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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[110]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/08(月) 20:18:13 ID:sdnvTg8Q ★聖薇と打ち解けているので好対応です ハートJ ★ 早乙女「岬君に興味のありそうなものがあるのだけれど、いかがかしら?」 +早乙女「よかったらこれ、もらってもらえるかしら」 +早乙女「そういえばもうすぐお昼ですし、ここで一緒に食べていきません?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 早乙女「岬君に興味のありそうなものがあるのだけれど、いかがかしら?」 彼女らの過去について思いを巡らしているうちに、早乙女さんが僕に話しかけてきた。 何やら雑誌らしきものを持っている。 表紙には前後の敵選手2人に囲まれながらも、飛び上がって力強くシュートを放つ 選手の姿(※1)が写し出されている。表題には Советский спорт と、アルファベットらしき文字が記されていた。 岬「(コベト……駄目だ、分からない。何だこれは)」 早乙女「ソビエツキ・スポルト。ソ連で発行されているスポーツ雑誌よ」 見知らぬ世界の雑誌を見た動揺を察しているのだろう。どことなく得意気に僕へ説明する。
[111]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/08(月) 20:22:43 ID:sdnvTg8Q 早乙女「この雑誌のいい所はより良いトレーニング方法のアドバイスや、 ティーンエイジャーの選手達の情報、それもロシアだけじゃなくて 東ドイツ、ポーランド、ユーゴスラビアといった東欧の国の人達の情報が 詳しく紹介されているの。岬君にあげます、きっと役立つでしょう」 岬「(ああ、サッカーボール転がしてたらそう思うか)いいんですか」 早乙女「大丈夫。タダなのは今回だけ、次からはよろしくお願いします」 岬「は、はい。ありがとうございます(他では手に入らないだろうし。得したな)あ、でも僕ロシア語は……」 早乙女「それも大丈夫。これは日本語に翻訳しているものだから、心配無用よ」 岬「ああ良かった、ちょっとここで読んでもいいですか」 早乙女「どうぞ。こちらは気にせずじっくりと読んでくださいね」 許可を得た僕は早速、壁の向こう側から来た雑誌を食い入るように読み込んだ。 その中で特に目を引く記事を見つける事ができたのは幸いだった。 *アイテム「ソビエツキ・スポルト83年8月号」を手に入れた! 自由選択肢に「自宅で読書」項目が追加されました! この「自宅で読書」にてこれを選択することで、 練習能力上昇幅が上昇orソ連・東欧諸国の選手の情報を得ることができます! ※1:イメージ画像 https://www.georgianjournal.ge/pictures/image2/fc21253601e2999043dfa74298188d6d.jpg
[112]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/08(月) 20:24:54 ID:sdnvTg8Q 「ソビエトのバレーボールチームが米ソ対抗でアメリカを訪れていたときのことだ。 サンディエゴで激しい一線を交えた翌日の午後、ソビエトチームの監督はアメリカに、 どこかグラウンドを使わせてもらえないか、と言う。 近くの公園に話をつけると、ソビエトチームはすぐ1キロ半ほどの軽いジョギングをはじめた。 その日の試合まではあと数時間ほどしかない。ジョギングが終わると、 サッカーフィールド上のラインを引き、2チームに分かれてゲームを始めた。 フィールドを目いっぱい使った激しい全力プレーが続く。それから30分後、 ようやくコーチの笛が鳴った。やっと終わった、と私は思った。 ところが、終わりではなかった。その気配すらない。コーチは選手を並ばせ、 スクワットジャンプ、片足前方踏み込み、両足ジャンプ・ホップと順に行わせ、10分ほど経過したところで、 再びサッカーボールを手にして叫んだ。「さあ、フィールド交代だ」そしてゲームが再開された。 それからさらに30分、選手は再び力一杯のプレーをみせてくれた。 タイムアウトがないから、行きつくひまもない。そこへたまたま、あるテレビ局の報道関係者が通りかかった。 次から次にいいプレーを見て感心したのだろう、私にこう訊ねてきた。 「どこのサッカーチームですか?」「サッカーチームではありません。ソビエトのバレーボールチームですよ」 私の答えにいかにもびっくりした様子が見てとれた。 その夜、ソビエトは3対0のストレートでアメリカを破った」
[113]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/08(月) 20:28:25 ID:sdnvTg8Q 岬「(これは、いけるかもしれない)」 思わぬ拾い物を得たかもしれないと、僕は喜びの表情を浮かべた。 記事の内容が正確なら、バレーボールチームが本職並みのサッカー能力を見せたという事は あらゆる方面でのトレーニングが西側より優れているという事になるからだ。 早乙女「気に入った?この雑誌はジベール・ジューヌ(※1)にも置いていないから」 岬「ありがとうございます。必ず読み込んでもっとサッカーを上手くできるようにします」 早乙女「そうしてもらえると、私もプレゼントした甲斐があったわね。これからよろしくお願いします。次回からは……」 先着で ★ソビエツキ・スポルトのお値段 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER: 早乙女「聖薇とデートするならその月はタダにするわ」聖薇「ななな何を言っているんですか、お母さんっ!」 ダイヤ:早乙女「何か他の物を買ってくれればタダで買えます。このロクム(※2)でもね」岬「(1個5フランぐらいか……)」 ハート:早乙女「1冊50フランになるわ」岬「(1250円ぐらいか……)」 スペード:早乙女「1冊80フランになるわ」岬「(2000円ぐらいか……)」 クラブ:早乙女「1冊100フランになるわ」岬「(2500円ぐらいか……)」 ※1:1892年に開店した、パリ2区、サンミシェル駅前にあるパリの大型書店。 ※2:中にナッツを入れた直方体の砂糖菓子。トルコやバルカン諸国で食されるお菓子。
[114]森崎名無しさん:2018/01/08(月) 20:29:39 ID:??? ★ソビエツキ・スポルトのお値段 スペード8 ★
[115]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/08(月) 20:32:03 ID:sdnvTg8Q ソ連のスポーツ雑誌をプレゼントしたところで、今日はここまでに致します。 なお、このスポーツ記事については元ネタがあるのですが、 これについてはこのスレが埋まりかけた時の梅ネタ代わりにでも公表したいと思います。
[116]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/13(土) 22:52:48 ID:xjSfz7Io ★ソビエツキ・スポルトのお値段 スペード8 ★早乙女「1冊80フランになるわ」岬「(2000円ぐらいか……)」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 早乙女「1冊80フランになるわ。翻訳や輸送費、少量しか持ってこれない分の価格の積み増し。 ごめんなさいねあんまり安くできなくて」 岬「(2000円ぐらいか……)いえ、そんな高いものをもらえて嬉しいです」 早乙女「そう、それは良かった。喜んでもらえたからついでにこれも。 運動の後にどうぞ、怪我でもしちゃったら、数少ないお客様がいなくなりますから」 そう言って早乙女さんはペットボトル飲料を棚から取り出し、僕の手に握らせてくれた。 岬「これは」 ラベルにはどこかの青光りした高山を中心に清冽とした放射線が放たれ、山裾には 清らかな湖が広がっている。この清澄な景色に光る OYMPIA の文字がひときわ目立って見えた。 早乙女「ソ連や東欧のトップアスリート御用達のスポーツ飲料水よ。ここを見て」 早乙女さんがラベルを指さす。読みなれないキリル文字がずらずらと並んでいる。 早乙女「これを飲めば選手のガッツを年齢性別問わず100回復させ、さらに最大ガッツを5上昇させるって書いてあるの。 ちなみに、このオリンピア(※1)の気になるお値段は……」
[117]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/13(土) 22:54:05 ID:xjSfz7Io ★オリンピアのお値段 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER: 早乙女「聖薇とデートするならその月はタダ」聖薇「お母さんっ!」 岬「(いくら何でも水より安い娘ってマズいよ……)」 ダイヤ:早乙女「1つ5フランになるわ」岬「(125円ぐらいか、缶ジュース位しかないじゃないか)」 ハート:早乙女「1つ20フランになるわ」岬「(500円ぐらいか、効果を考えればいいかも)」 スペード・クラブ:早乙女「1つ40フランになるわ」岬「(1000円ぐらいか……)」 ※1=http://voda.klinmag.ru/index.php?DN7QFBuwmFi-dtgunVyoGeBDu189L6h-Bgt0y9ZQBg==_
[118]森崎名無しさん:2018/01/13(土) 22:56:08 ID:??? ★オリンピアのお値段 ハート5 ★
[119]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/13(土) 23:00:44 ID:xjSfz7Io ★オリンピアのお値段 ハート5 ★ 早乙女「1つ20フランになるわ」岬「(500円ぐらいか、効果を考えればいいかも)」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そうやってオリンピアの価格を耳に入れていた時。 ボーンボーンと柱に取り付けられた壁掛け時計が鳴りはじめた。 早乙女「あら、もうお昼ね。そうだ岬君、これからお昼ご飯なのだけれど、ご一緒にいかがかしら」 岬「え、いいんですか」 早乙女「ええ、たまにはお客さんと食べたいと思っていたし、それが聖薇の友達なら尚更ね」 聖薇「と、友達って」 早乙女「あら、違ったかしら?もしかして岬君は嫌いな人だった?」 聖薇「違います!岬君はそんな人ではありません!」 早乙女「あらら、そうじゃないとすると、ひょっとして恋人?聖薇も変わったわね」 聖薇「い、いい加減冗談はやめてください、岬君も迷惑してます!」 岬「(うーん。どうしようかな。お昼食べてすぐ去る訳にもいかなそうだし、この後の自由時間は無くなってしまいそうだ。 でもここで付き合っておけばこの母娘との関りも深くなるだろう。どうする)」
[120]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/01/13(土) 23:02:52 ID:xjSfz7Io A 参加する(自由行動を全て費やします。早乙女母娘との好感度UP) B 参加しない(8月3週目の自由行動1つを残す代わりに好感度UPなし) C 岬「(とりあえず早乙女さんのおふざけに乗ってみよっと)」 後ろから軽く、聖薇を抱きしめる D 岬「(とりあえず聖薇に助け舟を出すか)まだ今日あったばかりですから。残念ながら」 E その他、自由回答(要3票) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 今日はここまでに致します。 鈴仙奮闘記さん。誤爆すみませんでした。
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0ch BBS 2007-01-24