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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[164]森崎名無しさん:2018/02/11(日) 22:28:18 ID:07hGNWZY B
[165]森崎名無しさん:2018/02/12(月) 17:37:02 ID:??? それ私も使ってたんですが 俗に言う台本形式だと判定が狂うみたいです
[166]森崎名無しさん:2018/02/12(月) 17:42:14 ID:olgsZooM B
[167]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/12(月) 19:38:38 ID:866rHoi6 これより投稿を開始します。 >>165 ご指摘ありがとうございます。どうも正確には判定してくれないようなので、 ちょっとした遊びに使うのがよさそうです。 B パリのどこかに出かける ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― A 天ケ瀬家 B ヴォルテール通り C ル・エスト D 15・16区周辺を散歩する E1 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。 これが採用された場合、この週の日常生活は選択できなくなります) E2 15・16区以外の散歩(要行き先の記述。交通機関(註)を利用します) F その他、自由回答(要3票) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 (交通は地下鉄を使います。その際、1日乗り放題パス(Formule 1【フォルミュール・アン】40フランが必要になります。 またストライキが発生している場合(要判定)は選択不可となり、1回分の日常生活が消費されます)
[168]森崎名無しさん:2018/02/12(月) 20:09:56 ID:yupbL3WU B
[169]森崎名無しさん:2018/02/12(月) 20:23:32 ID:olgsZooM B
[170]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/12(月) 22:08:41 ID:866rHoi6 なかなか文章が書き進めないので、申し訳ありませんが、今日はこれまでに致します。 ヴォルテール通りを初めて選択した事により、アタリフランス来訪&初体面イベントが発生します。 ル・エストとは趣が変わってコミカルに話が進ませるつもりですので、どうか期待してください。 …さて、積み残したアタリゲームを消化せねば……
[171]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/18(日) 19:48:12 ID:bmAYHhc6 今日も少しだけ投稿を開始します。 なお、申し訳ありませんがこれから数週間、仕事の都合で忙しくなるため、 投稿できそうにありません。どうかご了承を願います。
[172]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/18(日) 19:49:18 ID:bmAYHhc6 第6話『電子線の別世界』 暇ができたので、来仏初日に見つけたあの「富士山」を探すべく、ヴォルテール通りへと たどり着いた。 ヴォルテール通りについて見回してみると、夜に来た時には気づかなかったが、 オスマン建築の厳めしい建築面に電子音や、カクカクとした物体がテレビ画面に縦横無尽に動き回っている。 この店のテレビにはスペースインベーダーのように見えるが、 敵が日本よりも1周り以上大きく、日本以上に速いスピードで自機に迫ってきている。 その隣のテレビには、ピンク色の迷路の中でモンスターを避けながら迷路内に配置された点を 食べている水色の丸いキャラクターが映っている。 岬「(このインベーダーっぽいのは、スペースアルマダ(Space Armada)、 パックマンっぽいのはKCマンチキン(K.C. Munchkin!)っていうのか。 あっ、テレビの下にゲーム機がある。インベーダーの方はインテリビジョン(Intellivision) パックマンはオデッセイ2(Odyssey²)っていうのか)」 インテリビジョンは木目調のゆったりとした、ゲーム機というよりアンティーク家具のような 趣がケース越しにも漂ってきそうな気がする。一方のオデッセイ2はまるでレジスターのような、 実用一辺倒な電子機器といった感じが強い。 岬「(こんなゲーム機が海外にはあるんだなあ)」 見慣れぬ異国の珍品を見る目になって、しばらくの間ガラスケースの前で立ち尽くしてしまっていた。
[173]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/18(日) 19:51:10 ID:bmAYHhc6 だが、まだ目的は達していない。そのゲームショップから離れて再び歩きはじめる。 そこから1分も経たないうち、今度は別の店が目に入った。 岬「(テレビかな、いや下にキーボードがある。という事はマイコン(※1)だな)」 今度はずらりとホームコンピューターがショーウインドーに並んでいる。 これまた日本では見慣れぬ海外のハイテク製品に、僕はまたしても足を止めて眺めこむ。 岬「(MECのPC−8801や片桐エレクトロニクスのX1は……全然見当たらないな。 虹色のラインがあるのがZX スペクトラム(ZX Spectrum)、 こっちはTRS-80 Color Computer……ココでいいや、 そのココの隣の厚ぼったいのがコモドール64(Commodore 64)で、その隣が……おや)」 順繰りにマイコンを見回し、コモドールの次にさしかかって気付いた。このパソコン、 いつか見た「富士山」があしらってあるじゃないか。 岬「(このマイコンは…アタリ800(Atari 800)っていうんだ。あそこはマイコンショップだったのかな? いや、あんな派手派手しい、バーみたいな電気屋があるか。あのギラギラした感じはゲーセンのやつだ。 海外のマイコン会社はゲーセンも経営してるのかもしれない。日本とは違うな、 MECがゲーム作って売り出すなんてないからなあ)」 思わぬところで思わぬ発見に思わず取り留めもないことを、ただぼんやりと思っていた。 そんな事を頭に浮かばせ多種多様なゲーム屋マイコン屋を通り過ぎて、ついに例の場所。 赤い富士山をロゴにした謎の会社、ATARI FRANCE Incへたどりついた。 ※1:マイクロコンピュータ。入出力のためのキーボードとスクリーンを装備した、 現在のパーソナルコンピュータに相当する。当時(83年)は現在のパソコンにあたる製品がマイコンと呼ばれていた。
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