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【腐乱ス審判】キャプテン霊夢40【反則とれない】
[737]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:27:15 ID:??? 大妖精「(な、何この軌道!?さっきのシュートよりも全然……!)」 一発目のシュートからカペロマンのシュートが何かしらの変化をつけるタイプで ある事は大妖精も理解はしていたが、目の前のシュートはその予想を遥かに上回るものだった。 蛇のように左右にくねりながら動くだけでなく、その動く幅が大きかったり小さかったりと不規則なのだ。 大妖精「と、とにかく回って……!」 シュウウウウウウン!!! 得意のローリングセーブを敢行して何とかキャッチにいく大妖精。 しかし、反応が遅れた上に変化を読み切れていない状態でそれは無謀だった。 大妖精「(駄目……届かな……!)」 ズサァアアアアアアアアアア!!! ピィッピィイイイイイイイイイイイイイ!!! カペロマン「っしゃあ!」 魔理沙「くっ……!」 大妖精「あうう……」 ようやくのゴールに右手を突き上げるカペロマンと、対象的にがっくりと項垂れる大妖精。 後半28分、カペロマンの一発により西ドイツが待望の勝ち越し点をあげる。 西ドイツJrユース 4−3 霧雨恋色マジック
[738]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:28:40 ID:??? ウワァアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 実況「決まったー!後半28分、カペロマン選手の物理法則を無視したかのようなシュートが 霧雨恋色マジックのゴールに突き刺さりました!これでまたも西ドイツが1点をリード! 残り時間はもうほとんどロスタイムしかありません!これは流石に勝負ありでしょうか!」 「これで決まったかな」「まああのチームも良く頑張ったよ」「流石に地力が上だったな」 「心ちゃんの出番はまだか!」「おい、今日はそのチームの試合はねえぞ」 シュナイダー「ナイスシュートだカペロマン、良くここで決めてくれたな」 カペロマン「ああ、前半良いところで外しちまったからな。これで借りは返したぜ!」 メッツァ「これで後は残り時間、全員で守れば平気そうかな。 シュナイダーだけは前に残っても良いかもしれないけど」 相手守備陣の奮闘により思わぬ苦戦を強いられた西ドイツJrユースだったが、 ようやく勝ち越し点を決めた事でチームの雰囲気が一気に明るくなる。 油断しているという訳ではないが、ほとんどのメンバーがこれで勝ちだと考えていた。 心「……今のシュート、どうやって撃ってるんだろう?」 鼎「さぁ……あんな変なカーブ掛けてくるシュートなんて見た事ないし……」 咲夜「個人的には撃たせる前に止めたいところね」 リリカ「というか決定力のある3人が皆ドリブル突破も強いってきついなぁ」 心「(とにかく、あの人が撃ってくる時はシュートの軌道に気を付けないと)」 ※カペロマンのサイドワインダーの初見ペナが解除されました!
[739]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:30:04 ID:??? アリス「どうする?正直、相手が引いて守る事を考えると正面突破はきついわよ」 魔理沙「だよなぁ……。ならむしろ、私のあれでキックオフシュートにでもいった方が……」 幽香「へたれて外す未来しか見えないんだけど」 魅魔「擁護したいところだけどあたしも同感だねぇ」 魔理沙「う、うるさい!私は決める時は決めるんだぜ!」 もうほとんど時間は残っておらず、会場中のほとんど誰もが西ドイツJrユースの勝利を確信していた。 魔理沙やアリス等は諦めてはいなかったものの、残り時間で攻め切れるかは五分五分といったところだった。 しかし、ここでリードを奪われた事でついにあの選手が目覚める。 フラン「ふふふ……あはははは……!」 魔理沙「?おい、フラン、どうし……」 小悪魔「(あ、これ危ないですね)」 フラン「あはは、貴方達、本当に面白いね!じゃあ私も本気でいこうかな!」 そう言って、フランは一枚のスペルカードを手に取る。 彼女が作った中でも有数の凶悪さを誇るスペル。 ―――禁忌『フォーオブアカインド』――― そのスペルが使用された瞬間、フィールドが一瞬光に包まれる。 そして、光が晴れた後に広がる光景は観客の目を疑わせるものだった。
[740]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:32:07 ID:??? フラン「あはははは!」 フランA「ギュッとしてドカーン!」 フランB「うふふ、みんな壊れちゃえ!」 フランC「もっともっと楽しませてねー!」 魔理沙「……久々に見たなこの状態。どうすりゃ良いんだ、これ?」 小悪魔「とりあえず諦めましょう。もう時間もないですし、 ボール渡して好きに動かせてガス抜きさせた方が良いです」 アリス「残り時間的に多分最後の攻撃になりそうなんだけど……」 幽香「まぁ良いんじゃないかしら?誰かさんよりはこの子の方が信頼出来そうだし」 魔理沙「いちいち私を見て言うなよ!」 「お、おい、何だよあれ!」「FWの女の子が4人になってる!?」 「ちょっと待て、ルール的にありなのかよあれ!?」「帽子でボール叩き落とす世界で何を今更」 「ここが天国だったのか……」 メッツァ「ちょ、ちょっと何なのあれ!?」 シェスター「おお!あれぞ正にブンシンノ=ジツ!あの子もニンジャだったのか!」 カルツ「最近おぬしの言ってる事が間違ってないかもと思ってきたぜよ……」 霊夢達の試合の偵察や魔理沙達との試合等で幻想郷の選手の非常識さはある程度把握していた つもりの西ドイツJrユースの面々だったが、流石にこの状況は予想外だったらしく動揺を隠せない。 そんな中、霧雨恋色マジックの最後のキックオフで試合が再開される。
[741]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:33:46 ID:??? ピィイイイイイイイイイイイイイイイイ!!! 小悪魔「じゃあ妹様、派手にお願いします!」 バシッ! フラン「オッケー!それじゃ、いっくよー!」 フランA「レッツゴー!」 フランB「何処でシュート撃とうかなー!」 フランC「あはははは!」 ダダダダダダッ! マーガス「うおお、4人が一気にドリブルしてくるぞ!?」 シュナイダー「ちっ、流石にこんなのを相手にするのは初めてだな……!」 フラン「あはははは!」 カッ! シュナイダー「!?」 マーガス「き、消えた!?」 フランの持つスペルカードの一つ、秘弾『そして誰もいなくなるか?』。 フォーオブアカインド中にこのスペルを更に発動されると、 もう彼女を止める事は不可能に近いレベルになってしまう。
[742]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:35:50 ID:??? フラン「この距離なら十分だよね!」 フランA「いっくよー!」 フランB「皆壊れちゃえ!」 フランC「スターボウブレイク!!!」 バゴォオオオオオオオオオオオオオオン!!! ポブルセン「がはっ!?」 シェスター「ぐあああ!?」 カルツ「ぬぅぉ!?」 ユルゲン「ぐはっ?!」 ハルドリッヒ「ぎゃああ?!」 シュタイン「ごぶふぅ!?」 ズバァアアアアアアア!ギュルギュルギュル……ぶちぃ! ピィッピィイイイイイイイイイ!!! フラン「あはは!これでちょっとは満足出来たかな!」 無残に吹き飛ばされた西ドイツJrユースの守備陣を見ながら、楽しそうに笑うフランドール。 後半ロスタイム、フランドールの一人舞台により霧雨恋色マジックが土壇場で同点に追いつく。 西ドイツJrユース 4−4 霧雨恋色マジック
[743]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:37:30 ID:??? しーん…… 大接戦に盛り上がっていたスタジアムだったが、今起こったまるで交通事故のような 出来事に誰も言葉を発する事が出来ない。そんな中、実況の声が彼らの意識を覚醒させる。 実況「……し、失礼しました。あまりの出来事に言葉を失っておりました。 え、ええと、とにかくフランドール選手……でいいんですよね? のロングシュートが西ドイツJrユースのゴールを突き破りました! 後半ロスタイム、またしても霧雨恋色マジックが同点に追いついた! 正に取って取られてのシーソーゲームに……」 ピィッ、ピィッ、ピィイイイイイイイイイイイイ!!! 実況「あっと、ここで試合終了のホイッスル!両チームともに点を取り合う激しい試合になりましたが、 前後半30分では決着つかず!しかし大会規定上、予選リーグは延長戦がないのでこの試合は 両チーム引き分けとなります!優勝候補の西ドイツJrユース、予選リーグで思わぬつまづき! 逆に霧雨恋色マジックは何度もリードされながらも驚異的な粘りでその度に同点に追いつきました! 現在得失点差で上回っている為、これで予選リーグではトップである事を考えれば、 これはほとんど勝ちに等しい引き分けと言えるのではないでしょうか!」 「西ドイツが引き分け……」「ウルグアイ、フランス、スペインに続いて西ドイツまでもが……」 「一体こいつらは何者なんだ!?本当に女の子だけのチームなのかよ!?」 マリオとヨッシーFCがウルグアイとフランスを破り、地底・妖怪の山連合がスペインを破り、 そして霧雨恋色マジックが西ドイツ相手にぎりぎりとは言え引き分けに持ちこんだ。 は大会前は誰もが予想していなかった事態であり、ここまで来ればまぐれとはもう言えない。 シュナイダー「……」 カルツ「(……血が出そうな程拳を握りしめてるのう。こりゃ話し掛けない方が良さそうじゃな)」 ギルド「(相手守備陣の奮闘もあるが、やはりキーパーが課題か……。彼の合流が間に合っていれば……)」
[744]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:39:14 ID:??? アリス「お疲れ、フラン。体力は大丈夫?」 フラン「うん、平気だよ!今日は2本しか撃ってないし!」 幽香「その二本ともきっちり決める辺り、流石『エースストライカー』ねぇ。誰かさんと違って」 魔理沙「……うう、さっきから幽香がいぢめるんだぜ……」 にとり「あ、あはは……まあ魔理沙も1点は取ったんだし……」 小悪魔「いやー、でも何とか引き分けに持ち込めて良かったですね」 チルノ「大ちゃん、引き分けって勝ちとは違うの?」 大妖精「うん、勝ちでもないけど負けでもないよ。 私達が後1点防げてれば良かったんだけど……」 レティ「あんな攻撃陣相手に4点で凌げた事が幸運だったわよ。 正直、他にも何回も危ないシーンはあったし……」 アリス「ええ、守備陣は本当に良く頑張ってくれたと思うわ。 霊夢達との試合の時も思ったけど、DFとGKはトップクラスと言えるわね」 魔理沙「今日は何度も守備に助けられたからな……」 天子「今日は出番がなかったわねぇ。まぁ展開的に仕方ないのかしら」 霧雨恋色マジックとしても勝てなかったのは悔しいが、とりあえず負けなかったという事で メンバーとしてもそこまで士気は下がらずに済んだ。これで予選突破だけならばかなり現実味を 帯びてきた上に、得失点差次第ではトップ通過も十分に狙えるからだ。 魔理沙「(トップ通過すれば恐らく霊夢達と準決勝で当たる……待ってろよ、霊夢!今度こそ勝つのは私だ!)」
[745]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:40:39 ID:??? 「「「「「ふぅ〜……」」」」」 一方、息詰まる熱戦に見入っていた霊夢達はようやく試合が終わった事で大きく息を吐く。 霊夢「引き分けか……魔理沙達も良く頑張ったけど、惜しかったわね」 レミリア「ふふふ、流石はフランね。あの子の活躍がなければ負けていた試合だったわ」 咲夜「嬉しそうですね、お嬢様」 レミリア「それはそうよ。可愛い妹が頑張ってる姿を見て喜ばない姉はいないわ。 さとりに良い自慢話が出来たわね」 永琳「それはそうと、西ドイツの中盤は驚異的ね。一人一人の力量で見れば ピエールやディアスと言う男に劣るように見えるけど、5人全員が こちらに来てから見た選手でも全員トップクラスよ。 ……カルツという男だけは良く分からなかったけど」 早苗「そういえばあの人だけあまり目立った動きはしていませんでしたね」 焔「シェスターって人は凄い目立ってたけど……」 響子「シュート撃った人も皆凄かったです!」 玲「ぐらうんだーでほとんどうってたねー」 ナズーリン「しかし、その攻撃陣をあれだけ防いだ霧雨恋色マジックの守備は流石だな……」 妖夢「私達と試合をした時からますます強化されていますね」 空「私のシュートも1回チルノに止められたしなぁ」
[746]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2018/04/11(水) 23:42:19 ID:xAiPsD6+ 霊夢「(西ドイツの偵察のつもりで来たけど想像以上に凄い試合が見れたわね……。 魔理沙達のお陰で大分相手の実力も把握出来たし、結構収穫はあったかしら。 さて、試合は終わったけど皆と何か話そうかしら?)」 A 西ドイツJrユースの攻撃陣を防ぐ方法について考える B 西ドイツJrユースの守備陣を突破する方法について考える C 霧雨恋色マジックの攻撃陣を防ぐ方法について考える D 霧雨恋色マジックの守備陣を突破する方法について考える E 特に何も考えない F その他(何か話したい事があれば明記して下さい) 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[747]森崎名無しさん:2018/04/11(水) 23:43:37 ID:b4QmcGwI A
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0ch BBS 2007-01-24