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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[501]森崎名無しさん:2018/04/04(水) 01:15:48 ID:6jBFVg1E E
[502]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 00:53:30 ID:??? 最近忙しくて更新できてませんでしたが、ようやく一段落つきそうです。 明日は更新したいです。
[503]森崎名無しさん:2018/04/10(火) 01:22:16 ID:??? ご報告乙でした
[504]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:36:13 ID:7qSPFn8+ E:イングランドの選手層について聞いてみる。 鈴仙「あんた達って、イングランドに行ってたじゃないの。次の練習試合の相手に決まった。 だから今の内に、選手層だとか、情報を仕入れておこうと思ってね」 正確には鈴仙は決める側の立場に居たのだが、細かい事はどうでも良い。 そんな真面目な回答を聞いて、お燐は「火遊びじゃないのかぁ」とガッカリしていて、 さとりは「なんで火遊び限定なのよ」とジト目で突っ込みながらも、 さとり「それは良い心がけですね。褒めてあげましょう。良い子良い子」 お燐「お空と違ってお姉さんはおりこうさんだねぇ〜」 鈴仙「ムカツクわね……こいつら」 と、一応は協力的に応じてくれているようだった。たぶん。 さとり「で。イングランドユース選手の特徴ですが……」 気を取り直して、さとりはぽつぽつと話し始める。 彼女達はサッカーそっちのけでロンドンで探偵稼業をしていただの、副業で精神科医をやっていただの、 『サトリピア連続殺人事件』なる謎な怪文書を発刊していただの、 ハッキリ言ってロクな話を聞いていなかったが、彼女達は彼女達なりで真面目にやっていたらしい。
[505]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:37:37 ID:7qSPFn8+ さとり「やはり強豪国と呼ばれるだけあって、全体的な選手のレベルが高いですね。 以前パチュリーさんと談話をしていたのですが、 総合力だけで言えばイタリアにも匹敵するのではないか? という結論すら出ましたよ」 鈴仙「イタリア……サンパウロに居たストラットの出身国だったわよね。 だとすると、やっぱり強敵――」 お燐「――とは、言えないかなァ、たぶんね」 鈴仙とさとりの会話をお燐が遮る。無駄に訳知り顔の彼女だが、その表情には根拠があるようだった。 お燐「質実剛健を是としてるのか何なのか分かんないけどさ、大体の奴らはド派手な技の一つも持ってないんだもん。 確かにバランスは良いだろうけどさ、そんだけ。だいいちイタリアだって、世界トップクラスの強豪の中じゃあ チーム全体の総合力的には下位だーって、前にこの部屋で、霞ちゃんと話してたじゃないですか」 さとり「……良く覚えているわね、お燐。正直、あんたの知能をバカにしてたわ」 お燐「あたいはこれでも知能派なんですよ。お空が暴れた時も怨霊を地上に送って危機を伝えるという、 機転の利いた頭脳プレーをしてたじゃないですか」 鈴仙「あんたの頭脳プレーの意図は、地上の誰にも伝わってなかったけどね……。 それに、要注意選手ってのが全く居ないって訳じゃあないでしょうに」 何かとあればすぐに脱線する主従に対抗して、鈴仙は会話を誘導しながら訊き返す。 するとそんな心を読んでくれたのか、さとりは素直に鈴仙の望む話題に持って来てくれた。
[506]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:38:42 ID:7qSPFn8+ さとり「イングランドで注意すべきは4名の選手。ロリマー君、リチャード君、テイラー君、ロブソン君。 そして……この中で特に注意すべきが、CBのロブソン君でしょうね」 鈴仙「センターバックで特に注意って、嫌な予感しかしないんだけど。腹筋力で惑星シャモを粉々にしたりとかしそうで」 さとり「は? 腹筋でどう惑星がコナゴナになるんですか。もうちょっと真面目に話して頂けませんでしょうか。 私達はサッカーの話をしている筈ですよ」 鈴仙「全く仰る通りなのがムカツクけど……まあ、それについて口論するのは置いといて。 やっぱり、守備力が滅法高いって事なのね? そのロブソン君ってのは」 淀みなく煽ってくるさとりに大人の対応をしながら、鈴仙は更に聞く。 さとり「ええ。端的に言って、彼は間違いなく、この世代最高峰のブロッカーと言えるでしょう。 ことブロックにおいて、彼に並びうる者こそ居れど、超える者は間違いなく存在しません。 そして、彼は決してブロック一芸ではない。強引なドリブルやパワフルなタックルは勿論のこと、 自慢の巨躯を活かしたクリアやダイレクトシュートも備えており、隙がない。 ――スタミナについても同様であり、イングランドでは、”ロブソンは十二回殺さなければ死なない”などと恐れられていました。 それは大袈裟でしょうが、軽くミドルシュートを撃ちまくった位では、消耗は見込めないでしょうね」 鈴仙「まるでどこぞの大英雄みたいなヤツね……。ブローリン君とは別な意味でバケモノじゃないのよ」 お燐「まあまあ。GKはザルだからだいじょーぶだよ。うん。バランス取れてる」 鈴仙「それもどうなのよ……」
[507]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:40:47 ID:??? イングランドの複雑な守備事情に想いを馳せつつ、鈴仙は他の選手についての情報を聞き出したが、 ロブソンと比べてはこちらはアッサリとしていた。曰く、 お燐「テイラーくんはウイングのいけすかない系男子だよ。色々と小技を覚えてそこそこ存在感出してるけど、地味だよねぇ〜」 さとり「FWのロリマー君はイングランドサッカーにしては接触プレーを好みませんでしたね。 複雑怪奇なテクニックによって、ボールを思いの方向に弾ませる技術を究めたらしく、 シュート以外にもその技術を応用してくると想像されます」 お燐「FWはもう一人、リチャードくんってヤツが居るけど、あたいはこっち押しだね! なんたって技がヤバい。殺人ドリブルに殺人タックルだよ! いや〜。 試合中に死体が出たら、拾ってもバチはあたらないよね? 不可抗力なんだし」 さとり「普通に罰当たりですし不可抗力って何だっけ状態ですね。 ――ああ、でも。彼ら3人も彼ら3人で自分がロブソン君に至らない事を自覚しており、 時には3人で仲良く練習して、更なる力を得ようと奮闘しているらしいですよ? ……これ、誰にも口外してない絶対の絶対の秘密なので、イングランドの他の人にはバラしちゃダメですからね」 鈴仙「心を読めるって便利よね。そういう秘密特訓の事実も赤裸々に明かせるんだから……」 とのことだった。後半の方はいつもの雑談に戻りつつあった。 ――が。これにも一応理由があり。
[508]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:41:57 ID:7qSPFn8+ さとり「世界トップクラスの選手はロブソン君だけで、他の3人は世界では少し秀でているレベルですから。 リオカップで対峙した強豪選手達と比べても、ロブソン君以外の3人は見劣りしますし」 鈴仙「……こいつら程度にてこずるようじゃ、世界で勝つのはどだい無理! ……って言いたい訳ね」 さとり「ええ。それが私がイングランドで見分し。そして他の国に修行に出かけた方々の心を読み、 外界のサッカー事情に詳しい霞ちゃんやコーチさんの心を読んだ結論です」 お燐「にしても、CBがメッチャ強くて、中盤は能力値はそこそこあるけど地味で、FWはちょい強敵って感じかぁ。 これなら、あたいのサイドアタックも光るんじゃないかな? かな?」 鈴仙「それは、……まあ。確かに、そうかもねぇ」 さとり「幾らロブソン君が強力と言っても、彼はGKでは無いし、たった一人しか居ません。 彼の間隙を突いてシュートを撃つ事は充分可能ですし、その為には、お燐の言う通り、 サイドからの揺さぶりが効果的かもしれませんね」 鈴仙「そうね。私も、布陣について検討する時の参考にするわ。ありがと」
[509]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:44:00 ID:??? 何だかんだありつつも、それなりに鈴仙はさとりに対して礼を告げる。 すると、さとりは少しだけ驚いた顔をして、 さとり「……私にお礼ですか。知ってましたけど、つくづく暢気な方ですね」 鈴仙「……? 別に、色々教えて貰ったんだし、お礼を言うのは当然じゃないの」 さとり「当然……ですか。心の読める妖怪を前に、それを素で言えるのは、貴女の美点と思いますよ」 鈴仙「……褒めてるのよね。それ」 さとり「ええ。多分に」 ――と、去り行く鈴仙に言い置いて見せるのだった。 *イングランドの選手に関する情報がある程度明らかになりました。 *さとりの絆ポイントが+2されました。5→7 *お燐の絆ポイントが+1されました。6→7
[510]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:45:25 ID:??? ------------------------------------------- ☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆ 名前 || 鈴仙 | −− ++ −− ++ 反町 || + 6 || 星 || + 7 || 佳歩 || 1 1 || パチェ..|| + 8 || アリス. || 1 3 || 静葉 || + 7 || てゐ || 1 3 || 慧音 || + 7 || お燐 || + 7 || 穣子 || + 6 || ナズ || + 7 || つか || 1 0 || さと || + 7 || にと || + 8 || −− ++ −− ++ 総合 ||117 || ------------------- +5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。
[511]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:58:40 ID:??? ……と、言ったところで今日はここまでにします。 次は9日目の仲間行動フェイズなので、先に判定だけしようと思います。 先着1名様で、 ★魔界転生→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→コーチ「ワシもたまにはコーチっぽい事したいゾイ!」コーチが名コーチモードになる!? ダイヤ→反町「(試合に向けて、穣子さんと静葉さんとの連携を確認するぞ!)」反町がやる気だ! ハート→お燐「わっせ、わっせ……」お燐が殊勝にもトレーニングしてる!? スペード→にとり「畜生……私は天才発明家なんだ。ひらめきは天才の母なんだぁ…」にとりが発明してた! クラブ→霞「出来た! これが敵チーム選手の能力値を測定できるスカウターです!」霞が発明してた! >>503 乙ありがとうございます。お蔭様で再開できました。
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0ch BBS 2007-01-24