※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[788]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 13:16:58 ID:K3bBYdf2 【目が見えぬかわりに】鈴仙奮闘記42【心が開いた】
[789]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 16:27:05 ID:??? >鈴仙「(もしも昔聞いた噂が本当だとしたら、魅魔さんの実力は、先の全幻想郷選抜大会で戦った魔理沙以上。 もしかしたら、リオカップで戦った、ストラットや妖夢と比べても同格以上の選手って事になるけど……!?)」 ストラットと妖夢を同格に並べられると んん?ってなるんだがw
[790]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 18:54:45 ID:??? 失明してるってことは 狂気の瞳スキルだけじゃなくて 各種必殺技の態勢崩しも発動しないと考えるべきか?
[791]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 20:36:13 ID:??? 遅くなりましたが乙でした。 【目は見えぬが】鈴仙奮闘記42【前は闇ならず】 【闇の先の】鈴仙奮闘記42【光明】 【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[792]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:09:38 ID:??? 更新再開します。文章パートがまた嵩んでしまいました… >>787 参加とスレタイの提案ありがとうございます! >>788 スレタイの提案ありがとうございます! >>789 能力値的には妖夢>ストラットなので、本来ストラットの方が格下な筈なんですが、逆に思えますね……(汗) >>791 乙とスレタイの提案ありがとうございます!
[793]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:12:18 ID:??? >>790 今回封印となるのは狂気の瞳スキルだけとして、必殺シュートについては弱化対象にしない方向です。 あまり弱くなりすぎると、今度は鈴仙がスタメン落ちしてしまいかねないので…。 ただ、バランスについては直前まで検討したい為、変更の可能性はあります。
[794]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:13:36 ID:??? A:「私達の乗った列車は、途中下車できない。何があろうと、道を切り開いて進み続けましょう!」 鈴仙「――私達の乗った列車は、途中下車できない。何があろうと、道を切り開いて進み続けましょう!」 鈴仙は、自らを奮い立たせながら、こう言い切った。 しかし勿論、仲間達はそう言った鈴仙の内心は良く分かっている。 さとり「……鈴仙さん。別に無理はしなくとも良いんですよ。 私は戦いたいと思っていますし、それを、貴女に強制するつもりはありませんから」 文字通り心を読む能力を持つさとりは、鈴仙の内心に潜む大きな不安を理解しているが故に、そう優しく告げる。 てゐ「……本当にバカだよ、鈴仙。今の自分がボロボロなのにも気づいていないんだ。 そりゃあ、私だってこのままじゃ悔しいし、もっとこのチームで戦いたい気持ちはあるけどさ。 それでも、鈴仙が無理しっぱなしじゃ、何の意味なんて無いのに」 能力など無くとも以心伝心の相棒であるてゐもまた、鈴仙のその悲痛さすら感じる決意に異を唱えた。 鈴仙はそんな彼女達の想いを充分に汲んだ上で――、 鈴仙「…………誤解しないで。確かに不安な気持ちは本当だし、お家に帰って休みたい気持ちだってある。 でも、私は……それでも。このまま、逃げたくはないの。ただ、それだけよ」 繰り返し、そう思いを告げた。 佳歩「鈴仙、さま……」 つかさ「お言葉ですが……!」 鈴仙の言葉を肯定的に捉えて俯いた佳歩に対し、試合中以外は慎み深い性格のつかさは、声を荒げて反論した。
[795]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:15:24 ID:??? つかさ「――鈴仙さまはこれまでも自らの為に。私達の為に、充分に戦いました。 その中で、負った傷を癒す事すらせずに、破滅するまで戦い続ける事が、本当に正しいのですか……!?」 鈴仙の決意を咎める者は、つかさだけでは無かった。 慧音「私も同感だ。鈴仙。もし君がここで戦いを止め、永遠亭で療養に入ったところで、それを逃げだと受け止める者は、 このチームの何処にもいない。それに、もしも外で君を脱走兵扱いする者が居たとしたら――。 その時は、この私がそいつらをなかったことにしてやる」 パチュリー「私達の乗った列車は、途中下車は出来ない。人は皆、それぞれに敷かれた運命という名のレールに従い、 前に進み続ける事しかできないのだから――。だけど生憎、私も貴女も人じゃないもの。 列車のガラスを割って、無理やり外に出ても良いし、何なら制御室に潜り込んで、エンジンを停止させてもいい。 その意志は素晴らしいけれど、ただの無鉄砲であるならば。私は貴女のマスターとして、無理矢理に途中下車して貰うわ」 チームメイトの中でも特に賢く合理的な二人は、鈴仙の非合理的な行動原理を必ずしも肯定的には捉えない。 星「……鈴仙。私も、出来る事なら貴女の光となり、貴女が望む限り、最後まで共に戦い続けたい。 かつて貴女が、ヒューガーにより困窮した私達を救ってくれた時と同じように。 ですが、もしも貴女が望まないならば――その時は、私もまた、共に戦いから身を退こうと思っています」 彼女達の正論を前にして、再び場が膠着するよりも先に、星は鈴仙の意思を再度確認するのだが――。 鈴仙「………(あれ? 私……今、そんなに、不安じゃないかも)」 ――その時だった。鈴仙が、自分自身の精神が、更なるステージへと進んだのだと自覚したのは。 仲間達の暖かさに触れて、冷静な諫言に触れて、ごちゃごちゃとしていた自分の脳内がクリアになる。 鈴仙「(やっぱり。私は……戦いたいんだ。諦めたくないんだ……!)」 その思いは、かつての自分なら絶対に抱かなかった、ストイックながら純粋な感情。 中山との、パスカルとの出会いから1年を前にして。鈴仙は自分自身が大きく変わっている事をここに自覚できた。
[796]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:16:34 ID:??? 鈴仙「(これまでは。私は”がんばって”、”無理をして”、中山さんみたいになろうと思ってた。 強い選手として、キャプテンとして、皆を引っ張っていく必要があると思ってた。 でも……今の私って、そんなに、無理してないや)」 不安が全く消えた訳では無い。ただ、それ以上に戦いたい、道を切り開きたい気持ちが強いだけだった。 さとり「(……! 鈴仙さんの思考が、変わった……? いや、これは違う。本来の感情が表出したと言うべきか……)」 好都合な事に、そんな鈴仙の想いを寸分違わず認識し理解できる者も傍にいた。 心を読める覚妖怪のさとりは、鈴仙が表出させた強い感情を前に、驚きを隠せない。 てゐ「……(鈴仙。あのプライドだけはいっちょ前で、泣き虫でヘタレだった奴が、こんな顔するなんてなァ)」 いや。 覚妖怪でなくとも、分かっていた。今の鈴仙は、決して単なるハッタリやカラ元気で、 こんな前向きな発言をしているのではない、と。鍛えられた強靭な精神に基づき、そう断言しているのだ……と。 だからこそ、当初は鈴仙の発言に反発していた者達も、次第にその矛を収めていき――。 パチュリー「……あんたが単なるやすっちい自己犠牲精神や、単純なヒロイン願望でそう言ってる訳じゃないってのは、 もう充分分かったわ。分かった。私もあんたがそう言うなら、止めない。 でも、……無理は禁物よ。なんせ、全盲の選手が晴眼者と混じってサッカーをするなんて、 これまで見たどの文献にも無いんだからさ。何があっても、知らないわよ」 弟子を想う気持ちがある故か、最後まで鈴仙の参戦に反対していたパチュリーもとうとう折れる。 静葉「……相変わらず鈴仙は凄いわね。本当に、強い子になったわ」 にとり「(目が見えないのにサッカーするなんて狂気の沙汰だけど……。 でも、そんな事が出来るんだったら、どてっぱらに穴が空いたとしても、何とかなる気がしてきた)」 アリスさん「(こ、このままオドオドしてたら、鈴仙に置いて行かれちゃうわ! そうなると私のトモダチ100人計画が……!?)」 ナズーリン「鈴仙。……君は実に馬鹿だよ。あまりに馬鹿すぎるから……様子を見続けないと心配だ」
[797]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:17:39 ID:??? また、かつてないハンディキャップを抱きながらも、純粋な闘志を滾らせる鈴仙を前にして、 戦意を喪失しかけていた仲間達も、次なる戦いについて各々思いを馳せる程の余裕を取り戻していた。 コーチ「――さて。これで決まりじゃの」 ……紆余曲折がありながらも、再びチームとして魔界カップを戦い抜く事を決意した鈴仙達。 後ろで黙って話を聞いていた、コリンチャンスのコーチは軽く場を総括すると、 コーチ「……で。お主ら。これからどうするつもりじゃゾイ? 魔界カップ……とやらに出るのは良いとして。それまでの宿は? そもそも魔界ってどこにあるんじゃ? 勿論、ワシゃ知ーらんぞ」 鈴仙「……う」 ――これまで敢えて議題に挙げなかった、魔界カップまでの日々をどう過ごすか。 また、この世界とは別の異界である魔界への交通手段はどうするのか……という、 より現実的な課題を提示した。 てゐ「うーん。こういう時こそ、スキマ妖怪――八雲紫みたいな便利な能力持ちが居ればいいのになぁ」 穣子「だよねぇ〜。なんか私も、前々前世は紫さんが運転するバスで、 フランスやらブラジルやら旅行してた気がするよ」 反町「(どんな便利屋なんだ、八雲紫って言う妖怪は……?)」 幻想郷の管理者達や、それに対立する『プロジェクト・カウンターハクレイ』からも離れた今の鈴仙達は、 完全にアウトローな存在である。故に、自分達以外に資金面・管理面でチームをサポートしてくれる人物は居ない。 お燐「はぁ〜あ。さとり様、ここは地霊殿の主人らしく、ポンっとキャッシュで1億置いたりとかできないんですか?」 さとり「無理ね。地霊殿の管理は、旧都を取り仕切る星熊勇儀さん――本人は全幻想郷代表に選抜されて不在だから、 部下の鬼族達に委任してあるのだけれど、連絡を取る手段が無いもの」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24