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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[521]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/14(木) 00:22:21 ID:??? A:「皆! まだ勝ち目はある。1点取って勝ち越しよ!」皆を鼓舞する。 鈴仙「――まだ同点になっただけだし、ストラット君も今のシュートで大分消耗した。 まだ勝ち目はあるわ。今すぐ一点取って勝ち越しよ!」 鈴仙は努めて明るく振る舞った。そんな余裕などない事は、自分自身でも分かっているし、 仲間達だって、そんな鈴仙の横顔を見るのは辛かった。――しかし。 佳歩「……そうですよ。攻撃力なら、私達って負けてません!」 反町「(そうだ……同点くらいで何を怖がっているんだ。俺には、俺達には頼れる…か、どうかは分からないけど。 信頼して肩を預けたいと思える。そんなキャプテンが居るじゃないか。もう、何も怖くないんだ……!)」 静葉「そうね……。仮に負けたとしても自由選択で、『負ける前に時間よ戻れ!』って自殺しちゃえば、 きっと時間が戻ってくれるものね〜……?」チャキッ・・・ 穣子「それ多分時間戻らないから死なないでぇー!? はぁ、はぁ……」 ――だからこそ、鈴仙の仲間達もまた、前向きに試合を捉えようとしていた。 鈴仙の言う通り。試合はまだ同点。そして、得点の余地はまだある。恐れる事は何も無いのだ……と。 彼らはプロ集団と比べると弱い。しかし、弱いからこそ、どんな事態をも前向きに考える術を心得ていた。
[522]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/14(木) 00:23:26 ID:??? てゐ「……でも、穣子ちゃんは交代かねぇ。大分疲労がたまってるみたいだ」 穣子「う、うう〜ん。お姉ちゃんの体力を心配してたら、私のがダメになっちゃったみたい……。 妹として不甲斐ない事この上ないよぉ……」 鈴仙「そうね。――つかさ、交代よ。場所は……穣子の代わり。スイーパーの位置よ」 つかさ「――承知しました。残り十数分の試合ですが、全力を尽くします」 ――そして、妖夢のシュートを防いで消耗した穣子をつかさと交代させると、 彼らは早速短い時間で、次のキックオフを如何に攻めるかについて考え始めた。 パチュリー「攻め筋は幾らでもある。問題は、如何に攻めるかが効率的か、よ」 そう切り出したパチュリーが曰く、コリンチャンスの現在の攻撃手段としては、
[523]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/14(木) 00:25:48 ID:dVbW0uZ6 @CFW・佳歩のドリブル中央突破 メリット:速攻で1点を決められる デメリット:翼や妖夢等、強力な選手と相対しなくてはならない Aトップ下・パチュリーのゲームメイク メリット:パチュリーのスキル・レジスタ、ファストブレイク等を活かせる デメリット:手数が増え、中盤でボールをカットされる機会が増える B左SH・お燐のサイドアタック メリット:お燐のサイド際のドリブル力はかなり高い デメリット:現在の布陣ではサイドを突破された際のリスクが大きい C右SH・反町のパスによるゲームメイク メリット:反町のパス力は高く、人数補正を諸共しないスキルがある デメリット:現在の布陣ではサイドを突破された際のリスクが大きい Dボランチ・てゐによるロングパス メリット:敵にオフサイドトラップの技能者が居ない限り、てゐのパスは素通り。 デメリット:敵が布陣を引いて来た場合、競り負ける可能性がある Eボランチ・てゐのオーバーラップ(『インビジブルデューパー』『真実の友情』狙い) メリット:成功すれば絶大な威力のシュートを叩きつけられる デメリット:てゐ自身のボールキープ力も試される可能性が高い Fボランチ・アリスさんのドリブル突破 メリット:アリスさんのドリブル力は世界屈指であり、成功率も低くない デメリット:アリスさんはイエローカードを貰っており、退場のリスクがある 以上の七つがあり、そのいずれも相応のメリット・デメリットがあるようだった。 (メリット・デメリットの記載は鈴仙が取り急ぎ思いついた範囲のみ)
[524]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/14(木) 00:28:38 ID:dVbW0uZ6 鈴仙「(今は後半20分で、試合は2−2の同点。次のキックオフは、絶対に点を取りたい。どうすべきか……)」 A:@佳歩のドリブル中央突破に期待する。 B:Aパチュリーのゲームメイクに期待する。 C:Bお燐の左サイドアタックに期待する。 D:C反町のボールキープとパスに期待する。 E:Dてゐのロングパスに期待する。 F:Eてゐのオーバーラップからの『インビジブルデューパー』に期待する。 G:Fアリスさんのドリブル劇場に期待する。 H:その他 鈴仙のキックオフシュートに期待したい方はこちらで 鈴仙のガッツ:740/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 〜参考・今のフォーメーション〜 −−@−− @レナート B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ −−D−− Dドトール −−G−− Gバビントン E−−−F Eマウリシオ F新田 −−I−− I翼 −−−J− J妖夢 −H−−− Hストラット サンパウロ 4−3−3 コリンチャンス 3ー5−2 −H−J− H鈴仙 J佳歩 −−−−− −−I−− Iパチュリー B−−−F Bお燐 F反町 −G−E− Gてゐ Eアリスさん −ADC− A慧音 Dつかさ C静葉 −−−−− −−@−− @さとり
[525]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/14(木) 00:29:48 ID:dVbW0uZ6 …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
[526]森崎名無しさん:2017/12/14(木) 00:43:44 ID:tSdRTdGE F 乙です 本気モード込みならいける……かな?
[527]森崎名無しさん:2017/12/14(木) 01:07:54 ID:NZP9wv6+ F 乙です
[528]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/16(土) 16:09:30 ID:dvNYyXwk >>526 乙ありがとうございます。 後半以降同点でない状況のため、てゐは本気モードに突入しますね。 >>527 乙ありがとうございます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― F:Eてゐのオーバーラップからの『インビジブルデューパー』に期待する。 鈴仙「(絶対に点を取りたい。そのためには、どうすべきか。……そんなの、分かり切ってる。 私達が持てる、最大の火力で攻める。それしかない!)次のキックオフだけど。 てゐ、――思いっきり、オーバーラップして頂戴。 失敗したら点を取られて負けるだとか、そんな余計な事は考えなくても良いからね」 てゐ「鈴仙。……それはつまり、『インビジブルデューパー』を狙え。ってコトで良いのかな」 鈴仙「無論よ」 てゐ「……やれやれ。全く、主人公の相棒役ってのは、忙しいったらありゃしないね」 鈴仙は迷いなく、てゐにオーバーラップをするよう求め、てゐはそれに応じた。 口先では辟易しつつも、最初からこうなる事が分かっていたかのように落ち着いている。 中盤を支えるてゐが前線に上がる事のリスクは当然伴うが、その見返りは大きい。 他の仲間達も鈴仙の決断に異論を示す事はなかったが、
[529]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/16(土) 16:12:24 ID:dvNYyXwk 佳歩「鈴仙さま。私だって居る事、忘れちゃあダメなんですからね!」 鈴仙「……佳歩。そうね、狙うべきは『インビジブルデューパー』だけじゃない。 『インビジブルデューパー』で跳ね返ったボールを、更にブーストさせる大技・『真実の友情』。 これは佳歩にしかできないんだもの。勿論、佳歩も心構えていてね」 佳歩「……もちろんです。鈴仙さま、勝ちましょう」 佳歩はてゐが上がった場合の選択肢として、『真実の友情』がある事を鈴仙に告げ。 パチュリー「さて。そうなって来ると、てゐのオーバーラップによる奇襲効果を狙うのが得策となるのかしらね。 例えば、CFWの佳歩か鈴仙にはボールキープして貰って、そこからトップ下の私にバックパス。 そこで、敵の視線がFWとトップ下に向いている時に――」 アリスさん「――てゐにボールを渡し、一気に相手の虚を突き突破させる訳ね。……上手くいくかしら」 反町「(奇襲が成功するのは半々くらいか……? でも、仮に上手く行かなかったとしても、 てゐさんが無理やりに突破してしまえば問題は無くなる。そう考えると、シュートにまでこぎつけられる可能性は高そうだ)」 パチュリーやアリスさんは、その前提で次のキックオフ時の戦術を簡単に纏めてくれた。 新チームの仲間達はまだ、それぞれが寄せ集めの域を完全には脱しえないにしても、 少しずつ、だが着実にその絆を深め、確かな団結が育まれつつあった。 てゐ「(能力の高い仲間だったら、パチュリーや反町、アリスさんとかがいる。 お燐も失敗が目立つけど、サイド際での攻撃力はピカ一だ。 ……それでも、鈴仙は私を頼ってくれる。だったら、その期待にゃあ答えないと、女が廃るよね)」 ――その中で、2点目の際に引き続き得点のキーマンとして選ばれたてゐは、 人知れず、静かなる熱意を燃やしていた。 *てゐのスキル・本気モードが発動。以降、全能力が+1され、必殺技の発動率が+1/4されます。
[530]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/16(土) 16:13:36 ID:dvNYyXwk 翼「ナイスゴール、ストラット。まさかPA内の古明地さんと真正面から対峙して、 一点をもぎ取るだなんて思いもしなかったよ」 ストラット「……お前から素直に称賛されると怖くなる。 まるで、自分までおかしい連中の一員になっちまったみたいだ」 リマ「まあ、ストラットのシュートの破壊力はある意味、ツバサ以上に頭おかしいレベルリマけどね、リマママ!」 ドトール「レナートも、ストラットのシュートを受け過ぎた事による脳障害で、 『なにィ』と『とるっ!』以外、まともに話せなくなってしまった程だからな……恐ろしい男だ」 レナート「なにィ(←突然重い後付け設定が生えて来た事への驚愕)」 ストラット「皆も、喜んでいる中悪いが、俺はさっきのインゲンスで打ち止めだ。 棒立ちになる事を許してくれれば、辛うじて一発、『メガロゾーンシュート』を撃てる位か」 対するサンパウロは、ストラットの消耗と引き換えではあったが漸く同点に並んだ事に対し、 幾分かの安堵と、逆転への希望に包まれていて概ね和やかであった。 翼「みんな。言っておくけど、今でやっと同点なんだ。もう1点最低でも入れないと勝てないよ? 後半戦も残りわずかだけど、皆で連携し合って隙なくボールを奪わないといけない。 勿論、必要ならば俺だってなりふり構わず攻めていこうと思うけど。 ――くれぐれも、具体的な見通しすらないまま、感情的になって特攻しちゃあダメだよ? 誰とは言わないけれど、そのせいでちょっと危ないシーンもあったんだからさ????」ニコッ 妖夢「(『誰とは言わないけれど』? そんな陰湿な風に言わなくても……! いや、仕方ないか。私は成果を挙げられなかった。ストラットは成果を挙げた。 たった、それだけのことなんだから……)」
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0ch BBS 2007-01-24