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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[310]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:41:42 ID:??? 佳歩「攻撃面はどうだったでしょう。前半戦は、ゴールを決めたのは反町さんとてゐ様でした。 私も、本当はもっともっと攻めたかったのですが……」 鈴仙「……確かに。前半はゴールを決めた二人が上手い個人技を見せてくれたから良かったけれど。 あまり連携を取って攻め切る事が出来たとは、少し言い辛いかしら」 反町「……あの。キャプテン」 話題が攻撃面に移った時は、FWである鈴仙も議論に参加した。 そんな中、珍しく反町が口を開き提案をする。 反町「攻撃力を高める布陣とするんだったら、その……俺が、トップ下になるのはどうか、と思うんだ」 静葉「! 反町君が……トップ下?」 穣子「う、ううーん。確かに一樹君のパスは、てゐちゃんにも負けてないと思うけど。 でも、それなら前半戦通り、パチュリーさんがトップ下で。 一樹君はウイングハーフとかの方が良いんじゃないかなぁ……?」 パチュリー「……成程。彼は無口ながら、中々分かっているようね」 反町「(いや。別に無口って訳じゃないんだけど。言うべき事を言ってるだけであって……)」 さとり「それが一般的に、無口というものなんですがね」 その提案――反町がサイドハーフからトップ下に移り、ゲームメーカーとして 中盤を支配していくという内容には、あからさまに疑義を呈す仲間も多かった。 実際、彼の本職はFWであり。しかもトップ下には、彼以上に相応しい選手が既に居る為だ。 だが――、その相応しい選手であるパチュリー本人は、反町の提案に首肯した。
[311]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:42:55 ID:??? パチュリー「実は、私も同じ事を提案しようと思っていたの。彼――反町少年をトップ下に置き、 私をセカンドフォワードの位置に置くという提案をね。 理由は二つある。一つ目は、私はドリブルに長けるが、パスは反町に劣っているため、 純粋な能力面でも、この配置が適正だから。 そして二つ目は――」 アリスさん「――中盤以下の指揮権を反町君に委譲する事で、前線での戦略作成に集中するため。 ……そうでしょう。パチュリー・ノーレッジ?」 鈴仙「(アリスさん、発言だけ見ればクールだけど。内心はきっと、パチュリーさんに知的キャラを 奪われないよう、必死なんだろうなぁ……)」 休憩時間の筈なのに、視えない何かと戦い汗をかくアリスさんを尻目に、 鈴仙は反町の発言から出て来た第2案の詳細を考えていた。 鈴仙「(反町君がトップ下で、パチュリーさんをFWとすると、MFの数が少なくなる。 この中でMFも出来るのは、お燐か静葉さんだけど……『オータムスカイラブ』の 連携しやすさを考えると、反町君の抜けたSHを埋めるのは、静葉さんしかいないか。 となると、布陣はこうなるわね)」 A案:反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。 −−H−J H鈴仙 J佳歩 −I−−− Iパチュリー −−F−− F反町 G−−−C Gてゐ C静葉 −−E−− Eアリスさん B−A−D Bお燐 A慧音 D穣子 −−−−−
[312]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:45:50 ID:??? 鈴仙「(ただ、こうなると最初にさとりさんが言ってた、お燐をサイドハーフにするってのが、 どうにも難しくなっちゃうのよね。前線の布陣を今言った通りにしつつ、 お燐をサイドハーフ、てゐをボランチにしたらどうなるか、というと……)」 ただ単に仲間の案を反芻するだけでなく、鈴仙も鈴仙なりに色々と思案していた。 具体的には、以下のような折衷案を考えていた。 B案:鈴仙なりに考えてみた結果 ※@案とA案の折衷案 −−H−J H鈴仙 J佳歩 −I−−− Iパチュリー −−F−− F反町 B−−−E Bお燐 Eアリスさん −−E−− Eてゐ −ADC− A慧音 D穣子 C静葉 −−−−− −−@−− @さとり 鈴仙「(これなら、お燐のサイド際での能力の高さも活かせるし、反町君のパスや、 パチュリーさんのドリブルに戦術組み立て能力も活かせそう。 弱点としては、てゐ一人じゃあボランチの守りがちょっと弱いかな? ――って所だけど。そこは慧音さんが上手くカバーしてくれる事を祈るとして)」 パチュリー「……私として、思う所は大体話したわ」 ――鈴仙の思考が一区切りするのと、パチュリーの総評兼仲間達の討論会が一段落するのは、殆ど同時だった。 鈴仙「(案は色々検討してみたけれど、前半戦の布陣だって大分上手く機能していた。 だから、無理にいじらないという選択肢だって、充分あり得る。 それと――私達が思いつかなかっただけで、他にももっと良い戦術だってあるかもしれない。 その事を踏まえて。ここは慎重に考えないとね……)」
[313]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:47:35 ID:OHRqNw1g そして。仲間達の視線が、少しずつキャプテンの鈴仙に注がれていく中。鈴仙が下した選択は―― A:前半戦の布陣のまま、後半戦に突入する。 B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。 C:(A案)反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。 D:(B案)@案とA案の両方を採用する。 E:その他 細かい調整やフォーメーション案などあればご自由にどうぞ 鈴仙のガッツ:910/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。
[314]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:51:09 ID:??? …と、行ったところで一旦ここまでです。 出来れば本日中にもう少し進めたいです。 >>304 一瞬、普通に妖夢までボールが通るかと思ってしまいましたw >>305 参考にして、反町トップ下案を考えました。ありがとうございます!
[315]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:10:23 ID:j9fsglVA B 一旦乙です
[316]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:27:21 ID:uFJHwWiQ C
[317]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 20:06:55 ID:y/iHXkNI B
[318]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 22:54:09 ID:??? すみません、やっぱり今日はここまでにします。 >>315 乙ありがとうございます。一旦でなくなってしまいすみません。
[319]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:36:13 ID:??? 更新再開します。 B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。 鈴仙「……次の後半戦、私達に必要なのは前線の攻撃力ではなく、中盤の支配力よ」 アリスさん「中盤の支配力……となると、いよいよこの私の出番ね!」 鈴仙「(確かに能力だけで言えば、アリスさんは中盤の要なんだけど……)え、えーっと。 具体的には、さとりさんやらてゐが言ってたような策なんだけど」 さとり「お燐をサイドハーフ、てゐさんをボランチに置いた布陣……以下のような感じですかね」 −H−J− H鈴仙 J佳歩 −−−−− −−I−− Iパチュリー B−−−F Bお燐 F反町 −G−E− Gてゐ Eアリスさん −ADC− A慧音 D穣子 C静葉 −−−−− −−@−− @さとり 鈴仙「ええ。サンパウロの怖さは攻撃力だけど、その大本である中盤を支配できれば、それも封じられる」 パチュリー「サンパウロの中盤は、殆ど大空翼一人に頼り切りになっている。 だからこそ、多くの選手を中盤に結集させて、数で封じるという訳ね。 懸念は、サイドの守りが手薄になる事だけど……」
[320]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:37:20 ID:??? 慧音「最悪、サイドにはある程度自由に動かせても構わない。中盤の軸となる選手さえ封じれば……と、 割り切ってしまう布陣という訳だな。実際、サンパウロの新田やマウリシオは、 翼やストラット、妖夢と比べるとそう脅威となる選手でない事は、事実ではある」 お燐「まあ、そこはあたい達サイドハーフ陣がなんとかするしかないねっ。ね、無口なお兄さん?」 反町「(だから俺は無口じゃなくて、言うべき事を選んでいるだけなのに……)」 鈴仙「サイド際の進攻をある程度許してしまうリスクはある。だけど、それ以上に、 中央の選手を自由にさせないというメリットはある筈。 ――どんな戦術にも、リスクは避けられない以上、より大きなリターンを重視すべきよ」 佳歩「そうですね。鈴仙さまの言う通りです。……後半戦は絶対に、もっと厳しい戦いになる。 そんな中、勝つためには、それ相応の対策が必要になると思います」 鈴仙の提案は受け入れられ、ミーティングは問題なく終わり。 鈴仙を含めた仲間達は、残り数分となったハーフタイムを各々の方法で過ごしていたが……。 穣子「……あのね、鈴仙」 そんな中、穣子が少しだけ不安気な表情で鈴仙に近づき、こっそりと話しかけてきた。
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0ch BBS 2007-01-24