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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[313]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:47:35 ID:OHRqNw1g そして。仲間達の視線が、少しずつキャプテンの鈴仙に注がれていく中。鈴仙が下した選択は―― A:前半戦の布陣のまま、後半戦に突入する。 B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。 C:(A案)反町をトップ下、パチュリーをウイングに置き、前線の攻撃力を高める。 D:(B案)@案とA案の両方を採用する。 E:その他 細かい調整やフォーメーション案などあればご自由にどうぞ 鈴仙のガッツ:910/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *ハーフタイムで全員のガッツが150回復しました。
[314]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 18:51:09 ID:??? …と、行ったところで一旦ここまでです。 出来れば本日中にもう少し進めたいです。 >>304 一瞬、普通に妖夢までボールが通るかと思ってしまいましたw >>305 参考にして、反町トップ下案を考えました。ありがとうございます!
[315]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:10:23 ID:j9fsglVA B 一旦乙です
[316]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 19:27:21 ID:uFJHwWiQ C
[317]森崎名無しさん:2017/11/23(木) 20:06:55 ID:y/iHXkNI B
[318]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/23(木) 22:54:09 ID:??? すみません、やっぱり今日はここまでにします。 >>315 乙ありがとうございます。一旦でなくなってしまいすみません。
[319]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:36:13 ID:??? 更新再開します。 B:(@案)てゐをボランチ、お燐をサイドハーフに置き、中盤の支配力を高める。 鈴仙「……次の後半戦、私達に必要なのは前線の攻撃力ではなく、中盤の支配力よ」 アリスさん「中盤の支配力……となると、いよいよこの私の出番ね!」 鈴仙「(確かに能力だけで言えば、アリスさんは中盤の要なんだけど……)え、えーっと。 具体的には、さとりさんやらてゐが言ってたような策なんだけど」 さとり「お燐をサイドハーフ、てゐさんをボランチに置いた布陣……以下のような感じですかね」 −H−J− H鈴仙 J佳歩 −−−−− −−I−− Iパチュリー B−−−F Bお燐 F反町 −G−E− Gてゐ Eアリスさん −ADC− A慧音 D穣子 C静葉 −−−−− −−@−− @さとり 鈴仙「ええ。サンパウロの怖さは攻撃力だけど、その大本である中盤を支配できれば、それも封じられる」 パチュリー「サンパウロの中盤は、殆ど大空翼一人に頼り切りになっている。 だからこそ、多くの選手を中盤に結集させて、数で封じるという訳ね。 懸念は、サイドの守りが手薄になる事だけど……」
[320]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:37:20 ID:??? 慧音「最悪、サイドにはある程度自由に動かせても構わない。中盤の軸となる選手さえ封じれば……と、 割り切ってしまう布陣という訳だな。実際、サンパウロの新田やマウリシオは、 翼やストラット、妖夢と比べるとそう脅威となる選手でない事は、事実ではある」 お燐「まあ、そこはあたい達サイドハーフ陣がなんとかするしかないねっ。ね、無口なお兄さん?」 反町「(だから俺は無口じゃなくて、言うべき事を選んでいるだけなのに……)」 鈴仙「サイド際の進攻をある程度許してしまうリスクはある。だけど、それ以上に、 中央の選手を自由にさせないというメリットはある筈。 ――どんな戦術にも、リスクは避けられない以上、より大きなリターンを重視すべきよ」 佳歩「そうですね。鈴仙さまの言う通りです。……後半戦は絶対に、もっと厳しい戦いになる。 そんな中、勝つためには、それ相応の対策が必要になると思います」 鈴仙の提案は受け入れられ、ミーティングは問題なく終わり。 鈴仙を含めた仲間達は、残り数分となったハーフタイムを各々の方法で過ごしていたが……。 穣子「……あのね、鈴仙」 そんな中、穣子が少しだけ不安気な表情で鈴仙に近づき、こっそりと話しかけてきた。
[321]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:38:33 ID:??? 鈴仙「穣子。どうしたの? まさか、前半戦のどこかで負傷したとか?」 穣子「ううん、ケガはないよ。ただ、お姉ちゃんの体力が、ちょっと心配かもだから、 一応今の内に話しておこうと思って」 鈴仙「静葉さん……確かに、この試合は『オータムスカイラブ』を多用しているからね。 そうでなくても、静葉さんはパスやボールキープで、コンスタントに活躍しているし」 穣子「うん。勿論、今すぐどうこうって程度じゃないし、立て続けに『オータムスカイラブ』を 使うのでもなければ、全然問題ないレベルの消耗だと思うけど。……一応、覚えておいて」 鈴仙「うん、分かったわ。――ちなみに、穣子は大丈夫なの?」 穣子「私はお姉ちゃんよりも丈夫だからね! ……でもやっぱり、何度も強いシュートを撃たれたら、 どうなるか分からないし。その時は遠慮せず、つかさちゃんに交代して頂戴ね。……んじゃ」 穣子はそれだけ告げると、再びいつもの明るい表情で姉達の下へと戻っていった。 鈴仙「(穣子も、ああ見えて色々と考えてるのね。……とりあえず、『オータムスカイラブ』の消耗については、 頭の隅っこに留めておこうっと)」
[322]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/11/25(土) 19:40:40 ID:??? そうして鈴仙は、残り少ないハーフタイムを前に、色々な事へと思いを馳せる。 これまでのブラジルでの生活。出会ったライバル達。サッカーを滅ぼすと宣言したアヤソフィア。 サンパウロとの、妖夢との決着。そして――ここに至るまで、セクハラも程々に、多くの事を教えてくれたコーチの事を。 鈴仙「(コーチ……本当にどうしちゃったんだろう。なんで、未だに来ないんだろう)」 周囲の仲間と違い、鈴仙は知っている。あの堕落した老人が、その裏で如何なる壮絶な人生を歩んで来たか。 どれだけ高邁な夢を抱き、追い続けて来たか。だからこそ、彼がおふざけで試合を放棄するとは考えていなかった。 鈴仙「(最初は敵を油断させる為の、いつものフリかと思ってたんだけど。ここまで来ないのは妙よね……)」 考えても結論が出ない事を考えても仕方ない。合理的な永琳やパチュリーならばそう言うだろうが、 鈴仙はどうしても悶々と何でも考えてしまう方だった。 鈴仙「(こんなんじゃあダメ、ダメ。もっとシャキっとしないと!)」 スクッ! ――ブチッ……。 とはいえ、重要な試合の途中にそんな様子ではいけない。鈴仙は邪念を振り払って、勢いよく立ち上がり。 思考を無理やりにでも、数分後に迫った後半戦のキックオフへと向ける事にした。 そして、その過程で――鈴仙は捨象してしまっていた。 鈴仙が愛用していたスパイクのヒモの一部が、音を立てて切れてしまった事を。
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0ch BBS 2007-01-24