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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[733]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 15:53:42 ID:c0897i8A ちょっと時間がかかりそうなので、今日の夜に投稿いたします。 もしかしたら投稿できないかもしれませんが、その時はどうかご容赦願います。 あと、残り容量が20〜30キロバイト程しか無くなってきたので、そろそろ次のスレの 副題を募集いたします。 【】キャプテン岬2【】 好きなだけ応募してください。その中より良かったと思ったものを採用させていただきます。
[734]森崎名無しさん:2018/09/02(日) 17:10:17 ID:??? 【嵐を呼ぶ女】キャプテン岬2【シャルポワ】 【花の都の】キャプテン岬2【色物】
[735]森崎名無しさん:2018/09/02(日) 17:53:30 ID:??? 【優とシャルポワの】キャプテン岬2【ラブストーリー】
[736]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:20:41 ID:c0897i8A これより投稿を再開します。734さん、735さん、素敵な副題ご応募ありがとうございます。 シャルポワの活躍が色んな意味でだいぶ目立ったようですが、キーパーの実力はアモロよりずっと上です。 これからも様々な場面で岬と戦う事になるでしょう。
[737]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:22:05 ID:c0897i8A ★双海姉妹の反応 ハート6 ★亜美「後でアタリフォースごっこやるなら良いよ!」真美「兄ちゃんはコレコングね」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 真美亜美「「ふーーーん……」」 わざとらしくワルそうな顔を作り、交互に僕の顔を近づいては眺めまわしている。 威圧をかけているつもりかは分からないが、既にこのやり取りも遊びのうちに入っているのだろう。 真美「2人の血の間には、誰も入る事はできぬ……」 亜美「神にすらこの宿命の対決の勝敗は見えぬ!!」 真美「そんな決闘の中に何の覚悟も無しに入っていこうなんて」 亜美「いくら岬兄ちゃんでも許せませんなあ〜どうする真美よ」 真美「それについてはこの真美、いい考えがあるのだよ。 この前あずみお姉ちゃんからもらったアレを使う、良い機会ではないかね?」 亜美「おおう、さすがは我が良き強敵(とも)、我らの決闘後の素晴らしきヨキョーとなるであろうな」 ワイワイと騒がしい密談をかわした後、共に拳を目の前に突き出して、僕に呼びかけた。 亜美「という訳でに→ちゃん!アタリフォースごっこをするなら来ても良いよ!」 真美「に→ちゃんはコレコング役ね!正義の宇宙超人アタリフォースの宿命の敵だよ!」 何やら勝手に遊び相手になれという事のようだ。 どうせ時間は余っているし、ここで交流を深めれば確実に友達となれるだろう。 岬「分かった、ようし、アタリフォースなぞあっと言う間にやっつけてやるぞ」 亜美「その言葉が聞きたかった」 真美「悪のマグナ星人やマテル星人をやっつけた我らに、果たしてかなうかな?では、行こう!」
[738]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:23:08 ID:c0897i8A 再びドアを開け、僕の手を引っ張りながら情報室へ入る。 そして部屋の奥にいる「えりちん」なる少女と目が合う。 ひうっ! しゃっくりを鋭角にしたような、耳に感じぬ悲鳴がビンビンと伝わる。 手のひらを唇に当てて顔をこちらから遠ざける。顔は整った要望が崩れない程度だが引きつっていて、 どう見ても未知の異性の訪問者を歓迎していそうにない。 亜美「お客さん連れてきました→!」 真美「岬兄ちゃんだよ→!ゲーム好きだし、悪い人じゃないよ→!」 姉妹の挨拶にも油の切れたブリキ人形のように、ガク、ガクとぎこちなく相槌を振るばかりだ。 岬「大丈夫、僕が来ちゃって」 亜美「大丈夫、亜美達がついてるから。兄ちゃんは座って眺めてOKだよ」 真美「えりちんの凄さをもっと知ってもらいたいからね。これからやるの、えりちんが作ったんだよね!」 少女「え!?……あ、う、うん、いや、作ってない。私のは、移植?」
[739]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:24:45 ID:c0897i8A ビクッと震えた後、真美の方を向いて返事をする。知った相手だからか、僕よりは滑らかに反応が出来ている。 それにしても耳慣れない言葉だ。移植。ゲームに関する事だろうが、どういう事か。 分からないが本人の様子ではまともな返事が聞けそうにないので黙っておく。 亜美「ほい、これ」 真美がカチャカチャと準備をしている間、机の下にかけているランドセルから取り出して、僕に渡した。 いかにもアメコミといった感じの、白人男性、青髪マッシュルーム女性、赤毛白人女性、黒人、アジア人の 5人からなる、筋肉モリモリマッチョマンの変態どもが写っている。 亜美「それがアタリフォースだよ。今のうちに読んどいて、あ、もう準備できたんだ」 真美「おう、準備はできたぞ亜美!今こそ宿命の対決の時!」 亜美「あの悲しい呪縛を今こそ打ち破る、真美よ覚悟!」 少女を眺めている間に画面は初期の画面から切り替わっており、 ゲーム画面になっている。なにやら白黒のレースフラッグとサーキット図があるところを見ると、 レースゲームをするところなのだろう。 亜美「さ、岬兄ちゃん、よーく集中して聞いて!」 真美「えりちん会心のビックリ技術がサクレツだよ!凄いよ!COOLだよ!」 震える少女の技量をこうまで褒めたたえるとは。僕は画面を集中して見つめる事にした。
[740]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:27:00 ID:c0897i8A POLE POSITION FUJI SPEEDWAY 1LUP 4.359km ⒸⓅ 1982 ATARI INC. CREDIT 真美がボタンを押すと、効果音が流れ出す。 チャララリーン パーッパラパパパパパーッパラパパパパパーン コインを入れる音。ファンファーレ。そして。 ヨセンスタートデス ゲームが、しゃべった。
[741]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:28:48 ID:c0897i8A 亜美「聞いた!?声が出たよ!ゲ→センじゃなくて普通のマイコンでだよ!」 真美「おんせ→ご→せ→っていうんだっけ?えりちんがたった1人で出したんだ!」 思いもよらない演出に、ほんの一瞬だが、言葉を失った。少し聞き取りずらかったが、 間違いなく意味の通じる日本語が、コンピューターから発せられた。 しかも僕と同じか僕よりも幼い目の前の少女が作り上げたというのだ。 岬「(たった1人でこんなのが作れるなんて、今すぐでもゲームの制作会社でやっていけるんじゃないか?)」 亜美「おっと勝負ははじまってるんだよ真美、今日も亜美の土台役になってもらうよ!」 真美「なにお→!今日は真美が勝って新技をひろ→してやるんだかんね!」 亜美と真美がマウスを左右縦横に振り回し、F1カーを操縦する。 あずみ家でプレーしたドッジ・エムとは違い、後ろからの見下ろし型というためか、異様な速さで縁石や看板が後ろに流れていく。 亜美「そおおりゃあああ!」 真美「ふふふ、そこっ!」 左回りのカーブで先行していた亜美の車が、大きく外側へと外れていく。それを横目に真美の車が、 内側へ綺麗に回り、亜美を負い抜かす。 亜美の方は勢い余って看板にぶつかり、爆破炎上してしまった。 真美「急ぎ過ぎだよ亜美君、急ぎ過ぎたらかえって遅くなるのだ」 亜美「むーっ、見てろよすぐに抜いてやる→!」
[742]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:30:49 ID:c0897i8A 真美を追いすがっていく亜美。急カーブや沼を何度もかわし、周回を重ねていって、じわじわと差を詰めていく。 真美「もうちょっとで終わり、真美の勝ちは圧勝に決まったね」 亜美「何が圧勝よ、もう目の前に見えてるじゃん!」 確かに後姿をとらえているが、残りは少ない。このままでは追いつけない。 亜美「あっ!」 急に亜美が左手で遠くを指さした。思わず真美が指を見る。その間に車は操縦を失い、看板に突っ込んでしまった。 真美「ああっ、図ったな、亜美!」 亜美「認めたくないものだな、わき見ゆえの衝突事故というものを!」 勝ち誇った顔で真美の方へ向く。対戦相手に顔を向けたという事はモニターから目を離す事になる。よって、 ボオオオオオン! 真美「あはははは!亜美、人の事言えないじゃん!」 亜美「あーっ、しまったーっ!」 背景扱いの他の車と衝突、炎上した。せっかく追い抜いた亜美は再びあっさりと追い抜かれ、 結局真美が1位でゴールを切った。
[743]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/02(日) 20:33:09 ID:c0897i8A 真美「やった→!真美の勝ちっ!」 亜美「うぬぬぬぬぬ、もう少しだったのに→!」 岬「うーん凄かったよ、中々面白そうだね」 紛争の火種にならないよう、遠回しに火消しに入る。 幸いそこまで頭に血は上っていなかったらしく、すぐに2人ともニコニコした顔で こちらに向かってきた。 真美「面白かったよ→迫力あったよ→これをえりちんが作ったんだよ→!」 亜美「えりちんよりすごいプログラマ→なんて存在しないよ!」 少女「やめて、私ぐらいのは、一杯いるはず?先輩なら、もっと凄いのを作ってるはず」 岬「(2人ともノリノリになってきたな、もう1人も口が滑らかになってきたし、そろそろ話しかけてみようかな?)」 A 岬「僕も対戦させてもらえないかな?(ゲームマニアとの交流はゲームが一番、彼女もモニター越しなら付き合いやすくなるかも)」 B 岬「他にもどんなのを作ってるの?えっと、何ていう名前かな」 双海姉妹に天才プログラマー少女について尋ねてみる C 岬「あずみちゃんが聞いたら面白くなりそうだなあ」誰に言うともなく、つぶやいてみる D 岬「羨ましいな、そんな先輩がいるなんて」思い切って、少女に話しかけてみる E その他、自由回答(要2票) 先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24