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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[560]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:33:49 ID:YqNlbg2k ★早川あずみとサッカー→ ダイヤK ★ あずみ「1人で練習していたの。先輩達はやる気ないし負けると嫌な顔するし」 岬「(耳元に近づいてきた、聞かれたくないんだろうな)」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あずみちゃんの口が開きかけた。だが一瞬ピクッと顔を震わせた後、周りをキョロキョロと見回す。 そして僕の隣へと腰を移した後、耳元に顔を近づけて語ってくれた。 あずみ「1人で練習してたの。みんなで練習しても何にもならないから」 岬「何にもならない?(まあ、予想はつくけど)」 あずみ「この間うちのゲーセンに先輩達がいたでしょう」 岬「うん、そういえば3人いたはず」 あずみ「その3人よ。サッカーよりもタラタラする方が楽しいんでしょうね。 ゲームしてても次はどうするか、どんな工夫をすればいいか考えずに、ただ音と光と数字に反応するだけ。 そんなのがあの3人だけじゃない、他のもそうよ。 うち以外のゲーセンやカフェでも見かけるの。最近のカフェはゲームの筐体置く所が増えてきたからね。 練習に出てきて私の方が上手いってわかるとよそよそしくなるし、意見を言っても聞いてくれないし、 そのくせ負けん気を出してまじめに練習しようともしない」 話を進めるたびに顔が曇りを帯びてくる。口にしてないだけでもっとひどい事や見たり聞いたりされたりしたのかもしれない。 あずみ「ゲームが面白いのはよく分かるけど、サッカーだって負けず劣らず楽しいのに。 ボールと一緒に走るのも、相手を抜き去ってみせるのも、力一杯ボールを蹴ってゴールに入れるのも楽しいのに。 仲間の先輩達がこれじゃあね。最近はユゴー通りの市民公園で1人で球蹴りしてるし、 知ってる人がいる時は走り込みの練習も兼ねてサン・ペリーヌ公園まで行くんだ」
[561]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:36:39 ID:YqNlbg2k 僕の耳から目に視線を移した後、今度はニカッと影の無い笑顔で語りはじめた。 あずみ「でも、岬君がサッカー部に来るって聞いて、もうちょっと頑張ってみようかなって思った。 岬君はかなりサッカーが上手いみたいだし、ストイックに物事に取り組んでいきそうに見えたから。 ゲームもそうだけど、サッカーも一緒にやれたら楽しいだろうなって」 天ヶ瀬「おーし、そろそろ練習再開……って早川、岬とのおしゃべり切り上げろよ」 あずみ「すみませーんキャプテン、ちょっと岬君から告白されてたもんでー!」 岬「えっ」 天ヶ瀬「もう告白か早いなー!見かけによらず結構気が早いんだな!」 あずみ「ホントですよー!ま、10年早いって答えましたけどねー!」 黒田「おお告白かあー!」 秋山「やるねえ!」 永井「気にするなー岬!失恋なんて誰も経験することさ!」 大杉「結構なじゃじゃ馬、振られて良かったかもしれないぞー!」 天ヶ瀬の呼びかけに対し、とんでもない事を言ってのけた。弁解する間もなく先輩達から茶々が飛ぶ。 この空気では弁解や反論は照れ隠しの類として、さらなるネタにされるだけだ。 このままジッと、数カ月は黙っていて、風化するのを待つほかない。 離れ際にパチリとウィンクするあずみを見て、もしかしたら担がれているんじゃないかと 思いながら、練習を再開した。 そうして1日の練習を終え、クールダウンした後に三々五々解散する事となる。 僕はあずみちゃんと一緒に帰って、事の真偽をただそうとするも、口火を切る前に相手から先手を取られてしまった。 あずみ「あたしは先に帰るね。一緒に帰って噂されると恥ずかしいし」
[562]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:37:39 ID:YqNlbg2k どこか取り澄ましたような口調で告げた後、急に手を伸ばして握手を求めた。僕が手を差し出すと 力強く握りしめた後、さらっと小さな声で告げて、走り去ってしまった。 あずみ「ちょっとパワーを送ったからね。逃がさないようにうんとゆっくり、人のいないところで手を開いて」 握りしめた手の内には何か物が入っている。先輩達と離れてから手を開くと、中には紙切れが 入っていた。 さっきはゴメン、明日の…時、一緒にまたシュッセで練習しない?ダメならうちに連絡して。 TEL:01‐XX‐XX‐XX‐XX 2人きりの練習の誘いだった。しかも電話番号まで書いてある。 これであずみちゃんとの連絡も容易になるし、特訓を介しての自勢力取り込みもできる。 上手く行った事を感じ、ようやく上機嫌で家に帰ることができたのだった。 *あずみとの練習の約束を取り付けました!9月2週の練習はあずみとの合同練習となり、 以下の利点がもたらされます。 ・相互訓練による能力値上昇にボーナスあり ・相手との好感度UPの可能性あり *あずみの家の電話番号が分かりました。これより日常行動の選択で「電話」が加わり、 留守による空振りの危険を回避できるようになりました。
[563]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 20:42:24 ID:YqNlbg2k ちょっと場を離れます。恐らくこれで終わりになるので、最後にあずみとどのような 練習をするかを選択してください。友達との共同練習のため、若干のプラス補正が付きます。 共同練習の場合ではどちらにも効果が適用されます。 A ドリブル:23 凄く上がりやすい+α B パス: 22 凄く上がりやすい+α C シュート:19 凄く上がりやすい+α D タックル:21 凄く上がりやすい+α E パスカット:21 凄く上がりやすい+α F ブロック:20 凄く上がりやすい+α G せりあい:19 凄く上がりやすい+α H ガッツ:700 凄く上がりやすい+α *(初期状態の上昇ポテンシャル。()内はガッツ) ・凄く上がりやすい JOKER→+2&必殺技のフラグ習得! 13→+2! (+10) 7〜12→+1! (+5) 1〜6→効果がなかった ・凄く上がりやすい+α JOKER→+2&共同必殺技習得! 13→+2!&共同必殺技のフラグ習得! 10〜12→+2! (+10) 4〜9→+1! (+5) 1〜3→効果がなかった 先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[564]森崎名無しさん:2018/07/22(日) 20:44:32 ID:I1aHBkKk H
[565]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/22(日) 22:03:14 ID:YqNlbg2k 思ったより早く帰れたので、少なくとも1レス続きを投稿します。 さらに続きを書けるかは不透明ですので、どうかご了承願います。 それにしてもいくら岬のエスコート付とはいえ、たった1度の練習で 上がり方が激しいのではないかと思いますが、その後の自主練も含めての改善になります。 要は仲良くなるために費やした事へのリターンと思ってください。 H ガッツ:700 凄く上がりやすい+α(ガッツについては、共同必殺技をスキルに置き換えてください) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 先着で ★(岬の)83年9月週2回目の練習→!card (あずみの)83年9月週2回目の練習→!card★ と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。 JOKER→ +10&スキル習得! 13→ +10!&スキルのフラグ習得! 10〜12→ +10 4〜9→+5 1〜3→効果がなかった *岬とあずみのガッツ:それぞれ700、500
[566]森崎名無しさん:2018/07/22(日) 22:14:53 ID:??? ★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4 (あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10 ★
[567]森崎名無しさん:2018/07/25(水) 20:46:47 ID:??? これからの練習方針はどうしようか? スパルタキアーダの入団テストで合格するのを目指して岬の伸ばしたい能力値を上げることを優先したほうがいいかな? それともサッカー部で頼れる味方を作るためにあずみの能力値を上げることを優先したほうがいいかな?
[568]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 15:42:36 ID:Fmp6caUc 今日は投稿出来るか分かりませんので、まず567さんの質問について、拙いながらも答えさせていただきます。 ここの岬君はこの物語の主人公です。以前にも一部申し述べましたように、彼もまた森崎や日向のように、 野心に溢れた若者ですが、彼らとは違い、周囲とよく親しみ協力者として活用し、自らの不足を補っていく姿勢があります。 キャプテンの座獲得前の森崎にも似ていますが、彼とも違うのは、若干ではありますが視野に若干の余裕がある事です。 他人との交流を打算を抜いても楽しんでいたり、ゲームに興じていたり、他人の事を思いやる事さえします。 ですが、その分一つ事へ一心不乱に取り組み続ける事が出来ず、他人の力が必要になるのです。 前置きが長くなりましたが、一人黙々とサッカー漬けになるより、 他人と仲良くなり、適度に遊び、良く他人の力を借りてサッカーをするのが、 このスレでは効率が良くなります。 ただ、現実でもそうですが、みんながみんな人生を左右する程の人という訳ではありません。 しっかりした人とだらしない人等といった差はどうしてもあります。 良く吟味の上、岬君の未来を選んでください。
[569]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:33:12 ID:Fmp6caUc ★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4 ガッツ値+5 (あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10 ガッツ値+10★ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 翌日。 僕は昨日サッカー部員達と練習を行ったこのシュッセ運動場へやって来た。 一緒に練習をする約束を交わし、こうして待っている訳だが、かれこれ 83 分待っても来ない。 岬「(すっぽかされたかな?いやそれにしては手が込み過ぎているし、うーん)」 あずみ「みさきく〜ん!」 疑念が浮かび始めた頃、あずみちゃんがようやく姿を見せた。急いで向かってきたらしく 遠くから見ても分かるほど汗まみれで、脚はフラフラしている。 僕の元に来た時にはすっかり息が上がっていて、しばらくは話しかけられそうになかった。 仕方が無いので彼女の手を取って昨日と同じく木陰のベンチに移り、息が整うのを待ってから、 ハンカチと水筒を渡した後、視線をそらした。 あずみ「ありがと。あれ、何であっち向いてるの」 岬「早いとこ体ふいた方が良いよ。汗かいてるから透けちゃう」 あずみ「あっ、あ、そうね、ちょっと、待ってて」 自分の状態を察したあずみは僕に背をむけた。体をふいているのだろう。衣服や体のこすれる音がする。 後ろで聞いているのは少々耳に毒だったが、すぐにふき終わってくれたのにはホッとした。 あずみ「ふーっ、ありがと。さあ早速練習」 岬「まだ早いよ。それだけ汗かいたのなら水分を補給しなくちゃ。はい、どうぞ。冷えてるよ」
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0ch BBS 2007-01-24