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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[412]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/16(土) 16:53:54 ID:DNkmwWcQ ★日本人学校への到着時刻 ダイヤ10 ★→午後2時30分になっていた ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(2時半か、ゆっくり探検できそうだ)」 教諭「こんにちは岬くん、こちらの都合で入学できずにすみませんね」 学校につくと初訪問時に案内をしてくれた先生が現れた。今だ入学できぬ事への詫びを聞いた後、 学校は午後6時に門を閉める、それまでは自由に出歩いて良いとの情報を得た。 先生が去った後、日本人学校を見渡してみる。建物の方に変化はなかったが、 あの雑草まみれだった箱庭校庭に変化が見られる。以前は全面伸び放題だった校庭が、 今は敷地の半分程が刈り込まれていた。 誰がなぜこんな事をしたか。気にはなるが校庭に誰もいない以上、確認もできない。 校庭の件は後回しにして、とりあえず学校内を歩き回ろう。 岬「(まずはどこへいこうかな……)」 ★移動時間 !dice★ 現在時刻は14:30です。 A:「(僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」 B:「(下級生の教室をぶらぶら見に行こう)」 C:「(中等生の教室をぶらぶら見に行こう)」 D:「(音楽室に行ってみよう)」 E:「(美術室に行ってみよう)」 F:「(情報室?よく分からないけど、行ってみよう)」 G:その他、自由回答(要3票) 移動先についての選択は先に2票入った選択肢で進行します。移動時間は先着順です。 移動先についてはメール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[413]森崎名無しさん:2018/06/16(土) 21:47:02 ID:kODcayUw A ★移動時間 2 ★
[414]森崎名無しさん:2018/06/16(土) 23:10:23 ID:elTccyqE A
[415]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 07:48:35 ID:QCQZ6oE6 A:「(僕が学ぶ6年生の教室に行こう)」 移動時間は2分 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(まずは自分の教室だ。どんな所だろうか。どんな人がいるだろうか)」 薄暗い廊下を歩きながら思う。そういえばこうして入学の何週間も前に学校をうろうろするのは、 何十回も転校を繰り返した中でも初めてだ。未体験の事に少しワクワクしながら、僕が学ぶ予定の教室に近づく。 後何歩かで教室が見えるという所で、一旦立ち止まる。気付かれないようにできるだけ事前情報を得ておきたい。 周囲に人がいないのを確認した後、そっと教室をのぞき見て見る。すると…… ★に誰か何してる? !num★ 0→(自由回答、先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください) 9→聖薇が長い筒とランドセルを担ごうとしている。大きな手提げバッグも持っているぞ 8→あずみが何人かの女子クラスメイトと机を囲んでいて、学帽の中に何個かサイコロを回している 7→男子生徒達が話をしている(さらに分岐) 6→女子生徒達が話をしている(さらに分岐) 5→聖薇とあずみが何やら話し合いをしている(さらに分岐) 1〜4→誰もいなかった *現在時刻は14:32です。
[416]森崎名無しさん:2018/06/17(日) 09:11:42 ID:??? ★に誰か何してる? 9 ★
[417]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:41:04 ID:QCQZ6oE6 第11話『第一生徒発見』 ★に誰か何してる? 9 ★→聖薇が長い筒とランドセルを担ごうとしている。大きな手提げバッグも持っているぞ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(あれは聖薇だな、ん、なんだあれ)」 教室後ろのランドセル棚から、自分のものであろう赤いランドセルを取り出す聖薇の姿が見えた。 ここまでは普通の光景だったが、彼女の右手には身長よりはるかに長い、 2メートルはあろうかという筒が2本、蛍光灯に当てないよう傾かせ、筒からのびる紐が首にかけてられていた。 しかもそのうちの1本は僕の頭より大きく見える程の幅の さらに足元には彼女の肩から腰まですっぽりと埋まってしまいそうな、大きな手提げバッグも置かれている。 何かは分からないが、それはおいおい話していくうちに明らかになるだろう。 観察を終わらせて挨拶をかけ、親交を深めていく事にしよう。 岬「こんにちは、聖薇」 聖薇「こんにち…ああ、岬君」 僕の顔を見て柔らかな笑顔を浮かべて返事をする。 周りに人はいない。ル・エストで見せた穏やかな表情がそのまま残っているようだ。 岬「どんな所で勉強するのか見たくなってやって来たんだ。聖薇さんはこれから帰るの?」 聖薇「私はこれから弓の練習に」 岬「弓。その筒の」 聖薇「はい」
[418]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:42:51 ID:QCQZ6oE6 そう言ったのちに取り出したランドセルをもう一度棚に戻した後、 小さな方の筒を壁に立て掛け、大きな方の筒の蓋を開けて弓を取り出した。 取り出された弓はやはり大きく、迂闊に振り回すと天井をこすってしまいそうだ。 聖薇「日本にいた頃から母さんの勧めで習っていました。今は教えてくれる先生はいませんが、 少しでも怠けてしまわないように、毎日努めています」 再び弓を筒にしまい始める。長く細いこの道具も使い慣れているのだろう、全く危なげなく 自然に筒の中へとしまわれていった。 聖薇「すみません。ここであまり弓を持ち歩くと危ないので、すぐに片づけてしまいました」 岬「大丈夫だよ。そうか聖薇さん、弓道やってるんだ」 聖薇「はい。これから今日の練習をします。岬君」 ここまで言って聖薇は辺りを見回す。教室内や廊下、窓の外まで見た後誰もいない事を チェックした後、改めて僕の方に向きなおし、誘いの言葉を投げかけた。 聖薇「もしお暇なら、私の練習に付き合ってもらえませんか?他に誰もアドバイスをしてくれる人がいませんから」 岬「(うーん、思わぬところでお誘いか。特に用事があるわけでもないから、行ってみるか) アドバイスできるかは分からないけど、見るだけでも良ければ」 聖薇「はい、お願いします。1人よりも2人の方が練習にも張りが出ますから」 承諾の返事を受けて嬉し気にほほ笑む。いい笑顔だ。このまま関係を進めていきたい。 足元の手提げバッグを持ちながら聖薇の後をついていく。薄暗い廊下を抜け、玄関について靴に履き替え、外に出た。
[419]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:46:59 ID:QCQZ6oE6 岬「(校内には無いのか。あれ、校庭に入った。もしかして)」 聖薇はベンチに筒を置く。その隣にランドセルだ。転げ落ちないようストッパー代わりにしようというのだろう。 ランドセルを置いた後で僕の方へ向かってきたので、頭に浮かんだ疑問を尋ねてみた。 岬「弓の練習って、ここでするの。この原っぱみたいな校庭で」 聖薇「はい。この学校には弓道場はありませんし、外にもそういったところはありません。 それで先生に頼みまして、校庭を使わせてもらってます」 岬「そうなんだ、ひょっとしてここが半分刈られているのは」 聖薇「ここを使わせてもらえる条件の1つとして、草刈りをするように言われています。 広い所ですから、毎日少しずつ、練習前に刈り取っているんです」 岬「ここを1人で。それは大変だ。随分時間がかかったんじゃあ」 聖薇「そうでもないですよ。いつまでにしなさいと言われている訳ではありませんから。 最初は練習に最低限必要なところの草取りから始めて、 それからは少しずつ、ビニール袋に入るだけの量を取っていくんです。 それにこの草、家でも役立ってますから」 岬「役立つ?」 聖薇「はい、家に暖炉とかまどがあるのですけど、この草を干して乾かしておいて、 火をつける時に使うと薪に火が付きやすいから、家で大切に扱ってます」
[420]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:48:54 ID:QCQZ6oE6 説明をしながらバッグから手袋と、刃先が覆いに包まれた小さな鎌を取り出す。 これから草刈りをしようというのだろう。 僕もシャツの袖を肩までまくる。 岬「僕も手伝うよ。草が伸びてる所の境から取ればいいかな」 聖薇「岬君が?ダメです岬君にそんな事をさせる訳には」 岬「早い所聖薇さんの弓引く姿を見たいからさ、2人でした方が早いよ」 聖薇「でもそんな事をしてもらっても、私にはお礼が」 岬「この間お店でプレゼントもらったり、お昼を御馳走になったお礼だよ。気にしなくていいって」 聖薇「そうですか。では、せめてこの手袋と鎌を」 岬「いいよ、手は洗えばいいし、僕は男だ、草を抜くぐらい平気だよ」 大欲は無欲に似たり。パリでの長期にわたる生活のため、少しでも多く心からの協力者が欲しい。 ここで労を惜しまず働く事で、目の前の少女の歓心を少しでも多く掴んでおこう。 何とか了解を得た後、僕と聖薇は校庭の草刈りを行う事にした。
[421]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/06/17(日) 12:52:57 ID:QCQZ6oE6 先着で ★草取り中に(これから特に指示ない限り、「さらに分岐」します) !card ★ JOKER→聖薇「岬君……」そっと手のひらを僕の手に重ねてきたぞ!? ハートA〜3→天ヶ瀬「おお岬か、隣にいるのは……そうか。岬。男を見せろ」 無駄にいい笑顔で親指を立てて去っていった スペードA〜3→真美「……」亜美「……」 後ろから双海姉妹が七年殺しの構えをして忍び寄ってきている クラブ:「早乙女が男といるぞー!」「カップルカップル〜!」「聖薇にもようやく春が来たのね〜」 上級生下級生同級生関係なく、野次馬達がはやし立ててきた クラブA〜3→あずみ「岬くーん、あたしの家でゲームしよー!」(分岐なし) 上記以外:特に何も起こらなかった(分岐なし) ★校庭までの移動時間 !dice分 聖薇との草刈り時間 !numnum分 聖薇との草刈り達成率 !numnum%★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!と各プラグインの間のスペースは埋めてください。 *現在時刻は14:32です。
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0ch BBS 2007-01-24