※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[143]森崎名無しさん:2018/02/05(月) 00:07:47 ID:u6at96dE A
[144]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 15:03:09 ID:WmYfsMY2 今日過去の自分の投稿を見返してみましたが、ブローニュの森での話は3カ月前、 ル・エストを訪問してもう2カ月も経過している事に今更ながら愕然としました。 初体面という事もあって描写はきちんとしないといけないと思ったのですが、 いくらなんでも長すぎます。もう少しスピーディーな展開になるよう、 これから心がけていきます。 A 岬「聖薇さんは学校でどんな事をしてるの」 軽い感じで同級生の情報を探る ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そっと様子をうかがうと、聖薇の方はスプーンにすくったスープを口に含みながら、 チラリチラリとこちらに視線を向けている。 岬「(話しかけたそうにしてるな。情報収集も兼ねて、尋ねてみよう)聖薇さんは学校でどんな事をしてるの」 おはようとかこんにちはとか、日頃交わすあいさつのように、努めてあっさりとした 様子で語りかけてみる。 聖薇「え、私ですか。えっと」 少しドキリとはしたようだが、すぐに落ち着き話をしてくれた。 先着で ★緊張とかそういうのはほぐれてます!card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER:ハート +「男子に混ざって、サッカーしています」 ダイヤ:ハート+「弓道部で弓の稽古をしています。1人ですけど」 ハート:「小学部と中学部の風紀委員長をやらせてもらっています」 スペード・クラブ: 「小学部の風紀委員長をやらせてもらっています」
[145]森崎名無しさん:2018/02/11(日) 15:08:00 ID:dL4N0ESw 改めて母親に自己紹介するに決定していたんじゃないの?
[146]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 15:15:18 ID:WmYfsMY2 >>145 申し訳ありません、私の勘違いによるミスです。 大変すみませんがこれから書き直します。 144は無かったことにしてください。
[147]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 18:54:37 ID:WmYfsMY2 遅くなりましたが、投稿を再開いたします。 なお、途中で描写の都合上、一部箇所で第三者視点からの記述と なります事を、ここで申し上げます。
[148]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 18:56:05 ID:WmYfsMY2 A 岬「僕の名前は岬太郎、パリに来る前は日本をあちこち転校しましたが、 これからはずっとパリに居れると思います」各地の話題提供&すぐ別れないというメッセージ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「僕の名前は岬太郎です」 堅苦しく見えない程度に姿勢を正し、目の前の同級生の少女を一瞥し、 その後母親にも軽く目を向けた後、自己紹介を始めた。 岬「パリに来る前は日本をあちこち転校しました」 早乙女「転校、それはやはり、お父さんの御都合で?」 岬「はい。父さんは画家でして、良い絵を書くために日本中あちこち移り住んでいました」 聖薇「そんなにたくさん、色んな所に引っ越していたのですか?」 岬「うん、福岡や九十九里浜、埼玉の明和や静岡の南葛、北海道のふらのにも行った事があるよ」 聖薇「ふらの?岬君はふらのにいたのですか」 岬「うん、数カ月だけだけど」 聖薇「そうですか。ひょっとしたらどこから会えていたかも……」 岬「(あれ、会えていたかも?ふらのの学校でこんな子は見なかったはず)」 早乙女「フフフ」 娘の会話に割り込むような形で、母親が軽く微笑んだ。声を聞いた少女は ハッとして口をつぐんだ。
[149]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 18:59:04 ID:WmYfsMY2 早乙女「毎年私達は冬になると、ふらののスキー場でスキーをしているんです。 聖薇は行くたびにスキーを楽しんでまして、ね、聖薇」 聖薇「う、うん。まだ下手ですけど、楽しくて」 早乙女「それは聖薇が張り切り過ぎてるからでしょう。いつも決まって上級者コースで滑ろうとするんですから」 聖薇「か、母さん」 思わぬところで失態を暴露され、困惑する聖薇。 その後は穏当な言葉でフォローを入れた後、各地での色々なエピソードを交え あれやこれやと話をしていくうちに、聖薇が僕に話しかけてきた。 聖薇「そんなにあちこち転校を繰り返しているという事は、このパリもすぐに去ってしまうのでしょうか?」 少し曇りのかかった声で語りかけるのを受け、できるだけ堂々として答える。 岬「いえ、父もここで腰を据えて絵の勉強をすると言っていますので、大丈夫です。 これからずっとパリで居れると思います」 聖薇「そうですか。良かったです」 安堵の表情を浮かべる。もうこれでこの子は大丈夫だ。どう間違っても敵意を抱いてはいないだろう。
[150]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 19:01:34 ID:WmYfsMY2 こうして和気あいあいと会話を楽しんでいるうちに食事も終わる。昼食のお礼に 後片付けを申し出たが母親にやんわりと断られた。 好印象は十分与えたし、そろそろお暇しようと外へ出ると、早乙女母娘が見送りについて きてくれた。 岬「今日はありがとうございました」 早乙女「こちらこそありがとうございました。これからもどうかご贔屓に」 聖薇「ここに来てくれてありがとうございました。また来てください」 岬「ありがとう。必ずそうするよ(上手く行けばこの子の心を手に入れる事もできるだろうな)。 それじゃ、さようなら。学校でもよろしく」 聖薇「はい、岬君さえ、嫌でなければ。岬君、さようなら」 少年の姿が見えなくなるまで見送った後、愛は娘の頭を撫でながら話す。 早乙女「お母さん安心したわ。聖薇にも大切な人が見つかりそうだから」 聖薇「母さん、私には早いです。私はまだ」 早乙女「何を勘違いしてるか知らないけど」 イタズラ気に笑みを浮かべた後、遠くの空を見つめながら語りかける。 その表情に聖薇も姿勢を正して、言葉を聴いた。
[151]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 19:03:49 ID:WmYfsMY2 早乙女「表現はどうでもいいの。大切な人、親友、同志、愛する人。 そういう人と知り合えるようになるだけで、心が澄んでいく。 小さな事にくよくよしなくなるようになれる人が、世の中にはいるのよ」 聖薇「そんな人が……いるかもしれませんね。こんなに心が晴れ晴れしたのはパリに来て初めてです」 早乙女「そうね。聖薇。よく聴きなさい」 今度は娘の方を向いて語りかける。 早乙女「いつか誰かそういう人と「愛」そうと思ったなら、聖薇も覚悟を決めなさい。 愛は戦い。この世で一番厳しい、自分を捨ててかからなければいけない戦いなのよ」 聖薇「愛は、戦い……?」 早乙女「まだ分からないのも無理はないわ。ただ、将来聖薇がそういう人と愛そうと決めたら。 何を忘れてもこの言葉だけは思い出しなさい」 聖薇「はい」 少女は母の言葉を胸に収める。その言葉を胸に響かせながら、 今日の出来事で思いを浮かべていた。 聖薇「(『あんなこと』があった私にそこまでできるだろうか。いや、見つけたい。 誰になるか分からないけど、そんな人が見つかったら、その時は……)」
[152]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/11(日) 19:07:04 ID:WmYfsMY2 ???「へへ、そいつぁきっと岬っていう色男だろうぜ」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24