[725]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 23:15:07 ID:??? ★パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)= 鈴仙→パスカット 53 ( スペード5 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=★
[726]森崎名無しさん:2017/11/03(金) 23:35:09 ID:??? パチュリー加わって中盤の安定感が段違いになったな
[727]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/04(土) 00:04:15 ID:Y2nYtOGc ★ストラット→パス 54 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(狂気の瞳-2)=61★ ★パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(プリンセスウンディネ+3)=69 鈴仙→パスカット 53 ( スペード5 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=60★ ≦−2→コリンチャンスボールに。 パシッ。 パチュリー「……緩いわね」 ボールはパチュリーの胸元へと吸い込まれていった。 まるでそれが最初から、ストラットからパチュリーへのパスであったかのように。 水面に浮かぶ泡のように優雅な、しかし確実にコースを捉えたパチュリーの正確なパスカット ――幻想郷では、彼女が得意とする七曜魔法の名を取り『プリンセスウンディネ』と呼ばれていた ――は、焦るストラットを圧倒し。いとも容易く攻撃権を再びコリンチャンスへと戻す事に成功した。 実況「パチュリー選手、優雅なパスカットでサンパウロの攻めを封殺! ボールは再びコリンチャンスの下へと戻ります! これは、コリンチャンスが早々に2点目を獲得する展開に繋がってしまうのでしょうか!?」 鈴仙「(マスターは……パチュリーさんは、前より更に上手くなってる! 今のパスカットにしても、これまで私達の中で最強クラスの選手だったアリスさん並だったし。 ……他の分野もこの程度か、それ以上だったとしたら。――もしかしたら、勝てるかもしれない。 あの大空翼にも、真正面から……!!)」 パチュリー「――この程度、賢者の魔法を使えば造作もないわ」 フワリと地上に降り立ったパチュリーは、冷静にボールをキープしながら周囲を ――鈴仙の表情を伺っている。『一応、貴女の意見も聞こうかしら』。そう言っている風に見えた。
[728]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/04(土) 00:05:15 ID:Y2nYtOGc 鈴仙「(私の意見……ってのは、この次をどうするか、って事よね、きっと。 パチュリーさんの傍、センターサークル付近でパスカットしようとした私の視点だと……」 翼「……へぇ。彼女は結構サッカーが上手いんだね。俺も勝負してみたいなァ!」キラッ! 鈴仙「(――えっと、うん。やっぱり大空翼がこっちに向かって来てるわね。 中央突破をしたかったら、彼を避ける事は難しそう)」 他にも情報はある。まず、これは全体的に引き気味で相手の出方を伺った事によるデメリットでもあるが、 FWの鈴仙と佳歩に、今飛び出したパチュリーを除くと、全体的に布陣が後ろに下がっている。 そのため、SHやSBに繋いでからの、速攻でのカウンターは難しそうに見える。 鈴仙「(てゐや反町君――特に反町君は、DFの秋姉妹との連携に備えてか、結構下がり目の位置に居るわね。 二人を起点に攻めるとしたら、ドリブルよりはパスになるのかしら。 てゐにはドリブルで上がって貰ったら、私が『インビジブルデューパー』を打てる、っていうメリットがあるけど。 後は、普通に今空いてる佳歩に切り込ませるのも良いかも。 佳歩のドリブル力はかなり高いから、大空翼が相手でも、タイマンなら互角以上の勝負が出来る筈よ。 他には、えーっと……)」 色々な可能性を検討している鈴仙の困った顔を察してか、パチュリーが一言だけ添える。 パチュリー「……私の一存で決めても良いのなら。最善は尽くさせて貰うけど?」 ――それは、彼女がイタリアにて培った『レジスタ』としての才能を活かす事の提案だった。 フィールド全体を俯瞰し、最善のパスコース、タイミングを見出した上で実行させる、 実力・知力・才能全ての面において最高峰の選手のみが持つスキルがあれば、 有利な条件でゴール前までボールを運ぶ事が出来るだろう。 パチュリー「ただ、一つだけ。無思考で私に頼り切りになり過ぎるのも、危険がある事は認識して。 例えば、必ずしも私が選んだ道筋が最適解とは限らない。 何故なら、中盤の要である私の出した策には、無条件で多くの選手が警戒するのだから。 だから場合によっては、鈴仙。……貴方が、即席で適切な道筋を見出す必要があるわ」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24