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キャプテン森崎外伝スレ13
[171]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:03:42 ID:??? ★オランダ 総合力 100+( 06 )= アルゼンチン 総合力 90+( 63 )+(さらばサッカー-20)=★
[172]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:09:07 ID:??? オランダが油断しまくってたのか負けてる・・・ 天災の証明はディアス不在でも発動するのね、今回はしなかったけど
[173]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:15:49 ID:??? 固有スキルでギリギリ勝利か ディアスがいない中での辛勝だから試合に勝って勝負に負けた気分だろうな
[174]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:15:58 ID:??? スキル込の数値でオランダ勝っているけど
[175]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:23:40 ID:??? あれほんとだ
[176]森崎名無しさん:2018/07/05(木) 21:47:21 ID:??? トータルフットボールは地味に強いスキルだな 派手に勝てやしないけど負けもしないという
[177]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/07/05(木) 22:59:58 ID:9eQM5cGI >>172 発動してたらロスタイムでディアス奇跡の復活、そしてバク宙ミラクルサイクロンという流れでした。 >>176 強すぎるかな?とも思ってデメリットも付けましたが、ラスボスラッシュの一柱を担っただけあ ★オランダ 総合力 100+( 06 )+(トータルフットボール+30)=136 アルゼンチン 総合力 90+( 63 )+(さらばサッカー-20)=133★ →オランダの勝利 決勝トーナメント第一試合はオランダ対アルゼンチン。 オランダにとってアルゼンチン戦は準決勝への特急券だと、多くの評論家は語っていた。 理由は簡単、アルゼンチンの至宝ファン・ディアスの欠場が理由である。 先のメキシコ戦でのハーフタイム中に発狂したガルシアによって切りつけられ、意識不明の重体。 スウェーデン製のメディカルマシーンに籠り、豆型治療薬の投与によって辛うじて命を繋いでいる状況の中、 ディアスの遺志によりキャプテンマークを託されたパスカルは。いや、アルゼンチン代表一同は。 パスカル「……待ってろ、ディアス。俺達が必ず、お前を決勝戦まで連れて行ってやる!」 ――絶望ではなく、希望に満ちた炎を瞳に宿し、かつてない強敵・オランダと対峙していた。 ピィィィィィィィィィッ! パスカル「いくぞッ!」 クリスマン「(……バカな。これがあのディアスの添え物に過ぎないパスカルだと?)」 試合開始後も、アルゼンチンはオランダに主導権を握らせない。 『トータルフットボール』に基づく圧倒的なボール保有率をオランダを前に、キャプテン代理のパスカルは奮闘する。 普段はディアスの影に隠れている彼の積極的なドリブル突破はオランダのデータにもなく、クリスマンは翻弄されていた。
[178]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/07/05(木) 23:04:04 ID:9eQM5cGI サトルステギ「ディアスが居ない今がチャンスだ! あいつなんかより、俺様の方がよっぽどすごいって事見せてやるぜ!」 グググッ……! バゴオオオオンッ! 放たれる『ダイナマイトヘッド』は強力だが、世界では精々が中の上と言った程度の威力。 GKのドールマンが防げない程度ではない。 ドールマン「ふざけろっ!」 ブウウウンッ、バチイイイッ! 彼は淀みなくパンチングでボールを前方に叩き落す。しかし、アルゼンチンのFWはサトルステギ一人ではない。 僅かにバランスを崩したドールマンを見計らって――パスカルが飛び出した。 パスカル「……たまには、俺にも相棒らしい事をさせやがれっ、ディアスッ!」 ――グワァァッ……! バギュウウウウウウウウウウンッ! ドールマン「く、ちくしょう……! パスカル如きに……点など、やれるかァ!?」 美しい軌道を描く『ジャンピングボレー』に、ドールマンは喰らい付く。 負ける筈はない。いくらバランスを崩していても、パスカルのキック力は世界のFWで見れば下位。 普段ならば到底決まる筈のないゴミシュート。そう思って、彼は手を伸ばすが……届かない。 ドールマン「あ、が……!?」 サトルステギの一撃が重く、僅かに右腕に痺れがあった。そして今回はその僅かの差が命取りとなった。 ズバァァァァァァッ……! ピピィィィィィッ……!! アルゼンチン 1 − 0 オランダ
[179]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/07/05(木) 23:08:21 ID:9eQM5cGI パスカル「やった、やったぞ……!」 クライフォート「馬鹿な。ディアス抜きでは何も出来ない筈の奴らが、何故……!?」 ――その得点は衝撃だった。 ディアスが不在の今、圧倒的な格上チームであるオランダがアルゼンチンを前に何も出来ずに1失点。 周囲は誰もが、大番狂わせを期待せずにはいられなかった。 キャプテンであるクライフォートさえもが、この湧き上がるアルゼンチンコールに一瞬呑まれかけるが――。 クライフォート「(……いや。落ち着け)」 彼もまた、WYの戦いを経て成長していた。自分の心にある慢心と驕りこそが、自らの弱さを招く事を知っていた。 ……そして、彼が強靭な精神力を維持していられるからこそ。オランダは、トータルフットボールは、強い。 クライフォート「プレー数を増やせ。トータルフットボールの体勢を崩してでも、マッチアップを増やせ。 素の実力と体力では俺達の方が絶対的に上だ。試行回数を増やせば、必ず俺達の勝利に収束する」 崩れかけるオランダ代表メンバー達を、クライフォートはその機械のような冷徹な瞳で抑えつけた。 皇帝と称されるシュナイダーが持つ威圧感とも異なる、彼特有の怜悧な表情を例えるならば稀代の名宰相。 トータルフットボールという理想郷を実現せしめる実力と才能、そして統率力の全てを備えた彼は。 窮鼠の一噛みを受けて、いよいよその頭角を現すも――その大志が成就するのは今のゴールから1時間後。 後半も終盤に差し掛かる、30分に入ってからの事だった。
[180]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/07/05(木) 23:09:41 ID:9eQM5cGI 実況「後半30分! オランダ、アルゼンチンの熾烈な攻撃を受けるも……辛うじて踏みとどまる! しかし点差は依然1−0でアルゼンチンがリード! 果たしてオランダ、ここからどう攻めるのか〜〜!?」 クライフォート「…………」 オランダはあれからずっと、苦戦を強いられているように見えた。 ボールを持てども執拗にアルゼンチンの選手達にプレスを掛けられ、ボールを奪われては懸命に取り返そうと マンツーマンでのディフェンスを繰り返すも、中々成功しない。 辛うじて失点の間際にはドールマンの活躍や周囲のフォローもあって助かっているが、 このままでは2−0。そうでなくとも今のまま1−0で、飛車角抜きのアルゼンチンに対して屈辱的な敗北を喫する事が容易に想像された。 クリスマン「それっ!」 パスカル「……ッ! 無駄だっ!」 クライフォート「(パスカルの呼吸が一瞬乱れたか)……今だ、攻めるぞ」 ――アルゼンチンの夢が破綻したのは、まさにそのムードが絶頂に達した時だった。 クリスマンのタックルをパスカルが辛うじて交わしたその時、 クリスマン「……悪く思うなよ」 パスカル「……!(しまった、背中を引っ張られて……)ぐっ!?」 ズザッ、バタッ……! パスカルはクリスマンの巧妙な『ダーティディフェンス』の前に、ボールを奪われてしまい。 それだけでなく、彼は献身的にチームを引っ張ってきた疲労から足をくじき、負傷してしまう。 ……審判はそれでも、クリスマンの反則に気づいていない。 パスカルは、美しいトータルフットボールと汚いプレーを最高水準にまで昇華させたオランダの餌食となった。 バビントン「ああっ、パスカル……!?」
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0ch BBS 2007-01-24