※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[780]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/08(月) 02:26:00 ID:??? つかさ「……ごめんなさい。私とした事が、まだ闘志を、取り戻せないで居るんです……」 てゐ「……鈴仙。頑張って、負けて。そいで、目までそんなんになっちゃって。大丈夫? 辛くない? 無理してない? もし辛いなら……永遠亭に帰ろうよ。帰って、またノンビリ過ごしたって、誰も怒らないよ?」 にとり「ひゅぃぃ……魅魔様のシュートなんて喰らったら、いよいよ私のどてっぱらに風穴が空きそうだよぉ……」 静葉「私達は最初、自分達の信仰を得る為にこのチームに参加した。けれど……実は、悩んでもいたの。 信仰は大事だけど、その為に、幻想郷を支配する妖怪に楯突いても良いのか。 そのせいで、このチームで唯一の外来人である反町君にも、危害が加わらないか、って」 ナズーリン「私はご主人にどこまでも着いていきたい。だが、……このまま戦いを続ける事が。 本当にご主人や、他の皆にとっても良い事なのか、分からないで居るんだ」 アリスさん「(ダメよ、アリス……ここはトモダチと。鈴仙と共に着いて行くってって宣言しないと。 でも、できない……! サッカーが、怖いんだ……!?)」 パチュリー「(――私は。一体何のために、修行を……。ああ、レミィ。今ごろあんたは嗤っているわね)」 サンパウロ戦の敗戦を引きずる者や、覚悟が定まらずに、後ろ向きな感情を抱く者もいた。 そして、鈴仙を除き14人居る仲間達で、前向きな者と後ろ向きな者の割合はほぼ半々。 故に、鈴仙が大会の存在を告げた後も、場は暫くの間沈黙のまま膠着した。 鈴仙「(……でも)」 沈黙の中で、ふと、鈴仙は思う。 ――仲間達ではない。果たして”自分”は、一体どうしたいのだろうか。 鈴仙「(……私には、支えてくれる仲間は確かに居る。だけど、今の私は光を失った。 仮に魔界カップに出るとしても。私は、その仲間達にずっと、甘え続けなくちゃいけない)」
[781]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/08(月) 02:27:54 ID:??? 数時間経って包帯を替える時、改めて両目を開こうとしても、世界は暗黒に包まれたままだった。 敗戦や魅魔の来訪等があり、忘れかけていた”失明”という事実が、少しずつ鈴仙にのしかかっていく。 そして、暗く後ろ向きな不安が頭の中にもたげる。……本当に、このままでサッカーを続けられるのか? と。 鈴仙「(確かに、私は普通の人間と違う。妖力を兼ね備えた、妖怪兎だ。 だから、肉体による視力に頼らなくても、妖力――精神力に依存する気配察知術を活用すれば、 たぶん、大体今までどおりにサッカーをする事は出来る……と、思う。訓練すれば。 でも、それはあくまで大体にしか過ぎない。どうしても視力に頼っていた面もあるし、何より。 ――これまで私を支えていた、『狂気の瞳』が、全く使えなくなっている)」 鈴仙が持つ、『狂気を操る程度の能力』の源泉である瞳が破壊された今、その能力は使えない。 サッカーの試合においても役立つ場面が多く、この能力によって勝利に導いて来た実績があるだけに、 その能力を喪失したという事実は、これまでに積み上げて来た自信が揺らぐ結果に繋がっていた。 鈴仙「(私は最初、魔界カップの存在を皆に教えて。出来れば、皆と一緒にこの大会に賭けたいと思って、 この病室に皆を呼んだ筈なのに。私が一番後ろ向きになってるかも……)」 もしも鈴仙が、森崎のような根っからの野心家であるならば、敗戦や多少のハンデがあろうとも、 この魔界カップを最高の好機として、自らの天下取りの新たなる礎としてやろうと思えただろう。 また、中山のようなストイックな努力家であるならば、そもそも余計な事は一切考えず、自らの身が滅びるまで、 目の前にある戦いに身を投じ続けられるだろう。鈴仙は、そのどちらでも無かった。 コーチ「……そいで。鈴仙よ。お主は結局、どう思っとるんじゃゾイ?」 ――そんな鈴仙の内心を察してか、沈黙が続く状況を見かねてか。 後方で静観していた老コーチが、鈴仙に対して助け船を出した。 鈴仙「――えっと。私は……」 鈴仙の視界は包帯で塞がれており見えない。しかし、仲間達の視線が自分に集中している事は、何となく分かる。 自分は今、何を思っており、どうしたいと考えているのか。 鈴仙自身だけではない。彼女を案じる者達にとっても、それは重要な問題なのだ。
[782]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/08(月) 02:30:36 ID:cxfKth2Y 鈴仙「(――魅魔さんは帰り際、『魔界カップに参加せず、幻想郷に帰り、身を休めると言うならば協力しよう』と言ってくれた。 だから、私には逃げ道はある。……てゐの言う通り、永遠亭に帰って、これまで通りの暮らしを続ける。 そんな結末だって、確かに存在してるんだ。そして、私にはまだ、前に進める道――魔界カップに参加する――があるのも確か。 私は、……)私は――!」 何度も言葉を詰まらせながら、しかし鈴仙は、仲間達に向かってこう自分の想いを告げた。 A:「私達の乗った列車は、途中下車できない。何があろうと、道を切り開いて進み続けましょう!」自らを奮い立たせながら。 B:「私は今、とっても不安で、怖い。……でも、前に進みたい。だから、手を貸して」不安を吐露しつつも前向きに。 C:「――中山さんだったら、視力以外の感覚を鍛える大チャンスだって、喜びそうよね」中山の話題を挙げる。 D:「……正直、永遠亭に帰りたい。でも、帰らないよ。私は皆と一緒に居たいから……!」後ろ向きだが強情に。 E:「正直、私なんて居なくても良いよね。魔界カップとかは皆で頑張ってよ。あはは……」闇鈴仙モードに突入。 F:「なんかこうして皆の話聞いたらさ。――わりぃ……やっぱつれぇわ」ちゃんと言う。※BADENDです G:その他 鈴仙ならこう言いそう、というロールプレイがあれば、書き込みして頂ければ嬉しいです。 *(F以外は)何を選んでも、直接的なデータ上のメリット・デメリットはありません。ロールプレイと思って、選択して頂ければ幸いです。
[783]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/08(月) 02:37:30 ID:cxfKth2Y …と、言ったところで今日の更新はここまでです。 次回(か、次々回)更新から、再びゲームパート(育成・交流パート)に入っていけると思います。 また、スレ容量が500kbに達したので、スレタイを募集したいと思います。 次スレは、魔界カップに向けての育成・交流及び練習試合(相手は未定)がメインとなると思います。 (星一行のメキシコ修行編は、次スレにて成長選択・判定を中心とする、ダイジェストで行う予定です) 【】鈴仙奮闘記42【】 の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。 それでは、本日もお疲れ様でした。
[784]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/08(月) 02:52:40 ID:??? すみません、>>782で大事な一行が抜けてましたね…(汗) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 で、お願いします。
[785]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 07:16:57 ID:sdnvTg8Q G 希望の象徴となる私はたかが双眼を失ったぐらいでたじろぐわけにはいかない。 私は、必ず挑戦する。(そうでしょ、妖夢!)
[786]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 12:00:43 ID:3TusZnDE A
[787]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 13:00:21 ID:UD0gwatc A 【泥啜っても】鈴仙奮闘記42【這い上がる】
[788]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 13:16:58 ID:K3bBYdf2 【目が見えぬかわりに】鈴仙奮闘記42【心が開いた】
[789]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 16:27:05 ID:??? >鈴仙「(もしも昔聞いた噂が本当だとしたら、魅魔さんの実力は、先の全幻想郷選抜大会で戦った魔理沙以上。 もしかしたら、リオカップで戦った、ストラットや妖夢と比べても同格以上の選手って事になるけど……!?)」 ストラットと妖夢を同格に並べられると んん?ってなるんだがw
[790]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 18:54:45 ID:??? 失明してるってことは 狂気の瞳スキルだけじゃなくて 各種必殺技の態勢崩しも発動しないと考えるべきか?
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24