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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[566]森崎名無しさん:2018/07/22(日) 22:14:53 ID:??? ★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4 (あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10 ★
[567]森崎名無しさん:2018/07/25(水) 20:46:47 ID:??? これからの練習方針はどうしようか? スパルタキアーダの入団テストで合格するのを目指して岬の伸ばしたい能力値を上げることを優先したほうがいいかな? それともサッカー部で頼れる味方を作るためにあずみの能力値を上げることを優先したほうがいいかな?
[568]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 15:42:36 ID:Fmp6caUc 今日は投稿出来るか分かりませんので、まず567さんの質問について、拙いながらも答えさせていただきます。 ここの岬君はこの物語の主人公です。以前にも一部申し述べましたように、彼もまた森崎や日向のように、 野心に溢れた若者ですが、彼らとは違い、周囲とよく親しみ協力者として活用し、自らの不足を補っていく姿勢があります。 キャプテンの座獲得前の森崎にも似ていますが、彼とも違うのは、若干ではありますが視野に若干の余裕がある事です。 他人との交流を打算を抜いても楽しんでいたり、ゲームに興じていたり、他人の事を思いやる事さえします。 ですが、その分一つ事へ一心不乱に取り組み続ける事が出来ず、他人の力が必要になるのです。 前置きが長くなりましたが、一人黙々とサッカー漬けになるより、 他人と仲良くなり、適度に遊び、良く他人の力を借りてサッカーをするのが、 このスレでは効率が良くなります。 ただ、現実でもそうですが、みんながみんな人生を左右する程の人という訳ではありません。 しっかりした人とだらしない人等といった差はどうしてもあります。 良く吟味の上、岬君の未来を選んでください。
[569]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:33:12 ID:Fmp6caUc ★(岬の)83年9月週2回目の練習→ ハート4 ガッツ値+5 (あずみの)83年9月週2回目の練習→ スペード10 ガッツ値+10★ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 翌日。 僕は昨日サッカー部員達と練習を行ったこのシュッセ運動場へやって来た。 一緒に練習をする約束を交わし、こうして待っている訳だが、かれこれ 83 分待っても来ない。 岬「(すっぽかされたかな?いやそれにしては手が込み過ぎているし、うーん)」 あずみ「みさきく〜ん!」 疑念が浮かび始めた頃、あずみちゃんがようやく姿を見せた。急いで向かってきたらしく 遠くから見ても分かるほど汗まみれで、脚はフラフラしている。 僕の元に来た時にはすっかり息が上がっていて、しばらくは話しかけられそうになかった。 仕方が無いので彼女の手を取って昨日と同じく木陰のベンチに移り、息が整うのを待ってから、 ハンカチと水筒を渡した後、視線をそらした。 あずみ「ありがと。あれ、何であっち向いてるの」 岬「早いとこ体ふいた方が良いよ。汗かいてるから透けちゃう」 あずみ「あっ、あ、そうね、ちょっと、待ってて」 自分の状態を察したあずみは僕に背をむけた。体をふいているのだろう。衣服や体のこすれる音がする。 後ろで聞いているのは少々耳に毒だったが、すぐにふき終わってくれたのにはホッとした。 あずみ「ふーっ、ありがと。さあ早速練習」 岬「まだ早いよ。それだけ汗かいたのなら水分を補給しなくちゃ。はい、どうぞ。冷えてるよ」
[570]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:34:14 ID:Fmp6caUc 冷蔵庫で冷やしたボトル入りのミネラルウォーターを差し出すと、返事もせずに勢いよく受け取って、叩き込むように口へ流し込む。 あずみ「んはーっ!うまいっ!」 喉が渇いていたのだろう。憩いの空間ブローニュの森を居酒屋に変えるため息をついた後、500ミリの水をあっという間に飲み干す。 飲み干した後は幸せそうな顔をして大きく伸びをした後、僕の手首をつかんで宣言した。 あずみ「さ、水も飲んだし、練習しましょ!まず何する?ドリブル?タックル?あたしとしてはシュートの練習が……」 岬「落ち着いて、まずは体をほぐさなきゃ。急いで向かったらケガするよ」 あずみ「あ、そうね、じゃ、ちゃっちゃと済ませちゃいましょ」 あずみの調子をなだめさせてストレッチに向かわせる。汗だくになってやって来たあずみちゃんに対し、 1つの疑問が浮かんだのだ。右足首を手でつかんでふくらはぎを伸ばしながら、彼女に尋ねてみる。 岬「家から走って来るなんて大変だったね」 あずみ「何の事?」 岬「いや、さっきフラフラになって来てたから。ここから家まで相当距離があるし」 あずみ「あたし、ブローニュの森入り口まではバスで来たのよ」 岬「えっ(やっぱり)」 あずみ「えっ」
[571]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:35:18 ID:Fmp6caUc 思っていた通り、家から走って来た訳ではなかった。家から急いできたにしては早すぎる。 そして彼女の課題も見えてしまった。ブローニュの森の入り口からここまでは正味1キロもない。 いくら全力とはいえこれだけの距離で汗ダクダク脚フラフラとなるならば、体力の底などたかが知れている。 岬「する事が決まった。今日は体力づくりをしよう」 あずみ「えーそれはつまらないー」 口を丸くしてつれない宣言をとがめる。仕草は可愛いが彼女は僕の仲間となるべき人だ。そうである以上は 役に立ってもらわないといけない。抗議を風に受け流し、意見を続ける。 岬「それだけの距離へガッツが無くなると、試合になったら途中で動けなくなるよ」 あずみ「うー、確かに後半からキツクなるけどさあ……」 岬「頼むよ。僕だって試合が終わるまで一緒にプレーしたいんだから。2人で練習すれば1人よりも楽しいよ」 あずみ「ホントね。ウソだったら許さないからね」 岬「大丈夫だって、僕を信じて(2人の方が良いと思って、来てくれたんだから、さ)」 あずみ「うーん」 しょうがないといった表情を顔に浮かべて、こっちへと近づく。タオルなどを入れた袋を 肩にくくりつけた後、歩道へと向かう。 あずみ「何するの」 岬「これからインターバル走をする。全力疾走と小走りを繰り返して、スタミナをつけていくよ」
[572]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:38:39 ID:Fmp6caUc 岬「あっ、右に公園の入り口が見えるよ。えっと、バガデル公園っていうんだ。公園の中に公園があるなんて、広いなあ」 インターバル中の小走りに入った。大通りから外れたブローニュの小道を2人で走っている。 涼しい風がほおをそよぎ、穏やかな木々に目にしての走りは心地よい。 あずみ「はっ、はっ、ふう、ふう」 あずみちゃんは風景を楽しむゆとりはないらしく、早くも息が上がっている。 あずみ「もう、いいんじゃない、休んでも」 岬「まだだよ。まだ10分ぐらいしか走ってない」 あずみ「えーっ」 恨めし気にこちらをにらみつける。これで休んでは成果はでない。何か工夫が必要だ。 岬「分かった。じゃあ次の電柱にたどり着いたら、休もう。持ってきたサンドイッチもあげるからさ」 あずみ「ホント?それまでなら、頑張る」 何とかやる気を出させ、インターバルを続行する。
[573]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:40:37 ID:Fmp6caUc 岬「お、あんなところにスポーツ店がある。 あんなところなら、スパイクとかユニフォームとか、いいのが売られてそうだなあ」 あずみ「次の電柱、次の電柱」 クロワ・カトラン通りにてスポーツ店を見つける。 岬「広々としたところに出たよ。へえゴルフ場だって、奥は……競馬場だ」 あずみ「次の電柱……」 開けたところに出てゴルフ場とロンシャン競馬場を目にする。 岬「馬も歩道を歩いてるよ、のどかだなあ」 あずみ「(次の電柱……って)」 レーヌ・マルグリット通りにさしかかったところで、あずみちゃんが肩をつかんで、叫んだ。 あずみ「公園に電柱なんてあるかーっ!」 岬「(バレたか。30分も気付いてなかったよ)」 あずみ「ひどいよまったく、岬君がそんなことするなんて」 岬「ごめん。少しでも長く一緒に走りたかったから」 あずみ「罰としてこのサンドイッチ、全部いただいちゃうからね! 美味しいお昼が食べられなくてざーんね、うっ、ケホケホッ!」 岬「あーあー、そんなに焦っちゃあ、はい、お水」 サンドイッチでむせるあずみちゃんにボトルを差し出す。咳き込んだ後でひったくって水を飲み、 はあと大きくため息ついて不平を垂れる。
[574]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:42:41 ID:Fmp6caUc あずみ「まったく、これで筋肉痛になったらどうすんのよ」 岬「そうなったらそれは僕のせいだ。治るまでおぶってでも学校へ連れていく」 あずみ「そんな冗談。年寄じゃないし、クラスメイト達に何て言われるかわかりゃしないわ」 プンとした様子は変わらない。練習の方便が相手にとっては嘘とみられてしまったか。 岬「これを週に1度でいいんだ。続けていけば、そう遠くないうちにおしゃべりをしながら走れるようになるよ」 あずみ「ホントね。ウソだったら今度こそ許さないからね。 まったく。ここまで岬君のリクエストを聞いてあげたんだから、そろそろあたしのリクエストも聞きなさいよ」 そう言うなりあずみちゃんは立ち上がる。 あずみ「ちょっとそこのボクー!ボール貸してくれなーい?」 広場で遊んでいた幼児からボールを借りた後、仁王立ちで僕に宣言した。 あずみ「走り込みはもう終わり!今度はあたしと勝負よ!互いにドリブル勝負でどうかしら?さ、岬君」 軽く足先でボールをこづき、僕に渡した後、後ろに跳ぶ。 あずみ「かかってきなさい、キャプテンも止められなかったドリブル、あたしが止めてやる!」 岬「分かった。行くよ(彼女にも、僕の実力を知ってもらおう。細工は不要だ)」
[575]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/07/28(土) 18:44:37 ID:Fmp6caUc ★岬 ドリブル 21(!card) +(!dice +!dice)=★ ★あずみ タックル 13(!card) +(!dice +!dice)=★ と書き込んで下さい。!とcardの間を埋めると数値化し、カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 X≦9あずみ「岬君ってこんなに強かったんだ……」岬「(おや、あずみちゃんの表情が……)」 2≦X<9→岬「よし」あずみ「そ、そんな!」 −2>X<2→あずみ「ええい!」岬「(く、ここまでとは!)」 X≦−2→岬「(なにィ!)」あずみ「ふふーんだ。あたしすごいでしょ!」 【補足・補正・備考】 岬:ダイヤで「やや華麗なドリブル(+2)」 *現在マリーシアは封印しています。 一旦この場を離れます。ひょっとしたらこれが今日最後の投稿になるかもしれませんが、 その時はどうかご了承を願います。
[576]森崎名無しさん:2018/07/28(土) 18:51:08 ID:??? ★岬 ドリブル 21( ダイヤ10 ) +( 1 + 1 )=★
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0ch BBS 2007-01-24