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【SSです】幻想でない軽業師
[387]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/10(土) 23:27:09 ID:??? はたて「(よ、よーし! ちゃんと挨拶は出来たしこの調子で外の世界でも頑張っていくわよ!! ……ところでイタリアってどこだったかしら? ……なんか記事でも書いた記憶があったけど)」バッサバッサ カルネバーレ「おい、あー……ヒメカイドー」 はたて「ぴっ!? は、はい!(えぇ、なんだろ!? ゴリラに話しかけられた!?)」 とにもかくにも、こうしてコミュ障のはたては自身が無事に挨拶を終えた事に安堵をしていた。 安堵をしていたのだが……やはりその挨拶は不十分であった。 よってカルネバーレが突っ込むのだが、これ以上何か言われると予想をしていなかったはたてはやはり悲鳴を上げ。 しかしそんな事を気にした素振りも見せず、カルネバーレは言葉を紡ぐ。 カルネバーレ「肝心な事を聞いてない。 お前のポジションはどこだ?」 はたて「ポ、ポジション?」 そう、ポジション――はたてはそれを、先の自己紹介では説明していなかった。 佐野はFWかMF。一輪はGK。お燐はMF。 それぞれが己の役割をしっかりと説明しており……カルネバーレたちも、それを聞きながら脳内で構想を立てる。 これから練習で実際に能力を見た上でポジションなどは決まるとはいえ、 それでも本人が元々やっていた役割を知る事は重要である。
[388]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/10(土) 23:30:55 ID:??? よってこの時のカルネバーレの質問は至って普通な問いかけだったのだが……。 一方で問われたはたては、やはり顔を真っ赤にしながら汗をダラダラと流し狼狽える。 佐野「あん?(どうしたんだあの天狗のねーちゃん……)」 マンチーニ「ハタテ? 何か……」 はたて「あっ、の……ポ、ポジションは…………」 これには一同もどうしたのかと疑問に思う中、意を決したようにはたては口を開き……。 はたて「あ、ありま、せん……」 カルネバーレ「…………何?」 はたて「し、試合なんて……したことが、ないので……」 サッカーの実力はある。練習だってしていた。烏天狗という種族上、その実力も確か。 しかし、実戦経験は全く無い。 世間知らず、人見知り、経験不足。割と不安要素しかないものを抱えた少女――。 姫海棠はたての告白に、一同は唖然とするしかないのであった。
[389]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/10(土) 23:32:38 ID:??? という訳で留学4選手発表といった所で一旦ここまで。 この4人+ゴリ、マンチーニ(+おまけのブルノさん)でイタリア編はしばらく進む事になります。 それでは。
[390]森崎名無しさん:2018/03/11(日) 01:13:27 ID:??? 乙でした 最後の一人が予想外にポンコツ…点取れるのかなこれ ゴリラのヘディングと佐野の突撃以外だけだときっつい
[391]森崎名無しさん:2018/03/11(日) 01:33:04 ID:??? 強いGKと攻撃手段がないという致命的な部分が大きく目立ってるの困るよな DFとマンチーニ達MFはわるくないんだけど あと控えもわるくない
[392]森崎名無しさん:2018/03/11(日) 07:09:14 ID:??? はたての実力が未知数でなんとも言えん
[393]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/11(日) 21:33:46 ID:??? >>390 乙ありです。 ゴリラとマンチーニは実は本編に比べて多少強化していますので、 まあ点は取れるんじゃないかな……と思います。 >>391 中盤はマンチーニ・お燐・佐野でそこそこ強力にはなりますね。 まあタレントの数では他チームよりも多少多めなので、そこで頑張っていく感じになると思います。 >>392 はたての適性や実力についても後々描写出来ればと思います。 本日は更新無しです。明日更新出来ればと思います。それでは。
[394]森崎名無しさん:2018/03/12(月) 01:04:43 ID:??? ゲームのレッチェを見直したら、ヘボい選手層だと改めて思った 使えるのは顔有り以外はモゼとチェーザレくらいで、他は大して戦力にならない 控えはそれ以下の奴らばかりで(DF一芸のドメーニコを除く) オテッロに至ってはブルノ以下のセービング能力という酷さ(飛び出しは強いけど) こんなのでよくセリエAに昇格できたもんだな…
[395]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/12(月) 22:48:38 ID:??? >>394 マンチーニで運んで翼に打たせるかゴリに打たせるか。 守備の時はとりあえずタックル押して後はお祈りって感じでやってた記憶ですね。 今日更新する予定でしたが書きあがりませんでしたのでお休みさせていただきます。
[396]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/03/14(水) 00:06:00 ID:??? 試合などした事が無い――そう、姫海棠はたてという少女は、試合経験というものが一切ない。 何度も言っているように、彼女は人見知りが激しくその上最近サッカーを始めたばかりの少女であった。 故にどこのチームにも所属しておらず……結果、試合をする機会というものがそもそも無かった。 彼女がようやく人並み程度にサッカーの技術が達した頃、 既に世間ではJrユース大会へ向けての活動で幻想郷サッカー界が動いていたのだから。 カルネバーレ「………………」 佐野「お、おいおい……(試合経験が無いって……大丈夫かよ?)」 はたて「(あ、あれ? 何この雰囲気……私、何かマズった!?)」 そして当然のように、このはたての告白を受けて一同は衝撃を受けていた。無論、悪い意味で。 佐野達留学選手ですら、幻想郷では各々、所属するチームがあり試合経験はある。 新設チームである命蓮寺ナムサンズに所属する一輪にしても、練習試合などではゴールを任された事があり、 代表ではサブキーパーに甘んじたとはいえ、まったくの経験不足という訳ではない。 中堅どころといった地霊アンダーグラウンドの中盤を任されていたお燐、 ついでに言えば元々が外の世界出身である佐野に至ってはしっかりと経験がある。 だからこそ彼らはショックを受け……そしてそんな佐野達以上にショックだったのは、 カルネバーレらレッチェに元々いた選手たちであった。 よもやサッカー素人を寄越してくるなど、誰も想像だにしていなかったのだから。 特にここまで佐野達に厳しくあたっていたカルネバーレは、当初は衝撃のあまり口をポカンとあけていたのだが……。 事情を理解するや否や、次第にわなわなと震え始める。 カルネバーレ「しっ、試合経験が無いだとォ!? おいお前! ふざけてるんじゃ……」 マンチーニ「さ、さあっ! 自己紹介も終わった事だし、早速だけど練習をしよう!! 俺達も早く皆の実力を知りたいし、皆だって早くチームに馴染みたいだろう! その為にはやはりボールを蹴るのが一番だ! な!」
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0ch BBS 2007-01-24