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【SSです】幻想でない軽業師
[345]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/05(月) 01:20:16 ID:??? 佐野くんと一輪さん、更にまだ謎の少女×2がレッチェに移籍決定!という訳で一旦ここまで。 ゲームの方で1番やったのが5だったので、主人公の留学先はレッチェと決めていました。 なお元いたキーパーでは多分ゲームにならないので一輪さんもついてきてしまうもよう。 それでは。
[346]森崎名無しさん:2018/03/05(月) 18:20:30 ID:??? 乙でした ゲーム森崎以下のキーパーではやむを得ないか 彼の行方は如何に… ところで、在籍選手の中にミッツィーニさんとかいませんか?
[347]森崎名無しさん:2018/03/05(月) 19:28:55 ID:??? ブルノさん解雇か、おしい人を無くした 謎の少女の能力にもよるけど、翼の負担が大きい5のレッチェよりもバランス良さそう 特にキーパー交代は大きいなぁ
[348]森崎名無しさん:2018/03/05(月) 21:44:20 ID:??? カルネバーレのネーミングが適当すぎて草
[349]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/05(月) 23:53:45 ID:??? >>346 乙ありです ミッツィーニさんとかハナミーチェさんとかは考えていましたがやめました。 佐野くんその他が目立たなくなっちゃうからね……仕方ないね。 >>347 一応ブルノさんはいることはいますが、サブキーパーですね。 もしも出番が来たらヤバイです……。 >>348 ネーミングセンス無いから……仕方ないね。 今日は更新無し、明日は出来ると思います。それでは。
[350]森崎名無しさん:2018/03/06(火) 16:20:00 ID:??? オテッロ「アンザーニ監督……試合に、出たいです……」 本当にアンザーニ監督だったらアナカンさんに土下座ものでしょうがw
[351]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/07(水) 00:23:40 ID:??? >>350 アンザーニ監督は……出るかもしれないし出ないかもしれない? それではちょっとだけ更新します。
[352]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/07(水) 00:25:14 ID:??? 佐野「イタリア……レ、レッチェ?」 マンチーニの言葉を受けて、思わず佐野はそう鸚鵡返しをしていた。 佐野とてサッカー少年。海外の著名なリーグ、有名なクラブチームというのはある程度知っている。 知っているのだが――それはやはり、ある程度という知識でしかない。 この時代、サッカー後進国である日本において、海外リーグの情報を得る手段というものは決して多くは無く。 佐野としては、イタリアがサッカー大国であるという事は知っていても、 レッチェというクラブチームなど知らないというのはある意味当然なのであった。 佐野「(イタリアって事はセリエA……でいいんだよな? インテルとかミランとかなら知ってるんだけど、レッチェ? ……無名クラブなのかなぁ)」 マンチーニ「さあ、それじゃあ次は皆に自己紹介をしてもらおうかな」 カルネバーレ「お前から行け」 佐野「(おっと、ま、チームの事については後で聞けばいいか。 ……しかしこのゴリラはなんでこんなケンカ腰なんだ?)」 思い悩む佐野であったが、知らない事についていつまで考えていても答えが出る筈もない。 マンチーニらに促されながら、ここは先に自己紹介をしておくべきだろうと口を開く。 佐野「あー……名前は佐野満! 元々は日本の比良戸中学ってトコにいたんだけど、 色々あって幻想郷の命蓮寺ナムサンズってトコで世話んなってました。 ポジションはFWとMF! ま、攻撃に関しちゃお任せあれって感じで1つヨロシク!」 マンチーニ「ああ、Jrユース大会ではマカイという所の代表で出ていたのを見ていたよ。 見事なドリブル技術でこれから本当に頼もしいな」 佐野「あ、そう? まーなー、俺くらいのドリブラーはそんなにいるもんじゃないからなぁ」 カルネバーレ「タワケが。 足元の技術はともかく、体つきが中学生どころか小学生並だ。 そんな体でここでやっていけると思っているのか」 佐野「ぬ……」
[353]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/07(水) 00:27:18 ID:??? まずは己の長所をアピールしつつ、気さくな感じで自己紹介を済ませる佐野。 これにはマンチーニが先の大会での佐野の活躍ぶりを評価しながら褒める。 実際、佐野の実力に関しては――少なくともドリブルだけならばトップクラス。 世界一という訳ではないものの大きな武器であり、マンチーニの頼りがいがあるという言葉も嘘偽りの無いものである。 これには佐野も鼻高々とばかりに気をよくするのだが、カルネバーレの辛辣な言葉に思わず詰まるのであった。 佐野「(なんだよこのゴリラ。 さっきからイチャモンつけてばっかじゃねーか……チェッ、マンチーニってのはいい奴っぽいんだけどなぁ)」 マンチーニ「あ、あー……それじゃ次。 端の方からお願い出来るかな?」 一輪「私ね!」 思わず険悪なムードになりそうになった所で、慌ててマンチーニが話を進める。 指名をされた一輪は、待ってましたと言わんばかりに立ち上がると、 胸を張りながらその口を開いた。 一輪「名前は雲居一輪! 佐野くんと同じく、命蓮寺ナムサンズ所属のGKよ! 好きな色は白! 好きな花は蓮! 好きな属性は聖! 好きな言葉は南無三! 好きな京都の通り唄のフレーズは『あねさん ろっかく』のトコロ! 好きな如来像は釈迦如来像! 好きな三法印は……」 マンチーニ「ま、待った待った……もういいから」 一輪「え、そう? 折角だから趣味の写経でやったお経を読みたいと思ってたのだけど……」 佐野「(アカン、テンション上がってるのかイチさんまた変な感じになってる……)」 凄くどうでもいい事を長々と――というか、そもそも恐らく大半の人物が違う宗教を信仰しているだろうにも関わらず、 仏教的な事を話しはじめ、おまけに事前に持ってきたと思しき経典を読み上げようとする一輪。 これにはマンチーニも慌てて止め、佐野は内心でまた一輪の悪い癖が出てると冷や汗を流す。
[354]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/07(水) 00:30:33 ID:??? 佐野「(しかし、イチさんも大変そうだな……他のポジションならともかくGKってのは枠が1つしかねーんだ。 イチさんだって悪いキーパーじゃないんだけど、もしもこのチームにいるGKってのが優秀ならスタメンは難しいぞ? ……って、ん?)」 ブルノ「ふっ……GKか。 やれやれ、折角留学に来てくれたというのに、 それがこの『ザ・レッチェの壁』ことブルノ様のいるレッチェというのは運が無かったな」 佐野「お? もしかしてアイツがここの正GKなのか?」 マンチーニ「え? ああ……まあ、そうだね」 一輪の事を心配する佐野は、この一輪の挨拶に反応をした1人の少年に目をつける。 よくよく見てみればマンチーニやカルネバーレをはじめ、他の選手たちがユニフォームを着ている中。 その少年だけは違う色のユニフォーム――GK用のユニフォームを着ていたのである。 佐野が気になりマンチーニに問いかけてみると、マンチーニはどこか歯切れ悪くも肯定をした。 ブルノ「ククク……この後の練習で『SSGGKK(スーパー・スペシャル・グレート・ゴールデン・かっこいい・キーパー)』と呼ばれる、 ブルノ様の実力が如何に高いかという事をお見せしよう」 佐野「(むむむ……この自信、この不敵さ……。 まさかコイツ、相当強いのか?)」 マンチーニ「………………」 カルネバーレ「………………」 尊大な態度を取るブルノの姿勢に、思わず唾をゴクリと飲み緊張する佐野。 一方でマンチーニとカルネバーレは、生暖かい視線でブルノの事を見つめるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24