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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
[759]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 21:44:45 ID:iKtPfcyc A 女豹のポーズ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― シャルポワ「(そうです。絵の練習のモデルであるからには、 対象が分かりやすい特徴があると描きやすいものです。そうに決まってます)」 そう自分に言い聞かせて、一旦上体を起こした後、ユウの方を向いて膝と肘をソファーにつけ、 頭と肩を落として腰部を高く上げ、はち切れんばかりに成長した女の果実をユウの目の前へ陳列して、上目遣いでユウを見つめます。 シャルポワ「(まるで、ヒトでなくなったみたい)」 生まれて初めて異性を誘惑するという初体験の感情は、思っていたよりも戦闘的でした。 まるでサバンナのヒョウが獲物を狙い定めているように、静かに血がたぎっています。 絶対にユウを逃がしたくない。はしたない事をしているなんて、ちらりとも頭に浮かびませんでした。 優「……」 こうした私のアピールに対し、いと幼き目の前の獲物がどう反応したかといいますと…… 先着で ★フランス乙女の純情VS日本少年の純情 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JOKER→シャルポワ「オオ……」優「きれいです、シャルポワさん……」 私はユウを目覚めさせました。獲物になった私はされるがままに…… →優「……触っても、よろしいですか……?」 おそるおそる、でも真っ赤な顔で、尋ねてくれました。 →優「……あぅ」 あまりに刺激が強すぎて、気を失ってしまいました。 →優「綺麗ですね、シャルポワさん!」 ニコニコと笑顔で褒めました。まだ早すぎたようです。 →優「……」 すっかり絵描きの眼差しで観るばかりでした。
[760]森崎名無しさん:2018/09/10(月) 21:52:10 ID:??? ★フランス乙女の純情VS日本少年の純情 スペードJ ★ 上から順に ダイヤ→ ハート→ スペード→ クラブ→ ですか?
[761]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 22:00:49 ID:3rRiS7Uw はい、そうです。添付したときにスートを入れ忘れてしまっていました。済みません。
[762]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 23:11:41 ID:iKtPfcyc ★フランス乙女の純情VS日本少年の純情 スペードJ ★ →優「綺麗ですね、シャルポワさん!」 ニコニコと笑顔で褒めました。まだ早すぎたようです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 闘志満々で肉体をさらけ出した私に対して、幼子の反応はあまりにも素直なものでした。 優「シャルポワさん、まるで美術館の女の人みたいに綺麗だなあ……」 美しいものを見た時の感動がこちらにも伝わってきます。今ユウの周りはルーブルかエルミタージュあたりに遷移し、 一人きりになって目の前のかがやきに心を奪われているのでしょう。 そうした目で見られると、真剣に心をつかもうとしていた私が急に浅ましく見え、 羞恥から視線をわずかに外しあとはただモデルとしての役割に徹する事にしました。 ユウが絵筆を握って集中している姿を見ているうちに、心ぐあいも落ち着いてきました。 シャルポワ「(助長、というんでしょうね。こういう事を。下手に手をつけたらかえってダメになる。 ゆっくりと時間をかけて、一緒に健やかに過ごしていけば、まっすく美しく根を張って育ってくれます。そして、私を想う心も)」 そう思うようになると、長い時間絵のモデルとしては辛い体勢でじっとしているのも 苦ではなくなり、草花の成長を愛おしむ老婦人のような心境で、ユウを見つめていました。 優「どうでしょうか?あまり上手くは描けませんでしたけど」 数時間後、描き上がった私の絵を持ってきて見せてくれました。 清潔なミルクで洗い清められたかのように、まろやかでやわらかなかがやきで身体が光り、 瞳は届かないものを見つめるような、真剣でありながらもどこか哀しげな響きを発しています。 とても年端もいかぬ男の子を誘惑している姿には見えない、神々しい趣きを湛えた絵が描かれていました。
[763]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 23:13:30 ID:iKtPfcyc シャルポワ「素晴らしいデス!良ければぜひ、持って帰りたいのデスガ」 優「ええ、どうぞ。良かったです気に入ってもらえまして。見に行きたくなったらお家にうかがってもいいですか?」 シャルポワ「ええ大歓迎デス。いつ来ても良いように、ちゃんと綺麗に飾っておきますワ」 こうして宝物を手に入れた私は、いつまでも眺めて想いをかけていられるよう、 家に持って帰って額縁にはめて我が家の名画といたしました。 そうして想いをはせる事数日。 優「お待たせしました!」 シャルポワ「ユウ!待っていたワ!」 私とユウは再びナムコのゲームセンター、PLAYCITY CARROTの前に来ていました。 初日で十分にできなかったゲームを、今日こそユウと2人きりで満喫するのです。 優「えっと、まずはゼビウスしませんか?今日こそ地上絵の先を見てみたくて」 シャルポワ「いいデスネ、この私がしっかりレクチャーしますヨ!私ならたとえ画面を観なくたって大丈夫デス!」 私とユウは筐体に向かいます。そうして向かっている間に、私はこっそり手に握りしめていた、 ユウが描いた私の絵を、ポケットにしまいました。気が急いて数十分も早く着き待っている間、 ただじっとユウの絵を見つめ、ジンと幸せな気分にひたっていたのでした。 神よ、私の元にユウを差し遣わしめて下さり、感謝いたします!
[764]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 23:19:54 ID:iKtPfcyc と、いう訳で優とシャルポワとの交流を挿話として差し入れてみました。 書き始めた時はもっとしょうもない話を想定していたのですが、 書き終わってみると素直な優の心にためらいを感じて筆が曲がったような気さえします。 こうした別世界では人を想い想われる人生をおくってほしかった。 書き終わって少しはそんな願いがかなったような気がして、心穏やかになれました。 物語の本流につきましては、ただいま準備中ですのでもうしばらくお待ちください。
[765]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 23:23:41 ID:iKtPfcyc 埋め投稿、優とシャルポワの将来予想 8 年後に結婚し 12 年間の間幸せな結婚生活を送り、 その間 1 人もの子供に恵まれました。
[766]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/10(月) 23:41:28 ID:3rRiS7Uw 訂正、シャルポワがポケットにしまったのは、優の絵の「写真」です。 絵をポケットにしまうって、4次元ポケットかいな。済みませんでした。
[767]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/09/14(金) 08:38:37 ID:??? 今日、スレに関係?する夢を見ました。 どこかのおもちゃ屋で、インテリビジョンとコレコビジョンを発見しました。狂喜した 私はコレコビジョンを買おうとしたのですが先に弟に買われ、帰宅して触ろうとしたら怒られ、 何故かマラソン大会に優勝しないと譲らないというのです。 大会には負けたのですが、何故か優勝していた絵理から、コレコビジョンを見せてもらう事が できました。限らなくプレステ2ぽかったのですが、 言葉に尽くせない位うれしかったのを覚えています。 思うように書き進められないストレスが、こんな夢を見させたのでしょうか。
[768]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/11/09(金) 22:44:34 ID:G9+fhvzs 昔々、まだテレビゲームが生まれたばかり、誘蛾灯に集まる蛾のごとくナウなヤングがゲーセンに集っていた頃の話。 今とは違って毎月のように画期的な、未知の世界が筐体画面から生み出され、 そこに憧れやときめきを抱く事ができた時代の話。 人々はゲームに熱中しました。その中で熱中の度を越して没頭し、極めようとして新たな道を切り開く人も出てきました。 1982年3月にナムコから発表された「ディグダグ」を例にとりますと、 極意を極めんと東へ向かったある娘は、試行錯誤を重ねた結果自分の手で実際に確認するほかないという結論に達し、 東京の地下で23区内地下鉄総延長距離よりも長い坑道を1人で掘り進めました。 文字通り東京の地下に大穴を開けてしまい、大惨事になる事を恐れた 父親とその組員たちは総力をもって後日全ての穴を埋めました。 この時につちかった土木技術を活用すべく誕生したのが、日本が誇る建設会社 萩原建設である事は業界人のみならず市井の人々にも広く知られております。 また西に向かったある者は、東の娘と同じく穴を掘り続けていましたが、ある日穴を掘る事で衆生は救われるのだと悟りを啓き、 自らの教えを経典にまとめ教祖となって教えを広め、日本の宗教界に新風を起こしました。 この教団の教えとあり様を伝えんとして作られたゲームが「里見の謎」である事はあまりにも有名です。 そこまで極端ではないにせよ、当時は多くの人がゲームに興奮し、笑い、泣き、感動し、 詰まらない現実とは異なる幻想の世界を見出してみました。 今回はそんな人々のちょっとした悲喜劇を紹介し、後日の歴史の一隅を照らす光としたいと思います。
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0ch BBS 2007-01-24