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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[204]森崎名無しさん:2018/03/18(日) 18:09:49 ID:95UuCKO2 少々選択肢が甘めだと思うようになりましたので、こちらの方に投稿してもらえないでしょうか。 先着で ★テンペストの腕前 !card センチピードの腕前 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER: 岬「(やった、ハイスコアだ!)」あずみ「(うそっ!あたしだってあんなスコアは……)」 ダイヤ絵柄:ダイヤ+リラックスポイント1点獲得! ダイヤ:岬「( 602 192 点か) ハート::岬「( 57 229 点か) スペード::岬「( 0 713 点か) クラブ:岬「うーん、上手くできないなあ」 ミスばかりで上手く行かない
[205]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/18(日) 18:10:57 ID:95UuCKO2 先着で ★アステロイドの腕前 !card バトルゾーンの腕前 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER: 岬「(やった、ハイスコアだ!)」あずみ「(うそっ!あたしだってあんなスコアは……)」 ダイヤ絵柄:ダイヤ+リラックスポイント1点獲得! ダイヤ:岬「( 344 452 点か) ハート::岬「( 86 947 点か) スペード::岬「( 2 240 点か) クラブ:岬「うーん、上手くできないなあ」 ミスばかりで上手く行かない 先着で ★ルナランダーの腕前 !card ブレイクアウトの腕前 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JORER: 岬「(やった、ハイスコアだ!)」あずみ「(うそっ!あたしだってあんなスコアは……)」 ダイヤ絵柄:ダイヤ+リラックスポイント1点獲得! ダイヤ:岬「( 585 631 点か) ハート::岬「( 32 38 点か) スペード::岬「( 7 571 点か) クラブ:岬「うーん、上手くできないなあ」 ミスばかりで上手く行かない
[206]森崎名無しさん:2018/03/18(日) 18:12:23 ID:??? ★テンペストの腕前 クラブ3 センチピードの腕前 スペードQ ★
[207]森崎名無しさん:2018/03/18(日) 18:52:55 ID:??? ★アステロイドの腕前 ダイヤ4 バトルゾーンの腕前 ハートK ★
[208]森崎名無しさん:2018/03/18(日) 19:10:27 ID:??? ★ルナランダーの腕前 ダイヤ3 ブレイクアウトの腕前 ダイヤ7 ★
[209]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/31(土) 22:18:48 ID:VKCendUQ これよりすこしながら、投稿を開始いたします。 ★テンペストの腕前 クラブ3 センチピードの腕前 スペードQ ★ テンペスト:岬「うーん、上手くできないなあ」 ミスばかりで上手く行かない センチピード:岬「( 713 点か) ★アステロイドの腕前 ダイヤ4 バトルゾーンの腕前 ハートK ★ アステロイド:岬「( 344452 点か) 36分ほどかかった バトルゾーン:岬「( 86947 点か) ★ルナランダーの腕前 ダイヤ3 ブレイクアウトの腕前 ダイヤ7 ★ ルナランダー:岬「( 585631 点か) ブレイクアウト:岬「( 585631 点か) ※実際は10点単位の計測のため、1桁は切り捨てて描写します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あずみと別れた後でセンチピードを再開するが、プレイが切れて集中も途切れたらしく、 クモ、ノミ、サソリ、そして主敵たるムカデに何度も衝突してしまい、ロクな結果を残せなかった。
[210]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/31(土) 22:20:35 ID:VKCendUQ 秋山「710点か、さっぱりだな」 黒田「俺なら百万点はいけたな」 藤田「嘘こけ、この間は50万もいかなかったじゃないか」 金が尽きたか休憩か、いつの間にか先輩方が僕のプレイを見物し始めた。 その気はないだろうが見世物のように見られているのが気に入らない。 巻き返しのため椅子から立ち上がって離れ、別の筐体に向かう。 途中で終わらせたアステロイドへ向かう。 1度プレイして操作のコツをつかめたため、次々に隕石やUFOを破壊し続ける事ができた。 指が滑って隕石に衝突しなければいつまでも続けられてだろう。 秋山「30万越えか、やるな」 黒田「俺なら百万はいけたな」 藤田「嘘こけ、岬の方が上手いだろ。小学生なのに、結構すごいぜ」 岬「(よし行けた。やっぱりゲームもサッカーと同じように、上手い人がすぐに尊敬を集められる『GAME』だな)」 先輩達の見方を改めさせたところで、別の所に向かう。 今度は「Battle Zone」と記された筐体に向かった。 どうやら戦車を操縦して敵戦車を撃破するゲームのようだ。 このゲームをはじめておやっと思った。 これは今までのような上または奥からの見下ろし型のゲーム描写ではない。自分の操縦する 戦車は見えず、モニターからはレーザーラインで線どられた山と敵戦車、照準を合わせる十字線にレーダーと、 まるで陸軍軍人訓練用の戦車操縦シミュレーターのような実在感を感じさせ、 さながら自分が防衛大学校の訓練生にでもなったような気がする。
[211]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/31(土) 22:21:46 ID:VKCendUQ 2本のレバーで戦車を動かし、レーダーで発見した戦車を次々に微塵と化していく。 レーザーワイヤーの戦車がバラバラになっていく様が子気味良い。そんな中、 秋山「今だ、下がれ!」 後ろから声がする。急いでレバーを後ろへ倒すと、左斜め後ろから銃弾がかすめる様に飛んで行き、 右横の敵戦車に衝突、爆破した。 秋山「よしっ!」 黒田「やったぜ!さまあみやがれ!」 藤田「やっぱバトルゾーンっていやあこれだよなあ」 岬「(そんな遊び方もあるのか。サッカーにも使えないかなあ)」 得点はそこそこで終わったが、通常の方法以外の遊び方があるのだというアイデアを得て、 バトルゾーンを終えた。 次はブロックくずし……ではない。先輩達曰く、ブレイクアウトが正しい名前だそうな。 秋山「何でも牢屋の囚人がテニスをしているふりをして、刑務所の壁を壊して脱獄するって設定らしいぜ」 黒田「その時の末端スタッフの1人が今やパソコン会社の社長だってよ、俺家にアップルUあるから詳しいんだ」 藤田「詳しいのはお前の兄貴だろ、話もパソコンも兄貴のお下がりのくせに」
[212]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/31(土) 22:23:07 ID:VKCendUQ 後ろからの無駄話もとい四方山話を伴奏として、着々とポイントを稼ぐ。50万点を超えて ゲームを終えてから、僕の心のどこからか、次のゲームへの期待が湧き上がってきた。 岬「(他にはどんなのがあるかな)」 このワクワク感は覚えがある。かつてまだ小学校に入ってサッカーをはじめた頃の事だ。 遊ぶたびにどんどん上手くなる。出来なかった技が出来るようになる。 芸達者なクラスメイトや先輩達に技量で勝りゲームを(人知れず)コントロールし、尊敬を勝ち得ていく。 岬「(サッカー以外でこんな体験ができるとは思わなかった)」 そんな感情に加え別の感情も、次のゲームを終えた時に湧き上がってきた。 既に先輩達はそれぞれ別の筐体に散ってしまい、1人黙々とプレイに勤しんでいた。 そして随分と時間がたち、得点が60万点に近づきつつあった頃。 黒田「マジかよ!」 突然素っ頓狂な大声が後ろから上がる。集中力が切れかかっていた時の大声で、 ロケットが月面に墜落してしまった。
[213]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/03/31(土) 22:24:15 ID:VKCendUQ 秋山「なんだよ急に」 黒田「おい見ろよあれ!岬がルナランダーで50万点越えしてるぞ!」 藤田「うわあ嘘だろ、あれをそこまでする奴がいるのかよ……」 岬「(これだ。この驚きと尊敬のまなざし。こういう時は、こうする)ど、どうしたんですか?」 相手の反応に戸惑った顔を見せる。それにつられるようにして、先輩達は口々に賛嘆の言葉を口にした。 黒田「知らねえのかよ、俺なんか1度も着地成功してないんだぜ!」 秋山「2フラン玉を何十枚も投入して2、3回月面着陸成功すれば御の字なのに……」 藤田「あずみのスコア超えてるぞ。ゲームの才能あるんじゃね?」 いつの間にかゲームにおいても敬意をもって見られるようになった。 やった。これだ。この優越感だ。 温和で淳良な顔つきをして相手に角を立てず、それでいて圧倒的な実力差を感じさせる。 そうする事で自らの存在を心の底に植え付け、決して無視しえない存在となっていく事で、 秘密裏に影響力を図っていく。
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0ch BBS 2007-01-24