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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[264]森崎名無しさん:2018/03/05(月) 23:44:10 ID:??? ★魔界観光地巡り→ ダイヤ4 ★
[265]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:16:01 ID:DARpW8Vw ★魔界観光地巡り→ ダイヤ4 ★ ダイヤ→王国城跡。重厚で華美な雰囲気により、昨年魔界世界遺産に指定されたらしい。 鈴仙「おっ。こりゃあ、凄いわね……!」 鈴仙達が辿り着いたのは、中世西洋史に出て来るような石造りの古城だった。 小高い丘の上にあるその城壁には、四方に尖塔が並んでおり、その周囲には広く深い堀がある。 これだけ取ると、今でも本当に王様でも出てきそうなのだが、流石に観光地らしく、 城の入り口には関所ではなく料金所があり、丘を登って開けた部分にはお土産屋が立ち並んでいる。 アリス「流石佳歩ね! この場所は今エソテリアでも一番アツい観光名所よ。 なにせ、昨年にここは、『魔界世界遺産』に選ばれた、魔界神イチオシのパワースポットなんだから」 鈴仙「神様が直々に認定するんだ……なんかシュールね」 佳歩「でも、そう言われると、何となくパワーが湧いてくるような……」 つかさ「感じます……! ここで私は強くなれると……!」 お子様度ならチームでも有数の佳歩と、普段は大人だがパワーとかガッツという言葉を聞くと豹変するつかさは、 アリスの説明を聞いた時点でノリノリである。もはや、ここまで来て観光しないという手は無いだろう。
[266]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:17:01 ID:DARpW8Vw 鈴仙「そんなら、行きましょうか。大人2人と子ども2人で良いかしらね……」 霞が早々に魔界でのネットワークを構築してくれたお蔭で、鈴仙も自分達の世界の金を、 魔界の通貨に換金する事が出来ていた。鈴仙は銀貨を合計6枚、料金所のおじさんに渡すと (魔界人と言っても、この辺りの容姿とかは幻想郷や外の世界の人達と変わらない)、 城へと繋がる橋への道を開けてくれ、鈴仙は城内に入る事が出来た。 開きっぱなしになっている大きな城門をくぐると――。 鈴仙「(……あ、良い香り)」 風が薔薇の香りを運んで、鈴仙の鼻腔をくすぐる。視界が制限されて以来、鈴仙の嗅覚は敏感だ。 そして時に、嗅覚は視覚以上に多くの情報を脳に与える。 恐らく城には中庭があって。そこにはとても美しいバラ園があるに違いなかった。 佳歩「わーい! すっごーい!」 佳歩は早速キャッキャッと手を挙げてファンタジーの世界に溶け込んでいく。 つかさはこれよりもう少し冷静だったが、興味のありそうな展示物があったらしく、 フラフラと中庭を折れていき、一人で城内へと入っていく。 鈴仙「う〜ん。どうしよう。ここは自由行動にしちゃおうかな」 アリス「それも良いかもしれないわね。私も気になる店があるし。 土産用とは言っても、旧エソテリア王国由来のマジックアイテムは、 中々手に入らないから、色々と回ってみたいのよ」 アリスもアリスで、城内に設けられたショップに興味があるらしい。 鈴仙「う〜ん。それじゃあ私はどうしようかな」
[267]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:46:39 ID:DARpW8Vw ――鈴仙はここで、誰と行動を共にするか。あるいはしないか。 その選択を強いられる事となった。 A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。 B:佳歩と一緒にチャンバラ体験をしてみる。 C:アリスと一緒に古代魔法グッズを見て回ってみる。 D:一人でプラプラと城内を散歩してみる。 E:城内周遊ツアーに申し込み、4人で散策してみる。 F:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[268]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:48:09 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
[269]森崎名無しさん:2018/03/06(火) 00:50:56 ID:FLYBx3Qk A 乙でした
[270]森崎名無しさん:2018/03/06(火) 00:51:57 ID:LooiYCeY A 乙です
[271]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/07(水) 00:17:56 ID:??? すみません、今日は更新をお休みします。 >>269 乙と投票ありがとうございます! >>270 乙と投票ありがとうございます!
[272]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/08(木) 01:01:06 ID:??? すみません、今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。
[273]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 01:06:22 ID:tXHzT1DA A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。 鈴仙「(ん? なんかここだけ物物しい感じね……)」 城内を見学していると、重い錠前のかかった鉄扉があった。 隣にはいかにも観光地っぽいボードがあって、『試練の間』とあり、 そのすぐ下には色々と説明書きがある。 鈴仙「なになに……。『かつての王国の王子達は、この試練の間に潜む魔物を倒し、 武勲を上げる事で正当なる王位継承者として認められてきました。 その魔物は今もこの試練の間の奥に潜んでおり、旅人たちの力量を試してくれます。 挑戦料は銀貨2枚(失敗時の保険料込み)』……へー。なんか物騒な施設があるモンねぇ」 つかさ「フフ……やはり鈴仙様も気になりましたか?」 鈴仙「うひゃっ!? そ、その声はつかさ! いつの間に後ろに!?」 つかさ「実は私もこの試練に挑もうと思い、準備をしていたのですが……。 まさか、鈴仙様も挑戦されるとは。これは非常に心強いですわ」 鈴仙「え? いや私はただ見ていただけで……う」 唐突につかさに絡まれ困惑する鈴仙。何とか理由をつけて丁重にお断りしようかな、と考えていたのだが――。 つかさ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!! おおおおおおおおおっ! 燃えてきましたぁ!!! もっと……熱くなりましょうよおおおおおお!!」 鈴仙「(しまったわ!? つかさがバトルモードに入ってしまった! これは、暴走した佳歩やアリスさんを止めるよりもある意味厄介よ……)」 つかさは大人しい淑女とクレイジーガッツウーマンの二面性を併せ持つ。 そして、クレイジーガッツウーマンと化した時、その狂気度は留まるところを知らない。
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0ch BBS 2007-01-24