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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[117]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/20(火) 23:20:16 ID:fAQ/0sXg 〜魔界生活3日目 自由行動フェイズ〜 予定通り練習は午前で終了し、一同はサッカーコートから屋敷に戻って昼食を取る。 (今日の当番はにとりで、キュウリで出来た さまぁ〜ず風パスタ をたらふく食わされる羽目になった) そこから先は自由行動という事で、仲間達は思い思いに時間を過ごしている。 鈴仙「(練習試合は確か11日目だったから……まだ一週間くらいは余裕があるのよね。 折角だから、視えないにしても魔界の素敵な観光スポットの空気を肌で感じたい所だけど……何、しようかな)」 そして鈴仙もまた、爽やかな風を感じる黄昏時(魔界の空は赤いため、昼は常に黄昏時だ)をどう過ごそうか考えていた。 A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定) 屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。 B:仲間達と遊ぶ。(更に選択) チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。 仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。 C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択) チームメイトを1名誘って遊びます。 集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。 D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐) チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。 二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。 E:個人練習をする。(更に分岐) 個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。 <以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です) F:アリスさんのメンタル不調について考える。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 ※最初のチュートリアル版から、一部仕様をチェンジしました。 (全体の行動方針を決定→B・Cの場合は、一緒に遊ぶ仲間を決定…としました。また、Bで一緒に遊べる仲間を3人までに増やしました)
[118]森崎名無しさん:2018/02/20(火) 23:29:14 ID:gXihxgnw F Cで慧音先生にでも相談しようかと思ったが一旦これで行動方針決めてみようか
[119]森崎名無しさん:2018/02/20(火) 23:34:08 ID:iEw/gzXM F
[120]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 00:04:02 ID:hlDwk5Kg F:アリスさんのメンタル不調について考える。 鈴仙「(とにもかくにも、まずはアリスさんよねぇ……)」 新チーム一番の問題。それはやはり、アリスさんの精神的な不安定さによるものだった。 アリスさんはチームでもトップクラスの総合力を誇るほか、ドリブルでは他の追随を許さず。 それ以外の分野でも、例えばパスカットはチーム内トップの実力者だし、パスも静葉並の精度はある。 タックルについてもそこそこの実力がある為、ボランチに置いても充分頼れる上、 いざという時はそこそこ強力なミドルシュートもある……と、まさしく理想的なMFなのだが、 その長所を台無しにしてしまわないまでに、メンタルが不安定である。 鈴仙「(紅白戦の時は、特にひどかったわ。パスや遅攻が有効な時でも、勝手にドリブルしようとするし……)」 アリスさんはボールくんの声に惹かれて、勝手にドリブルしたり勝手にシュートしたりと、到底司令塔は任せられない。 にも関わらず、司令塔向きの能力を持っているのが更に悩ましい。 鈴仙「(パチュリーさんが言うには、このままアリスさんの繊細なメンタルを磨けば、 まさしく天才的な選手に――ファンタジスタに覚醒できるとは言ってたけれど。 それにしたって、アリスさんも辛そうだし。ファンタジスタになる前に、セーヌ川にでも飛び込みかねないわ)」 ――鈴仙の腹の内はもう決まっていた。誰か仲間に相談して、その仲間と共に、アリスさんのメンタル不調を改善させる。 昨日は一人で行ったから失敗したが、頼れる仲間がいればきっと、いい結果につながる筈だ。 鈴仙「(とはいえ。一体誰が良いのかしらねぇ……。 慧音さん辺りは安定しそうだけど、アリスさんって先生ってワードに敏感そうだし。 他にもさとりさんんとか、霞とか、色々考えられるけど……どれも皆、一長一短な気がする)」 鈴仙は誰を誘ってアリスさんに対応すべきか、色々と思いを馳せてみる事にした。 どの仲間も、それぞれに個性はある。それにより、ハイリスクハイリターンか、あるいはその逆か。 鈴仙「(どれが正解、って言うよりは。アリスさんと誰との組み合わせが面白そう……失礼。良さそうか。 そんな位で、気楽に考えてみようかしら……)」
[121]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 00:06:16 ID:hlDwk5Kg A:慧音に相談してみる。 長所…大人なだけあって冷静。メンタル不調な子どもの面倒を見た経験もある。高確率で一定の効果が望める。 短所…先生特有の正論がアリスさんのメンタルを突く恐れあり。”先生”という概念がアリスさんにとってトラウマ? B:さとりに相談してみる。 長所…心を読みつつ、精神医学にも精通している。上手く行った場合の効果は最大で、失敗率も低め。 短所…アリスさんの心の闇が深すぎる場合、逆にさとりが地獄に落ちる危険性。後低確率でアリスさんのトラウマが爆発する。 C:霞に相談してみる。 長所…高精度のプロファイリングで鈴仙のカウンセルをサポート。成功した場合、アリスさんは鈴仙に惚れる! 短所…行き過ぎた行動力の結果、アリスさんのトラウマ暴露会に発展する事がある。ややハイリスクハイリターン。 D:にとりに相談してみる。 長所…キテレツなメカと科学パワーでアリスさんの悩みをスッキリ解消!(効果があるとは言ってない) 短所…たまに爆発する。ただ、爆発するだけでメンタルは傷つけないので、ある意味ローリスク? E:パチュリーに相談してみる。 長所…元々アリスさんとパチュリーは魔女仲間。気が合う友人同士上手く行きやすい? 短所…パチュリーもパチュリーでアレな為、間に立つ鈴仙の寿命がストレスでマッハ。 F:星に相談してみる。 長所…仏パワー!で物事が穏やかに進む。ローリターンだが、失敗率が一番低い選択肢。 短所…運悪く失敗した場合アリスさんがカルト宗教にハマリ、余計に拗らせてしまう可能性アリ。成功時効果もやや薄い G:他の仲間に相談してみる。 (仲間の名前と相談方法を自由に書いてみてください。内容によっては高い効果が表れるかも?) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[122]森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:12:25 ID:zuPxk9k2 A
[123]森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:13:29 ID:jkOYFtlU G てゐ てゐの長年の経験といい感じの前向き思考 そして幸運でアリスさんの悩みを吹き飛ばして、友情パワー(+13)を築こう!
[124]123:2018/02/21(水) 00:20:41 ID:jkOYFtlU すみません、Aに変更をお願いいたします
[125]森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:47:32 ID:??? G 反町 言いたいことも言えなかった自分にサヨナラ!リア充になる方法を伝授してもらう 短所 アリスさんと反町が仲良くなった結果、静葉さんにナイスボートされる可能性が とか考えたけどもう決まってましたね
[126]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:36:41 ID:hlDwk5Kg >>123 変更了解です。確かにてゐって、この中じゃ地味に最年長な気がしますね… ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― A:慧音に相談してみる。 鈴仙「(さとりさんは何か怪しいし、霞は何か怖いし、にとりは勝手に爆発しそうだし。……うん。悩むまでも無かったわね)」 ――誰に相談すべきかは、消去法で明らかだった。 鈴仙は自室を出ると、そのまま廊下を進んですぐ隣、2号室の襖を開けて慧音を呼び出した。 そして、人気の無いのを見計らって、玄関付近の談話スペースでこれまでの経緯を打ち明ける。 慧音「――うん。確かにアリスさんの精神状態については、私も心配だった。 しかし、鈴仙の相談を以てしても問題が進まない程拗らせているとはな……」 鈴仙「もう慧音さんしか居ないんです。このチームでは一番大人ですし、なんというか、常識人ですし……」 慧音「ありがたいが、買いかぶり過ぎだよ。てゐなんかは、ああ見えて一番割り切れているしな。 それと、反町君あたりは私も関心しているんだ。あの年で、ああも落ち着いた子は……。 ――と、済まない。話が逸れてしまったか」 慧音は恥ずかしそうに頭を掻きながら、しかし教育者らしい、凛とした表情を見せる。 勿論普段から彼女は冷静沈着なディフェンスのまとめ役ではあるのだが、それとは少し違う、 「大人」としての理知を感じさせ、つられた鈴仙も少しだけ恐縮した気持ちになる。 慧音「アリスさんの件、私も話をしてみるよ。これまで余り深い付き合いも無かったし、 私自身、どちらかと言うと不器用な性格だ。だから、上手く行くとは約束できない。 しかしそれでも、……全力を尽くしてみたいと思う」 謙虚に話す慧音の横顔は、言葉とは裏腹に、とても頼り甲斐があった。 そして――。
[127]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:38:49 ID:hlDwk5Kg *** 鈴仙「さて、アリスさん。昨日の続きなんだけど……」 アリスさん「!?!?!?! わ、私に……悩みなんてないわよっ!?」 慧音「まあまあ。そんなに慌てなくても良いんだぞ? 悩み相談だなんて大仰な物じゃない。 私は単に、アリスさんと親交を深めたいと思っただけさ」 アリスさん「……ほ、ホントかしら……???」 鈴仙「ホントだってば! ね、良いじゃんアリスさん。おゆはんまでで良いからさぁ」 鈴仙は首尾よくアリスさんに声を掛け、再び件の相談室(鈴仙がそう名付けたAVルーム風の部屋)に連れていく。 しかし、今度は慧音も一緒である。鈴仙としては最初、アリスさんが慧音という比較的親交の薄い者と話す事を 嫌がるのでは、と思ったが。その辺りは慧音は上手だった。柔和な笑みで、アリスさんの緊張を解いてから、 ごく自然に鈴仙との三人で話をする……という空気を作り出す。 鈴仙「(ここまでは完璧ね。……やっぱり、慧音さんに声をかけてよかったなぁ)」 アリスさん「鈴仙と、先生と、私で三人。――こ、これはもしかして……三者面談!?」 鈴仙「(――と、思ったけど。先生繋がりでアリスさんのトラウマが刺激されかねないって言うリスクはあるっぽいわね……)」 慧音「(怯えた眼の子どもを看るのは初めてでは無い。しかし……彼女を、子どもと一緒にしても良いものか。 最初は良かったが、たまに私に対しても、敵意の籠った視線を向けられてるような気がするし。 ふむ。これはどう切り出すべきか……)」 とはいえ、そこから一筋縄ではいかないのがアリスさんである。 鈴仙と慧音もその辺りは心得ては居るが、しかし心得たところで打つ手が見つかる訳では無い。 暫くの間は雑談でお茶を濁しながら、二人は少しずつ、アリスさんの心の闇に手を触れていくのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24