※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】
[787]森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:08:16 ID:??? ★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=★ 今日はビックウェーブが来てるはず!
[788]森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:14:46 ID:??? ★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)= ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=★
[789]森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:17:53 ID:??? ★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)= ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★
[790]森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:19:35 ID:??? ★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )=★
[791]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:46:21 ID:aova2yG+ ★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=75★ ★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=63 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=63★ ★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)+(パワーブロック+4)=71*減衰! ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=64★ =4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。 ★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )+(減衰-1)=74★ ★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )+(転倒-4)=64★ ≧2→鈴仙の『マインドスパークルマイン』がイングランドのゴールに炸裂する! ゴォォォォッ……! 鈴仙が放った『マインドスパークルマイン』は、いわゆるテクニカルシュートの範疇に入る。 即ち、センタリングを一度空中に蹴り上げてフェイントを行い、その隙を突いて 前転でボールを押し込むという複雑な動きを行うが故に、非常に難易度が高く。 ましてや、サンパウロ戦での銃撃により視力を失ったとされる鈴仙がそんな芸当を行う等、 到底不可能であるように思える。しかし――彼女は、やってみせた。 鈴仙「(……大丈夫。分かる。空気が読める。音が聞こえる。これなら――放てる!)」 鈴仙は皆の目に見えぬところで、途轍もない努力を重ねて来た。 この位は当たり前だと、かつて道を共にした少年の影を追いながら、走り続けて来た。 そしてその結果。視力以外の彼女の感覚は、いまや人間離れ ――いや、妖怪基準で考えても異常なレベルにまで、研ぎ澄まされていた。
[792]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:47:33 ID:aova2yG+ 霞「……今、とても気になっている研究材料があるんです」 コーチ「ほう。それは何だね」 霞「鈴仙さまです。あの方は努力と気合で、視力を失ったハンデを最小限に留め、 今もこうして、普通の選手と遜色なくサッカーが出来ています」 普段こそ口にはしないが、霞やコーチはこの事実を特に重く受け止めていた。 霞「ですから、気になるんです。もしも、鈴仙さまが視力を――”狂気の瞳”を取り戻した場合。 一体、何が起きるのか、って……」 コーチ「鈴仙の視力は、現在の医学では取り戻せん。視神経ごと、焼き切れてしまっているが故な。 魔界の医学や魔法も同様じゃ。暇を見つけては色々と調べておったが、 少なくとも、今のワシらに出来る範囲での治療法は存在せん。それこそ、神の奇跡レベルじゃ」 コーチはそこで短く切って、その上で、と前置きし。 コーチ「万一。今の鈴仙が往時の瞳を取り戻す事があれば――その時は、世界最高のストライカーの誕生の時じゃろう。 ”スーパーストライカー”……今のあの子には、それを名乗る為の素地が出来上がっていると思うよ」 そう厳かに、客観的な事実を告げるのだった。
[793]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:48:35 ID:aova2yG+ ロブソン「(なんという精度。そしてスピードだ……! とても視力にハンデのある者が放ったシュートとは思えん!)」 ――やがて、シュートはロブソンの胸元まで迫っていた。 胸に風穴を空ける為ではない。その胸元をごく至近距離で潜り抜け躱して、 ゴールネットへと滑りこませる為のシュート。それを、ロブソンは防がなくてはならない。 ロブソン「αδαμ……!!」 ロブソンは三度詠唱し、全身の強度を神話級へと引き上げんとする。 しかし――詠唱の前に、ロブソンの肉体が限界に達した。 ロブソン「グォ、ォオオオオォォ……!」 神話の力を人間が引き出そうとなると、相応の代償が発生するのは至極当然の摂理である。 タルタロスを模した地獄の瘴気に苛まれ、ロブソンの肉体は朽ちて砕けようとしていた。 ロブソン「ま、まだだ。まだ、俺は……死なぬ……!」 ――とはいえ、その肉体は瞬時に再生し、十代の少年らしい、若く瑞々しいものに戻る。 超越者特権。神話を根拠とする一度切りの転生を認められた”ゴッドハンド”クラスの能力が発動し、 尽きかけた彼の体力は再び最大値へと戻る。そしてそれだけでなく、 ロブソン「――ガァァァァァァァァアァァァッ!」 ガシッ! 巨体を力強く動かし、シュートの軌道に喰らい付いた。肉体の崩壊と再生が同時に行われる中、 ロブソンはシュートを防がんと、その身体をボールに差し出そうとしていた。 体内で鉄が溶けるような熱さを感じながら、しかし彼はその痛みを厭わない。 『パワーブロック』。数多く存在するブロック技の中でもごく基礎的ではあるが、 ロブソンはその地獄の痛みの中で発動してみせたのだ。しかし――それでも、鈴仙には及ばない。
[794]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:49:42 ID:aova2yG+ キンッ! ……ゴォォォォ……! ロブソン「(威力は減衰出来たが……それだけだ。俺は――失敗、した……!)」 ただ蹴り上げてタイミングをズラしただけの『マインドスターマイン』とは違い、 『マインドスパークルマイン』には、前転シュートによって生じる強烈な逆縦回転がある。 これにより、シュートは並大抵の衝撃では止まらず、ロブソンのブロックを受けても尚推進する。 ゴォォォォ……グンッ! トーマス「な、なな……なんだ……!? このシュート、視てると、頭がぐるぐるして……はうっ!」 フラリ……バターンッ! 懸命にパンチングに飛んだ筈のトーマスは、特徴的な波長を描くシュートを凝視し続けた事により、 体勢を大きく崩して転倒。そしてそのまま――。 ズバァァァァ……ッ! ――ピピィィィィィィィィィィィィィィィイッ! 鈴仙「はぁ、はぁ……き、決まった……!」 リトルウイングズ 2 − 0 イングランド
[795]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:52:27 ID:aova2yG+ 実況「き、きまった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル! 鈴仙選手の『マインドスパークルマイン』が、イングランドのゴールに突き刺さった〜〜! これで試合は2−0! 前半戦10分を待たず、リトルウイングズが早くも2点リード! 強い、強すぎるぞリトルウイングズ! 実力者揃いのイングランド相手に一方的に攻め続け、 攻撃させる暇すら殆ど与えてくれません! 幻想郷発のクラブチームはやはり侮れなかった!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」 「レーイーセン! レーイーセン!」「イングランドーだらしねえぞー!」「ですよねー」 鈴仙「(また決まった……! 決めることが出来た……! 私は、私達は、世界で戦えるんだ……!)」 確かなシュートの感覚にホイッスル。そして周囲の爆発的な歓声。 鈴仙は自分のシュートが間違いなく決まった事を理解し、ほっと息を吐く。 そして改めて、自らや皆の力を実感し、胸に熱いものがこみ上げてくる。 鈴仙「(サンパウロには負けたけど。私達はまだやれる! ――ここから、もっともっと強くなれる……!)」 そこまで思うのはまだ早いかもしれない。試合はまだまだこれからなのだから。 しかしそれでも、鈴仙達がここまでイングランドの全力相手に善戦できた事実は変わりない。 心の深くでは敗北の傷が癒えない鈴仙にとって、この事実は大きな自信となった。
[796]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:54:35 ID:aova2yG+ 鈴仙「…………!」 観客の歓声に仲間達の暖かい声。そして敵陣の悔しそうな感情を肌に感じながら、鈴仙は――。 A:「見たかァイングランド! これが私達のチーム力よ!」自慢げに胸を張る! B:「いよおおおおっし! やったぞおおおっ!」純粋に飛び跳ねる! C:「今のは運が良かっただけ。油断しちゃだめよ、皆!」謙遜しながら釘を刺す。 D:「2点差だけじゃ済まさない、ガンガン攻めていくわよ、皆!」イケイケアピールする。 E:「私の実力は横に居る反町君の67分の1にも満たない…」ハッタリだ! F:その他 選手交代させたい場合はこちらで 鈴仙のガッツ:420/990
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24