※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【SSです】幻想でない軽業師
[108]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:17:39 ID:??? 穣子「……もっと先の事考えなさいよ」 反町「先の事って……なんだよ?」 穣子「将来、どうなりたいとか。 どうしたいとか、あるんじゃない?」 反町「………………」 将来、と言われても、反町には当然明確なビジョンというものは無かった。 反町一樹15歳、将来を考えてもおかしくない年齢ではあるが、そんなこと考えずアッパラパーに遊び呆けてるのが大半の年代である。 しかし、ことここに至って、反町は考える。 反町「(Jrユース大会の時は……)」 いつだったか、偶然観客席で西ドイツのダブルストライカーと相対した事があった。 即ち、西ドイツの皇帝――カール=ハインツ=シュナイダー。 そして、紅魔館の吸血鬼――レミリア=スカーレット。 彼女たちを前にして、あの大会でNo.1のストライカーとなると宣言をした反町。 実際、反町はその証明として西ドイツに快勝。 それどころか得点王と大会MVPのW受賞までし、名実ともに大会No.1ストライカーとなったのは記憶に新しい。 反町「(シュナイダーやレミリアさん達だけじゃない……)」 ウルグアイのラモン=ビクトリーノことブラックファルコンと、星熊勇儀。 イタリアのフランドール=スカーレット。 フランスのルイ=ナポレオン。 魔界の魅魔と……幽香。 そして、全日本の日向小次郎と比那名居天子。 いずれとも戦い……しかし、ストライカーとして勝利をしてきた。 だが、まだ足りない。
[109]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:18:57 ID:??? 反町「(フランス国際Jrユース大会では……確かに、俺は得点王が取れた。 だけど……あの大会には、ブラジルをはじめとして、他の強豪国と呼ばれるチームも参加はしていなかった。 それに……俺は、森崎から一度もゴールを奪えていない……)」 祝勝会の際、輝夜に対して吐露した心情――森崎有三からゴールを奪えなかった事への、悔しさ。 頂点を掴んだ、掴んだが――それでも、まだ目指すべき場所がある。辿り着きたい境地がある。 反町「俺は……俺は、世界一のストライカーになりたい」 穣子「………………」 反町「誰にも文句を言わせないくらい、お前が一番だって言われるくらいの決定力を手に入れて。 ……そして、どんなキーパーが相手でも負ける事が無い。 世界一のストライカーに、俺はなりたい」 この幻想郷へとやってきたのは、反町からしてみれば偶然であった。 チームを作ったのも、成行きだった。 劇的な成長を遂げたのは、ただ勝ちたいが故だった。 成長をして、強くなり――その上で、自分が何をしたいのか……何になりたいのか。 反町一樹はこの時、初めて考え、結論を出した。 先ほどまで迷っていた三択とは違い、スッパリと、綺麗に。 それを聞いて、穣子は少しだけ寂しそうに笑みを浮かべ……。 穣子「……なら、どうするのが近道か。 わかるんじゃない?」 反町「………………」 言われ、反町は考えた。
[110]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:20:20 ID:??? まず、外の世界へと戻るというもの――強くなる、という一点を考えれば……まずその選択肢は消えた。 『秀才』である反町にはわかっていた。 確かに前回のJrユース大会で、全日本は準優勝という、アジアの島国にしても優秀な成績を収めたと言える。 だが、そもそも世界と日本とのサッカーのレベル差というものは、大きく開いている。 Jrユースレベルならともかく、この先――ユースレベルとなってくるとどうなるのか。 予想をするのは、決して難しい事ではなかった。 ならば取るべき道は、幻想郷へ残るというもの。 オータムスカイズに残るか、守矢フルーツズに移籍をするか――二択に絞られる。 反町「(強くなりたいなら……強くなる、という観点だけを見るなら……)」 練習設備は、守矢フルーツズの方が整っていた。 オータムスカイズが練習で使用をしているのは、人里近くのコート。 決して設備が整っている訳ではなく、そして移動をするのも多少不便ではある。 逆に守矢フルーツズは、専用の練習グラウンドを神社のすぐ近くに設置していた。 乾と坤を創造するらしい二柱が主に手作業と河童たちの手伝いをもとに作ったというそれは、 地面が土の人里近くのコートと違い芝が生え、電気が通っているらしく夜間に練習出来るようライトもある。 おまけに神社からは近い、と文句のつけようがなかった。 反町「(それに……大妖精と早苗さん……)」 そして、反町が主に練習相手としたいのはGK――オータムスカイズならば大妖精、守矢フルーツズなら早苗となる。 どちらも幻想郷を代表するレベルで高い技術を持ったキーパー同士であったが……。 反町「(大妖精……俺のシュート練習にあまり付き合ってくれないんだよな)」 反町も薄々感づいてはいたが、大妖精は反町の事を――。 というよりは、反町のシュートを畏怖している。
[111]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:21:21 ID:??? 元々気弱な性格である大妖精。 反町が何人もの守備陣を吹き飛ばし、派手にゴールを決める所を見て最初は頼もしく見ていたものの、 しかし、やがてそれは自分の身に降りかかったらどうしようという恐怖心と成り下がっていた。 当然ながら、そんなシュートを食らう練習を、彼女が付き合ってくれる道理はない。 逆に早苗ならどうだろう、と反町は思う。 彼女も基本的には好戦的なタイプではないが――だからといって、臆病ではない。 Jrユース大会が始まる以前は、幾度となく反町の暴力的なシュートを受けながら、吹き飛びながらも、 何度も立ち上がり果敢にゴールを守ろうとしていた。 お互い思いを通じ合えたから、というだけでなく。 共にサッカーをするという上でも……練習を行う上でも、彼女はきっと反町の大きな助けになるに違いない。 反町「………………」 2つの事柄を考えるに、強くなる為には――。 穣子「守矢に行きたいんでしょ?」 反町「…………」 守矢に行った方が、一層、レベルアップを図りやすくなる。 少なくとも、反町はそう結論づける事が出来た。 だが、それでもなお――迷う。 反町「俺は……このチームを立ち上げた時、言ったんだ。 『和を大切にするチーム』にしたいって」 穣子「ん、そうね。 覚えてる」
[112]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:22:36 ID:??? チームメンバーを集め、キャプテンに就任した時、反町はそう宣言した。 東邦学園とは違う、全日本とも違う、仲間との協調と和を大切にしたチームにしたいと。 ……実際の所はともかくとして、少なくとも、反町はそうなるよう努めてきたつもりだったし、 これからもそうしていきたいと思っていた。 反町「その俺が、チームを抜けてどうするんだ? ……神奈子さんの話では、吸収合併でも構わないと言ってたけど」 穣子「それは無理ね。 ……私達が抜けるつもりがないから」 反町「……うん」 或いは、まだ、オータムスカイズが守矢に吸収されるという形でならそれもよかったかもしれない。 だが、それは穣子たちが否定をする。 『信仰』 穣子と静葉は、信仰を集める為にサッカーをしている。 無論、吸収合併された所で、彼女たちに出番が来て、相応に活躍をすれば……それなりに集まるかもしれない。 ただ、それはあくまでそれなりだ。 チームの顔は、やはり『守矢フルーツズ』と名乗る以上は、守矢に名を連ねる神々である。 穣子「それに信仰云々は抜きにしたって、私はこのチームに愛着あるしね。 さっきは半年も経ってないとは言ったけどさ」 反町「それを言うなら、俺だって……!!」 穣子「あんたは違うでしょ。 明確に、やりたい事が見つかったんだもん。 ……惰性や責任感で、このチームに残り続けるなんて……そんなのあんたが許しても、私が許さない」 反町がなお縋ろうとしても、キッパリと穣子は言い切った。 穣子「あんたはあんたの夢を追いなさい。 ……ここまでずっと、チームの為に頑張ってきたんだもん。 あんたが多少の我儘を言った所で、バチは当たらないわよ」 反町「……いいのかな」 穣子「とーぜん! この私が『バチが当たらない』って言ってんのよ?」 反町「………………」
[113]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:23:52 ID:??? 選択肢を出され、迷い、項垂れていた少年は――女神の後押しを受け、一歩踏み出す事を決意した。 目の前の女神は、いつもの快活な笑みを浮かべている。 穣子「いつか言ったでしょ? あんたには感謝してるって。 何があっても、私は絶対あんたにご利益を与えてあげるって」 それはいつの事だったか。 ヒューイやリグルを始めとして伸びていく選手たち、新たに加入をした戦力。 それらに押しつぶされそうになった時期が、穣子には確かにあった。 その際、助けてくれたのは誰か。見捨てなかったのは誰か。 穣子は確かに記憶をしている。 穣子「八坂様達には及ばないけど、これでも神様なんだからね! 信仰してくれた人間には、とーぜん! その分の見返りを与えないと!」 反町「………………」 穣子「皆が反対するなら、私が話つけてやるわ。 あんたはあんたの事だけ考えなさい」 反町「……うん」 穣子「勿論、あんたが守矢に移ろうが何しようが、私達だって負ける気はないけどね! 私達にほえ面かかされて、間抜けな顔しないようにあんたも頑張りなさいよ!」 反町「ああ……ありがとう、穣子。俺……」 穣子「………………」 反町「俺、守矢フルーツズに移籍するよ」 穣子「…………ん、それでよし!」 ……… …… …
[114]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:25:36 ID:??? それから一言、二言、2人は会話を交わし……穣子は反町の部屋を出た。 穣子「ふぅ……」 部屋を出るなり溜息一つ――それでも、パンパン、と、顔を張ると自分の部屋に戻ろうとして……。 静葉「……一樹くんとは話が出来た?」 穣子「姉さん……」 廊下で、静葉と顔を合わせる。 ぎこちなく首を縦に振る穣子に対し、静葉は無言で自身の部屋を指さし穣子を招き入れ……。 穣子はそれに素直に従い、2人は静葉の部屋で対面をする。 静葉「…………それで?」 穣子「ん……やっぱ、姉さんの言う通り、八坂様に勧誘されたってさ」 静葉「そう……(やっぱり、そうなるわよね……)」 今日、反町が守矢神社へ挨拶に行くと言っていた際――否、もっと前。 即ち、あの祝勝会で度胆を抜かれる大告白があった際から、静葉はそうなる事を予感していた。 愛する者と戦うよりは、チームを共にして支えとなるという選択肢。 ついでに言えば守矢のFWはポストプレイヤーである諏訪子――純粋なストライカーである反町は、喉から手が出る程欲しい筈だ。 感情論で言っても、理屈で言っても、早苗と反町が互いに愛し合っており、 そしてその早苗があの2柱に信仰を捧げている以上は自然な流れである。 静葉「それで……一樹くんは?」 穣子「迷ったって。 愛着のあるオータムスカイズに残るか、それとも家族のいる外の世界に戻るか、それに守矢に移籍するか。 でも……聞いたの。 あいつ、世界一のストライカーになりたいって」 静葉「……うん」 穣子「だったらね……どこに行くのが1番いいか、わかるんじゃない?って……私言ったの」 静葉「…………そう(早苗を支える訳でもなし、ね)」
[115]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:27:31 ID:??? 穣子の言葉を聞きながら、静葉はそう考える。 無論、そういう気持ちも多分にはあるのかもしれない――ただ、揺れ動いていた1番の要因となったのは、 そういった感情ではなく、実利の面だった……というのは、静葉の脳裏にしっかりと刻まれている。 目の前にいる妹は、自分がそう背中を押したのだからかは知らないが、そんな事を考えている由は無いが。 穣子「そしたら……反町は、守矢に行きたいみたいでさ」 静葉「ええ……」 穣子「ハッパかけてやったわ! ならうじうじ迷ってないで、とっとと行きなさいって! これまでこのチームを支えてきたんだもん、そんくらいの我儘、皆許してくれるわよって」 静葉「……そう」 それは静葉にとっては予想の範疇で――しかし、当たって欲しくは無かった事である。 許す許さないで言えば、静葉としても……許さざるを得ない。 そもそも幻想郷サッカー界では選手の移籍自体、頻繁に起こっている。 反町が――例えキャプテンだとしても、オータムスカイズを離れるという事に、誰も文句を言う道理はない。 道理はないが……あまりにも、痛すぎる損失だ。 静葉「(穣子なら……そうね、穣子なら、そういうわよね……)」 今日、穣子が反町の部屋を訪れ、今後の事について話し合うという事も静葉は知っていた。 或いは穣子の言葉なら、反町が思い直し、オータムスカイズに残る選択肢を選ぶのではないかとも思って。 ――神奈子に誘われた際、反町の気持ちがそちらに傾くというのは、静葉にはわかりきっていた事である。 ここよりも、外の世界よりも、優れた環境である守矢フルーツズ。 ただ『強くなる』という一点だけを見れば、その選択肢を選ばない筈が無い。 それでも、静葉は反町がオータムスカイズにかける愛着にかけたかった。 穣子に対する感情にかけたかった。 しかしながら、それは敵わなかった――と、知った。 それを伝えた穣子の後押しがあったからなのか、純粋に実利だけを見ての選択だったのか、反町ではない彼女にはわからなかったが。
[116]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:29:07 ID:??? 静葉「……寂しくなるわね(そしてそれ以上に、チームとしては戦力の大幅ダウンが逃れられない。 一樹くんだけじゃなく……他の事を考えると)」 穣子「まあね……でもさ、仕方ないじゃない」 静葉「穣子……」 穣子を励ましながらこの先を考えていた静葉は……しかし、視界に映った穣子の顔を見て声を失くす。 彼女は笑っていた。笑いながら――大粒の水滴を、ポロポロとその瞳から流していた。 穣子「あいつは……強くなりたいって、言ってるんだもん。 もっともっと、だってさ。 大会で得点王取っても、MVP取っても、まだまだ満足してないのよ」 静葉「………………」 穣子「私だってさ、もっとあいつと同じチームで一緒にいたかった。 けどさ、もう、邪魔だもん」 静葉はゆっくりと静葉に近づき、その背中を摩る。 静葉「………………」 いつだか、フランス国際Jrユース大会の際――試合中、体力を使い果たして倒れこんだ穣子。 医療室へと担ぎ込まれ、大事には至らなかったものの気絶をして眠り……。 その際、見舞いへとやってきた静葉との問答を思い出す。 穣子は確かに、反町に対して親愛の感情を抱いていた。 それが男女のそれだったのか、或いは家族としてだったのかはわからない。 少なくとも、その時は、弟みたいなものだから、放っておけないから、と穣子は言っていた筈だ。 そう、放っておけなかった。 放っておきたくなかった。 ずっとそばで、彼の成長を見守り――彼と共にありたかった。
[117]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:30:54 ID:??? 穣子「だけど、あいつは早苗が好きだって言うし、早苗もあいつが好きだし! 強くなれて、思い人のいる所にいれるなら、それが1番じゃない!」 静葉「……そうね」 しかし、それは叶わない。 いつかの時に静葉が言ったように、少年は成長をする。いつまでも見守るという事は出来ない。 そして、どれだけ絆を結んでも、それは男女の愛にはきっと敵わないのだろう。 穣子「私は、あいつに言ったわ。 いつかあいつに受けた恩は、信仰は、必ず返してやるって」 静葉「………………」 穣子「それが女神である私の誇りだって。 でも、でもね……私、あいつにまだ何も出来てない……」 それは違う、と静葉は言いたかった。 確かにサッカーではずっと反町の世話になっていた、反町がここまで引っ張ってきた――それは疑いようの余地も無いだろう。 だが、日常生活でも――そして、繋がりとしても、誰よりも支え続けていたのは穣子だ。 いきなり幻想郷へとやってきて、右も左もわからない反町を助けていたのは、穣子だ。 ……それを言っても、彼女は納得しないのだろうから、静葉はじっと口を噤んでいたが。 穣子「私だって、別れたくない……」 静葉「………………」 それがきっと、穣子の本音なのだろう。 それでも、彼女は、自身の誇りや、何よりも反町の事を思って、身を引く事を決断した。 静葉「(一樹くんを……引き留めたい、所なのだけど)」 誰よりも近くにいた穣子がそう言うのだ。一体、どうして静葉が引き留める事が出来るだろう。 それは静葉だけではなく、このオータムスカイズにいる――他の誰にも言える事だ。 穣子がそう決断をした、ならば、それに口を挟める者など――空気を読まない何人かはいるだろうが、それもまた、静葉が許さない。
[118]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/28(日) 22:32:35 ID:??? 穣子「反町と離れるなんて……やだよぉ……」 静葉「………………」 いつしか静葉のやや寂しい胸に顔を埋めながら、嗚咽し、穣子は呟いた。 静葉はやはり、黙ってその頭を撫でてやる。 静葉「よく頑張ったわね、穣子。 本当に……よく頑張ったわ」 穣子「うぅぅ……」 静葉「(ただ……穣子と一樹くんは、神と人としては、あまりにも近すぎた。 ……結果的には、これが良かったのかもしれない。 ……穣子には、残酷な事かもしれないけれど)」 穣子を慰めながら、そうも思う静葉。 確かに穣子と反町の関係は、近かった――近すぎた。 それを考えれば、反町がオータムスカイズから離れる事も、決して悪い事ばかりではないと。 彼女はまだ知らない、白熱した幻想郷サッカーブームが、これから更なる盛り上がりを見せていく事を。 静葉「(……後は、私が頑張る番ね。 穣子の為にも……このチームの為にも)」 彼女は知っていた、反町が守矢フルーツズに移籍する上で、何名かの選手が反町に続き移籍をする可能性を。 静葉「(このチームが得てきた名声を……失墜させる訳にはいかない)」 誰もまだ知らない、稔りに稔った秋の空に……静かに終焉の日が近づいていた事を。 反町一樹が守矢フルーツズへの移籍をチームメイトに発表したのは、その翌日の事である。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24